映画『バービーの白鳥の湖』の概要:とある村に、家族でパン屋を営むオデットという女性が暮らしていた。ある日、オデットは村人に襲われそうになっているユニコーンを見かける。オデットは森に逃げたユニコーンを追いかけた。そこで、悪い魔法使いに苦しめられている話を聞く。
映画『バービーの白鳥の湖』の作品情報
上映時間:81分
ジャンル:ファンタジー、アニメ
監督:オーウェン・ハーレイ
キャスト:ケリー・シェリダン、マーク・ヒルドレス、ケルシー・グラマー、マギー・ウェラー etc
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映画『バービーの白鳥の湖』の登場人物(キャスト)
- オデット(ケリー・シェリダン)
- バービーが演じている。ロットバルトに魔法をかけられ、白鳥の姿に変えられる。父と姉のマリーと暮らしており、パン屋を営んでいる。心優しい女性。
- ダニエル王子(マーク・ヒルドレス)
- 城に暮らす王子。旅に出ることを夢見ている。母から妃を探すよう急かされている。
- ロットバルト(ケルシー・グラマー)
- 悪い魔法使い。不思議の森で娘のオディールと暮らしており、好き勝手している。父はかつて森の王だった。王に任命されなかったことを恨んでいる。妖精の女王の従兄。
- ライラ(ヴィーナス・ターゾ)
- 不思議の森に暮らしているユニコーン。勝ち気で活発な性格。
- 妖精の女王(キャスリーン・バー)
- 不思議の森で暮らしている。前王から女王に任命される。
映画『バービーの白鳥の湖』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『バービーの白鳥の湖』のあらすじ【起】
バービーは眠れない妹のケリーのために、白鳥になった女性の話をした。その女性の名前はオデット。オデットの家はパン屋だった。オデットは店を手伝いながら、華麗にダンスを踊った。父は村の祭りに出て踊ることを勧めるが、オデットは恥ずかしがり屋のため嫌がった。反対に姉のマリーは活発な女性だった。マリーはオデットから朝食を受け取ると、馬に乗って出かけていった。
ダニエル王子は母から妃を探すよう急かされていた。結婚前に旅に出たいという夢があったが、母は許さなかった。一方、オデットは村人達から追いかけられているユニコーン(ライラ)を見かける。ライラは首に縄を引っかけられるが、斧を使って縄を切り逃げ出した。オデットは森に逃げたライラを追いかけた。
ライラの首から垂れ下がっていた縄が木に引っ掛かり、身動きが取れなくなってしまう。オデットが助けに行こうとすると、ライラが突然しゃべりだした。オデットは驚きながらも、木に嵌っていた尖った石を使って縄を切りライラを助けた。すると、そこに妖精の女王が現れる。妖精の女王はオデットが手にした石が魔法のクリスタルで、それを取ったオデットが森を救う存在であることを話した。
かつて、森には妖精の女王と従兄のロットバルトがいた。王だったロットバルトの父が跡継ぎに指名したのは、妖精の女王だった。ロットバルトは腹を立て、森を去った。ある日、ロットバルトが娘・オディールを連れて戻ってきた。彼は悪い魔法使いになっており、森を少しずつ破壊していった。妖精やエルフは彼に立ち向かうが、歯が立たず魔法で動物に変えられてしまう。ロットバルトの僕が増える度、彼の魔力は増えていった。その一方で、魔法のクリスタルを手にした者が森を救うという言い伝えがあった。木からクリスタルを取り出せた者は、オデット以外誰一人いなかった。妖精の女王から話を聞いたオデットは自分にそんな力があるとは思えず、クリスタルを返して家に帰ることにした。
映画『バービーの白鳥の湖』のあらすじ【承】
オデットがライラの案内で森から出ようとしていると、ロットバルトがオディールを連れて現れる。ロットバルトはオデットがクリスタルを手にしたことを知っていた。ロットバルトは脅威を取り除くため、オデットを白鳥に変えた。ライラはロットバルトの隙を突き、オデットを逃がした。妖精の女王はオデットを守るため、クリスタルを使った王冠を贈った。その王冠を着けている限り、ロットバルトの魔法はオデットには効かなかった。
妖精の女王がオデットを人間の姿に戻せるのは、日暮れから夜明けの間だけだった。オデットは家に帰ることもできないため、ロットバルトを止めるために動くことにした。妖精の女王はクリスタルでしか開くことができない、『森の言い伝え』という本を見ることを勧めた。その本がある書庫は、恐ろしいトロールのエラスムスが番人を務めていた。
オデットとライラは書庫を訪れ、妖精の女王から預かった葉っぱをエラスムスに渡した。すると、エラスムスは嬉々とした様子でオデット達をもてなした。オデット達は噂とは違い、優しいエラスムスの様子に驚いた。3人で『森の言い伝え』の本を探していたのだが、日が昇ってしまいオデットが白鳥の姿になってしまう。それでも、オデットは探すのを止めなかった。
映画『バービーの白鳥の湖』のあらすじ【転】
オデット達は結局本を見つけることができなかった。オデットが白鳥の姿で休んでいると、鷹の姿になったロットバルトが現れ追いかけられる。ロットバルトは人間に狩りをさせ、白鳥姿のオデットを始末しようとしていた。その人間とはダニエル王子だった。何も知らないダニエル王子は狩りをしようとするが、白鳥のあまりの美しさに心を奪われ矢を射ることを止めた。
白鳥から人間の姿に戻ったオデットは、ダニエル王子に事情を説明した。ロットバルトは役に立たなかったダニエル王子を始末しようとするが、オデットが庇ったため攻撃することができなかった。
オデットはダニエル王子に森を紹介し、一緒にダンスを踊って楽しいひと時を過ごした。ダニエル王子は一緒に城に行って欲しいと頼むが、オデットはライラ達を放っておくことができなかった。オデットは自分を助けたいと思うなら家族に無事を知らせて欲しいと頼み、ダニエル王子は要求を呑む代わりに明日開催の舞踏会に出席して欲しいと頼んだ。オデットは苦渋の決断の末、了承した。ダニエル王子はパン屋を訪れるが、家族はオデットを探しに出かけて留守だった。近所の人に言伝を頼み、城に戻った。
映画『バービーの白鳥の湖』の結末・ラスト(ネタバレ)
『森の言い伝え』が見つかった。クリスタルを使って鍵を開けると、オデットは本を読み上げた。そこには、「魔法のクリスタルを手にした者は、魔法を解く真実の愛に出会う。ただし、真実の愛が他の相手を選んだら魔法のクリスタルは力を失う」と書かれていた。オデットとダニエル王子が結ばれれば大きな力を生み、ダニエル王子が他の相手を選べばクリスタルの力が無くなってしまうのだ。妖精の女王は魔法でオデットの衣装をドレスに変え、皆で舞踏会のためにダンスの練習を行った。その時、鷹になったロットバルトが現れ、本を持ったエラスムスが連れ去られてしまう。本を読んだロットバルトはクリスタルの弱点を知り、オディールをオデットの姿で舞踏会に参加させることにした。
オデットはエラスムスを救い出し、ロットバルトの策略を教えられる。オデットは白鳥の姿のままだったため、ハンターに見つからないようにしながらダニエル王子に会いに行くことにした。その頃、ダニエル王子は偽りの姿だと気づかないまま、オデットに扮したオディールとダンスを踊っていた。
オデットは城の中に入ろうとするが、ロットバルトに邪魔されてしまう。ダニエル王子は偽者だと気づかないままオディールに愛を誓ってしまう。その瞬間、クリスタルは力を失い、オデットは人間の姿に戻って倒れ込んだ。ロットバルトはオデットの王冠を奪い、クリスタルを取り外した。妖精の女王はオデットを救って逃げ出すが、ロットバルトに追いつかれてしまう。妖精の女王は鼠の姿に変えられてしまう。
ダニエル王子はロットバルトに攻撃を仕掛けるが、全く歯が立たなかった。目を覚ましたオデットは、ダニエル王子が追い詰められているのを見て助けに行った。しかし、ロットバルトに攻撃され、2人は重なるように倒れ込んでしまう。その時、クリスタルが光り、ロットバルトはもがき苦しんだ。ロットバルトの城は崩壊し、森は元の姿を取り戻した。動物の姿に変えられた妖精達も元の姿に戻った。
その後、森でオデットはダニエル王子とダンスを踊った。そこには、オデットの父の姿もあった。オディールは書庫の整理をさせられ、ロットバルトはハト時計のハトの役割をさせられた。
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