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映画『必殺!主水死す』あらすじとネタバレ感想

この記事では、映画『必殺!主水死す』のあらすじをネタバレありで解説しています。また、累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家が、映画『必殺!主水死す』を見た人におすすめの映画5選も紹介しています。

この記事でわかること
  • 『必殺!主水死す』の結末までのストーリー
  • 『必殺!主水死す』を見た感想・レビュー
  • 『必殺!主水死す』を見た人におすすめの映画5選

映画『必殺!主水死す』 作品情報

必殺!主水死す

  • 製作年:1996年
  • 上映時間:100分
  • ジャンル:時代劇、アクション、ヒューマンドラマ
  • 監督:貞永方久
  • キャスト:藤田まこと、三田村邦彦、菅井きん、白木万理 etc

映画『必殺!主水死す』 評価

  • 点数:70点/100点
  • オススメ度:★★★★☆
  • ストーリー:★★★★☆
  • キャスト起用:★★★★★
  • 映像技術:★★★★☆
  • 演出:★★★★☆
  • 設定:★★★☆☆

[miho21]

映画『必殺!主水死す』 あらすじ(ストーリー解説)

映画『必殺!主水死す』のあらすじを紹介します。

天保年間。江戸城、大奥。徳川家定(細川ふみえ)には、双子の弟がいたが行方知れずになっていた。大奥では、お美津の方(松居一代)と姉小路の2流勢力が台頭し、家定の後目争いが勃発。時を同じくして、絵師・葛飾北斎(鈴木清順)や彼の絵に関わった者が相次いで変死。

南町奉行の中村主水(藤田まこと)は、葛飾北斎の娘お栄(美保純)に絵を描くのを辞めるよう言うが、お栄は権の四郎(津川雅彦)らに殺され、死体は籠の中に入れられてしまう。

江戸の町で、中村主水は三味線とキツネ踊りをする芸人2人に出会う。三味線弾きはかつてのお千代(名取裕子)だった。しかし記憶を失っており、今はお夢と名乗っていた。キツネ踊りをするのは捨蔵(細川ふみえ)とよばれる娘だった。

2人は過去にも襲われたことがあるという。家定の双子の弟に似ているということで、お夢と捨蔵は大奥に呼ばれることに。キツネ踊りを披露していた途中、キツネのお面を取ると姉小路(柏木由紀子)は捨蔵を見て動揺するそぶりを見せるのだった。

中村主水は、姉小路と水野忠邦(宝田明)を殺し、おけい(東ちずる)の力を借りて、捨蔵らを城から逃がす。しかし、まだ終わっていなかった。中村主水は、お千代と共に権の四郎の館へ向かう。その後を飾り職人・秀(三田村邦彦)、三味線屋・勇次(中条きよし)が追う。
20年前の主水と権の四郎、お夢(お千代)を巡る争いの決着を着ける刻が訪れようとしていた。

映画『必殺!主水死す』 感想・評価・レビュー(ネタバレ)

映画『必殺!主水死す』について、感想・レビュー・解説・考察です。※ネタバレ含む

仕事人・中村主水の生き様を見よ!

「必殺」シリーズの映画版第6作です。TVシリーズからのファンにとって、主水がどうなるかは気になる展開だが、無理に殺さなくてもいいのにというのが正直な気持ちです。無敵なまま、終わってもいいじゃないか。

中村主水をはじめ、飾り職人の秀や三味線屋の勇次、おけい等おなじみのメンバーが活躍してくれるからこそ面白い。本作は、シリーズ最後だというのに仕事人達の活躍がいつもより少なめです。だからといってつまらないわけではありません。

徳川家定の跡目争いに巻き込まれる形で、主水は権の四郎とお千代を絡めた因縁の対決へ。誰が父親でも丈夫に子が育ったらいいじゃないと思うが、男はこだわるんですね。
このように脚本には、若干不満がありますが、主水達は随所でいい仕事していますよ。

おけいから、双子の弟を殺すという依頼を誘われるが、”個人の深い恨みを晴らす”という趣旨とは違うから受けられないというシーン。そして、上司の愛人工作をする代わりに奉行所の仕事をさぼるシーンなど主水らしくていい。
実は、ゆとり世代の人にこそ、「必殺」シリーズを観てもらいたい。本業をサボってばかりじゃダメだけど、大人の余裕が必要なんです。

悪役・権の四郎の魅力

権の四郎を演じる、津川雅彦は悪人面がよく似合う。見どころは2つあって、1つは”北斎の娘・お栄を殺すシーン”。蚊帳の中でどうやって殺したのだろう。殺す前に何か花を手折る瞬間が挿入されていた。殺しを予想させるけど、肝心の殺人シーンを見せない。

そして、お栄の死体は籠のなかで見つかるのだ。2つめは、”主水と対決する囲炉裏のシーン”。農機具やら火ばさみなど凶器になりそうな物ばかり手元にあります。火ばさみを持った瞬間、主水が緊張する息遣いまで聞こえるような演出だった。

映画だから、明るく見えるけど、”囲炉裏のシーン”では暗いはずだ。主水は剣も持たずに対決しないといけないから、心細くないだろうか。再び、この2人の対決が観たいなぁ。

映画『必殺!主水死す』 まとめ

中村主水という男は不死身だと思っています。数年前に藤田まことが亡くなられたのを知って、もう主水に会えないんだと淋しく感じました。「必殺」シリーズの魅力は、人物・殺し・音楽が三位一体となって響いてくるところです。

一撃必殺で、殺しの瞬間の音が聞こえると緊張感が増します。そして、観ている私達の日常の恨みつらみさえも消えてゆく、カタルシスがあります。これがクセになるので、ぜひTV版「必殺」シリーズからご覧下さい。映画版と同じ、貞永方久監督です。

本作には、葛飾北斎役で鈴木清順が出演しています。彼は、「チゴイネルワイゼン」を撮った映画監督です。時代劇には、意外な人が出演していることも多く、見つける楽しみもあります。


これまで数々の修羅場をくぐり抜けてきた中村主水が、ついに命を落とすという衝撃の展開に言葉を失った。普段は昼行灯のように振る舞いながらも、裏では冷酷な仕事人として暗躍する姿とのギャップが魅力だっただけに、その最期はあまりにも重い。特に、自らの宿命を受け入れたかのような静かな覚悟が印象的で、ただの時代劇ではない深みを感じた。シリーズの集大成としてふさわしい作品。(30代 男性)


テレビシリーズで親しんできた主水が死ぬという事実が信じられず、観終わった後もしばらく呆然としてしまった。これまで何度も危機を乗り越えてきたからこそ、今回もどこかで助かるのではないかと思っていたが、その期待は裏切られる。最期まで仕事人としての信念を貫いた姿は美しくもあり、同時に切なかった。強烈な余韻が残る一本。(40代 女性)


「必殺」シリーズの中でも異色の重さを持つ作品だと感じた。主水がただのヒーローではなく、一人の人間として苦悩し、そして死を迎える姿が描かれている点が印象深い。勧善懲悪だけでは終わらない物語構造が、観る者に深い問いを投げかけてくる。ラストの余韻は非常に長く、シリーズファンほど衝撃が大きい作品だと思う。(50代 男性)


これまでの軽妙なやり取りやユーモラスな一面を知っていると、今回の展開はあまりにも辛い。主水の死は単なるショックではなく、彼が背負ってきた業の重さを象徴しているように感じた。仕事人としての使命と人間としての感情の間で揺れる姿がリアルで、最後まで目が離せなかった。シリーズの中でも特に心に残る作品。(30代 女性)


初めてこの作品を観たが、主水というキャラクターの奥深さに驚かされた。普段は冴えない役人でありながら、裏では命を奪う仕事を請け負うという二面性が魅力的。その彼が最後に迎える結末は、ある意味で必然だったのかもしれない。派手さよりも人間ドラマに重点が置かれており、強い印象を残す一本だった。(20代 男性)


長年シリーズを追いかけてきた身としては、主水の最期を見届けるのは非常に辛かった。しかし同時に、ここまでキャラクターを丁寧に描いてきたからこそ、この結末に説得力があるとも感じた。仕事人という存在の儚さと、時代の中で生きる人間の限界が重なり、深い余韻を残す。単なる娯楽を超えた重厚な作品。(60代 女性)


全体的にシリアスなトーンで進むが、その中で主水の人間らしさが際立っていた。家族との関係や日常の姿が描かれることで、彼の死がより現実味を帯びてくる。最後のシーンは静かでありながら強烈で、観ているこちらの感情を大きく揺さぶる。これまでのシリーズの印象を覆す、非常に挑戦的な作品だと思った。(40代 男性)


これほどまでに重い結末になるとは予想していなかった。主水というキャラクターが持つユーモアや親しみやすさがあるからこそ、ラストの悲劇が際立つ。彼が背負ってきたものの大きさを考えると、この結末は避けられなかったのかもしれないが、それでもやはり悲しい。観終わった後、しばらく余韻に浸ってしまった。(20代 女性)


時代劇でありながら、ここまで人間の内面に踏み込んだ作品は珍しいと感じた。主水の葛藤や覚悟が丁寧に描かれており、単なるアクションでは終わらない深みがある。彼の死は衝撃的だが、それ以上に強く印象に残るのは、その生き様そのものだった。シリーズを知らない人でも心に残る作品だと思う。(50代 男性)


必殺シリーズの集大成とも言える作品で、主水の人生に一つの区切りがついた印象を受けた。彼が最後に見せた覚悟と静かな強さは、これまでの積み重ねがあってこそだと感じる。エンタメとしての面白さだけでなく、人間の業や運命についても考えさせられる内容で、観終わった後に深く考え込んでしまった。(30代 女性)

映画『必殺!主水死す』を見た人におすすめの映画5選

累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家が、映画『必殺!主水死す』を見た人におすすめの映画5選を紹介します。

必殺!III 裏か表か

この映画を一言で表すと?

仕事人たちの生き様と矜持が交錯する、シリーズ屈指の重厚作。

どんな話?

中村主水を中心とした仕事人たちが、裏社会で暗躍する悪に立ち向かう物語。表では冴えない役人として日常を過ごしながら、裏では命を奪う仕事を請け負う彼らの葛藤と覚悟が描かれる。仲間との関係や裏切り、そして仕事人としての信念が複雑に絡み合い、単なる勧善懲悪では終わらない深みを持つ作品。

ここがおすすめ!

シリーズならではの痛快な仕置きに加え、キャラクターの内面に踏み込んだドラマ性が魅力。主水の人間らしさや仲間との絆が丁寧に描かれており、「必殺!主水死す」を観た人ならより深く楽しめる。仕事人という存在の重みを改めて感じさせる、見応えある一本。

御法度

この映画を一言で表すと?

静寂の中に潜む狂気を描く、新選組の異色ドラマ。

どんな話?

幕末の京都、新選組に入隊した美しい若者が隊士たちの心を乱し、次第に内部に緊張と疑念が広がっていく。規律と忠誠が重んじられる組織の中で、抑えきれない感情が暴走し、やがて悲劇的な結末へと向かう。静かな空気の中に漂う不穏さが印象的な作品。

ここがおすすめ!

派手な殺陣ではなく、心理描写と緊張感で魅せる異色の時代劇。人間の内面に潜む欲望や狂気が丁寧に描かれており、「必殺」シリーズの持つ陰の部分に惹かれた人には特におすすめ。静かでありながら強烈な印象を残す作品。

たそがれ清兵衛

この映画を一言で表すと?

剣ではなく人生を描く、静かな感動の時代劇。

どんな話?

下級武士である清兵衛は、貧しい暮らしの中で家族を支えながら静かに日々を送っている。しかしある出来事をきっかけに剣を取らざるを得なくなり、自らの運命と向き合うことになる。戦うことよりも生きることに重きを置いた、心に沁みる物語。

ここがおすすめ!

派手さを抑えた演出の中で、人間の生き方や家族への想いが丁寧に描かれる。主人公の葛藤や覚悟は、主水の生き様と重なる部分も多く、深い共感を呼ぶ。静かな感動と余韻を味わいたい人におすすめの名作。

十三人の刺客(2010)

この映画を一言で表すと?

命を懸けて悪を討つ、壮絶な集団戦の極致。

どんな話?

暴君として知られる大名の暗殺を命じられた武士たちが、命を懸けた作戦に挑む。少数の刺客たちが圧倒的な敵に立ち向かう中で、それぞれの覚悟や信念が試される。緻密に練られた戦略と、壮絶な戦いの末に迎える結末が見どころの作品。

ここがおすすめ!

クライマックスの大規模な戦闘シーンは圧巻で、時代劇の醍醐味を存分に味わえる。一方で、命を賭ける覚悟や武士としての信念といったテーマも深く描かれており、「必殺」シリーズの持つ重厚さが好きな人には特に刺さる作品。

影武者

この映画を一言で表すと?

影として生きる男の運命を描く壮大な歴史劇。

どんな話?

戦国時代、武田信玄の死を隠すために替え玉として雇われた男が、やがて本物として生きることを強いられる。最初は戸惑いながらも、次第に武将としての役割を受け入れていくが、その運命はやがて大きな悲劇へとつながっていく。歴史の裏側を描いた重厚な物語。

ここがおすすめ!

圧倒的な映像美と重厚なストーリーが魅力で、人間の運命や役割について深く考えさせられる。主水のように「役割を背負って生きる男」の姿に惹かれた人には特におすすめ。壮大でありながらも人間ドラマに焦点を当てた名作。

この記事の編集者
影山みほ

当サイト『MIHOシネマ』の編集長。累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家です。多数のメディア掲載実績やテレビ番組とのタイアップ実績があります。平素より映画監督、俳優、映画配給会社、映画宣伝会社などとお取引をさせていただいており、映画情報の発信および映画作品・映画イベント等の紹介やPRをさせていただいております。

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みんなの感想・レビュー

  1. 影山みほ 影山 美穂 より:

    すみません、名前の表記を間違えておりました!
    捨蔵に修正させていただきました。

    ご指摘ありがとうございました。

  2. 匿名 より:

    捨吉じゃなくて、捨蔵ですよ(*^。^*)