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映画『モンスタートラック』のネタバレあらすじ結末と感想。無料視聴できる動画配信は?

映画『モンスタートラック』の概要:テラベックス石油会社が石油の採掘作業を行っていると、地下から謎の生物が現れた。謎の生物によって、採掘場は滅茶苦茶になってしまう。CEOのリックは採掘作業を進めるため、生物を捕獲して隠ぺいすることにした。

映画『モンスタートラック』の作品情報

モンスタートラック

製作年:2016年
上映時間:105分
ジャンル:アクション、コメディ、アドベンチャー
監督:クリス・ウェッジ
キャスト:ルーカス・ティル、ジェーン・レヴィ、エイミー・ライアン、ロブ・ロウ etc

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映画『モンスタートラック』の登場人物(キャスト)

トリップ・コーリー(ルーカス・ティル)
高校生。町から出ることを願っており、トラックを修理している。車の解体工場でバイトをしている。
メレディス(ジェーン・レヴィ)
トリップの同級生。真面目な性格。ひょんなことから騒動に巻き込まれ、トリップと一緒に謎の生物を保護する。
リース・テネソン(ロブ・ロウ)
テラベックス石油会社のCEO。法律を無視し、会社の利益を追求している。
リック(バリー・ペッパー)
保安官。トリップの母親と付き合っている。トリップに素っ気なくされても、トリップのことを気にし続けている。
ジム・ダウド博士(トーマス・レノン)
科学者。リースの言いなりで、彼の指示通りに動いてきた。

映画『モンスタートラック』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『モンスタートラック』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『モンスタートラック』のあらすじ【起】

テラベックス石油会社は石油の採掘作業を行っていた。すると、深部の油層の手前に水の層が見つかる。その深さの地下水には科学的重要性があり、生物がいる可能性があった。しかし、CEOのリース・テネソンの言いなりである科学者のダウド博士が、採掘作業を進めることを許可してしまう。その結果、謎の生物が地上に出現してしまい、採掘場が滅茶苦茶になってしまう。

高校生のトリップは母親のシンディと暮らしていた。シンディは保安官のリックと付き合っていたが、トリップはリックのことが受け入れられなかった。リックが家に来たため、トリップは自転車に乗って出かけた。

トリップは車の解体工場で働いていた。雇い主のミスター・ウェザースから、廃棄されていた車のエンジンを譲り受ける。トリップは町から出ることを夢見ており、トラックの修理を行っていた。夜中、解体工場にある車庫で作業を行っていると、ウェザースが飼っている犬が吠えた。様子を見に行くと、廃棄されていた車に大きな穴が開いていた。次の日、車の販売所で同様の現象が起き、警察が現場を確認していた。

トリップは謎の生物に遭遇し、床下収納庫に閉じ込めた。警察に通報し、リック達保安官が駆けつける。だが、収納庫を確認する、生物がいなくなっていた。リックは嘘を吐いたのだと思い、二度と悪戯をするなとトリップを叱った。

映画『モンスタートラック』のあらすじ【承】

謎の生物が油を食べていたため、トリップは油が入ったドラム缶を廃車プレス機の中に置いて待ってみることにした。すると、生物がやってきて、油を食べ出した。トリップは生物の鳴き声に驚き、機械のスイッチを落としてしまう。その拍子にスイッチが押され、機械が動き出した。スイッチが壊れてしまい止められなかったため、トリップは生物の体を掴んで助け出した。生物は助けられたことに気づき、トリップを襲うことなく大人しくした。

バークはリースから依頼を受け、謎の生物を始末するために行方を追っていた。保安官事務所を訪れ、車の解体工場から通報があったことを知る。バークは解体工場を訪れ周辺を捜索した。トリップはバークのことを怪しみ、謎の生物のことを隠すことにした。その時、同級生のメレディスが訪ねてくる。バークはメレディスと一緒に、謎の生物が住みついたトラックに乗って逃げ出した。

謎の生物を見たメレディスは悲鳴を上げた。トリップに説明を求めるが、トリップも詳しいことは分からなかった。メレディスは親が使わなくなった車庫をトリップに提供した。そこで、トリップは生物が運転しやすいようにトラックを改造し、生物に「クリーチ」と名付けた。

トリップはクリーチが運転する車に乗り、父のウェイドに会いに行くことにした。メレディスも一緒について行くことを決める。途中、給油所に寄り、クリーチにガソリンを飲ました。すると、クリーチが異常に興奮してしまう。ガソリンに添加剤が入っているのが原因だった。クリーチは町を暴走した。

映画『モンスタートラック』のあらすじ【転】

油井で事故が遭った日、ウェイドは作業員として働いていた。トリップ達はウェイドから話を聞き、クリーチの住処が地下にあること、テラベックス石油会社がクリーチの存在を隠ぺいしようとしていることに気づく。新種の生物がいると分かれば、掘削が禁止されるからだった。

ウェイドは異変を感じ、バークに連絡を取っていた。トリップは会社の言いなりになっている父に失望する。メレディスと一緒に車に乗り込むと、ウェイドが家にしていたコンテナを壊して逃走した。トリップを迎えにきたリックは、トリップがバークに追いかけられている光景を見て驚愕する。トリップ達は町中を走り回り、リックとバークの追跡から逃げ切った。

トリップ達はメレディスの父が狩猟期間中に使う家に身を寄せた。そして、発電機に使う油をクリーチに与えた。油が無くなったため、トリップ達はたき火をして夜を過ごした。メレディスが眠った後、クリーチが川の中に入って泳ぎ始めた。その姿を見たトリップは、クリーチを住処に帰すことを決意する。

ダウド博士は捕まえた謎の生物の調査を行い、蜂や蟻のような群知能があることに気づく。さらに、彼らは油を代謝し、栄養源にしていることが分かった。そのことをリースに嬉々として報告した。しかし、リースは生物に興味はなく、処分することを決めていた。

映画『モンスタートラック』の結末・ラスト(ネタバレ)

トリップ達が目を覚ますと、車ごとクリーチがいなくなっていた。車の中にはトリップの携帯が置いたままだったため、GPSを使って追跡した。辿り着いたのは、テラベックス石油会社だった。駐車場を確認すると、車はあったがクリーチの姿は確認できなかった。

トリップ達は建物の中に入り、クリーチの仲間が捕まっていることを知る。その時、クリーチが壁を突き破って入ってきた。クリーチは麻酔銃を打たれ、トリップ達も捕まってしまう。リースはトリップ達を脅して追い返した。ダウド博士はトリップ達を呼び止めた。トリップとダウド博士は生物を守るため、手を組むことになった。

トリップ達はクリーチ達を住処に帰すため、噴気孔に向かうことにした。トリップはウェザースと友人の助けを借り、クリーチの仲間が使うトラックを2台用意して改造した。ダウド博士はクリーチ達が載せられたトラックを盗み、トリップ達と合流した。クリーチ達を解放すると、3匹の生物は身を寄せ合って再会を喜んだ。その様子を見て、テラベックス石油会社に捕まっていたのがクリーチの両親だったことに気づく。トリップとメレディスは手を握り合い、クリーチ達の様子を眺めた。

車体を動かすため、クリーチ達は車の下に入り込んだ。トリップ、メレディス、ダウド博士はそれぞれ運転席に乗って出発した。すると、バークとその仲間達が追跡してきた。一方、車が集団で暴走しているとの通報を受け、リックは出動した。

トリップはバークの車に体当たりされ、運転席から崖下に落ちそうになってしまう。それを見たリックは、パトカーを使ってバークの行く手を阻んだ。その間に、クリーチがトリップを救助した。リックはバークの車に体当たりされ、車ごと崖に落下してしまう。本人は無事だったが、車は動かなかった。リックは巨大な工事用のトラックに乗り、バークの仲間の車を轢いた。トリップはリックに感謝し、今までの冷たい態度を謝罪した。

テラベックス石油会社は噴気孔に毒を注入しようとしていた。トリップ達は崖を飛び降り、噴気孔に辿り着く。注入作業を止めようとするが、一足遅く作業が始まってしまう。ダウド博士は毒を止めるため、メレディスと共にバルブを閉めようとした。だが、うまくいかなかった。その時、クリーチに吹っ飛ばされたバークの車がタンクに当たり、毒が外へと噴射された。噴気孔への毒注入は阻止できたのだが、トリップが車ごと噴気孔に落下してしまう。

クリーチがトリップを救助し、彼の仲間が車を陸地へと運んだ。トリップは寂しく思いながらも、去っていくクリーチを見送った。メレディスは魚類野生生物局に、テラベックス石油会社の土地で絶滅危惧種のツノトカゲを見かけたと嘘の通報を行った。実際に、ダウド博士が土地に、ツノトカゲを放っておいた。テラベックス石油会社の土地は環境保護区域に指定され、リックは逮捕された。トリップはリックと共に車の改造を行った。そして、メレディスと一緒に出かけた。

映画『モンスタートラック』の感想・評価・レビュー

アメリカで公開されたときは興行収入が振るわず、赤字映画として有名になってしまった。しかし、約1億2500万ドルの製作費が費やされたこともあり、謎の生物のCGはとてもリアルで良かったと思う。カーアクションのシーンも迫力があり、想像していたよりも最後まで楽しんで見ることができた。主人公のトリップが、種族を超えて謎の生物と関係を深めていく姿はとても感動できた。実の父親とは残念な結果に終わってしまったが、毛嫌いしていた母親の恋人と関係が改善できたので満足のいくラストだった。(MIHOシネマ編集部)

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