映画『コフィー&カリーム』の概要:白人警官が恋人の息子である黒人少年とコンビを組んで麻薬が絡んだ汚職事件を捜査するアクションコメディ。真面目でおっちょこちょいな警官と悪ぶっている口汚い少年の相反する2人がドタバタ劇を繰り広げる。
映画『コフィー&カリーム』の作品情報
上映時間:88分
ジャンル:アクション、コメディ
監督:マイケル・ドース
キャスト:エド・ヘルムズ、テレンス・リトル・ガーデンハイ、ベティ・ギルピン、ロンリーコ・リー etc
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映画『コフィー&カリーム』の登場人物(キャスト)
- コフィー(エド・ヘルムズ)
- 真面目だがドジなデトロイト市警の警官。離婚歴があり、ヴァネッサと真剣な関係を望んでいるが、良い父親になれる自信を持てずにいる。
- カリーム(テレンス・リトル・ガーデンハイ)
- 12歳の少年。太っていて口が悪く、偉ぶってばかりいる。ラッパーを志しており、母親が白人警官と付き合っているのはかっこ悪いと思っている。
- ヴァネッサ(タラジ・P・ヘンソン)
- カリームの母親で、コフィーの恋人。病院に勤務している。悪ガキの扱いになれており、悪党を素手で撃退するなど腕っ節が強い。
映画『コフィー&カリーム』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『コフィー&カリーム』のあらすじ【起】
カリームがスクール・バスで登校するのを見届けたコフィーは、カリームの自宅に行ってヴァネッサと愛し合う。忘れものを取りに戻ったカリームはその様子を目撃してしまう。カリームは母親が白人警官と付き合っていることを愚痴り、何とかコフィーを追い払いたいと考える。
女性刑事の指揮で警官達が民家に突撃する。そしてラッパーを逮捕し、大量の麻薬を押収する。しかし、ラッパーはコフィーが護送中に逃走し、その様子を捉えた動画がネットに流出してしまう。コフィーはミスの責任を取らされ、交通整理に回される。
カリームはコフィーに学校に迎えに来てほしいと頼む。コフィーはカリームと良好な関係を築くために引き受ける。カリームは友人の家に連れて行ってほしいと頼むが、実はカリームはラッパーに頼んでコフィーを懲らしめることを目論んでいた。ラッパーの隠れ家の前に着くと、カリームはコフィーを外で待たせて一人で建物に入る。そして一部始終を録画するためにスマホを胸ポケットに忍ばせる。
映画『コフィー&カリーム』のあらすじ【承】
ラッパーは2人の手下と共に情報を漏らした汚職警官を拷問しているところだった。カリームはラッパーにコフィーを脅してほしいと頼む。しかし、その最中に手下が汚職警官を撃ち殺してしまう。銃声を聞いたコフィーが現場に駆けつけ、カリームを連れて逃げる。その際にカリームがスマホを落としてしまい、ラッパーに拾われる。身元がばれてしまうと思ったカリームはヴァネッサが狙われると思い、コフィーと共に助けに向かう。
コフィーとカリームが自宅に戻り、ヴァネッサに事情を説明しようとする。しかし、テレビでコフィーがカリームを誘拐したとのニュースで報じられる。ヴァネッサが怒って話を聞いてくれないので、カリームはスタンガンでヴァネッサを気絶させる。コフィーとカリームはヴァネッサを運んでモーテルにチェックインする。
カリームはスマホの位置情報を調べ、コフィーと共に向かう。行き着いた先は麻薬工場だった。コフィーとカリームは侵入して見張り役を退治する。そして、コフィーはラッパーと遭遇し、麻薬まみれになりながら格闘する。最後にはカリームが銃を突き付け、ラッパーを拘束する。
映画『コフィー&カリーム』のあらすじ【転】
コフィーはラッパーを尋問し、ラッパーは女刑事が黒幕だと明かす。そしてカナダ人相手に製鉄所で麻薬取引をする計画だと説明する。コフィーとカリームは警部とストリップバーで落ち合うことにし、ラッパーを車のトランクに押し込める。一方、ラッパーの手下2人がヴァネッサのいるモーテルにやって来る。
警部がストリップバーにやって来て、コフィーは事情を説明しようとする。しかし、そこに女刑事も姿を現した。実は2人はグルだったのだ。だが、女刑事は儲けを独占するために警部を撃ち殺す。カリームは隙を突いて逃げ出し、パトカーに乗ってコフィーを救い出す。女刑事はラッパーをトランクから出して車で追跡する。銃を撃ち合いながらカーチェイスを繰り広げ、カリームの見事なハンドルさばきで追跡を交わす。
コフィーとカリームがモーテルに戻ると、部屋が荒らされていてヴァネッサの姿が消えていた。2人は口論になるが、そこにヴァネッサが戻って来る。ヴァネッサが手下2人を自力で退治していたのだ。ヴァネッサはカリームを連れて帰ろうとし、その場にやってきた女刑事の一味に誘拐されてしまう。
映画『コフィー&カリーム』の結末・ラスト(ネタバレ)
残されたコフィーは女刑事に電話し、自分の命と引き換えにヴァネッサとカリームを解放するように申し入れる。そしてコフィーは製鉄所に向かう。コフィーは手榴弾を手に車から降り、手榴弾を女刑事に方に蹴り飛ばす。爆発の混乱に乗じて、ヴァネッサとカリームはコフィーと共に逃げる。女刑事はラッパーに3人を追跡させる。しかし、3人はラッパーを説得して全員で逃げることにする。
女刑事はカナダ人との麻薬取引に臨む。コフィー達はその様子を陰から見守る。そこに警官隊が駆けつけて来て、女刑事らとカナダ人一味は銃撃戦となる。コフィー達も銃を乱射しながら飛び出し、ヴァネッサとカリームは外に逃げ出すことに成功する。コフィーは女刑事と対峙し、格闘を繰り広げる。その最中にカナダ人の一味が手榴弾を使い、製鉄所が爆発する。
コフィーは無事で、体から煙を出しながら外に出てくる。ヴァネッサとカリームが駆け寄り、コフィーは担架に乗せられる。そこに女刑事が現れてコフィーに銃口を向けるが、ヴァネッサが女刑事を撃ち殺す。カリームがコフィーとヴァネッサの交際を認め、円満に終わる。
映画『コフィー&カリーム』の感想・評価・レビュー
白人と黒人のコンビはよくあるが、それに警官と悪ガキ、しかも交際相手の子供というひねりの効いた要素を加えている。しかし、設定自体は面白いのに笑いは空回りしている。カリームのキャラクターも生意気なことを口にしているだけで、笑えるというよりは苛々させられてしまう。良い点は尺が短く、気楽に見られることくらいだろうか。エド・ヘルムズは『ハングオーバー!』シリーズでは面白かっただが、単体では厳しい気がする。(MIHOシネマ編集部)
コフィーが本当にだめだめで、カリームはめちゃくちゃふてぶてしくて、なんでこんな2人がコンビを組むんだなんて思いながらも、思いっきり笑ってしまいました。
コフィーを演じたのはエド・ヘルムズ。彼といえば『ハングオーバー』で酒癖の悪すぎる歯科医の役でしたが、今作のキャラクターもかなりやばいです。警官なのにマヌケすぎるし、やること全てがアホ。こういうハチャメチャな作品ってくだらないのにクセになるんですよね。
あまり深く考えずに、軽い気持ちで楽しんで欲しい作品です。(女性 30代)
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