映画『ハワード・ザ・ダック 暗黒魔王の陰謀』の概要:ダックとしてありふれた日々を送っていたハワードは、ある日突然人間界に送り込まれる。人間たちに物珍しがられながらも、出会った少女との友情を深めていき、また忍び寄る危機と戦っていく。
映画『ハワード・ザ・ダック 暗黒魔王の陰謀』の作品情報
上映時間:111分
ジャンル:SF、コメディ
監督:ウィラード・ハイク
キャスト:リー・トンプソン、ジェフリー・ジョーンズ、ティム・ロビンス、ポール・ギルフォイル etc
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映画『ハワード・ザ・ダック 暗黒魔王の陰謀』の登場人物(キャスト)
- ハワード・T・ダック(エド・ゲイルチップ・ジーン)
- 普通の生活を送っていたダック。ある日人間界に送り込まれて、そこで様々なトラブルと遭遇することになってしまう。
- ビバリー(リー・トンプソン)
- 歌手「チェリー・ボム」として、小さな店でライブ活動をしている。極悪なマネージャーがおり、給料も支払われていない。
- ジェニング博士(ジェフリー・ジョーンズ)
- 宇宙物理学者。実験中にハワードを地球に呼び寄せてしまい、また自分もエネルギーを浴びて魔王に変貌していく。
- フィル(ティム・ロビンス)
- 科学者で、ビバリーの友達の彼氏。ハワードを見て知的好奇心をくすぐられ、大興奮する。
映画『ハワード・ザ・ダック 暗黒魔王の陰謀』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『ハワード・ザ・ダック 暗黒魔王の陰謀』のあらすじ【起】
ダックのハワードは帰宅して留守電を聞き、テレビをつけて、プレイメイトを開いた。いつもの日常だ。そこに地震が起きる。座っていた椅子ごと吹き飛ばされたハワードは、そのまま宇宙まで飛んでいった。
地球についたところで、ハワードは人間に囲まれる。ダックの存在しない星で気味悪がられて追われるハワードは、やがてチェリー・ボムという歌手と遭遇。男達に絡まれていたところを撃退すると、彼女は本名をビバリーと名乗った。行くあてのないハワードはその子についていくことにする。
ビバリーはひどい家に住んでいた。マネージャーの用意した家で、給料も支払われていないと言う。自分がなぜここにいるのかわからないが、帰りたいと話すハワードは、疲れてうたた寝を始めた。
人目につかないよう袋に入れ、ビバリーはハワードを水族館に連れていく。科学者のフィルは大興奮。目立つハワードはあっという間に人に囲まれるが、同情や哀れみはたくさんだと追い払う。ビバリーのことも突き放してしまった。
映画『ハワード・ザ・ダック 暗黒魔王の陰謀』のあらすじ【承】
ハワードは仕事探しに出かけた。ふざけたメイクをしていると思われて、風俗の掃除の仕事を紹介される。泳ぐのが得意だと勘違いされて水に突き落とされたハワードは、すぐに仕事をやめてしまった。
外を歩いていると、ニュースでダック狩りの季節だと紹介されているのを見てしまう。ビックリして逃げていると、ビバリーのライブに遭遇した。ひどい発言をするマネージャーに、彼女にきちんと給料を払うように迫る。話をつけてギャラを取り上げ、辞めさせる。泊まるところのないハワードは、またビバリーの家に行くことになった。その場に来ていたフィルは隙を見て、ハワードから羽根を取って去る。
ビバリーが冗談でハワードに愛を囁いていると、フィルが家にやって来る。仲間の宇宙物理学者が実験をしていると、エネルギーが暴走して地球に何かが引き寄せられたのだと言う。それがハワードの来た日で、そのときに落ちてきた羽根がハワードのものと一致していた。レーザーを逆方向にすれば、ハワードを元に戻せるのではないかと言い出す。
映画『ハワード・ザ・ダック 暗黒魔王の陰謀』のあらすじ【転】
研究所では爆発が起きていた。駆けつけた警察に捕まりかけたハワードは、隙を見て銃を奪い、逃走した。
実験をしていたジェニング博士と合流して逃げていたが、エネルギーを浴びた博士は体内がおかしいと言う。何かに変わっていくようだ、世界はじきに破滅する、破滅させるのは俺だと喋る博士を始めは気に留めていなかったが、博士の運転する車は暴走。なんとか店に突っ込む前に止まったものの、自分が死んだと言う博士。中身を乗っ取られたのだった。
一行が喫茶店に入ると、ジェニング博士は自分を暗黒魔王の一人だと言った。目が光りだすと、ケチャップの瓶を破壊。一行は周りの注目を集めてしまい、絡まれる。ダック・フーで応戦するハワードだったが、ピンチに陥り料理されそうになってしまう。
ジェニング博士の全身が青く光りだした。店中をあちこち破壊してほかの人を追い払った博士だったが、次にハワードに襲いかかる。コード・キーを出せという要求を断るハワード。ジェニング博士だったものは、仲間の魔王を呼び出そうとしていた。
映画『ハワード・ザ・ダック 暗黒魔王の陰謀』の結末・ラスト(ネタバレ)
ジェニング博士は車に乗り、ビバリーを連れて逃走した。ハワードはフィルと一緒にパラグライダーで空を飛んで追いかける。種族は違うがビバリーは恋人だと主張するハワード。パラグライダーが損傷するものの、フィルが直しながら飛ぶ。しかし修理は追いつかずに水に突っ込んでしまった。
警察に免許証を見せるよう言われたジェニング博士は、免許証はないと言い、警察を追い払う。研究所にたどり着いた博士はコードを入れて、行き先をソミナス星にセットした。追いついてきたハワードは博士と一騎打ちになり、博士の体から魔王を追い出すことに成功。
しかし、もう怪物たちは呼び出されてしまっている。あと数分でこちら側にエイリアンがやってくるので、今のうちに装置を破壊しなければならない。装置を破壊するとハワードは元の星に帰れなくなるが、覚悟を決めて破壊した。
吹き飛ばされたハワードだったが、彼はまだ生きていた。ビバリーの新しい恋人として、そしてマネージャーとして、一緒に舞台に上がって演奏をするのだった。
映画『ハワード・ザ・ダック 暗黒魔王の陰謀』の感想・評価・レビュー
自由な脚本に、凝った特殊効果を詰め込んだエンタメコメディ。複雑な展開が何もないので、最初から最後まで気楽に見られる。視覚的にはなかなかインパクトの強いシーンが多め。
出来としてゴールデンラズベリー賞を受賞しているだけはあるが、見るタイミングによってはかなり記憶に残りそうな濃さがある。個性の強い映画が好きな人なら、一度は見ておいてもよさそうである。(MIHOシネマ編集部)
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