12000作品を紹介!あなたの映画図書館『MIHOシネマ』

映画『アベンジャーズ(1998)』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『アベンジャーズ(1998)』の概要:イギリスの諜報員と気象学者が手を組んで、気象を自在に操ってイギリスを攻撃しようとしている悪者を退治するアクション・コメディ。レイフ・ファインズ、ショーン・コネリーら豪華俳優陣が共演している。

映画『アベンジャーズ』の作品情報

アベンジャーズ

製作年:1998年
上映時間:89分
ジャンル:アクション、コメディ
監督:ジェレマイア・チェチック
キャスト:レイフ・ファインズ、ユマ・サーマン、ショーン・コネリー、パトリック・マクニー etc

映画『アベンジャーズ』の登場人物(キャスト)

ジョン・スティード(レイフ・ファインズ)
イギリスの情報局「ミニストリー」の諜報員。いつも洗練された服装を身にまとった紳士。エマと共に世界首脳会議を狙った陰謀に挑む。
エマ・ピール(ユマ・サーマン)
気象学博士で、気象防護プログラム「プロスペロ」の研究主任。自分に瓜二つの女性が存在しており、その捜査のためにスティードとコンビを組む。
サー・オーガスト(ショーン・コネリー)
「ミニストリー」の元局員で、クローン研究に取り組んでいた。気象学者でもあり、気象を自在に操る技術を開発し、イギリスを攻撃する。

映画『アベンジャーズ』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『アベンジャーズ(1998)』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『アベンジャーズ』のあらすじ【起】

気象防護プログラム「プロスペロ」が作動しなくなる自体が発生し、開発に携わったエマはスティードから呼び出しを受ける。スティードはエマを連れて情報局「ミニストリー」の本部に向かう。ミニストリー局長のマザーは2人にエマと瓜二つ人物がプロスペロを襲撃している監視カメラの映像を見せる。そしてエマに対し、身の潔白を証明するためにスティードとコンビを組んで捜査することを要請する。しかし、副局長のファーザーはエマが怪しいとマザーに耳打ちする。

スティードはかつて大物局員だったオーガストが何か情報を握っていると思い、2人で会いに行くことにする。スティードはエマにオーガストの気を引くように頼み、自らはオーガストの邸宅周辺を調査する。しかし、スティードは突然嵐に見舞われる。一方、エマはオーガストに気象を軍事利用することについて質問をし、オーガストは自分の研究だと自慢気に説明する。スティードは大雪に囲まれて身動きが取れなくなる。そして、そこにエマに似た女性が現れ、スティードは撃たれてしまう。

映画『アベンジャーズ(1998)』を無料視聴できる動画配信サービスと方法
映画『アベンジャーズ(1998)』を無料視聴できる動画配信サービスと方法を分かりやすく紹介しています。

映画『アベンジャーズ』のあらすじ【承】

スティードはエマの呼び掛けで目を覚ます。防弾チョッキを着ていたために助かったのだ。エマは事件にオーガストとウェザー社が関係している証拠を見付けたと説明する。2人は早速ウェザー社に侵入する。ウェザー社ではオーガストが気象学者を集めて会議を開いていた。オーガストは学者達に組織への絶対忠誠を求め、脱退希望者を殺してしまう。スティードとエマは殺されたのがプロスペロの関係者であることを発見する。スティードはオーガストの部下を追跡し、叩きのめす。

エマは屋上で自分に瓜二つの女性に襲われてしまう。そこにスティードが助けに現れると、偽物のエマは逃げてしまう。スティードはエマそっくりの女性がいることをマザーに報告する。マザーは世界首脳会議の場が狙われているのではないかと危惧する。オーガストが気象爆弾の実証実験を行い、エマは異常気象が起きていることを察知する。2人はオーガストの元を再訪することにする。途中でオーガストの部下達に襲撃されるが、ベテラン局員の老婦人に助けられる。

映画『アベンジャーズ』のあらすじ【転】

スティードとエマは老婦人の案内でオーガストの屋敷に侵入する。しかし、迷路となっている庭園ではぐれてしまう。エマは地下に仕掛けられた落とし穴にはまってしまい、スティードはオーガストに急襲される。スティードは更に偽のエマに失神させられる。オーガストはエマを弄ぼうとするが、老婦人が玄関の呼び鈴を鳴らして邪魔をする。その隙にエマは逃げ出そうとするが、迷宮のようになっているオーガストの屋敷の中で迷ってしまう。それでも何とかスティードの声を聞きつけ、壁を打ち破って脱出に成功する。

スティードはエマに特注のブーツを履かせようとするが、そこにファーザーが現れ、エマを逮捕してしまう。ミニストリーの実権をファーザーが握ったのだ。スティードはミニストリーの記録保管所に向かい、オーガストについて調べる。そしてオーガストがかつてクローン実験をしていたことを突き止める。さらにファーザーがミニストリーの土地をオーガストに売っていたことを掴む。一方、ファーザーは偽のエマと共にエマを気球に乗せて飛び去ってしまう。

映画『アベンジャーズ』の結末・ラスト(ネタバレ)

世界の首脳会議の場にオーガストが現れ、気候を買うように首脳陣を脅す。更に老婦人が国内総生産の1割を払わなければイギリスの気候を寒くするというオーガストの要求をマザーに伝える。そこでマザーはファーザーの裏切りに気付く。ファーザーは気球でオーガストの元に向かうが、エマは外に飛び出して気球の燃料パイプを抜いてしまう。エマは途中で飛び降り、ファーザーと偽物のエマが乗った気球はウェザー社の看板にぶつかって大破してしまう。スティードは急いでエマの元に駆け寄り、無事を確認する。ブーツに追跡装置が仕掛けられていたのだ。

スティードとエマはオーガストの隠れ家に侵入する。エマは天候を操る装置の回路を壊そうとし、スティードはオーガストと対峙する。スティードはオーガストと剣を交え、最後は一突きにして仕留める。一方、エマはオーガストの部下の妨害に遭いながらも回路のコードを抜き、悪天候による攻撃を止めることに成功する。隠れ家は爆発してしまうが、2人はそこから無事に脱出する。そしてマザーと共に祝杯を上げる。

映画『アベンジャーズ』の感想・評価・レビュー

イギリスのテレビドラマ『おしゃれ㊙探偵』を映画化したもので、あの有名なマーベルとは全く関係のないアベンジャーズ映画。豪華俳優陣がよく出演に応じたなと思うくらいに酷い作品に仕上がっている。物語は支離滅裂で筋を追うのは不可能に近く、下ネタばかりの会話にも辟易させられる。とにかく正視に耐えない。興行的にも大失敗し、ショーン・コネリーを引退に追い込んだ作品の一つとされている。(MIHOシネマ編集部)

みんなの感想・レビュー