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映画『パニック・フライト』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『パニック・フライト』の概要:ホテルのスタッフとして働く女性リサ。ある日、祖母の葬儀から帰宅するためマイアミ行きの飛行機に搭乗するが、そこで父親を人質にとったと言う謎の男性が接触してくる。

映画『パニック・フライト』の作品情報

パニック・フライト

製作年:2005年
上映時間:85分
ジャンル:サスペンス
監督:ウェス・クレイヴン
キャスト:レイチェル・マクアダムス、キリアン・マーフィ、ブライアン・コックス、ジェイマ・メイズ etc

映画『パニック・フライト』の登場人物(キャスト)

リサ・ライザート(レイチェル・マクアダムス)
マイアミのアトランティックホテルで働く女性。仕事を休み祖母の葬儀から帰宅する飛行機内でトラブルに遭う。
ジャクソン・リップナー(キリアン・マーフィー)
リサと同じ飛行機に乗り込む男性。ある計画のため、偶然を装いリサに近づく。
シンシア(ジェイマ・メイズ)
リサが働くアトランティックホテルの受付嬢。接客は得意ではないがリサのサポートを受けながら仕事を行っている。

映画『パニック・フライト』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『パニック・フライト』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『パニック・フライト』のあらすじ【起】

アメリカのマイアミ州にある超一流ホテル、アトランティックホテルで働くキャリアウーマンのリサ。休暇中の彼女は空港へ向かっていた。

リサと同じホテルで受付嬢として働くシンシアからお客のクレーム対応の方法について電話でアドバイスを行いながら空港へ着いたリサはマイアミ行きの飛行機に乗る準備を行う。

悪天候の影響によりマイアミ行きの飛行機は運転を見合わせていた。リサは空港で運転が再開するのを待つべく待機列に並んでいた。そこへ長時間待たせられていることに空港スタッフへ文句を言うお客がいたためリサは注意する。リサに対しても文句を言ってくるクレーマーに対し、リサの後ろにいた一人の男性ジャクソンが助け船を出す。

先ほどのクレーマーに対しジャクソンへ恩義を感じたリサは、飛行機が再度出発するまでの時間、空港内のバーで一緒にお酒を飲むことにする。紳士的なジャクソンの対応に心を開きつつも運転再開の時間となり2人はその場で別れる。

リサはマイアミ行きの飛行機に搭乗し自分の座席を探す。座席を見つけ座ろうとしたところ、先ほどまでバーで一緒にお酒を飲んだジャクソンがいた。

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映画『パニック・フライト』のあらすじ【承】

先ほどまで空港で一緒にいたジャクソンが自分の隣の席である偶然に驚くリサ。ジャクソンも驚きつつ再会を喜ぶ。

飛行機の離陸の前、2人はバーの会話の続きを始める。リサは祖母の葬儀に参加していたこととマイアミの一流ホテルで働いていることをジャクソンに話す。

親睦を深めていると飛行機が離陸を始める。飛行機が苦手なリサは怯えるリサに対し、積極的に話しかけるジャクソン。

リサの父親に関する質問をするジャクソンのおかげで飛行機の離陸を乗り越えられたリサはジャクソンにお礼をする。

だが、ジャクソンはリサに対し気を紛らわすために父親の話をしたのではなく、リサの意識から父親を外したくなかったためだと説明する。ジャクソンの不審な言葉の真意を確かめようとするリサに対し、ジャクソンは突如態度を豹変させる。

ジャクソンは突如リサに対し、リサの勤め先であるアトランティックホテルに泊まる予定のキーフ議員の宿泊予定の部屋を変更するよう要求するのであった。

映画『パニック・フライト』のあらすじ【転】

急なジャクソンの要求に困惑するリサ。無理な要求に対し拒絶するが、ジャクソンはリサの父親を人質に取っていることを話す。

信じられないリサは飛行機内にある電話にて父親の安否を確信したいと要求する。リサの電話にいつもと変わらない様子で出る父親であった。安否は確認できたため安堵するリサであったが、ジャクソンに監視されていたため暗殺者が自宅の近くにいることを伝えることはできなかった。

リサの対応次第ではいつでも殺害できることをジャクソンに告げられ恐怖にかられるリサ。だが、このまま命令には従えないため、色んな方法で乗客の人や勤め先のホテルへ状況を伝えようと試みる。

だが、ことごとくリサの試みはジャクソンにばれてしまう。仕方なくリサはアトランティックホテルにいるシンシアに電話をし、キーフ議員の宿泊先の部屋を変更するよう命令する。

事情を知らないシンシアはリサの言う通りに宿泊先を変更する。キーフ議員も急な変更に文句は言わずに受け入れるのであった。

映画『パニック・フライト』の結末・ラスト(ネタバレ)

自身の要求が満たされたことに対し満足するジャクソン。リサはジャクソンにキーフ議員を狙う理由を聞くもジャクソンはクライアントの命令に従っているだけだと言う。単なる殺し屋としての任務を全うしているにすぎなかった。

飛行機はマイアミ空港に着陸する。このままジャクソンの言うことが実行されてしまえばキーフや同僚、父親も危険に晒されてしまうためリサは行動に出る。

持っていたペンをジャクソンの喉に刺したリサは急いで空港から逃走する。そのままシンシアに電話し、急いでキーフ一家を非難させるよう命令する。キーフの宿泊ホテルにロケットランチャーが撃ち込まれたが間一髪のところで避難に成功する。

父親がいる実家に行ったリサは父親の暗殺役の一人を倒すことに成功する。父親の安全を確認し安堵するがそこへジャクソンも現れる。

父親の協力のもと、ジャクソンを倒すことに成功する。リサは職場の状況を確認するべく駆けつける。安全を確認したリサはシンシアと共に仕事に復帰し日常を取り戻す。

映画『パニック・フライト』の感想・評価・レビュー

飛行機内で繰り広げられるパニックムービー。心理的に追い詰められた女性が恐怖に怯えながらも勇敢に立ち向かうその姿は、近年女性の活躍にフォーカスされ始めたいまの時代に合っている。

ただやはり脚本が雑なのが残念。まず暗殺のプロが素人に終始出し抜かれるのは拍子抜け。さらに暗殺プランもわざわざターゲットの宿泊先の部屋番号を変更し、ロケットランチャーで撃ちこむというバカらしさ。これはもはや暗殺ではなくテロ。プロらしかぬ醜態に終始残念であった。ここまでふざけているのであればいっそホームアローンのようにその道のプロが素人に負け続けるというコメディ映画に振り切ったほうが面白かったかもしれない。(MIHOシネマ編集部)

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