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映画『コード211』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『コード211』の概要:ベテラン警察官マイクは乗車体験の高校生を乗せてパトロール中、偶然にも銀行強盗の発生現場に遭遇する。事件発生の「コード211」が発令される中、マイクは車中に取り残された高校生の救出に奔走した。

映画『コード211』の作品情報

コード211

製作年:2018年
上映時間:87分
ジャンル:アクション、サスペンス
監督:ヨーク・アレック・シャクルトン
キャスト:ニコラス・ケイジ、コリー・ハードリクト、オリ・フェッファー、ウェストン・ケイジ etc

映画『コード211』の登場人物(キャスト)

マイク(ニコラス・ケイジ)
定年間近のベテラン警察官。高校生のケニーを後部座席に乗せてパトロール中に、銀行強盗の発生現場に遭遇する。
ケニー(マイケル・レイニー・ジュニア)
いじめられっ子の高校生。いじめっ子に仕返しをしたことで、パトカーの乗車体験という罰則を受ける。パトカー乗車中に銀行強盗に遭遇する。
リサ(ソフィー・スケルトン)
マイクの娘でスティーブの妻。一年前に母を病気で亡くして以来、父とは疎遠になっている。第一子の妊娠が分かった日に銀行強盗が発生して、父と夫が巻き込まれていることを知る。
スティーブ(ドウェイン・キャメロン)
リサの夫。義理の父マイクは警察官の相棒。パトロール中に銀行強盗に遭遇し、足に重傷を負う。
ロッシ(アレクサンドラ・ディヌ)
インターポールの捜査官。銀行強盗を起こした武装軍団を、アフガニスタンでの傭兵時代から追っている。

映画『コード211』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『コード211』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『コード211』のあらすじ【起】

アフガニスタンのとある建屋。建設会社のCEOドノヴァンは大金の送金を済ませて帰国しようと建屋を出た時、4人の傭兵から襲撃を受ける。傭兵は送金先がマサチューセッツ州のユニティ銀行であると聞き出すと、ドノヴァンを射殺した。

ドノヴァンは武器商売や資金洗浄で金儲けをする戦争成金だった。インターポールの捜査官ロッシは襲撃現場を訪れ、犯人は自分が追っている傭兵軍団であると突き止める。

それから2週間後のマサチューセッツ。ベテラン警察官マイクは娘婿のスティーブと、いつものようにパトロールに出発した。マイクは一年前に妻を病気で亡くして以来、娘のリサとは喧嘩ばかりしている。リサの妊娠をスティーブから教えてもらい、マイクは喜ぶのだった。

その日の午後、マイクとスティーブは後部座席に高校生のケニーを乗せて、パトロールに出発した。ケニーはいじめっ子グループに反撃をしていたことで罰則が決まり、この日のパトロールに乗車体験をすることになったのだ。

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映画『コード211』のあらすじ【承】

傭兵軍団は5000発を超える弾を用意して銀行に向かった。銀行前に車を停めて正面玄関から襲撃。客を人質に取って支店長に金庫を開けさせ、金庫にある100万ドル以上の現金をあっという間に手に入れようとしていた。しかしその時、パトロール中のマイクが銀行前に違法駐車している犯人の車に気付く。

銀行の外で見張りをしていた傭兵の一味は、パトカーが仲間の車に近づくことを恐れ、別の通りのレストランに仕掛けておいた爆弾をリモートで爆破させた。レストランは多くの死傷者が出るほどの爆発で大混乱に。警察は全車両に向けて、爆破現場に急行するよう指令を下すが、マイクだけは、目の前の違法駐車を取り締まることを優先させた。

パトカーが爆破現場に向かわずに銀行に近づいてきたため犯人は焦り、ついに乱射を始めた。マイクはケニーを後部座席で守りながら、犯人と銃撃戦をする。スティーブはケニーをパトカーから逃がそうと試みる、犯人の弾を足に受けて倒れてしまう。

映画『コード211』のあらすじ【転】

銀行の前では警察と犯人による銃撃戦が続き、身動きの取れないスティーブは出血多量でショック死することを覚悟する。妻のリサと生まれてくる赤ん坊に遺言を残そうと思い、ケニーに頼んでメッセージをスマホに録画した。リサは速報で事件を知りスティーブに電話をするが、通じることはなく不安を募らせる。

ロッシ捜査官はニュースを見て爆破現場に駆け付け、負傷者の証言から犯人が自分の追っている傭兵軍団であることを突き止める。

銀行の前で犯人と警察の銃撃戦が続く中、スティーブは応援部隊によってようやく救出された。ケニーは一緒に逃げていたがいつの間にかはぐれてしまい、ワゴン車の中にひとり取り残されてしまう。

リサは病院に駆け付けてスティーブに会うことができた。手当てをしていた救命救急の女性医師は警察官の会話から、乗車体験をしているはずの息子ケニーが、現場に乗り残されていることを知る。その時、車中のケニーから電話がかかり、無事だと知ってホッとするのだった。

映画『コード211』の結末・ラスト(ネタバレ)

銀行前にはSWATも到着するが、指揮官である警部補は市長や州知事の顔色を窺って対応が遅れており、対策本部は緊張感すらなかった。そんな警部補にマイクは怒り、早く突入して少年を助けろと怒鳴り散らすのだった。

ロッシ捜査官はSWATに犯人に関する情報を伝授する。犯人は傭兵軍団であり常識は通用しないことと、警察の攻撃を利用して逃亡するだろうという予測を伝えた。

犯人たちは銀行の支店長を殺害し、13人の人質を結束バンドで拘束。そのうちのひとりのポケットに爆弾を忍ばせて銀行から逃がした。SWATは人質を助けるが、ポケットの爆弾を処理する際に犠牲者を出してしまった。

ロッシの読み通りに犯人は銃撃戦に紛れて逃走を図ろうとした。マイクは犯人に撃たれそうになったが、ケニーが慣れない銃で犯人を撃ち、命拾いをする。こうして事件が終わり、ケニーは駆けつけた母と無事に再会を果たした。

一年後、マイクの誕生日にリサとスティーブと赤ん坊、そしてケニーが集合する。マイクは新しい家族写真を撮ってもらおうと、ケニーに撮影を頼むのだった。

映画『コード211』の感想・評価・レビュー

超大作からB級まで何でも出まくっているニコラス・ケイジ主演のB級クライムアクション映画。アメリカで起きた1997年の銀行強盗の銃乱射事件から着想を得て作られているそうだが、実際に元になっているのは銃乱射の部分だけのようだ。

ニコラス・ケイジの実の息子、ウェストン・ケイジが犯人の一味というチョイ役で登場する。あまり深く考えずに楽しめる内容で、86分というのも空き時間に見るのに程よい長さ。ニコラス・ケイジ作品を全部網羅したいなら、とりあえず見ておくべき作品だ。(MIHOシネマ編集部)

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