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映画『劇場版シティーハンター 新宿プライベート・アイズ』のあらすじ・感想・評判・口コミ(ネタバレなし)

長年人々から愛され続けてきたコミック、『シティーハンター』。そんなシティーハンター が30年の時を経て再度映画化。長年待ち続けてきたファンも、初めてシティーハンターを見る人にもオススメな一本。

映画『劇場版シティーハンター 新宿プライベート・アイズ』の作品情報

劇場版シティーハンター 新宿プライベート・アイズ

タイトル
劇場版シティーハンター 新宿プライベート・アイズ
原題
なし
製作年
2019年
日本公開日
2019年2月8日(金)
上映時間
不明
ジャンル
アニメ
アクション
サスペンス
監督
こだま兼嗣
脚本
加藤陽一
製作
不明
製作総指揮
不明
キャスト
神谷明
伊倉一恵
飯豊まりえ
山寺宏一
一龍斎春水
玄田哲章
小山茉美
大塚芳忠
製作国
日本
配給
アニプレックス

映画『劇場版シティーハンター 新宿プライベート・アイズ』の作品概要

1985年から1991年にかけて、週刊少年ジャンプで長期連載されていた大人気コミック、『シティーハンター』。これまでアニメ化、ドラマ化、映画化など様々なメディア展開を見せてきた大人気作が、なんと連載開始から30年以上の時を経て、再び劇場版アニメ化。かつてと同じキャストを揃えた、ファンからすれば奇跡とも呼べる一本。何年経っても色褪せない『シティーハンター』の世界観に、古参ファンは勿論のこと、初めて『シティーハンター』を見るという人もどハマりすること間違いなし。

映画『劇場版シティーハンター 新宿プライベート・アイズ』の予告動画

映画『劇場版シティーハンター 新宿プライベート・アイズ』の登場人物(キャスト)

冴羽獠(神谷明)
生粋の女好き。そんなおちゃらけた顔の一方、裏世界一のスナイパーとしての腕を持っている。
槇村香(伊倉一恵)
かつて冴羽の相棒だった、槇村秀幸の妹。亡き兄に代わり、冴羽の相棒を務めている。
進藤亜衣(飯豊まりえ)
売れっ子のモデル。何者かに命を狙われているとして、冴羽の事務所に駆け込んでくる。
御国真司(山寺宏一)
槇村の幼馴染。IT企業の社長で、眉目秀麗。槇村との距離を縮めていく。
野上冴子(一龍斎春水)
警視庁特捜部に所属する女刑事。その美貌で、度々冴羽をいいように使っている。
海坊主(玄田哲章)
冴羽とは旧知の仲の傭兵。重火器のスペシャリスト。女性には免疫がない。

映画『劇場版シティーハンター 新宿プライベート・アイズ』のあらすじ(ネタバレなし)

普段は美人の女性に弱く、情けない一面を見せることが多い冴羽獠。しかし、実はそんな彼は裏社会ナンバーワンのスナイパーだった。冴羽は、相棒の槇村香と共に新宿に事務所を構え、持ち込まれるあらゆる問題を解決していた。そして、ある日、人気モデルである進藤亜衣が何者かに襲われた、と事務所に駆け込んでくる。願ってもいない美女からの依頼に飛びつく冴羽。一方、その依頼の途中で香は幼馴染である御国真司と再会する。彼は今やIT企業の社長となっており、亜衣はそこのキャンペーンモデルを務めていたのだった。香と真司は次第に距離を詰めていくが、亜衣に夢中な冴羽はそんな香を気に留めない。亜衣を狙う人物の正体と目的は、そして、冴羽と香のすれ違いの行方は果たしてどうなるのか。

映画『劇場版シティーハンター 新宿プライベート・アイズ』を無料視聴できる動画配信サービスと方法
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映画『劇場版シティーハンター 新宿プライベート・アイズ』のネタバレあらすじ結末と感想
映画『劇場版シティーハンター 新宿プライベート・アイズ』のネタバレあらすじと感想。ストーリーを結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説しています。映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載。

映画『劇場版シティーハンター 新宿プライベート・アイズ』の感想・評価

当時と同じ声優陣

今作、『劇場版シティーハンター 新宿プライベート・アイズ』の原作である北条司による漫画『シティーハンター』は、今から30年以上も前に連載されていた作品。当時、『シティーハンター』のアニメの放送が開始したのは1987年。つまり、アニメ自体も今から30年以上も前のものなのである。そして、今回の新作映画。何よりもファンを喜ばせたのは、当時の声優陣がそっくりそのまま続投するということ。主人公の冴羽獠役を担当している神谷明氏は、今年でなんと72歳。しかし、予告編での冴羽獠は、当時と変わることなく冴羽獠そのもの。当時を知る人ほど懐かしさに震え、さらに、声優陣の凄まじさに感動すること必至。30年前の『シティーハンター』が、そっくりそのまま現代に蘇る。

おちゃらけてるのにかっこいい!冴羽獠の魅力

本作の主人公は、言うまでもなく冴羽獠。普段は美人の女性に目がなく、よく「もっこり」と叫びながら通りがかりの女性に次々と声をかける彼。仕事は美人の女性からのものしか引き受けないなど、その女好きは最早病気と言ってもいいレベル。しかし、そんな彼は間違いなく裏世界一と称されるプロのスナイパーなのである。普段はおちゃらけている彼も、一度銃を握れば一転し真面目な表情を浮かべる。そんな彼の激しいギャップに、作中でもアニメの外のファンでも、夢中になる人間が多いのである。一見全く矛盾しているような冴羽の二つの魅力。しかし、この二つが揃っているからこそ、彼というキャラクターはより輝いているのではないだろうか。

すれ違い?槇村と冴羽の関係性

冴羽のおちゃらけている時とクールな一面のギャップ、週刊少年ジャンプに掲載されていたにしてはハードボイルドな展開、魅力的なキャラクター達など、シティーハンターの魅力は数多くある。しかし、その中でも長年シティーハンターを愛してきたファンにとって外せない魅力は、主人公冴羽と、ヒロイン槇村香のもどかしい関係性ではないだろうか。生粋の女好きである冴羽だが、なぜか美人であるはずの相棒、槇村には全く興味を示さない。一方の槇村も、冴羽を気にする素振りを見せつつも、男勝りの性格も相まってつっけんどんな態度を取ってしまう。すれ違いがちな二人だが、実は奥深くで強い絆で結ばれている。そんな二人の関係性に、ときめくこと必至。

映画『劇場版シティーハンター 新宿プライベート・アイズ』の公開前に見ておきたい映画

映画『劇場版シティーハンター 新宿プライベート・アイズ』の公開前に見ておきたい映画をピックアップして解説しています。映画『劇場版シティーハンター 新宿プライベート・アイズ』をより楽しむために、事前に見ておくことをおすすめします。

シティーハンター 愛と宿命のマグナム

実は、『シティーハンター』が映画化するのは今回の最新作が初ではない。既に過去、3度にわたって長編アニメーションが制作されている。そんな『シティーハンター』映画化の第1段目が本作。新宿に事務所を構える冴羽と槇村のもとに、ある日一人の依頼人が駆け込んできた。その依頼人とは、西ガリエラ国が誇る天才ピアニスト、ニーナ。ニーナの依頼とは、突如姿を消してしまった自分の父親を探して欲しいというものだった。しかし、ニーナは知る由もなかったが、実は彼女の父親は、世界を股にかける暗殺者、ヘルゼン大尉だったのだ。果たしてニーナとヘルゼンは再会を果たすことができるのか。1989年に作られたとは思えない、色褪せない魅力を誇る。

詳細 シティーハンター 愛と宿命のマグナム

CAT’S EYE キャッツ・ アイ

最新作、『劇場版シティーハンター 新宿プライベート・アイズ』の原作である『シティーハンター』は、元々北条司が週刊少年ジャンプに連載していた作品。しかし、実は北条司が漫画家として確固たる地位を築いたキッカケとなった作品は、『シティーハンター』ではなくこの『キャッツ・アイ』。1981年より連載された北条司にとっての連載デビュー作。処女作でありながらアニメ化、ドラマ化、映画化など様々なメディア展開を見せる大人気作となった。若い女性3人で構成された怪盗グループ、キャッツ・アイと、彼女達を捕まえるべく執念を燃やす刑事、内海との関わりを描いた物語。キャッツ・アイのメンバーも実はシティーハンターに登場しており、関わりの深い一作。

詳細 CAT’S EYE キャッツ・ アイ

シティーハンター 百万ドルの陰謀

前述した、過去に3度にわたって劇場版化を果たした『シティーハンター』。本作は、『シティーハンター』劇場版第二弾となる作品。3本目の映画化作品である『シティーハンター ベイシティウォーズ』と2本立て作品として放映された。いつも如く、美人の女性に目
を奪われながらも持ち込まれる事件を解決していた冴羽とその相棒、槇村香。そんな彼らの事務所に、一人の女性が依頼にやってきた。彼女はロサンゼルスから来たブロンド美女、エミリー。エミリーは百万ドルと『一発』の代わりに、自分のボディガードをして欲しいと獠に願い出る。願っても無い以来、と喜んでその依頼を引き受ける獠。しかし、そんな頃、香は彼らと旧知の仲である傭兵、海坊主から、ロサンゼルスから、獠を狙って殺し屋が派遣されたことを知らされるのだった。

詳細 シティーハンター 百万ドルの陰謀

映画『劇場版シティーハンター 新宿プライベート・アイズ』の評判・口コミ・レビュー

映画『劇場版シティーハンター 新宿プライベート・アイズ』のまとめ

多くのファンが待ち望んできた、『シティーハンター』の再来。30年も前に連載されていたとは思えない色褪せない魅力を持つ作品に、古参ファンだけでなく『シティーハンター』を知らない世代も夢中になること請け合い。笑いどころもあるハードボイルドな作風、不器用な香と冴羽の関係性、多くの女性ファンを虜にした冴羽獠というキャラクター。数々の楽しみ方がある『シティーハンター』。これをきっかけに、過去のアニメシリーズや映画シリーズにも手を出してみよう。

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