映画『アドベンチャー・オブ・クリスマス 冬の魔女とサンタのプレゼント工場』の概要:伯爵は王の座を狙っていた。邪魔な存在である王の娘を、魔女の力を借りて排除した。王は娘が見つけられないことに絶望し、クリスマスの星を恨んだ。すると、星が消え、冷たい闇が王国を包んだ。
映画『アドベンチャー・オブ・クリスマス 冬の魔女とサンタのプレゼント工場』の作品情報
上映時間:77分
ジャンル:ファンタジー、アドベンチャー
監督:ニルス・ガウプ
キャスト:ヴィルデ・ザイナー、アンドレス・バースモ・クリスティアンセン、アグネス・キッテルセン、スティーグ・ヴァーネル・モー etc
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映画『アドベンチャー・オブ・クリスマス 冬の魔女とサンタのプレゼント工場』の登場人物(キャスト)
- ソニヤ(ヴィルデ・ザイナー)
- 本名はゴールデンヘア。魔女によって記憶を消され、泥棒を行っている家で酷い生活を送っていた。勇敢な少女。
- 魔女(アグネス・キッテルセン)
- 伯爵と共謀し、ゴールデンヘアを排除する。高圧的な性格で、言うことを聞かない娘に手を焼いている。様々な魔法を扱うことができる。
- 伯爵(スティーグ・ヴァーネル・モー)
- 国王のいとこ。王の座を狙っており、邪魔なゴールデンヘアを排除する。高所恐怖症。詰めが甘く、ドジな性格。
- ムーサ(アイリフ・ヘラム・ノーエーカー)
- 小人。森の中で家族と一緒に暮らしている。木の実を取ろうとして、鳥用の罠にかかることが度々ある。
映画『アドベンチャー・オブ・クリスマス 冬の魔女とサンタのプレゼント工場』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『アドベンチャー・オブ・クリスマス 冬の魔女とサンタのプレゼント工場』のあらすじ【起】
「クリスマスの星を探して」という題名の本があった。昔々、ゴールデンヘアという名の美しい姫がいた。あるクリスマスの日、姫の両親はクリスマスの飾りつけを行っていた。すると、ツリーのてっぺんにクリスマスの星を飾ることができるか、ゴールデンヘアに質問される。母はクリスマスの星は高い空から皆を照らすので無理だと答えた。その代わり、星は姫が心を捧げればいつでも助けてくれると教えた。そして、そのことを忘れないよう、金のハートが付いたネックレスを贈った。
王にはその座を狙ういとこの伯爵がいた。伯爵は邪魔な存在であるゴールデンヘアを排除するため、領土の半分を渡す条件で魔女に助けを求めた。その日の夕方、伯爵は空に輝く星が欲しければ、金のハートを星に渡すようゴールデンヘアに声をかけた。夜遅く、ゴールデンヘアは星を探して深い森に入ってしまい、森で待ち受けていた魔女に魔法で消されてしまう。王は捜索を行うが、ゴールデンヘアを見つけることはできなかった。王妃は悲しみの果てに亡くなってしまう。
王はクリスマスの星を恨んだ。すると、星が消え、冷たい闇が王国を包んだ。賢人は王が10年以内にクリスマスの星を見つければ、姫が王の元に戻ると予言した。その10年が過ぎようとしていた。今日はクリスマスイブで、姫を取り戻すための最後のチャンスの日だった。
映画『アドベンチャー・オブ・クリスマス 冬の魔女とサンタのプレゼント工場』のあらすじ【承】
少女のソニヤは女性に扱き使われながら暮らしていた。女性に盗みを働くことを強要されるが、抵抗していた。そのため、家から出してもらえないでいた。ソニヤはドアが開いているときを見計らい、逃げ出した。
ソニヤは貯蔵室に逃げ込むが、追手の子供達に見つかってしまう。子供達はソニヤが逃げるのを阻止しながら、食べ物を盗んだ。ソニヤが子供達を止めようとしていると、男性に見つかってしまう。子供達が捕まっている間に、ソニヤは逃げ出した。
ソニヤは別の建物の中に逃げ込んだ。すると、誰かが部屋の中に入ってきたため、慌てて物陰に隠れた。部屋に入ってきたのは、国王や家臣達だった。国王は占星術師のガラクシマスにクリスマスの星を探し、自分の元へ戻すよう依頼した。国王は我が子に会いたがっていた。
ソニヤは見つかってしまい泥棒の一味と間違えられるが、貯蔵室で会った男性に助けられる。男性はソニヤが泥棒を止めようとしたことを国王に進言した。国王はソニヤを開放し、部屋へと招いて話を聞いた。ソニヤは泥棒を行っている家から逃げてきたこと、家族がいないことを話した。
ソニヤは星を探すことにした。昔、星に心を捧げろとある人から言われたことがあった。国王はソニヤの話を冗談半分に聞いており、ソニヤが星を見つけた後自分の心も捧げることを約束した。
映画『アドベンチャー・オブ・クリスマス 冬の魔女とサンタのプレゼント工場』のあらすじ【転】
国王はガラクシマスのことを信じていたが、実はガラクシマスと伯爵はグルで星を探す気などなかった。伯爵は順調に自分の計画が進んでいることを喜んだ。そんな時、魔女が訪ねてきて、星を探して森に入ったソニヤを止めるよう命令される。
ソニヤは森の中で、小人のムーサと出会う。ムーサは木の実を取ろうとして、鳥用の罠である籠の中に閉じ込められていた。馬の鳴き声が聞こえてきたため、ソニヤはムーサを急いで救出した。ムーサはノームの粉と呼ばれる不思議な粉を使い、ソニヤの体を小さくした。2人は伯爵に見つかることなく逃げることができた。
ムーサはソニヤを自宅へと招いた。ソニヤはムーサの両親にクリスマスの星を探していることを話した。すると、星の場所を知っているのは、サンタクロースだけだと教えられる。サンタクロースは北風に乗って行かなければならず、道中は非常に危険だった。だが、ソニヤは諦めることができなかった。話を聞いていた祖父は、ムーサに大熊の力を借りるようアドバイスした。
ムーサは大熊のところまでソニヤを送っていくことにした。その代わり、クリスマスのおかゆを届けて欲しいと頼んだ。ソニヤは持って行くことを約束した。ソニヤは体を元に戻してもらうと、ムーサと別れて冬眠している大熊を起こした。そして、ムーサの紹介であることを話し、事情を説明して北風の元へ連れて行って欲しいと頼んだ。大熊は了承し、ソニヤを背中に乗せた。
ソニヤは大熊と別れ、サンタクロースの場所まで連れて行って欲しいと北風に頼んだ。水晶でその様子を見た魔女は、森に向かった。そして、空飛ぶ箒を伯爵に渡し、ソニヤを追わせた。伯爵はソニヤを捕まえようとするが、バランスを崩して地上に落下してしまう。
映画『アドベンチャー・オブ・クリスマス 冬の魔女とサンタのプレゼント工場』の結末・ラスト(ネタバレ)
ソニヤは北風と別れ、サンタクロースがいるプレゼント工場を訪ねた。そこには、人間1人1人を反映した木があり、良い子か悪い子か判断するようになっていた。王の木は星を呪ったときから枝が枯れ始め、伯爵の木は死にかけていた。逆に、ソニヤの木は生き生きとしていた。サンタクロースはソニヤに今年の願いを尋ねた。ソニヤは星を見つけて姫を王の元へ戻したいと願った。サンタクロースは星が城の外から移動していないことをソニヤに教えた。王が星を信じなくなってしまったため、見えなくなってしまっただけだった。
ソニヤは金のハートが付いたネックレスを握り締め、祈りを捧げた。すると、天からネックレスに光が集まった。魔女は水晶でソニヤの姿を見ており、彼女がゴールデンヘアだと気づく。ゴールデンヘアはネックレスに守られ、死んでいなかったのだ。
魔女はソニヤを捕まえ、ネックレスを奪った。そして、自分の娘にゴールデンヘアの振りをさせることにした。魔女は伯爵に書類を渡し、国王にサインさせるよう指示した。その書類には伯爵に王位を譲り、魔女の娘を将来王女にすることが書いてあった。魔女は魔法を使い、書類の文章を偽った。
伯爵は魔女の娘を連れて国王に会い、ゴールデンヘアが見つかったと嘘を吐いた。国王は伯爵の話をすっかり信じてしまう。木の枝に捕らえられていたソニヤは、ムーサに助けられる。魔女達を止めるため、急いで国王の元へ向かった。
伯爵は二度と星を呪わないという誓いのため、誓約書にサインするよう国王に求めた。国王がサインしようとしたとき、ソニヤが現れる。ソニヤはクリスマスの星が輝いていないことを国王に指摘し、金のハートが付いたネックレスは自分の物だと伝えた。国王がソニヤにネックレスを渡すと、金のハートから光が生まれ空へと昇っていった。国王が確認すると、空にクリスマスの星が輝いていた。国王はソニヤを抱き抱え、再会を喜んだ。伯爵一味は牢屋へと入れられた。
ソニヤはクリスマスのおかゆを外に置いておいた。そして、国王やメイド達と食事を食べた。
映画『アドベンチャー・オブ・クリスマス 冬の魔女とサンタのプレゼント工場』の感想・評価・レビュー
ディズニーアニメを実写映画化したかのような楽しさがあった。魔女や伯爵は酷い性格をしているのだが、間抜けなところが多すぎてそこまで嫌な感じはしなかった。国王がソニヤのことを娘だと気づくのがあまりにも遅すぎて、父親として苦言を呈したくなった。もっと早ければ、もう少し感動的なエンディングを迎えられたと思う。絵本を見ているような軽い気持ちで見られるため、小さいお子さんにもお勧めだと思う。(MIHOシネマ編集部)
「クリスマス」や「サンタさん」という言葉が聞こえ始める季節。その言葉を聞くだけでウキウキワクワクしていた子供の頃を、懐かしく感じる作品でした。冒険とファンタジーを合わせた子供が大好きなお話。童話に出てきそうなストーリー展開で、子供にも安心して見せられます。
主人公の女の子がとても可愛くて、感情移入もしやすいと感じました。「ホーム・アローン」に飽きてきた人は、ぜひ、今年のクリスマス映画はこの作品を見て欲しいです。(女性 30代)
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