映画『南の島のリゾート式恋愛セラピー』の概要:デイブ、シェーン、ジョーイ、ジェーソンの4人は親友だった。ある日、ジェーソンと妻のシンシアは、離婚を考えていることを皆に告げた。ジェーソン達は夫婦関係を見直すため、友人達夫婦を誘って南の島のリゾート「エデン」に行くことにした。
映画『南の島のリゾート式恋愛セラピー』の作品情報
上映時間:114分
ジャンル:コメディ
監督:ピーター・ビリングスリー
キャスト:ヴィンス・ヴォーン、ジェイソン・ベイトマン、ジョン・ファヴロー、フェイゾン・ラヴ etc
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映画『南の島のリゾート式恋愛セラピー』の登場人物(キャスト)
- デイブ(ヴィンス・ヴォーン)
- ゲームを販売している。妻のロニーとの間に、2人の子供がいる。仕事人間。ロニーの話をきちんと聞いていない。
- ジェーソン(ジェイソン・ベイトマン)
- デイブの親友。妻のシンシアと不妊治療を行うが、上手くいかなかった。完璧主義者で、シンシアのことを抑圧しようとする。
- シェーン(フェイゾン・ラヴ)
- デイブの親友。妻のジェニファーと離婚したばかり。20歳のトルーディと交際を始める。
- ジョーイ(ジョン・ファヴロー)
- デイブの親友。娘の大学進学が決まっており、妻のルーシーとの離婚を考えている。女好き。
- マルセル(ジャン・レノ)
- 夫婦セラピーの考案者。南の島のリゾート「エデン」で、夫婦達にセラピーを行っている。
映画『南の島のリゾート式恋愛セラピー』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『南の島のリゾート式恋愛セラピー』のあらすじ【起】
デイブにはシェーン、ジョーイ、ジェーソンという3人の親友がいた。シェーンは妻のジェニファーと離婚したばかりで、寂しい気持ちを紛らわすように20歳のトルーディと付き合っていた。ジョーイは娘が大学への合格が決まり巣立つ予定だったため、妻のルーシーとの離婚を考えていた。ジェーソンと妻のシンシアはそれぞれ完璧主義者で、ぎくしゃくしていた。デイブも些細なことで妻のロニーと言い争うことがあった
ジェーソンとシンシアは離婚を考えていることを親友達夫婦の前でプレゼンした。不妊治療をきっかけに、関係を見直すようになったのだ。ジェーソン達は結婚を続けるか離婚するか考えるため、南の島のリゾート「エデン」に行くことにした。しかし、ジェーソン達だけでは旅費が払えなかった。ジェーソン達はグループ割を活用するためにも、一緒に行って欲しいとデイブ達に頼んだ。
デイブは旅行に行きたい気持ちはあったが、仕事や子供達を放って行くことができなかったので断った。すると、ジェーソンが突然夜中にやって来て、旅行に来て欲しいと頼んで来た。デイブはそれでも断ろうとした。だが、話を聞いた子供達が、両親に旅行に行ってもらおうとデイブの父に連絡を取って子守を頼んでいた。デイブは旅行に行くことになった。
映画『南の島のリゾート式恋愛セラピー』のあらすじ【承】
デイブ達は南の島のリゾート「エデン」を訪れ、美しい場所を見て喜んだ。そこはテレビや携帯が禁止だけでなく、チップやお金も禁止で全てが無料だった。デイブは思いっきり夕食を楽しんで、明日の昼まで寝ようとした。しかし、それは無理だった。南の島のリゾート「エデン・ウエスト」では夫婦の絆を確かめるのが目的のため、セラピーなどの時間が決められていた。自由に遊べるのは、独身向けの「エデン・イースト」だけだった。
デイブ達は想定外の事態に戸惑うが、料理が美味しかったためリゾート地に残って夫婦セラピーを受けることにした。セラピーの考案者であるマルセルの指導の下、デイブ達は下着姿で配偶者に向けて思いの丈を言い合うことになった。さらに、それぞれの夫婦に別れ、個別でセラピストの面談を受けた。デイブ達は表面上上手くいっているように見えたが、他人のようにバラバラだと指摘される。
デイブはセラピストに指摘された夫婦の問題を受け入れられず、ロニーはセラピストの言葉を気にしていた。デイブ達はマルセルの指導の下、美しさを堪能するために海に入って魚と戯れた。しかし、そこでサメが現れる。それもマルセルの指導の一環で、サメを人間に見立て攻撃しない限り相手も攻撃しないことを体感するためだった。だが、ジェーソンが逃げようとしたときに、撒き餌が海に落ちてしまう。サメが撒き餌に集まって来た。誰も助けに行けないため、デイブは自力で泳いで小舟に戻った。
映画『南の島のリゾート式恋愛セラピー』のあらすじ【転】
夜、ロニーはデイブと滝を見に行く約束をしていた。しかし、デイブはサメに襲われて苛立っており、約束を断られてしまう。一方、トルーディはまだまだ遊びたかった。だが、彼女に付き合って日中ずっと動いていたシェーンは疲れ果てており、動ける状態ではなかった。
デイブ達は個別でセラピストの面談を受けた。ロニーは約束を破られた鬱憤を話し、トルーディは体力がないシェーンへの不満を話した。ジョーイとルーシーはお互いを責め合い口論になった。シンシアは感情が見えてこないジェーソンへの不満を漏らした。
トルーディがシェーンに愛想を尽かし、荷物を持っていなくなってしまう。「エデン」がある島からは出られないため、「エデン・イースト」に向かったことは明らかだった。ジョーイはカヌーに乗って「エデン・イースト」に行くことを提案した。ジョーイは本心ではトルーディの捜索よりも、遊ぶのが目的だった。
シンシアはジェーソンと一緒にカヌーに乗っていた。しかし、ジェーソンに口煩く指示され、シンシアの怒りが爆発してしまう。「エデン・イースト」に辿り着くが、シンシアがジェーソンと離れるために1人でジャングルの中に入って行ってしまう。ロニーとルーシーがシンシアの後を追い、夫達はトルーディを探しに行くことにした。
シンシアは何でも自分の思い通りにしようとするジェーソンに疲れ果てていた。夜の営みもなく、離婚に気持ちが傾いていた。ロニーとルーシーは必死にシンシアを宥めた。一方、夫達は夫婦関係について悪いところを言い合い、揉めていた。ジェーソンは妻や友人を抑圧しようとし、デイブは妻の滝を見たいというささやかな願いすら無視した。ジョーイは妻への愛が冷めた途端に別の女性を探し、高校時代の自慢ばかりで相手の話を聞こうとはしなかった。
映画『南の島のリゾート式恋愛セラピー』の結末・ラスト(ネタバレ)
デイブ達は小屋を見つけ、侵入した。そこでは、従業員達が禁止されている電子機器を使い、音楽を楽しんで盛り上がっていた。デイブは島の中枢への道を教えてもらうことと密告を阻止するため、従業員と音楽ゲーム対決を行った。その結果、デイブが勝利する。実は、2人が行った音楽ゲームは、デイブが販売したゲームだった。
デイブ達はパーティー会場に辿り着く。デイブは若い女性の元に行こうとしたジョーイを叱った。妻を捨てて女性と遊ぼうとする、ジョーイのことが理解できなかった。デイブはジョーイと別れた後、パーティー会場でロニーと再会して仲直りをした。
シェーンはジェニファーと再会する。ジェニファーはシェーンと寄りを戻す気で、島まで追いかけて来たのだった。シェーンは恋人がいることを話し、ジェニファーと別れてトルーディに会いに行った。しかし、若いトルーディに付き合うのは無理だと悟り、別れることにした。一方、ジェーソンはシンシアに愛していることを伝え、仲直りをして寄りを戻した。
ジョーイは男性と一緒にいるルーシーに腹を立てる。男を殴りつけ、ルーシーと口論になった。2人は言い争いながらもファミレスに行く約束をし、仲直りをしてキスをした。一方、ジェニファーはシェーンに思いを伝え、寄りを戻した。
マルセルは関係が改善された夫婦達を祝福した。それぞれの夫婦を表した動物の置物をプレゼントした。その後、ジェットスキーで遊ぶことになった。デイブ夫妻は子供達に電話をかけ、帰ったら一緒に遊ぶことを約束した。
映画『南の島のリゾート式恋愛セラピー』の感想・評価・レビュー
夫婦関係の問題について、とても明るく描かれている作品だった。物語のラストは多少強引ではあるものの、全員ハッピーエンドで終われたのは良かった。少し夫達が子供っぽくて、友達同士でもずっと言い争っている場面が多かったのは残念だった。人が言い争っている場面は、何だか見ていて疲れる気がした。出演している俳優達がやたらと豪華で、ジャン・レノがちょい役で出てきたときは驚いた。胡散臭い役が意外と嵌っていたと思う。(MIHOシネマ編集部)
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