この記事では、映画『血みどろの入江』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『血みどろの入江』の作品情報
出典:https://video.unext.jp/title/SID0051050
製作年 | 1971年 |
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上映時間 | 84分 |
ジャンル | ホラー |
監督 | マリオ・バーヴァ |
キャスト | クローディーヌ・オージェ ルイジ・ピスティッリ イザ・ミランダ クリス・アヴラム |
製作国 | イタリア |
映画『血みどろの入江』の登場人物(キャスト)
- ラウラ(アンナ・マリア・ロサティ)
- ベントゥーラの愛人でビジネスパートナー。
- フランコ・ベントゥーラ(クリス・アヴラム)
- 建築家であり実業家。入江の開発事業を進めている。
- シモーネ(クラウディオ・カマソ)
- 入江の近くの小屋に住む男。定職に就かず、入江でタコを捕るなどしてひっそり暮らしている。
- レナータ(クローディーヌ・オージェ)
- アルベルトの妻。夫、二人の子どもと入江の近くのトレーラーで暮らしている。父・フィリッポの死の真相を探るとともに、腹の内ではその遺産を何とか手にしようと執着している。
- アルベルト(ルイジ・ピスティッリ)
- レナータの夫。レナータとは反対に若干気弱な面がある。
- アンナ・フォサッティ(ラウラ・ベッティ)
- 入江の近くに夫と暮らす女性。タロットを生業にしており、占いで不吉な予感を察知する。
- パオロ・フォサッティ(レオポルド・トリエステ)
- アンナの夫で昆虫学者。昆虫の研究に打ってつけのため、入江が開発されることに反対している。
映画『血みどろの入江』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『血みどろの入江』のあらすじ【起】
入江の近くの屋敷で、伯爵夫人のフェデリカが絞殺された。犯人は彼女の夫であるフィリッポ・ドナーティだ。彼は自殺に偽装して現場を立ち去ろうとするが、その直後にフィリッポ自身も何者かにナイフで刺されて殺されてしまう。
入江の開発事業を進めている建築家のフランコ・ベントゥーラは、愛人でビジネスパートナーのラウラと情事に耽っていた。入江の所有者で、譲渡を拒否していたフェデリカが死に、契約を進められると上機嫌だ。
入江の近くに住む占い師のアンナは、タロットで不吉なカードが出て嫌な予感がする。夫で昆虫学者のパオロに相談するが、我関せずという様子で相手にしてもらえない。
男女4人の若者がバギーを走らせて入江にやって来た。ロベルト、ルイーズ、シルビー、ルカの4人は、入江にあるベントゥーラの別荘に勝手に侵入し、調子に乗って騒ぎ始める。
ルイーズが入江で泳いでいると、布に包まれた死体が浮かび上がってきた。彼女は驚いて逃げ出すが、追って来た何者かに鎌で首を切られて殺されてしまう。続け様にロベルトが顔面を鎌で一撃されて惨殺され、さらにシルビーとルカも銛で串刺しにされて殺されてしまった。
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映画『血みどろの入江』のあらすじ【承】
アルベルトとレナータの夫婦は、子供二人と入江の近くのトレーラーに住んでいた。レナータは、自身の父で行方不明のフィリッポを探していたが、本当に知りたいのは遺産が手に入るかどうかだった。事情を聞くためアルベルトと二人で、フォサッティ夫妻の家に車で向かうことにする。
フォサッティ夫妻の家を訪れたアルベルトとレナータは、アンナからフェデリカにはシモーネという私生児がいると聞かされる。とりあえず、入江のそばの小屋に住むシモーネを訪ねることした。
シモーネに会った二人は、フィリッポの行方を知らないか尋ねる。するとレナータが、シートを被せられた男性の死体をボートで発見する。それはフィリッポだった。シモーネは、入江に浮かんでいたので引き上げただけだと弁明した。
ショックを受けたレナータとアルベルトは、ひとまず近くのベントゥーラの別荘を訪ねるが留守のようだった。アルベルトがフォサッティ家に置いて来た車を取りに戻っている間、レナータは屋敷で若者4人の死体を発見する。するとベントゥーラがいきなり現れ、斧を持って襲い掛かって来た。レナータはとっさに、近くに置いてあったハサミでベントゥーラを突き刺して逃げ出す。
映画『血みどろの入江』のあらすじ【転】
アルベルトがベントゥーラの別荘に戻ってくると、家からパオロが慌てて出て来る。木陰から出て来たレナータは、「ベントゥーラを殺した」と言って、目撃者のパオロを追いかけるようにアルベルトへ指示する。アルベルトは再度フォサッティ家へ向かい、警察に通報しようとしていたパオロを電話線で絞殺した。後から別荘に様子を見に来たアンナも、レナータに斧で首を跳ね飛ばされて絶命する。
怖気付いたアルベルトは早くここを出ようと言うが、「遺産の入江を手に入れるまでは諦めない」とレナータは言った。二人は仕上げとして、全てを知っているシモーネの始末に向かう。
ベントゥーラの屋敷にラウラがやって来る。すると、ベントゥーラがまだ生きておりシモーネを呼べと言うので、ラウラは彼の小屋に向かう。ラウラがやって来るや否や「フィリッポをそそのかして自分の母親(フェデリカ)を殺させたのはお前だろ」と言ってシモーネが襲い掛かって来る。フィリッポを殺したのは、やはりシモーネだった。ラウラは全てベントゥーラの計画したことだと言って命乞いするが、シモーネは聞く耳を持たずラウラを絞殺する。
映画『血みどろの入江』の結末・ラスト(ネタバレ)
若者4人の殺害もシモーネの犯行だった。フィリッポの死体を見られたので殺したというシモーネだが、ベントゥーラには想定外だった。金を用意して海外へ逃がしてやると言われていたが、実は嵌められたと分かりシモーネは怒ってベントゥーラの元に向かう。しかし、そこへやって来たアルベルトによってシモーネは銛で刺殺され、入江に沈められる。
アルベルトとレナータは、ベントゥーラの家で入江の売渡証書を盗み出そうとしていた。アルベルトが引き出しから書類を発見するが、それと同時に急に停電になる。マッチに火を付けてレナータを探すアルベルトに、まだ生きていたベントゥーラが襲い掛かって来る。結局アルベルトがベントゥーラを返り討ちにし、アルベルトとレナータ夫妻が遺産を手にしたかに見えた。
トレーラーに戻り喜びを分かち合う二人。しかしその時、二人の子どもがふざけて持ち出した銃が暴発、銃弾が直撃して夫妻は即死する。結局関係者全員が死んで、入江には誰もいなくなってしまったのだった。
映画『血みどろの入江』の感想・評価・レビュー
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映画『血みどろの入江』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『血みどろの入江』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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