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映画『ドッジボール』あらすじとネタバレ感想。無料視聴できる動画配信は?

映画『ドッジボール』の概要:2004年製作のアメリカのコメディ映画である(原題:Dodgeball :A true Underdog Story)。ベン・スティラー主演で贈るブラックユーモアたっぷりの真剣にドッジボールをする純粋な喜劇作品。

映画『ドッジボール』 作品情報

ドッジボール

  • 製作年:2004年
  • 上映時間:93分
  • ジャンル:コメディ
  • 監督:ローソン・マーシャル・サーバー
  • キャスト:ヴィンス・ヴォーン、ベン・スティラー、クリスティーン・テイラー、リップ・トーン etc

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映画『ドッジボール』 評価

  • 点数:80点/100点
  • オススメ度:★★★★★
  • ストーリー:★★★☆☆
  • キャスト起用:★★★★☆
  • 映像技術:★★★☆☆
  • 演出:★★★★☆
  • 設定:★★★★☆

[miho21]

映画『ドッジボール』 あらすじ(ストーリー解説)

映画『ドッジボール』のあらすじを紹介します。

2つのスポーツジムは、お互いに生き残っていくために試行錯誤していた。
ジムなのにお金の無い客からは月額利用金を貰わないという、ただのお人好しのオーナーのピーター。
彼のジムは変わったお客ばかりで弱小である。
一方でオーナーのホワイト(ベン・スティラー)が経営する最新型機械が置いてある大型ジムは、客受けも良く儲かっている。

そんなある日、向かいの弱小ジムを買取り駐車場にしようと思ったホワイトは、不動産屋をたきつけ相手を追い詰めていく。
買取されないためには、30日以内に5万ドル払わなければいけない。
もちろんそんな金はピーターには払えない。

ジムのメンバーでこの先の相談をした結果、ラスベガスのドッジボール大会に出場することにした。
というのもこの大会の優勝賞金はちょうど5万ドルなのだ。
メンバーは皆衝撃的な個性派で風変わりな者ばかりである。
公式ドッジボールのルールも知らない彼らは、ドッジボール界のレジェンドをコーチに迎え特訓の日々を贈る。
最大の敵は何とホワイト率いるチーム。

激しい攻防戦の末、信じられない激しすぎる特訓の成果で、無事勝利することが出来たピーターチームだった。

映画『ドッジボール』 感想・評価・レビュー(ネタバレ)

映画『ドッジボール』について、感想・レビュー・解説・考察です。※ネタバレ含む

こんなに真剣なオバカ映画は無い!

とにかく何も期待しないで見て欲しい作品。
内容なんて全く無く、シリアスで感動するシーンなんてもちろん無い。
しかしこんなに本気で大人達がくだらない事をしているなんて凄すぎる。
最大の見所は、ドッジボールの特訓シーンであろう。
俊敏さを鍛える為、ボールを持って高速道路でキャッチボールをして車に轢かれたりと何かと本気具合が違う。

大人が楽しむ作品であることは間違いないが、ボールを顔に当てられたり急所に当てられたりということで笑えないようであれば絶対にオススメしない。
チャップリンやジム・キャリー映画のような正統派のコメディ要素は皆無であり、下品でオバカな大人の集まりを描いた映画であるからだ。
この感覚さえあれば、絶対に声を出して笑ってしまうこと間違いなしだ。

日本語吹き替え版も秀逸

オリジナル言語ももちろん楽しめるが、字幕吹き替えが忠実過ぎて好きでは無いという人には吹き替えがオススメ。
特に吹き替え声優が山寺宏一であることも楽しめるポイントである。
この人は何と言ってもアドリブが上手い。
字幕では無いような日本人好みのものが特に最高である。

個人的にはベン・スティラーの声が好きなのでそのまんま見るのが良いと思うが、気になるようなら両方見ても良いかもしれない。

ベン・スティラーの良さがいきていない

ベン・スティラーと言えばナイトミュージアムシリーズで大人気になった俳優だ。
演技力に定評があるだけではなく、脚本や演出までこなしてしまうという才能の持ち主でチャップリンのような総合芸術性が高いと言われている。

しかし本作品に置いては、バカさ具合の強いキャラがたくさんいるため彼の良さが活かされていない。
ファンとしては非常に残念であった。
もう少し魅力ある演出をすればもっとコミカルな作品になっていたかもしれない。

映画『ドッジボール』 まとめ

コメディ映画というのは感想がそれぞれで、評価が非常に難しいジャンルである。
笑いというものはセンス次第であるからだ。
体を使ったギャグやコメディが好きな人もいれば、頭を使った頭脳派コメディ、シニカルなものもあれば純粋なお笑いのようなものもある。
人それぞれ好みはあるし、この映画も全く強要は出来無い。
しかし、大の大人がよってたかってこんなに本気のコメディを作られたらついつい笑ってしまう。
一言で言えば、くだらない。
でもこのくだらなさに命をかけた作品であり、コメディなのに真面目すぎる感じがする不思議な作品。
つまり真剣にこのような映画を作ったのだろう。
それを思うだけで楽しいし、また他のコメディ映画が物足りなくなってしまうくらい笑えるのが魅力的だ。

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