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映画『タイムライン』のネタバレあらすじ結末と感想。無料視聴できる動画配信は?

映画『タイムライン』の概要:時空間転送装置でタイムスリップし、14世紀のフランスに取り残されたエドワード教授。教授を連れ戻すため、息子のクリスや学者のケイトたちもタイムスリップ。そこはフランス軍と英国軍が戦う百年戦争の真っ只中だった。

映画『タイムライン』の作品情報

タイムライン

製作年:2003年
上映時間:116分
ジャンル:SF、ファンタジー、アドベンチャー
監督:リチャード・ドナー
キャスト:ポール・ウォーカー、フランシス・オコナー、ジェラルド・バトラー、ビリー・コノリー etc

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映画『タイムライン』の登場人物(キャスト)

クリス(ポール・ウォーカー)
考古学者エドワード教授の息子。父がITC社の時空間転送装置で14世紀のフランスに行ったことを知り、同じ装置でタイムスリップする。考古学にはあまり興味がないが、助教授のケイトに好意があるため発掘作業を手伝っている。
ケイト(フランシス・オコナー)
エドワード教授に師事する考古学助教授。フランスのカステルガールの発掘現場でエドワード教授の眼鏡を発見。謎を解くためITC社に行き、14世紀フランスにタイムスリップする。恋愛よりも考古学に夢中。
マレク(ジェラルド・バトラー)
エドワード教授に師事する助教授。カステルガールの発掘の中でもレディ・クレアの研究に熱心。14世紀に行き本物のクレアと出会うと感動し、助けることが自分の運命だと信じて英国軍と戦う。
エドワード教授(ビリー・コノリー)
ITC社との共同プロジェクトでカステルガールの発掘作業を行う。転送装置で14世紀に行ったまま戻れなくなり、クリスたちが助けに向かう。14世紀に遠近両用メガネを落としたことが捜索を始めるきっかけとなる。
レディ・クレア(アンナ・フリエル)
フランス軍のアルノー卿の妹。タイムスリップしたマレクが一目惚れをする相手。歴史上では百年戦争中にラロック城で英国軍に殺され、名誉の死を遂げるはずだったが、歴史を変えると意気込んだマレクに救出される。

映画『タイムライン』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『タイムライン』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『タイムライン』のあらすじ【起】

アメリカの砂漠地帯で瀕死の男が発見され、「カステルガール」と言い残して死亡する。死体を解剖すると、体内には見たことのない無数の切り傷が。ITC社のゴードンが病院を訪ね、死体を引き取った。

フランスのカステルガール地方。そこは14世紀にフランス軍が英国軍と戦った百年戦争の戦地で、現在はエドワード教授の発掘チームが大掛かりな発掘作業を行っていた。教授は発掘プロジェクトのスポンサーであるITC社を訪問するため現場を一時的に離脱。教授の息子のクリス、助教授のケイトとマレクが引き続き発掘作業を行なった。

研究熱心なマレクは、レディ・クレアの石棺についてクリスに熱く語る。クレアという女性は、百年戦争で命を落とすがフランス軍を勝利に導いたとされるシンボル的存在。その石棺には片耳を負傷した騎士とクレアが、しっかり手をつないで眠っていた。

ある日地下の発掘現場から、現代の遠近両用レンズと「1357年」と記されたエドワード教授の筆跡の文書を発見。クリスたちは教授が戻らないこともありITC社に向かった。

ITC社とは物体転送装置を開発する会社。研究を進めるうちに時空間の転送方法を発見したという。転送先は必ず14世紀のカステルガールであったため、謎を解くためエドワード教授と共同で発掘プロジェクトを行っていた。ITC社は14世紀に転送されたまま戻れなくなった教授を助けてくれとクリスたちに依頼する。

映画『タイムライン』のあらすじ【承】

時空間転送は細胞を分解して転送するため危険だったが、クリスたちは引き受けた。行くのはクリスとマレク、ケイトの他にフランス語を話せるフランソワ、警護の元海兵隊員とITC社のゴードンだ。彼らは当時の衣装に着替え、転送に必要なマーカーという装置を身に付けて、ガラス張りの転送装置に入る。体が飛ばされそうな衝撃を受けるが、無事に14世紀のカステルガールに転送。滞在期限は6時間だ。

そこに英国軍の騎馬隊が現れる。クリスたちは散り散りに逃げたが、海兵隊員に矢が命中。彼は手りゅう弾のピンを抜くと同時にタイムスリップ。現代に戻って爆発し、転送装置が破壊した。

マレクは英国軍に追われていた現地女性を救出。その後みんなと合流し、カステルガール村に逃げる。その村はすでに英国軍の占領下にあった。本物のラロック城と城下町を目の前にして、マレクとケイトは大興奮。しかしすぐに英国軍に捕まってしまう。凶暴な英国軍のオリヴァー卿はフランソワを剣で殺害した。

クリスたちは牢屋に閉じ込められ、そこで教授と再会する。全員で牢屋から脱出し、村を離れようとしたが、マレクは先ほど助けた女性を牢屋から助け出すと言って残った。

映画『タイムライン』のあらすじ【転】

マレクは女性を無事に救出。彼女に一目惚れしたマレクだったが、実は彼女こそレディ・クレアであると分かると興奮する。クレアは兄のアルノー卿が率いる軍隊と合流。マレクはクレアを助けたお礼にと馬と剣が与えられた。そして彼女と別れのキスをし、仲間の元へと走った。

しかしマレクは英国軍のド・ケア卿に捕まり捕虜に。捕虜の中には教授とゴードンもいた。ド・ケアはマレクが身に付けていたマーカーに気付く。実はド・ケアは元ITC社員で、現代に戻れずこの時代を生きていたのだ。彼はゴードンを見つけると、見捨てた恨みだと言って殺害。その後教授とマレクを城内に連れて行き、ギリシャ火薬を作れと命じた。

英国軍から逃げ切ったクリスとケイトは、ラロック城の麓の修道院にいた。城の見取り図を把握していたケイトは、修道院から城に繋がるトンネルの存在を知っていた。地下室の壁絵を突き破ると隠しトンネルを発見。2人は城を目指して歩き始めた。一方現代では、予備の転送装置の完成を急いでいた。

映画『タイムライン』の結末・ラスト(ネタバレ)

夜になり決戦の火蓋が切られた。フランス軍は投石器でラロック城を占領した英国軍を攻める。英国軍は教授が作ったギリシャ火薬で反撃。この時代にはまだ存在しない火薬であるため、その爆発力に人々は戦慄するが、フランス軍は屈せず城を攻め続けた。

アルノー卿も地下トンネルで城に入ろうとした。しかし道は途中で行き止まりに。ちょうどその頃、城の火薬室にいたマレクは処刑されそうなクレアを目撃。歴史上では処刑をされることは分かっていたが、「俺が歴史を変える!」と火薬庫を爆破。爆撃で場内は大混乱にさせ、クレアの救出に向かった。爆発の衝撃で地下トンネルも開通。アルノー卿は城内に突入し英国軍と激しく戦った。

クリスとケイトは教授を救い出し、マレクにも一緒に帰ろうと呼びかけるが、彼はこの時代に残ると言った。彼はド・ケアとの戦いで耳を負傷すると、あの石棺の騎士は自分であると確信。ド・ケアを倒しクレアを救出すると、ここが自分の居場所だと言って抱き締めた。

滞在期限の6時間まで残り僅かで、現代では時空間転送設備が完成。クリスとケイトと教授の3人はマーカーを起動させて、無事に現代に戻った。発掘現場に戻ると石棺に刻まれた「アンドレ・マレクは最愛なる妻と眠る」の文字を発見。クリスたちはマレクが14世紀で人生を全うしたことを知り安堵した。

映画『タイムライン』の感想・評価・レビュー

今は亡きポール・ウォーカーが「ワイルド・スピード」初期頃に主演したタイムスリップ映画。ポールが主演なのにジェラルド・バトラーの方がおいしい役どころとなっている。現代の考古学者が百年戦争時代にタイムスリップするという、歴史ロマンとラブロマンスを絡めたアドベンチャー映画で、万人向けに楽しめる。タイムスリップにありがちな矛盾など細かいことは気にせずに見れば、家族やカップルで大いに盛り上がることができるだろう。(MIHOシネマ編集部)


若かりし日のジェラルド・バトラーとポール・ウォーカー。『ワイルド・スピード』シリーズ以外でポール・ウォーカーの演技を観るのはなんだか新鮮。そして、もう観られないのが本当に残念です。過去にタイムスリップして大切な人を救う、という大道のシナリオですがこの作品ではタイムスリップするための装置が完璧ではなく、とても不安定な状態。帰れないかもしれないというドキドキが緊張感を高めます。
過去を変えると現代も変わってしまう。凝ったストーリーがとても面白かったです。(女性 30代)

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