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映画『ドッグス! オジーの大冒険』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『ドッグス! オジーの大冒険』の概要:マーティン一家は旅行に行くことになり、犬のオジーは留守番をすることになった。マーティン達はペットホテルのCMを見て、そこにオジーを預けることにした。そのペットホテルは高級ホテルを装っていたが、実態は犬達を閉じ込めている刑務所だった。

映画『ドッグス! オジーの大冒険』の作品情報

ドッグス! オジーの大冒険

製作年:2016年
上映時間:90分
ジャンル:コメディ、アドベンチャー、アニメ
監督:アルベルト・ロドリゲス
キャスト:ギレルモ・ロメロ、ダニー・ロヴィラ、ホセ・モータ、ヘクトル・カントラ etc

映画『ドッグス! オジーの大冒険』の登場人物(キャスト)

オジー(ギレルモ・ロメロ)
マーティン一家に飼われている犬。活発だが小心者。マーティン家の一人娘であるポーラと仲良し。
フロンキー(ダニー・ロヴィラ)
犬。刑務所でオジーと同室になる。盲導犬。盲目の飼い主のことを心配しており、刑務所から何度も脱走しようとする。
ヴィト(ホセ・モータ)
犬(チワワ)。本名はシュガー。刑務所内のボス犬。
グラント(ヘクトル・カントラ)
犬。刑務所の所長。自分の部屋の中の荷物の配置を把握しており、少しの違和感も見逃さない。模型を大切にしている。

映画『ドッグス! オジーの大冒険』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『ドッグス! オジーの大冒険』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『ドッグス! オジーの大冒険』のあらすじ【起】

1カ月前。犬のオジーは、飼い主の少女ポーラとフリスビーで遊んでいた。そのフリスビーが隣の家に飛んで行ってしまい、屋根についていたアンテナが落ち、芝刈り機が暴走してフェンスが壊れてしまう。ポーラの父親のマーティンは隣人にお金を支払って壊れたフェンスなどを弁償し、母親のスーザンはポーラを叱った。オジーは2日間の外出禁止令を言い渡される。

漫画家のマーティンは国際漫画展に招待される。マーティン一家は日本に旅行に行くことになった。しかし、犬のオジーを連れて行くことはできなかった。マーティンはオジーを預かってくれる人を探すが、なかなか見つからなかった。そんな時、ペットホテル「ブルー・クリーク」のCMが目に入った。

マーティン一家はオジーを連れて「ブルー・クリーク」を訪れた。そこは犬のためのマッサージやサウナもある高級ホテルだった。料金は決して安くはなかったが、オジーのために契約することにした。ポーラはオジーと離れたくなかったが、オジーを置いて帰ることになる。

オジーは高級ペットホテルの部屋ではなく、古びた車の荷台に入れられる。連れて行かれた場所は、刑務所だった。それが「ブルー・クリーク」の真実の姿だった。オジーは脱走を試みるが、看守犬に阻まれてしまう。

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映画『ドッグス! オジーの大冒険』のあらすじ【承】

オジーは首輪を外され、牢屋の中に入れられる。そこで、フロンキーに出会う。その刑務所の牢屋には、オジーと同じようにして連れてこられた犬達で溢れていた。オジーは工場で働くことになる。しかし、失敗をしてしまい、洗濯機の中に入れられお仕置きされる。

新入りのオジーは他の犬達から仲間外れにされる。チェスターもあまり新入りと関わり合いになりたくなかったが、フロンキーに指示され仕方なくオジーを助けた。チェスターとフロンキーは刑務所内にいる犬達ことをオジーに説明し、寡黙なドクは近くで見守っていた。噂好きのレーダーや刑務所を仕切っているボス犬のヴィトがいた。オジーはボス犬のヴィトがチワワだったことに驚く。フロンキーは何度も脱走しようとしていたが、全て失敗に終わっていた。フロンキーは盲導犬で、目が見えない飼い主のために帰ろうとしていた。

ヴィト達は看守犬達とレースをしていたのだが、最近ヴィト側のチャンピオン選手であるフラッシュが勝てなくなっていた。オジーはフラッシュと走って、彼のやる気を取り戻させて欲しいとヴィトに頼まれる。オジーはフラッシュと走って勝ってしまう。すると、ヴィトから刑務所での暮らしを助ける代わりに、選手として走らないかと誘われる。考える時間は24時間だけ与えられた。

映画『ドッグス! オジーの大冒険』のあらすじ【転】

オジーはチェスターに相談し、選手の誘いを断ることにした。すると、ヴィトや子分達から苛められてしまう。オジーは刑務所長のグラントに相談した。すると、ヴィト側の選手として走り、負けるよう指示される。オジーが断ると、看守犬達から苛められた。看守犬とヴィト達に苛められてオジーはヘロヘロになるが、フロンキー達に助けられる。しかし、そのせいでフロンキー達まで苛めの対象になってしまう。

旅行から帰ってきたマーティン一家はオジーを迎えに行くが、インフルエンザに罹って亡くなったと告げられる。一方、オジーはグラントとヴィト両方の選手として走り、両方を裏切ることを決めていた。どちらを裏切っても刑務所内では生きていけないため、フロンキー達と脱出することにしたのだ。しかし、チェスターだけは刑務所から脱出するのを嫌がった。

オジーはレースの選手としての訓練をしながら、フロンキーとドクと一緒に脱走の作戦を立てた。しかし、刑務所の中は迷路のようで、地図が必要だった。フロンキーはチェスターに協力を求めた。チェスターはフロンキーに脅され、仕方なく協力することを承諾した。オジー達は皆で力を合わせ、グラントの部屋から地図を見つける。

映画『ドッグス! オジーの大冒険』の結末・ラスト(ネタバレ)

レース当日。オジーはレースに出場し、電気が消えたのと同時に姿を消した。オジー達は嫌がるチェスターを連れて荷物の中に紛れ込んだ。無事に車の中に運び込まれるが、看守犬に見つかり捕まってしまう。実は、グラントに部屋に入ったことがバレており、チェスターは前足を潰すと脅されてスパイの役割をさせられていた。

オジーはグラントから呼び出しを受ける。痛めつけられそうになるが、オジーはグラントが大切にしている模型を部屋の外に放り投げ、グラントを外に追い出した。そして、マイクを使って犬達に自由を呼びかけた。犬達は自分の首輪を見て、刑務所に来る前のことを思い出す。ヴィトもオジーに賛同し、捕まっていた犬達は刑務所から出て行くことを決めた。看守達との間で激しい争いが起きた。

オジーは閉じ込められていたフロンキー達を助けた。その時、看守犬が現れるが、フリスビーを使って倒した。オジー達は門の外へと脱出した。ドクが海に行くと、飼い主がチラシを配ってドクのことを探していた。ドクは無事に飼い主と再会する。フロンキーも飼い主の元に戻った。

チェスターには帰る家がなかった。オジーはチェスターを連れて家に帰った。その後、「ブルー・クリーク」の経営者であるナサニエル・ロビンスは逮捕された。全ての犬は自分の家に戻った。オジーは乱暴者の新聞配達の少年を、他の犬達と共に懲らしめた。

映画『ドッグス! オジーの大冒険』の感想・評価・レビュー

動物を主人公にしたアニメ映画はたくさんあるが、何度見ても飽きないしおもしろい。特に本作では、小心者だったオジーの成長が描かれていたのが良かったと思う。それに帰る場所がなかったチェスターとオジーが一緒に帰ったところは、温かな気持ちになった。
犬のオジーと飼い主のポーラの息がピッタリなところが可愛かった。刑務所内のボス犬はもっと巨大でおっかない犬が君臨していると思っていたので、ヴィトが現れたときは驚きがあった。親子で会話をしながら楽しめる作品だと思う。(女性 30代)

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