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映画『劇場版ウルトラマンX きたぞ!われらのウルトラマン』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『劇場版ウルトラマンX きたぞ!われらのウルトラマン』の概要:ある日、芭羅慈村で異常電磁波が発生したとの通報が入る。特殊防衛部隊「Xio(ジオ)」の隊員である大地とアスナは、調査に向かった。そこで、東都大学の教授であるツカサと息子のユウトに出会う。

映画『劇場版ウルトラマンX きたぞ!われらのウルトラマン』の作品情報

劇場版ウルトラマンX きたぞ!われらのウルトラマン

製作年:2016年
上映時間:73分
ジャンル:アクション
監督:田口清隆
キャスト:高橋健介、坂ノ上茜、細田善彦、松本享恭 etc

映画『劇場版ウルトラマンX きたぞ!われらのウルトラマン』の登場人物(キャスト)

大空大地(高橋健介)
特殊防衛部隊「Xio(ジオ)」の隊員。ウルトラマンエックスとユナイト(一体化)して戦うことができる。
玉城ツカサ(吉本多香美)
東都大学の教授。考古学者。考古学についての知識はかなりあり、優秀な人物。そそっかしく鈍臭いところがある。
玉城ユウト(高木星来)
ツカサの息子。鈍臭い母を心配している、しっかり者の少年。母の助手を務めようとするが、遺跡で拾う物はガラクタばかり。
カルロス黒崎(マイケル富岡)
カルロスコミュニケーションズ社長。Webテレビのタレントとしても活躍している。人の話を全く聞かない自己中心的な性格。根が悪い人ではない。

映画『劇場版ウルトラマンX きたぞ!われらのウルトラマン』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『劇場版ウルトラマンX きたぞ!われらのウルトラマン』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『劇場版ウルトラマンX きたぞ!われらのウルトラマン』のあらすじ【起】

15年前、太陽のスーパーフレアによって、世界各地に眠っていた謎のオーパーツ・スパークドールズが怪獣の姿になって実体化し地上で暴れ始めた。次々に出現する怪獣や異星人に対抗するため、特殊防衛部隊「Xio(ジオ)」が世界各国に組織された。

ある日、部隊員の大空大地がウルトラマンエックスと一体化した。大地はエックスと心を一つにし、怪獣デマーガと戦った。そして、ザナディウム光線を発射し、デマーガをスパークドールズ(小さな人形)の姿に戻した。大地はエックスと共に戦い続け、怪獣を次々とスパークドールズの姿に戻していった。

怪獣グリーザがアメリカを襲撃した。グリーザは3つの星を消失させた凶悪な怪獣だった。エックスはグリーザを追って地球にやって来たのだ。グリーザが次に狙うのは、Xioの日本支部だと考えられた。仲間の隊員が援護する中、大地はエックスと一体化しグリーザを倒した。

人間は怪獣との共生の道を歩み始めていたが、まだ根強い反発も存在していた。大地はオーストラリアの怪獣共生区を見に行き、出張から帰ってきた。その日、芭羅慈村で異常電磁波が発生したとの通報が入る。その村は縄文以前の超古代遺跡があり、芭羅慈遺跡と呼ばれる謎のピラミッドが発見されていた。大地は仲間の隊員・山瀬アスナと共に調査に向かった。

大地達は遺跡で通報者の東都大学教授・玉城ツカサと、息子のユウトに出会う。すると、そこにカルロスコミュニケーションズ社長であり、Webテレビタレントとしても活躍しているカルロス黒崎が現れる。カルロス黒崎はツカサの制止を聞かず、撮影スタッフと共に遺跡の中に入っていった。

遺跡の中には、古の巨人・ウルトラマンティガの石像があった。近くには石碑があり、その前には碧石が据えられていた。石碑には「碧石によりて、天の光、地の光は結ばれ、結びの光が蘇りしとき闇は闇に還りたり、結びの光を持つ者にこの石を託さん」と書かれていた。カルロス黒崎がその碧石を取ると、遺跡が崩落を始めた。さらに、怪獣・閻魔獣ザイゴーグが復活してしまう。

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映画『劇場版ウルトラマンX きたぞ!われらのウルトラマン』のあらすじ【承】

大地はツカサ達を守るため、エックスと一体化して戦った。しかし、圧倒的な力でやられてしまう。さらに、エックスが宿るエクスデバイザーを腐蝕させられ、エックスと通信できなくなる。大地達は一旦支部に戻った。

大地はエクスデバイザーに電流を流した。何とかエックスと会話できるようになるが、腐食を止めなければ一体化することは不可能だった。一方、ユウトは研究員達に遺跡で拾った物を見せていた。ほとんどガラクタばかりだった。だが、ファントン星人のグルマン博士が、その中の1つ石の神器に目をつける。

ザイゴーグが猛スピードで移動していた。自身の封印を阻止するため、碧石を破壊するためだと考えられた。現在、碧石を持っているのはカルロス黒崎だった。そして、カルロス黒崎がいるカルロスコミュニケーションズの本社ビルは、首都圏のど真ん中にあった。大地はエクスデバイザーの修理をグルマン博士に任せ、人々を避難させに向かった。

Xioの隊員達は住民を避難させた後、戦闘機などを使ってザイゴーグに攻撃を仕掛けた。だが、攻撃は全く効いていなかった。しかも、ザイゴーグがトゲから新たな2体の怪獣を生み出す。その怪獣はゴルザとアントラーに酷似していた。

3体の怪獣が暴れ出し、カルロスコミュニケーションズの本社ビルにいた人達は逃げ惑った。アスナと共に碧石を取り戻しに行ったツカサは、人の波に飲まれ倒れてしまう。その光景をネット動画を通してユウトが目撃する。ユウトが母親を助けに行きたいと強く願うと、石の神器が反応を示し光り輝いた。さらに、エクスデバイザーと碧石も光り輝く。エックスの強い希望により、研究員の高田ルイはユウトとエックスを大地の元に連れて行くことになった。

映画『劇場版ウルトラマンX きたぞ!われらのウルトラマン』のあらすじ【転】

ルイはエクスデバイザーを大地に渡した。すると、ユウトが大地の制止を無視し、母親の元に1人で向かってしまう。大地は慌てて後を追った。そして、ユウトを無事に見つける。一方、ツカサは崩落した物に足を挟まれ、身動きが取れなくなる。カルロス黒崎は助けようとするが、ぎっくり腰になってしまう。

怪獣達が付近におり、カルロスコミュニケーションズの本社ビルは崩落の危機にあった。大地達はツカサ達の元に駆けつけるが、上に乗っている物が重くて助けることができなかった。ツカサは救出を諦めて逃げるようユウトに指示した。しかし、ユウトは母の救出を諦めず、助けたいと強く願った。すると、強力な力が沸き上がり、母を救出することに成功する。ユウトが持っていた石の神器が、強く光っていた。

怪獣が攻め込んできたとき、ユウトは母を守るためスパークレンスとなった石の神器を使ってウルトラマンティガに変身した。すると、同時にエクスデバイザーの腐食が取れた。大地はエックスと一体化した。

映画『劇場版ウルトラマンX きたぞ!われらのウルトラマン』の結末・ラスト(ネタバレ)

エックスは人が人を想い繋がり合おうとする心、その心の絆が石碑に書かれていた天と地とを繋ぐ光だと気づく。その光と一体化するからこそ、ウルトラマン達は光の巨人と呼ばれるのだった。ツカサが持っていた碧石が光り輝き、空へと浮かび上がった。そこから、ウルトラマンが現れる。ウルトラマン達は協力して怪獣と戦った。そして、Xioの隊員達はウルトラマン達を援護した。

ザイゴーグはウルトラマン達から光のエネルギーを吸い取り、新たに5体のトゲを発射した。トゲは中国、スイス、エジプト、アルゼンチン、アメリカに落下し、怪獣の姿に変わった。カルロス黒崎達はウルトラマン達を必死に応援した。

グルマン博士は新たに完成したウルトラマンとティガのサイバーカード(能力をデータ化したカード)をルイの元に転送した。ルイはそれを大地の元へ送った。大地とエックスはウルトラマンとティガのサイバーカードを読み取り、パワーアップする。さらに、世界各地にウルトラマンが現れ、Xioと共闘して怪獣と交戦を開始する。

ウルトラマン達は怪獣を倒した。ウルトラマン達は大地達に別れを告げ、自分達の星へと帰っていった。ユウトは変身が解け、無事に母と再会する。エックスは本来の肉体を取り戻し、宇宙のバランスを保つという任務を続行するため帰ることにした。大地達は寂しく思いながらも、エックスに別れを告げ見送った。

大地達がエックスの不在を寂しく思っていると、エクスデバイザーを通じてエックスが話しかけてきた。怪獣が地球に向かっており、それを追ってきたのだ。Xioの隊員は怪獣と戦うため、出動した。

映画『劇場版ウルトラマンX きたぞ!われらのウルトラマン』の感想・評価・レビュー

『ウルトラマンX』を軸にしたストーリーのため、『ウルトラマンX』を知っていた方がもっと楽しめたかなと思った。歴代のウルトラマン戦士が勢ぞろいしたのはカッコ良かったが、登場シーンが短かったのが残念だった。物語のラストの戦闘シーンは、もっと長くても良かったと思う。はっきりとした悪役が出ないストーリーは、味気ないかなと思ったが意外と楽しめた。自分勝手なカルロス黒崎に苛立つこともあったが、瓦礫からツカサを救おうとしたところもあり、良い面が描かれていて良かった。(MIHOシネマ編集部)


私が子供の頃見てきたウルトラマンは、V6の長野博が演じていた『ウルトラマンティガ』でした。主題歌もV6が歌っていて、今でもその歌が歌えるほど、好きで見ていたのを覚えています。
今作はウルトラマンXだけでなく、ティガが出てきたことに大興奮でした。そして当時のティガに出ていたレナ隊員も出演していて、ティガとレナ隊員の頷き合う様子など、ああこれこれ!とものすごく懐かしくなると同時に、またこの作品で見られたことをとても嬉しく思いました。
親子揃って楽しめる作品になっています。(女性 30代)

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