映画『デンデラ』のネタバレあらすじ結末 | MIHOシネマ

「デンデラ」のネタバレあらすじ結末と感想

デンデラの概要:子が年老いた親を山の中に捨てるという『姥捨山』を題材にした映画。豪華女優陣ばかりが出演しており、そんな彼女達と熊の戦闘シーンが見られるのはこの映画だけ。

デンデラの作品情報

デンデラ

製作年:2011年
上映時間:118分
ジャンル:アクション
監督:天願大介
キャスト:浅丘ルリ子、倍賞美津子、山本陽子、草笛光子 etc

デンデラの登場人物(キャスト)

斎藤カユ(浅丘ルリ子)
今作の主人公。70歳を迎え、姥捨山に捨てられた。姥捨山で極楽浄土にいくことが何よりの幸せと言い聞かされ育ってきた。
三ツ星メイ(草笛光子)
姥捨山の共同体、『デンデラ』の創設者。自分達を捨てた村民達に強い恨みを抱き復讐を企てている。
黒井クラ(赤座美代子)
村にいた時のカユの親友。カユと同じく姥捨山に捨てられる。どんなに厳しい状況でも生きることを望んでいる。

デンデラのネタバレあらすじ

映画『デンデラ』のあらすじを結末まで解説しています。この先、ネタバレ含んでいるためご注意ください。

デンデラのあらすじ【起】

その村には、昔から守られてきたとある掟が存在した。それは村の女性が70歳を迎えた時、深い森の中に捨てられるというものだった。そして、とうとう70歳を迎え『お荷物』になった斎藤カユも、その日息子に連れられ姥捨山へと向かっていた。

しかし、カヨの胸に悲しみの気持ちはなかった。実は、彼女はかねてより姥捨山に捨てられ極楽浄土に行くことこそが一番の幸せだと教え込まれていたのである。そして、雪が高く降り積もったその山に、カヨは一人取り残された。極楽浄土へ行けるようにと、念仏を繰り返すカヨ。しかし、寒さもあり、途中で彼女は意識を失ってしまうのだった。

そして、目を覚ましたカヨの前には老婆達が立っていた。彼女達は、カヨの前にこの山へと捨てられた女性達だった。既に極楽浄土へと向かったと思われていた彼女達がなぜ生きているのか。実は、捨てられた彼女達は小屋を建て共同体を作り、この厳しい山の中で共に生き延びてきたのだった。

デンデラのあらすじ【承】

その共同体の名前は『デンデラ』といった。デンデラを作り上げた人物は、100歳を迎えた三ツ星メイという女性だった。つまり、彼女はこの山の中に捨てられてから30年という長い時を生き延びていたのである。そして、彼女がデンデラを作り上げたことには、自分達の身を守る以外にも理由があった。彼女は自分達をこき使うだけ使って、歳をとり使い物にならなくなった瞬間見限り捨てた村民達に深い恨みを抱いていたのだ。

そして、彼女は村全体に復讐を果たすため、自分と同じ境遇の女性達を仲間にして復讐の機会を伺っていたのである。そして、カヨはデンデラにとってちょうど50人目の入居者だった。メイはカヨの入居をキッカケに、とうとう長年の計画である復讐を実行しようと考える。メイの実行宣言に、同じ志を持つ仲間達は沸き立った。しかし、姥捨山に捨てられ極楽浄土へ行くことが当たり前だと教え込まれてきたカヨには、メイの気持ちは理解しがたいものだったのだ。

デンデラのあらすじ【転】

そして、そういった気持ちを持っているのはカヨだけではなかった。デンデラの中にも、メイ達復讐を望む過激派とは反対の存在、穏健派も存在した。そして、デンデラの生活で、カヨは懐かしい人物と顔を合わせる。それは、カヨが村にいた頃の一番の親友であった、黒井クラである。歳を重ねて体に不自由が出てきたクラだったが、それでも生きたいと強く心の中で思っていた。

そんなクラと共に、様々な考え方の人が暮らすデンデラで生活をするようになったカヨの心にも、徐々に変化が訪れるようになる。今までこの山に来て極楽浄土へ行くことこそが一番の幸せだと信じて疑わなかったカヨだが、その考え方に少し疑問が生じてきたのである。

一方、その頃デンデラに密かに危機が迫っていた。その危機の正体は、冬ごもりを逃してしまった親子の熊だった。寒さの中生き延びるため、親子熊は食べ物を探していた。そして、彼らは格好の食料を見つけたのである。それは、デンデラの老婆たちだった。

デンデラのあらすじ【結】

デンデラ内部に侵入した熊は、早速老婆に手をかけると、老婆を食べてしまったのである。しかし、デンデラで暮らす老婆達は、世間一般の老婆達とは違っていた。強い闘争心を持つ彼女達は、自らの身を守るため、熊を殺すべく立ち上がったのである。そして、彼女達は見事子熊を殺すと、その肉を使った宴会を開いてみせたのだ。

しかし、子供を殺された母親熊が黙っているはずもなかった。怒った母親熊は、再びデンデラにその牙を向けたのである。こうして、デンデラと熊の戦いが幕を開けた。両者の戦いは熾烈を極め、戦いの最中デンデラの住人達は一人、また一人と倒れていく。

もはや彼女達は、村人への住民を果たすどころではなくなっていた。そして、とうとうデンデラはカヨを残し壊滅状態に至ってしまう。たった一人残されたカヨは、熊に追いかけられながら必死にとある方向へと逃げた。それは、彼女達が元いた村の方だった。そして、カヨはまるで熊を導くかのように、雪の中を走り続けたのである。

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