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映画『ダンサーの純情』あらすじとネタバレ感想

映画『ダンサーの純情』の概要:2005年韓国映画。ヒロインは国民の妹ムン・グニョン、相手役はパク・コニョンが演じている。傷ついたダンサーが純粋な少女と出会い希望を持ち再起していく感動の物語。

映画『ダンサーの純情』 作品情報

ダンサーの純情

  • 製作年:2005年
  • 上映時間:111分
  • ジャンル:ラブストーリー
  • 監督:パク・ヨンフン
  • キャスト:ムン・グニョン、パク・コニョン、ユン・チャン、パク・ウォンサン etc

映画『ダンサーの純情』 評価

  • 点数:75点/100点
  • オススメ度:★★★★☆
  • ストーリー:★★★☆☆
  • キャスト起用:★★★★☆
  • 映像技術:★★★☆☆
  • 演出:★★★★☆
  • 設定:★★★★☆

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映画『ダンサーの純情』 あらすじ(ストーリー解説)

映画『ダンサーの純情』のあらすじを紹介します。

パートナーを失い才能があるにも関わらずダンサーの道を閉ざされたヨンセ(パク・コニョン)。
最後のチャンスとなる3ヶ月後のダンスの大会に出場するため、パートナーとして中国からやってきた1人の少女チャン・チェリン(ムン・グニョン)。
実は彼女はダンスの経験がなく、プロのダンサーとして活躍する姉の代わりにやってきただけであった。

ひたむきで何に足対しても諦めないチェリンは天使のような純粋さがあった。
勉強すればきっとなんでもできると信じダンスの特訓に励む。
そんな彼女を見てヨンセもまた育て上げる覚悟をした。
失意のなかで希望を見いだせず自暴自棄に陥ったヨンセは彼女と出会ったおかげで心を取り戻していく。

しかしヨンセのライバルが彼の邪魔に入る。
それはダンスが上達してきたチェリンを引き抜くということだった。
そしてヨンセは二度とダンスができない体にされてしまう。
悲しく切ない純愛ドラマである。

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映画『ダンサーの純情』 感想・評価・レビュー(ネタバレ)

映画『ダンサーの純情』について、感想・レビュー・解説・考察です。※ネタバレ含む

単純明解なわかりやすい映画

将来を期待されていたダンサーが、イバルのダンス協会会長の息子に嫌がらせをうける。
それもパートナーを取られ、大会途中に足を何度も踏まれるというかなり古典的な嫌がらせである。
そこへ脱北した少女がやってくるというかなりタブーに挑戦したような映画であるという印象を持つ。
韓国だから描いて良いというような気がする。
全体的に想像できる範囲内での韓国映画であるが、予想を越えるくらい内容は素晴らしい。
誰が見てもわかりやすく内容を把握しやすい。

ヒロイン、ムン・グニョンの成長目覚しい

国民の妹として人気があるムン・グニョン。
年齢の割には童顔で愛くるしい女優であるが、決して美人というわけではないのがまた人気の秘密であるかもしれない。
子役から活躍しているだけあって演技力は確かであり、シリアスからラブコメまでなんでも自分の魅力にしてしまうのが最大の彼女人気である。
大物俳優と共演しても負けず劣らずのその存在感は素晴らしい。
毎年毎年大物感が漂ってくる彼女は生まれ持った女優の才能を持ち合わせているといっても良いだろう。


一生懸命なチェリンが本当に可愛い。自然と彼女のことを応援したくなるようなキャラクターだった。彼女を演じているムン・グニョンさんが愛くるしい人なので、余計にそう感じるのかもしれない。雰囲気としては、安達祐実さんに似ている女優さんだなと思った。
ダンスシーンは結構本格的で、見応えがあって良かった。ただ、折角の大会でチェリンがヨンセと踊れなかったのが悲しかった。チェリンを見守るヨンセの姿が、とても切ない。(女性 30代)


ムン・グニョンがとにかく可愛くて、韓国ではよく「国民の○○」というキャッチフレーズを付けたがりますが、国民の妹と呼ばれる理由がとてもよく分かりました。綺麗と言うより可愛らしくてチャーミングな彼女の姿は、純粋なチェリンのキャラクターにぴったりでひたむきに練習に励む姿は、誰もが応援したくなるでしょう。
嫌なやつが出てきて邪魔をすると言うお馴染みの展開も含め、とても見やすくて最後まで飽きずに鑑賞出来ました。(女性 30代)

映画『ダンサーの純情』 まとめ

韓国映画はわかりやすくて良い。
復讐物にしても恋愛ものにしてもだ。
人の感情の流れを描くことが得意なのか、いかにもリアルな描写で綴っていく。

そこが日本人の人気を獲得した秘訣なのかもしれない。
元々は日本人もアメリカ映画のような大胆さは持ち合わせておらず、細やかな繊細な映画が好みであるように思う。

だからこそ小津安二郎監督や山田洋次監督などが人気があり、今でもまだなお見続けられているのだと思う。
その感覚が韓国人と似ているのか同じようなものが好きな気がする。
そのため韓国映画は似ているようで、似ていない不思議な感覚で2時間飽きずに見ることができる。

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