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映画『劇場版 仮面ライダーエグゼイド トゥルー・エンディング』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『劇場版 仮面ライダーエグゼイド トゥルー・エンディング』の概要:忍者の集団と仮面ライダーは人々を襲い、新型のウイルスに感染させた。聖都大学附属病院も襲撃を受け、脳腫瘍を患っている少女・星まどかも感染してしまう。病院の医師達は事件の解明に乗り出した。

映画『劇場版 仮面ライダーエグゼイド トゥルー・エンディング』の作品情報

劇場版 仮面ライダーエグゼイド トゥルー・エンディング

製作年:2017年
上映時間:60分
ジャンル:アクション
監督:中澤祥次郎
キャスト:飯島寛騎、瀬戸利樹、松本享恭、松田るか etc

映画『劇場版 仮面ライダーエグゼイド トゥルー・エンディング』の登場人物(キャスト)

宝生永夢 / 仮面ライダーエグゼイド(飯島寛騎)
聖都大学附属病院の研修医。小児科の研修が終わった後も、患者の星まどかのことを気にかけている。心優しい青年。
星まどか(森山のえる)
小学2年生。脳腫瘍を患い、入院している。生まれたときから父親がおらず、顔を覚えていない。運動会に参加するのが夢。
ジョニー・マキシマ / ゲムデウスマキナ(ブラザートム)
外資系ゲーム会社マキナビジョンの社長。日本のことが大好き。正体はバグスター。
南雲影成 / 仮面ライダー風魔(堂珍嘉邦)
まどかの父親。脳腫瘍を患ったまどかを笑顔にするため、ジョニー・マキシマと手を組み仮想現実の世界を生み出す。

映画『劇場版 仮面ライダーエグゼイド トゥルー・エンディング』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『劇場版 仮面ライダーエグゼイド トゥルー・エンディング』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『劇場版 仮面ライダーエグゼイド トゥルー・エンディング』のあらすじ【起】

聖都大学附属病院の研修医である宝生永夢は、小児科の研修が終わった後も患者の星まどかの病室に通っていた。まどかは小児癌の中でも治癒が難しい、脳腫瘍を患っていた。そして、父親がいなかった。まどかは病気が治らないことに絶望し、笑顔をなくしていた。

病院内にいる患者や看護婦達が突然倒れた。そして、宝生、看護婦の仮野明日那、医師の鏡飛彩の前に、忍者の集団と仮面ライダー(仮面ライダー風魔)が現れる。同じ頃、闇医者の花家大我も忍者の集団に襲われていた。宝生達は仮面ライダーに変身し、戦った。しかし、宝生以外の者達はやられてしまい、特殊な手裏剣を打ち込まれてウイルスに感染してしまう。

仮面ライダー風魔はまどかの母の朱美をウイルスに感染させ、まどかの病室に入ろうとした。宝生は止めようとするが、やられてしまう。仮面ライダー風魔は変身を解き病室に入ると、ライダーガシャット(仮面ライダーが使う道具)を使ってまどかをウイルスに感染させた。

多くの患者や病院スタッフがウイルスに感染し、昏睡状態に陥った。しかし、新型のウイルスが使われていたため、治療することができなかった。院長の鏡灰馬は、ガシャットの開発者である檀黎斗に原因究明を任せた。その頃、昏睡状態に陥った者達はなぜか学校におり、運動会を行っていた。そのことに疑問を抱いているのは、仮野の正体でバグスター(未知のコンピューターウイルスにして怪人)でもあるポッピーピポパポだけだった。

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映画『劇場版 仮面ライダーエグゼイド トゥルー・エンディング』のあらすじ【承】

ガシャットを生み出せる人間は、檀とゲーム開発者の小星作しかいなかった。檀は監察医の九条貴利矢と共に、小星の元を訪ねた。小星はバイオテロとは関わりはなかった。しかし、小星の会社のサーバーに何者かがハッキングを行い、ゲーマドライバー(変身ベルト)とガシャットの設計図が盗まれていた。それは、外資系ゲーム会社マキナビジョンとの交渉が決裂した後のことだった。マキナビジョンは仮想現実のゲーム開発に力を入れている会社だった。檀達は忍者達に襲われた人々の意識が、ゲームの世界に飛ばされていることに気づく。

九条がマキナビジョンの社長であるジョニー・マキシマの元に行くと、仮面ライダー風魔の正体である南雲影成の姿があった。南雲は実の娘であるまどかをプレイヤーにするため、ウイルスに感染させたのだった。南雲は自分の邪魔をさせないため、ジョニー・マキシマ共々九条をウイルスに感染させた。

映画『劇場版 仮面ライダーエグゼイド トゥルー・エンディング』のあらすじ【転】

檀は新型ウイルスのメカニズムに対応させて「幻夢VR」という機械を作った。その機械を使えば、ウイルスに感染した者がいる仮想現実の世界に行くことができた。宝生はその機械を使い、皆を救うことにした。檀はそんな宝生に、マイティクリエイターVRXガシャットをプレゼントした。

宝生は「幻夢VR」を使ってゲームの世界に入り込んだ。そこで九条に会い、南雲のことを教えられる。そんな彼らの前に、仮面ライダー風魔が現れる。この世界で仮面ライダーに変身できるのは、宝生だけだった。宝生は仮面ライダーに変身すると、マイティクリエイターVRXガシャットを使い圧倒的な力で仮面ライダー風魔を撃退した。そして、出口を作り、皆を救い出した。しかし、まどかは現実の世界に戻るのを拒み、その場に留まってしまう。

仮想現実の世界には、まどかの他にジョニー・マキシマの姿もあった。まどかがゲームの世界をクリアしたことによって、ガシャットロフィー(ガシャットを模したアイテム)が生み出されていた。ジョニー・マキシマはそのガシャットロフィーを取り込んだ。

宝生達は南雲から今回の事件を起こした理由を聞いた。南雲は助からない病に苦しむまどかの笑顔を守るために、仮想現実の世界を作り出したのだった。宝生は娘の命や未来を諦めている南雲を責め、現実の世界で笑顔にしなければ意味がないのだと諭した。

宝生達の前に、ジョニー・マキシマが現れる。ジョニー・マキシマの正体はバグスターで、怪人ゲムデウスマキナの姿に変化した。宝生達は仮面ライダーに変身して戦うが、ゲムデウスマキナの強力な攻撃によって一瞬で変身が解けてしまう。檀と仲間のパラドは自らの身を犠牲にし、ゲムデウスマキナの力を抑え込んだ。ゲムデウスマキナはその場を立ち去り、宝生は仲間を守れなかったことに絶望した。

映画『劇場版 仮面ライダーエグゼイド トゥルー・エンディング』の結末・ラスト(ネタバレ)

まどかの容態が急変したため、緊急オペを行う必要があった。飛彩は手術を担当することを決意し、宝生もオペに加えてもらうことにした。手術が行われている最中、花家と九条はゲムデウスマキナを討つためマキナビジョンの本社を訪れた。そんな彼らの前に、仮面ライダー風魔と手下の忍者が立ちはだかった。

花家達は仮面ライダー風魔を倒すが、ゲムデウスマキナに攻撃されやられそうになる。そんな彼らの元に、仮面ライダーブレイブに変身した飛彩が駆けつける。皆が戦っている中、宝生は南雲にまどかの元に行って欲しいと頼んだ。手術は成功したが、予断は許さない状況だった。まどかの意識がゲームの世界に閉じ込められていることが原因だった。南雲はバイクに乗りまどかの元へと急いだ。

ゲムデウスマキナは自分の力を抑え込んでいた檀達を吐き出し、力を取り戻した。檀達が絶望する中、宝生は諦めなかった。宝生は仮面ライダーの最強フォームである、ムテキゲーマーに変身して立ち向かっていった。そして、ゲムデウスマキナを倒した。一方、南雲が見守る中、まどかは目を覚ました。

南雲は朱美とまどかの病室におり、笑顔で会話していた。宝生はそんな彼らを嬉しそうに見ていた。

映画『劇場版 仮面ライダーエグゼイド トゥルー・エンディング』の感想・評価・レビュー

ジョニー・マキシマの存在によって物語がぶれてしまったような印象を受けた。南雲が悪役のまま仮面ライダー達の前に立ちはだかり、最後で改心するような物語の方がおもしろかったのではないかと思う。「真のエンディング」というテーマにせず、新しく作った方がおもしろかったと思う。南雲役としてCHEMISTRYの堂珍さんが登場していたのが何よりも驚きだった。演技はとても上手くて、仮面ライダーの変身シーンは様になっていたと思う。(MIHOシネマ編集部)


今作の1番の見所はCHEMISTRYの堂珍嘉邦が「悪役」仮面ライダーとして登場している所です。ミュージシャンである彼ですが、端麗な顔立ちとは裏腹にかなり入り込んだ演技を見せてくれて、歌だけでは無く演技も出来るのかと驚きました。
「VR」をテーマにしたところは今どきな感じがしますが、そのテーマを生かしきれていなかったような気がします。堂珍嘉邦のファンとしてはラストの展開も少し残念でした。(女性 30代)

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