映画『シンドバッド 秘宝 メドゥーサの心臓と復讐の女神』のネタバレあらすじ結末と感想。無料視聴できる動画配信は？

映画『シンドバッド 秘宝 メドゥーサの心臓と復讐の女神』の概要：シンドバッドの子孫であるシンバッド・シリダッドは、友人のニックと共にメキシコの洞窟を探索した。そこで、「メドゥーサの心臓」を発見する。シンドバッドはその心臓を巡り、危険な男や女神から狙われるようになる。

映画『シンドバッド 秘宝 メドゥーサの心臓と復讐の女神』の作品情報

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映画『シンドバッド 秘宝 メドゥーサの心臓と復讐の女神』の登場人物（キャスト）

シンバッド・シリダッド（ジョン・ヘニガン）

シンドバッドを先祖に持つ。考古学者を目指していたが、研究をジャックスの父に奪われ、学位を失うことになる。現在はトレジャーハンターとして活躍している。

ジャックス（ジェイミー・バーナデット）

シンバッドの元恋人。学者。表向きはトレジャーハンターをしているシンバッドを心配しているが、実は裏でマンタと繋がっている。

マンタ・マーキー（ジョシュ・フィンガーハット）

古い物は魔力を持つ武器だと信じている。殺しも厭わない危険な男。ゲイ。コレクターでありトレジャーハンターでもある。

エース・アダール（ウェイン・クレッセンド・ウォード）

大富豪。コレクター。シンバッドのファン。

映画『シンドバッド 秘宝 メドゥーサの心臓と復讐の女神』のネタバレあらすじ（ストーリー解説）

映画『シンドバッド 秘宝 メドゥーサの心臓と復讐の女神』のあらすじ【起】

シンバッドはメドゥーサを殺したペルセウスの宝を求め、友人のニックと共にメキシコの洞窟を探索した。そこに宝はあったが、誰かが足を踏み入れた形跡もあった。シンバッドは学者が調査に来たのだろうと思い、あまり深くは考えなかった。しかし、シンバッド達がお宝を漁っていると、3人組の男が現れた。シンバッド達は隙を突いてその場を逃げ出した。

シンバッドは知り合いのライタにお宝を売りに行った。そこで、シンバッドのファンだというエース・アダールに出会う。エースはシンバッドが持ってきた石を見て、「メドゥーサの心臓」だと教えた。メドゥーサの目は人を石に変えるが、心臓は世界を石に変えると言われていた。

シンバッドは父から受け継いだ、先祖シンドバッドの剣を持っていた。エースは「メドゥーサの心臓」と剣を欲しがったが、シンバッドは石だけ売った。エースはシンドバッド家に伝わる家宝の装身具も集めており、ネックレスを身に着けていた。エースはそのネックレスをシンバッドに贈った。そして、3人組の男の1人であるマンタ・マーキーに注意するよう忠告した。マンタはコレクターで、古い物は魔力を持つ武器だと信じている危険な男だった。

映画『シンドバッド 秘宝 メドゥーサの心臓と復讐の女神』のあらすじ【承】

シンバッドの部屋に元彼女のジャックスが訪ねて来る。ジャックスはシンバッドがトレジャーハンターとなり盗品を売買していることに反対しており、考古学者の道を再び歩んで欲しいと思っていた。だが、シンバッドはジャックスの説得を受け入れず、部屋から追い出した。シンバッドが考古学者の道を歩めなくなったのは、ジャックスの父のせいだった。ジャックスの父がシンバッドの研究を奪ったせいで、シンバッドは学位を失ったのだ。

シンバッドとニックの部屋に3人の女性が訪ねてきた。女達は「メドゥーサの心臓」を求めており、不思議な力を使って攻撃を仕掛けてきた。シンバッドはライタに売ったと嘘を吐いた。次の日、ライタが遺体となって発見される。警察は動物の仕業だと思っていたが、シンバッドは昨夜の女性達の仕業だとすぐに分かった。

「メドゥーサの心臓」の在処をマンタに教えたのはジャックスだった。だが、ジャックスは石の在処を教えただけで、マンタと深い関わりはなかった。シンバッドとジャックスは本を調べ、昨夜現れた3人の女性がギリシャの神である復讐の女神だと知る。そこに、マンタが現れる。ジャックスに新たな仕事を頼みに来たのだ。シンバッドはマンタが女性達を送り込んできたのだと思ったが、マンタはそれを否定した。マンタは「メドゥーサの心臓」を手に入れるため、ジャックスを殺して脅そうとしてきた。シンバッドはマンタの手下を倒し、ジャックスを連れて逃げ出した。

シンバッドがベッドで目を覚ますと、復讐の女神が目の前にいた。復讐の女神はジャックスを人質に取り、「メドゥーサの心臓」の在処を吐かそうとした。シンバッドは咄嗟に剣で女神の体を刺した。すると、3人の女神は姿を消した。シンバッドは仲間と共に船に乗り、エースの元に向かうことにした。

映画『シンドバッド 秘宝 メドゥーサの心臓と復讐の女神』のあらすじ【転】

シンバッドは3人の女性達が女神だと信じられず、ただの殺し屋だと思っていた。しかし、陸に近づいたとき女神達が待ち構えており、シンバッドとニックは意識を奪われ誘導させられる。ジャックスは必死にシンバッドにしがみついて助けるが、ニックは女神達に海に突き落とされてしまう。女神はシンバッドの剣を奪って殺そうとするが、刀身に当たった光を見た瞬間、悲鳴を上げて消え去った。シンバッドは急いで海面を確認するが、ニックは見つからなかった。

ジャックス達はマンタの手下の襲撃を受けながらも、エースの家に無事辿り着く。そして、マンタと女神達に追われていることを話し、警告した。エースは女神達への対抗手段として、ランプの魔人を呼び出すことにした。エースでは呼び出すことができなかったため、シンドバッドの子孫であるシンバッドに試させた。シンバッドは半信半疑ながらもランプのカラクリを発見し、魔人を呼び出すことに成功する。

魔人は3回まで願いを叶えることができた。魔人は英語をしゃべれなかったため、エースに通訳してもらいながら話した。シンバッドは石の秘密とマンタ達が石を狙う理由を尋ねた。しかし、石は語らないし人の心は読めないので、願いを叶えられないと断られる。シンバッドは他の願いごととしてニックを生き返らせてくれと頼むが、時間を戻せないので無理だと断られる。苛立ったシンバッドは、他にできないことを尋ねた。人を傷つけることとお金を奪うことは無理だと言われる。さらに、魔人は突然英語を話し出し、自分を偽っている（英雄になのに、盗賊になろうとしている）以上は望みは叶わないと笑った。シンバッドは馬鹿にされたと感じ、魔人をランプに戻した。

ジャックスはエースの家の本を調べ、「メドゥーサの心臓」についての新たな情報を得る。「メドゥーサの心臓」は20の神の力を持っており、大陸の形を変える力があった。「メドゥーサの心臓」は1億ドル以上の価値があった。

映画『シンドバッド 秘宝 メドゥーサの心臓と復讐の女神』の結末・ラスト（ネタバレ）

ジャックスの調べにより、女神達のことが分かった。先祖シンドバッドは7回の航海に出ていた。4回目の航海のとき、難破して漂着した島で王の娘と結婚することになった。しかし、結婚後間もなく、娘は病気で亡くなってしまう。島には伴侶が死ぬと残された者も一緒に埋められるという恐ろしい風習があった。シンドバッドは僅かな食料と共に共同の墓に投げ込まれた。食料が尽きる頃、別の夫婦が投げ込まれてきた。その夫婦は夫が亡くなり、妻は生きたままだった。シンドバッドは生きるために、女性を殺して食料を奪った。さらに、同じことを繰り返し、2人の女を殺して食料を奪った。体力をつけたシンドバッドは、墓から脱出して逃げた。

シンドバッドが殺した3人の女性が、復讐の女神になっていた。シンドバッドが女性達を殴った石は、洞窟に捨てられていたメドゥーサの硬くなった心臓だった。女神達は「メドゥーサの心臓」の魔力によってこの世に無限に留まることができ、怒りが続く限り命が尽きることもなかった。女神達が心臓を追い求めているのは、命の源だからだった。

エースの家にマンタが手下を連れて現れ、ジンバッド達は危機に落ちる。さらに、そこに女神達まで現れる。シンバッドとジャックスは、エースの家にあった空飛ぶ絨毯を使って脱出した。シンバッドはマンタを逮捕してもらうため、警察に助けを求めることにした。シンバッド自身も逮捕されてしまうが、盗賊業から足を洗う覚悟を決める。しかし、話を聞いたジャックスはシンバッドを殴って気絶させた。

シンバッドとエースは、マンタ達に捕まってしまう。ジャックスとマンタはグルで、1億ドルの金を山分けしようとしていた。「メドゥーサの心臓」は鉱物の1つで、特殊な銃を使って人体に撃ち込めば、人を硬化させた後燃焼させることができた。ジャックス達はシンバッド達を使って、銃の試し撃ちをするつもりだった。エースはシンバッドを庇って撃たれ、粉々に砕け散ってしまう。銃が故障した隙に、シンバッドは逃げ出した。そして、ランプの魔人に助けを求めた。魔人は女神達とジャックス達を戦わせることを提案した。女神達は心臓を取り戻すため、今回だけ共闘することを受け入れた。

ジャックスは口煩いマンタを撃った。マンタは粉々に砕け散った。シンバッドと女神はジャックスと戦おうとするが、2人の女神が撃たれてしまう。残った女神1人とジャックスは協力して戦い、ジャックスを倒した。女神が石を手に入れようとするが、ジャックスが心臓を破壊して全てを終わらせた。ジャックスが船に戻ると、ニックがいた。ジャックスはニックとの再会を喜んだ。

映画『シンドバッド 秘宝 メドゥーサの心臓と復讐の女神』の感想・評価・レビュー

あの「アルバトロス」がシンドバッドを作るとこうなるみたいです。映画通の方だったらアルバトロスと聞いただけでニヤリとしてしまうと思いますが、私もその1人。別の意味で「楽しみ」に鑑賞しました。
主人公はシンドバッドの末裔・シンバッド。演じるのはWWEのジョン・モリソンです。これはファンにはたまらないのでは無いでしょうか。シンドバッドと言うよりもジョンを楽しむほうが良いかもしれません。元学者でトレジャーハンターなんとて設定も悪くは無いのですが、全然盛り上がらないしストーリーも…。
さすがアルバトロスの作品でした。（女性 30代）