映画『憧れのウェディング・ベル』の概要:婚約中のカップルがサンフランシスコからミシガンに引っ越すも、すれ違いで結婚を先延ばしにするラブコメディ。原題の『The Five-Year Engagement』が示す通り、婚約期間は5年に及んでしまう。
映画『憧れのウェディング・ベル』の作品情報
上映時間:124分
ジャンル:コメディ、ラブストーリー
監督:ニコラス・ストーラー
キャスト:ジェイソン・シーゲル、エミリー・ブラント、リス・エヴァンス、クリス・プラット etc
映画『憧れのウェディング・ベル』をフルで無料視聴できる動画配信一覧
U-NEXT | × |
---|---|
Hulu | × |
Amazonビデオ | ◯ |
dTV | ◯ |
TELASA | × |
TSUTAYA DISCAS | × |
ビデオマーケット | × |
Netflix | ◯ |
※動画の配信情報は2022年5月時点のものです。配信状況により無料ではない場合があります。最新の配信状況は各動画配信サービス(VOD)の公式サイトでご確認ください。
映画『憧れのウェディング・ベル』の登場人物(キャスト)
- トム(ジェイソン・シーゲル)
- 料理学校を出てサンフランシスコのレストランで働く料理人。出会って1年の記念日に恋人のヴァイオレットにプロポーズをする。
- ヴァイオレット(エミリー・ブラント)
- 心理学の研究をして大学教授になる夢を持っている。ミシガン大学での研究職のポジションを得たためにトムを連れて引っ越しをする。
- アレックス(クリス・プラット)
- トムの同僚の料理人。トムの婚約パーティーで出会ったスージーと「できちゃった婚」をする。トムに代わって新規開店したレストランを仕切るようになる。
- スージー(アリソン・ブリー)
- ヴァイオレットの姉。アレックスとの子を妊娠したことが分かり、運動療法士になる道を諦めて家庭を築く。
映画『憧れのウェディング・ベル』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『憧れのウェディング・ベル』のあらすじ【起】
サンフランシスコで暮らすトムはヴァイオレットに出会ってから1年となる大晦日の記念日に合わせてプロポーズすることにする。しかし、2人で移動中の車中で緊張するあまり途中で種明かしをしてしまう。それでも2人はトムの働くレストランに行き、トムは夜景の綺麗なテーブル席でヴァイオレットにルビーの指輪を渡す。2人の婚約パーティーが開かれ、親族から祝福される。しかしその夜にアレックスとスージーが関係を持ってしまう。
ヴァイオレットは式場探しをして結婚の準備を進める。しかし、そこでスージーが妊娠したことが判明してしまう。相手はアレックスだった。アレックスとスージーは完璧な結婚式を挙げ、参列していたトムとヴァイオレットは嫉妬する。ヴァイオレットの元にミシガン大学から2年間の研究職の採用通知が来る。トムは結婚式を延期して一緒にミシガンに行くことにする。
ミシガン大学でヴァイオレットはウェールズ人の教授が魅力的な社会心理学の講義を聞き入る。一方のトムはレストランを回って職探しをするが、どこからも断られてしまう。そして最終的にサンドイッチ店で働くことになる。
映画『憧れのウェディング・ベル』のあらすじ【承】
ヴァイオレットは実験室に古いドーナツを置いて、被験者が食べるかどうかを調べる実験を提案し、教授に採用される。トムは大学のパーティーでヴァイオレットの研究者仲間に紹介される。そして新たに知り合った友人と鹿狩りを経験する。スージーが女の子を出産し、2人は祝福に駆けつける。アレックスも本来はトムが仕切る予定だったレストランを任されて成功していた。
幸せに満ちたスージーとアレックスを見た2人は自分達も結婚の準備を進めることにする。ヴァイオレットの実験は順調に進み、古いドーナツを食べる人は社会的脱落者が多いとの論文を書く。教授は助成金を獲得できたので、ヴァイオレットが更に2年留まれるようになったと説明する。ヴァイオレットは喜ぶが、それを聞いたトムはミシガンへの不満をぶちまける。
スージーとアレックスがミシガンを訪ねて来る。髭を生やし始めてすっかり様変わりしたトムは自家製のジビエ料理や蜂蜜酒を振る舞う。ヴァイオレットはトムに子供になれてほしいと思い、姪の子守を買って出る。しかし、トムが目を離した隙に姪がトムのクロスボウを手にしてしまい、ヴァイオレットの足を撃ってしまう。
映画『憧れのウェディング・ベル』のあらすじ【転】
トムはヴァイオレットがキッチンに置いていた古いドーナツを食べる。ヴァイオレットはその様子を見て失望する。ヴァイオレットは教授にトムとの関係の問題を打ち明け、教授はヴァイオレットにキスをする。慌ててその場を後にしたヴァイオレットはトムに直ぐに結婚式を挙げようと言い出す。しかし結婚を直前に控えた夜にヴァイオレットは教授とキスをしたことをトムに告白し、トムは動揺する。
挙式前夜にディナーパーティーが開かれるが、トムとヴァイオレットはしらけた雰囲気になる。そしてトムはその場を後にする。外には教授がおり、教授はキスの件をトムに謝罪する。しかし、怒ったトムは教授を追い駆け回す。教授に逃げられたトムはサンドイッチ屋の同僚女性に行き会い、言い寄られる。トムはそれを振り切り、夜の森を徘徊する。そして雪の中で寝てしまい、凍傷にかかった足の親指を切断する。
トムを不幸にしていると感じたヴァイオレットは別れを切り出し、婚約指輪を返す。トムはサンフランシスコに戻ってアレックスのレストランで働き始める。そしてトムはレストランの若いウェイトレスと、ヴァイオレットは教授と交際を始める。
映画『憧れのウェディング・ベル』の結末・ラスト(ネタバレ)
トムはヴァイオレットの誕生日に久しぶりに電話で話す。別れた理由についての会話になり、ヴァイオレットはドーナツの一件が別れを考えるきっかけになったと話し、再び口論になる。トムは独立して、フードトラックで鹿肉のタコスを売り始める。
ヴァイオレットは大学から助教のポジションをオファーされる。しかし、ヴァネッサは優秀だから選ばれたのかどうかが気になって教授に問いただし、教授が裏で手を回していたことを認める。一方、トムは両親からヴァイオレットを手放したことを説教され、ウェイトレスに別れを切り出す。ヴァイオレットの祖母が亡くなり、トムも葬儀に駆けつける。久しぶりに再会したトムとヴァイオレットは自然と愛し合う。
トムとヴァイオレットは大学の夏休みの期間だけサンフランシスコで同棲する。かつてのように幸せな時間を送るが、ヴァイオレットがミシガンに戻らなければいけない日が来る。トムが車で送り届けている途中で、ヴァイオレットはプロポーズをする。トムも実は空港で同じことをするつもりだった。2人はそのまま公園に向かう。ヴァイオレットの手配で親族や友人が集まっていたのだ。2人はその場で衣装を選び、結婚式を挙げる。
映画『憧れのウェディング・ベル』の感想・評価・レビュー
地に足が着いたラブコメという印象だが、肝心のトムとヴァイオレットが結婚を先延ばしにしなければいけない理由が説得力不足に感じた。自らのキャリアを捨てて一緒に引っ越してくれるトムのような優しい男は貴重なのだからさっさと結婚すれば良いと思ってしまう。ミシガンでのトムの変貌振りが面白かったが、全体としてジェイソン・シーゲルは主役としての魅力に欠ける。むしろブレイク前のクリス・プラットが良い味を出していた。(MIHOシネマ編集部)
婚約から挙式まで5年って…と思い鑑賞しましたが、トムもヴァイオレットも自分たちの生活ややりたい事がしっかりと定まっていないからどんどんと先延ばしになってしまったのだと感じました。ラブコメに正論を持ち出すのはどうかと思いますが、プロポーズのタイミングが早すぎたのだと思います。
しかし、引越しや転職など様々なことがあっても2人の気持ちさえ固まれば挙式はいつでも出来たのではないでしょうか。花嫁姿を見せる前に亡くなってしまったおばあちゃんが可哀想だなと感じてしまいました。(女性 30代)
みんなの感想・レビュー