12000作品を紹介!あなたの映画図書館『MIHOシネマ』
スポンサーリンク

映画『ブラッド・ジャスティス』のネタバレあらすじ結末と感想

この記事では、映画『ブラッド・ジャスティス』のあらすじをネタバレありの起承転結で解説しています。また、累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家が、映画『ブラッド・ジャスティス』を見た人におすすめの映画5選も紹介しています。

この記事でわかること
  • 『ブラッド・ジャスティス』の結末までのストーリー
  • 『ブラッド・ジャスティス』を見た感想・レビュー
  • 『ブラッド・ジャスティス』を見た人におすすめの映画5選

映画『ブラッド・ジャスティス』の作品情報

ブラッド・ジャスティス

製作年:2018年
上映時間:95分
ジャンル:サスペンス
監督:ウェス・ミラー
キャスト:テイ・ディグス、ジョン・キューザック、ジョージ・ロペス、ルーク・ヘムズワース etc

映画『ブラッド・ジャスティス』の登場人物(キャスト)

チャールズ・コールマン(テイ・ディグス)
10代の後半に妻との間に子を儲け、苦労して弁護士、警官を経て現在は判事を務めている。真面目で正義感に溢れた人物。息子のCJを悪徳警官に射殺されたことで復讐を誓う。
ホレス(ジョン・キューザック)
チャールズの親友で元警察官。現在は警察の内部調査官をしている。事件に関わった警官が証拠偽装していることに気付きチャールズへ知らせる。
ハビエル(ジョージ・ロペス)
整備工場に勤める男性。CJと同様に息子を白人警官に射殺されている。悪徳警官とフォンにより証拠偽装されたと気付き必死に抵抗したものの、権力に負ける。チャールズと共に復讐を誓う。
フォン(ルーク・ヘイムワーズ)
CJを射殺した白人警官。妻と幼い息子がおり、罪の呵責に悩む。気が弱く相棒を止めることができず、保身に走っている。
CJ(ジョセフ・ベルク)
チャールズの息子。警察学校へ入学初日、白人警官に止められ不当に射殺されてしまう。父親に似て明るく真面目で真っすぐな性格。

映画『ブラッド・ジャスティス』のネタバレあらすじ(起承転結)

映画『ブラッド・ジャスティス』のストーリーをネタバレありの起承転結で解説しています。この先、結末までのネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『ブラッド・ジャスティス』のあらすじ【起】

10代の後半で家庭を築くことになり、苦労しながらも真面目に勉強し警察官を経て現在は判事となったチャールズ・コールマン。救急隊員である妻との間に得た一人息子のCJも立派に成長し、元警察官である父に憧れを抱き警察学校へ入学。いよいよ登校初日を迎えた。

その日の朝、CJはチャールズと腕相撲の勝負に勝ち、父の車に乗って出発。ところが、交差点を曲がったところでパトカーに止められてしまう。乗っていた2人の白人警官に詰問されたCJは免許証を出そうとした次の瞬間、銃弾を何発も撃ち込まれてしまう。白人警官のフォンはCJの免許証と警察学校入学の書類を発見し、相棒と共に愕然とする。そうして2人は罪を隠蔽するため、現場を工作するのだった。

息子が不当に白人警官から射殺されてしまったチャールズと妻は酷く嘆き悲しんだ。白人からの差別に辛い思いをしながらも懸命に生き、息子も父の背を見つめて真っすぐに育った。何も悪いことなどしていない。それなのに、この仕打ちはあんまりである。

元警官で親友のホレスはチャールズに、記録ではCJが銃と覚せい剤を所持していたことになっていると言う。だが、警察学校へ向かうCJが銃や覚せい剤を持っているはずがない。チャールズは息子の無実を信じることにした。

映画『ブラッド・ジャスティス』のあらすじ【承】

一方、フォンは自分が犯してしまった罪の呵責に悩み、相棒に真実を明かそうと詰め寄っていた。CJは銃も薬も所持しておらず、免許証を提示するために財布を取り出そうとしていただけだ。それを誤認した相棒が早まって銃を持っていると叫んだために起こった悲劇である。しかし、相棒は自分が証拠偽装をしたのだから助かったのだと宣うのだった。

事件の捜査が終了したため、処分について市長の元を訪れたチャールズ。私的な話をしたいと言ったにも関わらず、市長は司法長官と警察署長を呼び公的な会議としての場を設ける。そこで、予想した通りCJを殺害した警官2名は懲戒も訴追もされないと知らされた。決定的な証拠も目撃者もいないため、警官の聴取だけが真実だと言われてしまう。

その結果にチャールズの妻は夫をなじり憤慨。思い悩んだチャールズはホレスに相談し、捜査書類の確認をしてもらうよう密かに頼んだ。警官で現在は内部調査官であるホレスなら容易くできることだった。ホレスは電話を受けたその足で警察署へ向かい、捜査書類の画像をチャールズに送る。そこには、以前にも同じ白人警官による似たような事件がいくつもあったことが分かった。

チャールズはCJを射殺した警官による被害者や遺族を訪ね、彼らからそれぞれの事件について聞いて回る。中でも息子を同様に殺害されたハビエルは、CJの事件でも警察へ抗議してくれていた。

映画『ブラッド・ジャスティス』のあらすじ【転】

調査を重ねつつ妻との関係を修復し、共に支え合おうと誓ったチャールズ。ところが、CJの事件がニュースの一覧に掲載される。そのせいで、元からCJが不良で犯罪者だったと印象付けられてしまう。妻は再び嘆き悲しみ、夫を酷くなじった。

チャールズは市長の元を再び訪れ、CJが所持していたと思われる銃が他の事件でも使用されていたことを明かす。そのどちらにも、当事者である白人警官が関わっていた。それは、証拠偽装を示すのではないかと告げる。しかし、市長はまともに取り合ってくれず、更に市が提示した慰謝料も受け取らなかったと逆にチャールズを責め立てた。

行き詰まったチャールズはハビエルの元を訪れ、憤りを吐露。ハビエルの息子もCJも街ぐるみで殺されたのだと訴える。更にチャールズは車載カメラの映像を密かに入手し、ハビエルに見せた。ハビエルの息子が警官に追われ射殺された決定的瞬間が録画されていた。このことで2人の白人警官に復讐することを誓ったチャールズとハビエル。

映画『ブラッド・ジャスティス』の結末・ラスト(ネタバレ)

秘密裏に準備を行い、まずはフォンの相棒である悪徳警官の元へ。しかし、住宅へ侵入し大乱闘の末、結局反撃されてしまう。そこで、チャールズは隙を突いて奴の銃殺を成功させた。
ハビエルとチャールズは警察が駆け付ける前に逃走。

通報により、警官が殺された現場へとやって来たホレス。彼はそこでCJの身分証を発見し、チャールズの仕業であることを察してしまう。彼は早々にフォンの身柄を確保し、チャールズの所在を妻に訪ねた。すると、妻は復讐してくれたと夫を称える始末。

無我夢中で逃走していたチャールズとホレスは、治安が悪く危険地域と言われる場所へ入ってしまい通りかかった私服警官4名に追われる。どうにか、逃げ出した2人だったが、逃走中に護送されるフォンを発見し、今度はそちらを追うことにした。カーチェイスを展開した後、フォンを捕まえることに成功。フォンは真摯に2人の父親へと謝罪したが、激情に駆られたチャールズは彼を銃殺してしまう。その場に駆け付けたホレスはチャールズを止めようとしたが、止められず警官の発砲により2人の父親は銃殺されてしまうのだった。

映画『ブラッド・ジャスティス』の感想・評価・レビュー(ネタバレ)

無実の黒人が白人警官たちの手で執拗に尋問され、時に不当な暴力を振るわれ命を落とす事件がアメリカで続発し、ブラック・ライヴズ・マターの抗議運動が世界的な広がりを見せる中で生まれた作品。

ストーリー的に街ぐるみで警察を擁護され追い詰められていく内容だが、方法は他にもあったのではないかと思う。作中では犯行の決定的な証拠があることも描かれるが、その動画を利用しても良かったと思うし、世論を味方につける方法もあった。思い詰められた結果だと言われればそうかもしれないが、短絡的な気がする。判事になるほど賢いならもっと頭を働かせても良かった。結果はどうあれ、警察の悪事を描くことが主目的なような気もしたので、これはこれで良かったのかもしれない。(MIHOシネマ編集部)


警察官に息子を射殺された父親が、自らの手で真実と正義を追い求める展開は王道ながらも引き込まれた。特に、証拠が隠蔽されていく過程と、それに抗う主人公の執念が印象的。終盤で腐敗した警察の実態が明らかになり、復讐ではなく「真実を暴く」ことに意味があると示される流れは見応えがあった。アクションはやや控えめだが、その分ドラマ性が際立っていた。(20代 男性)


息子を失った父の悲しみと怒りがリアルに描かれていて、観ていて胸が苦しくなった。警察という権力の中で真実がねじ曲げられていく様子はとても怖い。ラストで主人公が選んだ行動は完全な救いとは言えないけれど、それでも一歩前に進んだように感じた。派手さはないけれど、静かに考えさせられる作品だった。(30代 女性)


ストーリー自体は比較的シンプルだが、警察の腐敗というテーマがしっかり描かれている点が良かった。主人公が単なる復讐者ではなく、正義を求める人物として描かれているのが印象的。終盤の対決は緊張感があり、真実が明らかになる瞬間には思わず引き込まれた。重いテーマながら、最後まで飽きずに観られる作品。(40代 男性)


正直、最初はよくある復讐劇かと思ったが、観進めるうちに印象が変わった。父親の葛藤や苦悩が丁寧に描かれていて、感情移入しやすい。特に警察内部の隠蔽体質がリアルで、現実にもあり得そうな怖さを感じた。ラストは完全なハッピーエンドではないが、それが逆に現実味を増していると思う。(20代 女性)


社会派ドラマとしての側面が強く、単なるアクション映画ではない点が評価できる。警察組織の闇と、それに立ち向かう個人の姿が対比的に描かれている。主人公の行動は時に過激だが、その背景にある動機が理解できるため、単純に否定できない。観終わった後に色々と考えさせられる作品だった。(50代 男性)


息子を奪われた父親の視点で物語が進むため、終始感情的に引き込まれた。証拠を隠そうとする警察と、それを暴こうとする主人公の対立構造が分かりやすく、ストーリーに入り込みやすい。ラストの展開は重く、爽快感よりも苦さが残るが、それが作品のテーマに合っていると感じた。(30代 女性)


全体的にシリアスなトーンで進み、軽い気持ちでは観られない作品だった。主人公が次第に追い詰められていく過程がリアルで、観ていて緊張感が続く。特にクライマックスで真実が明らかになるシーンは印象的で、怒りと悲しみが入り混じった複雑な感情になった。考えさせられる映画だと思う。(40代 女性)


警察による不正と、それに抗う一人の父親という構図が分かりやすく、最後まで集中して観られた。アクション要素は控えめだが、その分ストーリーに重みがある。主人公の選択は賛否が分かれそうだが、自分としては納得できるものだった。社会問題を扱った作品としても見応えがある。(20代 男性)


復讐劇としてのカタルシスを期待すると少し違うが、現実的な結末が印象に残る。警察の腐敗がテーマでありながら、個人の感情にも丁寧に焦点が当てられている。主人公の苦悩や葛藤がしっかり伝わってきて、単なる善悪の物語ではない深みがある。静かに心に残るタイプの映画。(50代 女性)

映画『ブラッド・ジャスティス』を見た人におすすめの映画5選

累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家が、映画『ブラッド・ジャスティス』を見た人におすすめの映画5選を紹介します。

トレーニング デイ

この映画を一言で表すと?

正義と腐敗の境界線が一日で崩れていく、息詰まる警察サスペンス。

どんな話?

ロサンゼルス市警の新人刑事ジェイクは、伝説的なベテラン刑事アロンゾの指導を受けることになる。ところがその“研修初日”は、理想の警察像とはまるで違う危険な現場の連続だった。市民を守るはずの権力が、いつの間にか暴力と支配へ変わっていく恐ろしさを、濃密な一日で描く緊張感抜群の作品。

ここがおすすめ!

警察組織の闇や権力の暴走というテーマが強く、ブラッド・ジャスティスが持つ息苦しさや怒りに近い感触を味わえるのが魅力。善悪が単純に割り切れない脚本も秀逸で、観ている側の価値観を揺さぶってくる。終始張りつめた空気の中で進む物語と、強烈なキャラクター同士のぶつかり合いが見どころだ。

デス・ウィッシュ

この映画を一言で表すと?

奪われた日常を取り戻すため、男が復讐の引き金を引く痛快リベンジ。

どんな話?

穏やかな家庭を築いていた医師ポールは、突然の襲撃事件で家族を傷つけられ、人生を大きく狂わされる。警察の捜査が思うように進まない中、彼は自ら街の闇に向き合い、犯人を追い始める。普通の市民だった男が、怒りと悲しみの末に変わっていく過程を、スリリングに描いた復讐アクションだ。

ここがおすすめ!

理不尽な暴力にさらされた家族の喪失感と、司法や警察だけに任せていられない切迫感がブラッド・ジャスティスと重なる一本。主人公が自分の手でけじめをつけようとする流れが分かりやすく、テンポも良い。重い題材ながら、復讐劇ならではの緊張感と見やすさがあり、最後まで一気に引き込まれる。

ジョンQ 最後の決断

この映画を一言で表すと?

父親の愛が社会の理不尽に牙をむく、切実すぎるヒューマンサスペンス。

どんな話?

息子の命を救うために高額な医療費が必要だと知ったジョンは、保険制度や病院の冷たい現実に追い込まれていく。家族を守りたい一心で、ついに彼は病院を占拠するという極端な行動に出る。愛する子どものために、法と倫理の境界を越えてしまう父親の苦悩が胸を打つ作品。

ここがおすすめ!

家族を奪われそうになった父親が、社会の仕組みそのものに抗う構図が非常に力強い。ブラッド・ジャスティスが好きなら、父としての怒りや無力感、そして行動せずにいられない切迫した感情に強く共鳴できるはず。派手なアクションに頼らず、感情の積み上げで観客を引っ張るタイプの秀作としておすすめしたい。

イコライザー

この映画を一言で表すと?

静かな男の正義が、悪を一人ずつ制圧していく極上クライムアクション。

どんな話?

ホームセンターで働く寡黙な男マッコールは、過去を捨てて平穏に暮らしていた。しかし、理不尽な暴力に苦しむ少女を見過ごせず、封じていたはずの戦う力を再び解き放つ。法では裁ききれない悪に対して、圧倒的な知略と実力で立ち向かう姿を描いたスタイリッシュな復讐劇。

ここがおすすめ!

不正や暴力に対し、主人公が自分なりの正義で立ち向かう爽快感が大きな魅力。ブラッド・ジャスティスよりアクション色は強いが、権力側や暴力側に泣き寝入りしない物語が好きな人にはぴったりだ。静かな怒りが爆発する瞬間の気持ちよさと、冷徹に悪を追い詰める展開がクセになる。

セルピコ

この映画を一言で表すと?

腐った組織に一人で挑む、実話ベースの骨太ポリスドラマ。

どんな話?

理想を胸に警察官になったセルピコは、現場で横行する賄賂や不正を目の当たりにする。周囲が見て見ぬふりをする中、彼だけは沈黙せず、腐敗した組織の内部告発へ踏み出していく。正しいことを貫こうとするほど孤立していく現実が、生々しく突きつけられる名作だ。

ここがおすすめ!

ブラッド・ジャスティスで描かれる警察の隠蔽や腐敗に強く反応した人なら、この作品の鋭さは間違いなく刺さる。派手な復讐ではなく、組織の中で正義を貫く苦しさを真正面から描いているのが見どころ。古典的な作品ながらテーマは今なお鮮烈で、観終わった後に深い余韻と怒りが残る。

この記事の編集者
影山みほ

当サイト『MIHOシネマ』の編集長。累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家です。多数のメディア掲載実績やテレビ番組とのタイアップ実績があります。平素より映画監督、俳優、映画配給会社、映画宣伝会社などとお取引をさせていただいており、映画情報の発信および映画作品・映画イベント等の紹介やPRをさせていただいております。

影山みほをフォローする
サスペンス映画

みんなの感想・レビュー