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映画『ロンドン・ロード ある殺人に関する証言』のネタバレあらすじ結末と感想。無料視聴できる動画配信は?

映画『ロンドン・ロード ある殺人に関する証言』の概要:2006年、英国の小さな町・イプスウィッチで、売春婦5人が殺害される事件が起きた。スティーブ・ライトという人物が逮捕され、彼が住んでいたロンドン・ロード地区は悪評に悩まされる。

映画『ロンドン・ロード ある殺人に関する証言』の作品情報

ロンドン・ロード ある殺人に関する証言

製作年:2015年
上映時間:92分
ジャンル:サスペンス、ミュージカル
監督:ルーファス・ノリス
キャスト:オリヴィア・コールマン、アニタ・ドブソン、トム・ハーディ etc

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映画『ロンドン・ロード ある殺人に関する証言』の登場人物(キャスト)

マーク(トム・ハーディ)
イプスウィッチ在住。タクシー運転手。若い頃から連続殺人犯について研究をしており、イプスウィッチで起きた事件にも興味を示す。
スティーブ・ライト
48歳。イプスウィッチ在住。フォークリフトの運転士。5人の売春婦を殺害したとして逮捕される。

映画『ロンドン・ロード ある殺人に関する証言』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『ロンドン・ロード ある殺人に関する証言』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『ロンドン・ロード ある殺人に関する証言』のあらすじ【起】

2006年、英国の小さな町・イプスウィッチで売春婦5人が殺害された。事件から3年間、近隣住民にインタビューが行われた。作品内の住民の言葉は全て脚色せずに、ありのまま使用している。

朝のニュースで、5人の売春婦が殺害されたことが報道された。殺害方法にバラつきがあることから、複数犯の可能性があった。警察の捜査は行き詰まっており、次の犯行が心配されていた。犯罪とはほぼ無縁の町だったため、住民達は激しく動揺していた。

6年ぐらい前、地元のサッカーチームが活躍し始め、スタジアムが増築されることになった。その頃から、売春婦が町に集まってきた。住民の中には、売春婦のことが気に入らない人達もいた。親達は子供への悪影響を心配していた。

クリスマス。楽しい時期のはずが、住民達は近くに犯人がいるかもしれないと怯え、疑り深くなっていた。地元のラジオ局は、無償で防犯ベルを配った。新聞には女性の1人歩きを忠告する記事が載った。住民達は犯人について噂し合い、外出するのを怖がった。

映画『ロンドン・ロード ある殺人に関する証言』のあらすじ【承】

女性客はタクシーに乗り込んだ。すると、警視庁が容疑者を絞り込んでいるというラジオのニュースが流れた。詳細は公表されなかったが、50人ほどの人物に事情聴取をする予定だった。女性客は殺人を犯した犯人の気持ちが理解できないと口にした。すると、タクシー運転手のマークが、犯人像について流暢に語り始めた。犯人は23~47歳の白人男性で、地元の人間。子供の頃から殺人に憧れを抱き、被害者の顔見知り。マークは連続殺人犯について研究をしており、今回の事件にも興味を持っていた。マークは自分が犯人であることを否定するが、女性客は恐怖を感じていた。

スティーブ・ライトが逮捕された。報道陣達が詰めかけ、ヘリコプターが空を飛んでいた。警官はスティーブの家の調査と、報道陣への対応に追われた。スティーブの家の近隣に暮らす者達は、突然の事態に困惑する。

スティーブの裁判が行われようとしていた。裁判所の前には報道陣や住民達が集まった。スティーブは人々の前に姿を見せることなく、護送車に乗ったまま通り過ぎていった。住民達は犯人の顔を見ることができなかったことを残念がった。

映画『ロンドン・ロード ある殺人に関する証言』のあらすじ【転】

スティーブがイプスウィッチに引っ越してきて、僅か10週間で事件が起きていた。近隣住民達はスティーブに対して、激しい憤りを感じていた。時が経っても、殺人犯が暮らしていたとしてスティーブの家は注目されていた。近隣住民達の中には、引っ越しを考えている者もいた。

スティーブの3回目の裁判が行われた。スティーブは無実を主張していた。一方、悪評が広まっているロンドン・ロード地区の現状を打破するため、第一回住民総会が開催されることになった。

第一回住民総会。住民だけでなく、警察の代表者や議員も出席していた。住民のロンとジュリーは、クイズ大会、フィッシュアンドチップス会、フラワーコンテストを開催する予定であることを話した。花で通りや庭を飾って魅力的にすることで、地域を活性化させようとしていた。住民達は笑顔でその話を聞いていた。住民達は芝の手入れをしたり、庭の掃除をしたりした。そして、通りの壁をカラフルな色でペイントし、明るい雰囲気になるよう努力をした。

映画『ロンドン・ロード ある殺人に関する証言』の結末・ラスト(ネタバレ)

スティーブの件は状況証拠だけしかなかったため、住民達は無罪になるかもしれないと恐れていた。そんなある日、法科学研究所のピーター博士がDNA鑑定を行ったことで、物的証拠が出てくる。スティーブが犯人であることは間違いなかった。

殺人事件をきっかけに、娼婦達は路上で客引きするのをやめた。常連客を相手に、仕事をしていた。僅かな金額しか稼ぐことができなかったため、麻薬を買うお金がなかった。支援団体の手を取り、麻薬を断つ女の子もいた。だが、完全に断つことができない女の子は、事件の前後で様変わりしてしまった娼婦達の状況に苦しんでいた。

スティーブは5件の殺人で全て有罪の評決が下った。住民達はその結果に、安堵した。その後、住民達はフラワーコンテストの準備に追われた。住民達は町を立て直したいという同じ思いを持っており、一致団結していた。

住民達の中には、娼婦のことを気の毒だと考え擁護する者もいた。だが、受け入れられない者も多くいた。ジュリーは被害者に同情しておらず、娼婦がいなくなったことに安堵していた。

住民達はフラワーコンテストを楽しんでいた。娼婦はコンテスト会場を通り抜けると、高台を上っていった。そして、高台から人々の様子を眺めた。その時、小さな女の子が手を振っているのが見えた。娼婦は寂しそうな表情で、手を振り返した。

映画『ロンドン・ロード ある殺人に関する証言』の感想・評価・レビュー

実際に起きた事件をミュージカルとして取り上げているため、不謹慎だと感じる人もいるかもしれない。だが、不穏な音楽と緊迫感のあるセリフが合わさっていることで、イプスウィッチという町で恐ろしい事件が起こり、住民達が不安がっているのだという気持ちがひしひしと伝わってきた。犯人のスティーブが最後まで登場しなかったのは驚かされた。万人受けするような作品ではないが、ミュージカルが嫌いではないという人は一度見て欲しいなと思う。(MIHOシネマ編集部)

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