1997年公開のメル・ギブソン主演の緊張感溢れるサスペンス映画!アレックス・シーガル監督「誘拐」のリメイク作品。犯人役にアカデミー賞俳優のゲイリー・シニーズを迎え、知能犯と息子を思う父の勇気との戦いのドラマ!
映画『身代金』 作品情報
- 製作年:1996年
- 上映時間:122分
- ジャンル:サスペンス
- 監督:ロン・ハワード
- キャスト:メル・ギブソン、レネ・ルッソ、ブローリー・ノルティ、ゲイリー・シニーズ、デルロイ・リンドー etc…
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映画『身代金』 評価
- 点数:75点/100点
- オススメ度:★★★★☆
- ストーリー:★★★★☆
- キャスト起用:★★★☆☆
- 映像技術:★★☆☆☆
- 演出:★★★☆☆
- 設定:★★★★☆
[miho21]
映画『身代金』 あらすじ(ストーリー解説)
映画『身代金』のあらすじを紹介します。
ニューヨークで人質事件が発生した。9歳の男の子ショーン。彼は、航空会社の社長トム・ミューレンの息子であった。「200万ドルを用意しろ」という犯人からの要求に身代金を払おうとするトムだが、妻のケイトはFBIに対応を依頼する。ホーキンス捜査官を中心にしたチームが到着するも、トムは自分自身で行動し、息子を救おうとする。犯人から次々と出される指示に従って、FBIの捜査網を掻い潜るように誘導されるトム。指定場所のニュージャージーで犯人の一人である男と取引しようとするも、FBIのヘリコプターからの狙撃でその男は射殺されてしまう。その男がトムに向かって銃を向けたからだ。この動きから、トムは犯人グループがショーンを返す気がないのではないかと疑い、驚きの行動に出る。それは、テレビ出演して、犯人の首に「懸賞金」をかけたのだった!思わぬ宣戦布告に驚いたのは犯人グループであった。犯人グループはトムに電話で「懸賞金を止めなければショーンを殺す」と脅すが、トムは聞き入れず、逆に懸賞金を二倍に跳ね上げた!この行動に驚愕した犯人グループのリーダーは、自分の身の危険を感じ、仲間たちを殺害する。彼は、ベテラン刑事だったのだ。自らが刑事として、犯人を発見し、射殺して、懸賞金をせしめる別の計画を思いついたからだ。その結末は・・・?
映画『身代金』 感想・評価・レビュー(ネタバレ)
映画『身代金』について、感想・レビュー・解説・考察です。※ネタバレ含む
トムとケイトは相性がいい?
メル・ギブソンとレネ・ルッソは、映画「リーサルウェポン」での夫婦パートナーでも共演しているのです!破天荒な夫婦の二人が本作「身代金」では、家庭を持って、事業に成功し、息子も大きくなり・・・という違った脳内設定で楽しむこともできます!「だからトムはここまで勇敢なんだ!」という妙に納得できるメリットがあります(笑)あ、でも、マーティン(リーサルウェポンの主人公)だったら、犯人追い詰めて、肩を壁にぶつけて叫びながら、殺しちゃうかな!ファン以外分からない話題でした!(笑)
ショーンは誰の息子?
本作で誘拐される少年ショーンは、なんと!ニック・ノルティの息子さんです!あのコワモテで存在感のある俳優さんの息子さんなんですね~あんまり似てないな(笑)是非ご確認ください!
さすがゲイリー・シニーズ!
脇役として一級品の俳優であるゲイリー・シニーズ。本作でも美味しいところを全部持っていく憎い役です!冒頭、刑事として誘拐犯を睨む顔をみせるシーンがありますが、ここで観客は騙されるわけです!「犯人はこいつらだ!」と思い込み、ゲイリー演じる犯人ジミーは頭にはありません。素晴らしい演出です!そして、ジミーが犯人と分かった後に、もう一度、犯人が刑事として懸賞金を受け取りにくる・・・という予想外の展開をみせます。このあたりの脚本が秀品です!
映画『身代金』 まとめ
メル・ギブソンが父親役で大奮闘する!メルギブファン必見の映画ですよ!映像的な斬新さなどはありません。俳優陣の演技力で勝負している映画であり、脚本でも勝負しているのが好印象です!最近、いや随分前から、映画が内容よりも派手さの方にシフトしていった経緯を私的には歓迎していませんので、このような骨太の映画は大好物です!あと、やはり、ゲイリー・シニーズ演じるジミーです!相手の悪役がここまで際立って存在感を持たせ、主人公並みに場を持っていってしまう映画も珍しいです!特に、電話での応酬の場面は手に汗握る展開で見物ですよ!自分だったら懸賞金をかけることはできないと思います。本当のヒューマンドラマとしてのサスペンス映画が観たいなら文句なくおススメします!
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