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映画『相棒 劇場版II 警視庁占拠!特命係の一番長い夜』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『相棒 劇場版II 警視庁占拠!特命係の一番長い夜』の概要:警視庁特命係の神戸は、エレベーターで拳銃を持っている男に出くわす。神戸は男が連れていた女性職員を助け、エレベーター内に逃げ込んだ。その後、男は警視庁内で、幹部達を人質に取った立て籠もり事件を起こす。

映画『相棒 劇場版II 警視庁占拠!特命係の一番長い夜』の作品情報

相棒 劇場版II 警視庁占拠!特命係の一番長い夜

製作年:2010年
上映時間:119分
ジャンル:ヒューマンドラマ、サスペンス
監督:和泉聖治
キャスト:水谷豊、及川光博、川原和久、大谷亮介 etc

映画『相棒 劇場版II 警視庁占拠!特命係の一番長い夜』の登場人物(キャスト)

杉下右京(水谷豊)
警視庁特命係係長・警部。特命係は周りから邪魔者扱いされている部署で、神戸と杉下の2人しか在籍していない。真実を明らかにするために、尽力を尽くす。頭が切れる人物。
神戸尊(及川光博)
警視庁特命係・警部補。死体を見るのがダメ。正義感が強く、困っている人を放っておけないタイプ。
米沢守(六角精児)
警視庁刑事部鑑識課主任・巡査部長。何かと孤立しがちな杉下に、手を貸している。真面目な性格。
朝比奈圭子(小西真奈美)
警視庁総務部装備課主任・警部補。公安部の外事第三課五係に在籍していたことがある。同僚であり婚約者の磯村栄吾は、とある事件で亡くなっている。
八重樫哲也(小澤征悦)
警視庁の元巡査部長。依願退職する1年前まで、組織犯罪対策部の刑事だった。警視庁内で幹部達を人質に取り、立て籠もり事件を起こす。朝比奈と磯村は警察学校の同期で、仲が良かった。
長谷川宗男(國村隼)
警視庁副総監兼警務部長・警視監。東大セーリング部出身。部活仲間だった松下警視庁通信部長と鈴木警視庁地域部長とは現在も仲が良く、交流を持っている。公安こそが警察の中枢を担うべきだという考えを持っている。
曹良明(本宮泰風)
中国系マフィアの構成員。上海系マフィアを裏切ったことで、相当な恨みを買っている。裏で長谷川と繋がっており、協力者として暗躍している。

映画『相棒 劇場版II 警視庁占拠!特命係の一番長い夜』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『相棒 劇場版II 警視庁占拠!特命係の一番長い夜』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『相棒 劇場版II 警視庁占拠!特命係の一番長い夜』のあらすじ【起】

警視庁特命係の神戸は、エレベーターで不審な男女に出くわす。男が女を怒鳴りつけ、無理矢理従わせている様子だった。神戸がその男女の様子を見ていると、男が拳銃を持っているのが確認できた。神戸は慌てて女性の手を掴んでエレベーター内に引き摺りこむと、ドアを閉めた。そして、その女性に刑事課に連絡するよう指示を出し、自分は別の階で降りて、上司の杉下に報告しながら男の後を追った。

男は会議室に侵入し、ドアの鍵を閉めて立て籠もった。そこでは、警視総監や副総監などの幹部が集まって、部長会議が行われていた。事件後すぐに緊急対策本部が設置され、中園参事官が指揮を執ることになった。中園参事官は重大な任務に、顔を青褪めさせた。

杉下はロープを使って窓から降りると、会議室内の様子をカメラで収めた。それにより、犯人の男が警視庁の元巡査部長の八重樫哲也で、依願退職していたことが分かった。警視庁監察官の大河内は、やはり懲戒対象だったのかと声を上げた。大河内は会議の日時を犯人が知っていたことから退職者を疑い、籠城の原因が怨恨ではないかと思って捜査を進めていたのだ。これらの情報を元に犯人と交渉をしようとするが、八重樫は“欲しいのは時間だ”と言って放っておくことを望んだ。

杉下と神戸は入庁者リストを確認し、朝比奈圭子という職員が八重樫の入庁許可をしていたことを知る。会いに行くと、そこにいたのは神戸が助けた女性だった。一方で、会議室に強行突入するための準備が着々と行われていた。あまり時間が残されていないため、杉下は単刀直入に八重樫との関係を朝比奈に尋ねた。朝比奈と八重樫は警察学校の同期だった。あまり交流がなかったのだが、今日の夕方突然訪ねて来て、事件を起こしたと言うことだった。

杉下達は会議室に突入する部隊を止めようとするが、2人だけではどうすることもできなかった。部隊は会議室に突入した。幹部達は混乱に乗じて犯人を取り押さえるが、揉み合っている内に拳銃が暴発し八重樫は死亡してしまう。その後、幹部達は取り調べを受けるが、誰が犯人を撃ったのか分からないと証言した。副総監の長谷川宗男が引き金を引いたような気がすると証言したため、“だったら”自分が引いたと警視庁地域部長の鈴木光彦が身代わりに名乗りを上げた。結局、鈴木が撃ったと検察に報告し、正当防衛が適用されることになった。

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映画『相棒 劇場版II 警視庁占拠!特命係の一番長い夜』のあらすじ【承】

杉下と神戸は独自に今回の件を調査することにした。知り合いの鑑識課の米沢守から、八重樫の部屋に入れ墨の入った男の写真があったと情報をもらう。杉下達は八重樫について調べ直し、警視庁を依願退職する1年前まで、組織犯罪対策部の刑事だったことを知る。八重樫は左遷に遭ったと考えられた。杉下はそのきっかけになった事件が、八重樫が左遷される1週間前に起こった、中国系反米テロリスト事件ではないかと考えた。神戸は公安が担当するような案件に、なぜ八重樫が関わっていると思ったのか質問した。杉下はもう1人の重要人物である、朝比奈の資料を神戸に見せた。そこには、公安部の外事第三課五係にいたと記載されていた。

杉下と神戸は朝比奈に会いに行き、新聞記事のコピーを見せた。そこには「大新埠頭停泊船 爆発炎上。捜査員一名・犯人三名死亡。反米テロ捜査の末に」と書かれていた。外事第三課は国際テロリストの摘発が主任務だった。朝比奈もこの事件に関わっている可能性は十分高かった。朝比奈は重い口を開き、亡くなった捜査官の磯村栄吾が自分の婚約者であることを打ち明けた。そして、事件の顛末を話し始めた。

朝比奈と磯村がいたチームは、新興の繁華街を根城にしていた中国系マフィアの内偵を行っていた。中国系マフィアは表の顔で、実態は反米イスラム系テロリスト集団だった。テロリスト集団は来日する予定のアメリカ国防長官を暗殺しようとしていたため、朝比奈達は阻止すべく捜査を行っていた。朝比奈達はアジトである船を見張っていたのだが、そこに麻薬の取引現場から逃げた中国マフィアを追って八重樫が現れる。船に入った八重樫は、男達に見つかり捕まってしまう。朝比奈は突入の延期を進言するが、磯村はテロリストを取り逃がすことを恐れ、突入を指示した。磯村は朝比奈に八重樫の身柄を任せた後、1人で船の内部に進んでいった。そこで、爆発に巻き込まれ、亡くなってしまったのだ。杉下はなぜ八重樫を入庁させたのか朝比奈に問い掛けた。朝比奈は八重樫のせいではないと思いながらも、「あなたのせいで磯村は亡くなったのだ」と責めずにいられなかったことを悲しそうに告白した。

杉下と神戸はテロリストが隠れ蓑に使っていた、上海系マフィアの息がかかった店がまだ残っているとの情報を得て、入れ墨の男の写真を尋ねて回った。1件の店で知っていると言われたため、店員に誘導されるまま店の中へと入って行った。すると、突然武器を持った男達が現れ、なぜ曹良明の写真を持っているのか質問される。男達の仲間が曹に裏切られて殺されていたため、男達は曹のことを恨んでいた。杉下達は訳の分からないまま曹の仲間と誤解され襲われそうになるが、1人の女性(李華来)がそこに現れ助けられる。李は杉下達と同じように、曹のことを探していた八重樫のことを助けたことがあった。八重樫に曹の写真(入れ墨の男の写真)を渡したのは、李だった。

映画『相棒 劇場版II 警視庁占拠!特命係の一番長い夜』のあらすじ【転】

杉下、神戸、米沢は八重樫の秘密のアジトだと思われる、潰れた染色工場を訪れた。部屋の中には、ドライアイスで冷やされた曹の遺体があった。米沢は簡単に確認し、曹が長い間寝たきりだったこと、1週間ほど前に病死したことなどを杉下達に教えた。米沢は1人現場に残り鑑識の到着を待っていたが、何者かに襲われ気絶してしまう。

杉下と神戸は曹がいたと思われる介護施設を訪れた。曹を引き取りに来たのは、やはり八重樫だった。曹は施設に来た4年ほど前から身元不明で、意識が戻らない状態だった。さらに、その介護施設に来る前は、東京の警察病院にいた。杉下達は米沢から連絡をもらい、染色工場に戻った。曹の遺体が何者かに盗まれてしまっていた。

杉下と神戸は7年前の事件を捜査していることで、幹部達から注意を受ける。だが、杉下は逆に事件の顛末を話し始めた。八重樫が幹部達を人質に籠城していたのは、曹良明の協力者を探していたからだった。八重樫は中国系反米テロリスト事件の真相を解明するため、曹を施設から連れ出した。曹は公安部の協力者で、公安部にとって不都合な情報を知り過ぎていた可能性が高かった。だから、東京の警察病院に身元不明のまま入院させ、監視を行っていたのだ。公安部には“影の管理官”と呼ばれる役職があった。その管理官が曹良明をテロリストに仲間として送り込んだのだ。その管理官である可能性があるのは、長谷川副総監・松下通信部長・鈴木地域部長・原子公安部長・井手警備部長の5人だった。だが、杉下達はそれ以上のことを調べられていなかった。すると、田丸警視総監は大河内監察官を呼び寄せた。大河内は朝比奈が書いた上申書を読み上げた。それは、朝比奈は八重樫に交際を申し込まれたが拒否したため、逆上した八重樫が立て籠もり事件を起こしたという内容だった。杉下達にこれ以上捜査を行わせないために、でっち上げたのは明らかだった。神戸は友人である大河内を非難した。

八重樫は籠城事件を起こす前、各階に発煙筒を投げて騒ぎを起こしていた。だが、その発煙筒はエレベーターから離れた場所にあった。誰かが中でエレベーターを開けていないと、閉まって次の階に行けないのは明らかだった。つまり、朝比奈は人質ではなく、八重樫の協力者だったのだ。杉下達は朝比奈に会いに行くが、朝比奈は保管庫に行ってから戻ってきていなかった。神戸が朝比奈の上司と共に保管庫に確認しに行った。すると、朝比奈はおらず、朝比奈の拳銃と実弾が持ち出されていた。

映画『相棒 劇場版II 警視庁占拠!特命係の一番長い夜』の結末・ラスト(ネタバレ)

朝比奈は影の管理官が誰であるのかを知り、幹部達に銃を向けるが、杉下達に止められる。杉下達は朝比奈から改めて事件の顛末を聞いた。船の爆破事件があった日、八重樫を助けてくれと頼んだのは朝比奈だった。朝比奈は自分のせいで磯村が死んだと思い、苦悩していた。事件から3年が経った日、朝比奈は磯村のお墓で八重樫と再会を果たす。そこで、船には亡くなった3人の犯人の他に、入れ墨の男がいたことを聞かされる。それが、曹良明だった。2人は事件に何か裏があるのではないかと思い、調べ直した。そして、中国系反米テロリスト事件が、影の管理官が仕組んだ偽の事件であることに気づく。影の管理官は曹に武器や爆薬を購入する資金を与え、アメリカの国防長官の暗殺を企てているかのような偽装証拠をアジトに運ばせた。中国系マフィアが捕まればテロリストでないことが分かってしまうため、朝比奈達にアジトを急襲させ、曹にアジトの爆破を命じた。影の管理官は捜査員が巻き込まれることが分かっていながら、朝比奈達に捜査を行わせたのだ。八重樫と朝比奈は幹部全員に告発文を送りつけるが、握りつぶされてしまう。曹も死んでしまったため、八重樫は強硬手段に出たのだ。朝比奈が銃を向けていた幹部は、長谷川副総監だった。朝比奈は自分の復讐を止めた杉下達に怒りをぶつけるが、杉下はそんなことは八重樫が望んでいないのだと宥めた。籠城事件の日、八重樫はわざと神戸に拳銃を見せていたのだ。それは、朝比奈の命を守り、復讐を行わせないためだった。

杉下達は朝比奈から会議室に盗聴器がついているとの情報を得て、米沢に調べてもらった。朝比奈は上申書を申告する代わりに、大河内から影の管理官の名前を聞き出したのだ。大河内は籠城中の室内の音声を持っていた。米沢は会議室の机の下に仕掛けられていた盗聴器を発見する。

盗聴器を仕掛けたのは小野田官房室長だった。杉下達は録音データについて尋ねるが、小野田はのらりくらりと躱すだけだった。その後、小野田は会議室の録音テープを元に幹部達を脅し、人事刷新することを受け入れさせた。だが、ノンキャリアの三宅生活安全部長だけは、懲戒解雇することが決定してしまう。三宅はこれでは見せしめだと不満を漏らすが、決定が覆ることはなかった。

特命係に大河内から会議室の録音データが届く。それを聞いた杉下達は3人の刑事を連れて、長谷部・松下・鈴木の元を訪れた。録音データには足で床を小刻みに踏む音が録音されていた。それは貧乏ゆすりではなく、モールス信号だった。3人は東大セーリング部出身だったため、理解できるはずだった。長谷川が足を踏み鳴らし「始末しよう、松下が気を引け、鈴木飛びかかれ」と指示を出したのだ。さらに、最後に「俺が撃つ」と締めくくっていた。全ては公安部の存続のために、長谷川が仕組んだことだった。

小野田は長谷川達の逮捕を止めさせるため、部下に盗聴器を仕掛けた罪で自首してもらった。それにより、盗聴器で録音されたデータに証拠能力がなくなってしまう。それは、警察の威信を守るためであり、長谷川副総監達に貸しを作るためだった。小野田は警察庁を警察省に格上げしようとしていた。大臣がトップになるため、現在警視庁のトップにいる長谷川達は反対して小野田と対立していたのだ。杉下達は小野田のやり方に納得ができなかったが、どうすることもできなかった。杉下達は怒りに満ちた表情で小野田を見送った。だが、小野田は突然現れた三宅に刺されてしまう。小野田は「殺されるならお前だと思っていた」という言葉を杉下に残し、息を引き取った。

杉下は長谷部達の逮捕を諦めた訳ではなかった。現在の三宅なら籠城事件のことを証言してくれると考え、事件を明らかにしようとしていた。これが小野田の意向とは違う、杉下自身の進むべき道だった。

映画『相棒 劇場版II 警視庁占拠!特命係の一番長い夜』の感想・評価・レビュー

警視庁占拠!犯人は射殺され死亡、の異例の事態から始まる本作。
第1弾のような2転3転の意外性はなかったものの、自分には縁のなさそうな、国家の黒い部分の解明が、身近にもありそうな、個人的な人間の欲が絡むことで、話に引き込まれました。

本作だけでもクオリティが高く、充分に楽しめる作品でしたが、やはりシリーズ物は本編を観ていた方がより楽しめます。
官房長官が刺殺されることで締めくくられたのが、私としては残念でした。(女性 40代)


普段の相棒のような一つ一つの事件を暴いていくストーリーではなく、国家の闇に対峙する物語であり、ドラマ版よりも重厚で大変見応えのある内容だった。
個人的に相棒シリーズの中で、神戸と杉下のコンビが一番好きだ。マイペースな杉下に振り回される神戸という構図が、シリアスな作風の中でも良いスパイスになっていると思う。2人のコンビネーションは今作でも大きな魅力の一つである。
ただやはり、ドラマでも頻繁に出演していた官房長官がこの作品で殺されるという脚本には疑問が残る。ドラマシリーズでも良いアクセントとなっていただけに今後見ることができないというのは残念である。(男性 20代)


始め朝比奈圭子が登場したときは事件とどう関わりがあるのか、期待しながら見ていた。予想以上に悲しい事件が過去に起きており、朝比奈の気持ちを思うと胸が苦しくなった。小野田官房室長は腹黒い人物だが、杉下との掛け合いがおもしろくて好きなキャラクターだった。この作品で亡くなってしまい、後のシリーズに登場しなくなったのは残念で仕方がない。物語とは全然関係ないが、小西真奈美さんと及川光博さんが並んでいると美男美女で、とにかく美しかった。(女性 30代)


私の中で、相棒シリーズの中で1番記憶に残る映画です。このペアの相棒シリーズが1番好きでした。立てこもり事件がメインの事件かと思いきや、過去に起こった悲しい事件が関係していて、どんどん明らかになる事実に目が離せなくなります。本当に悪いのは立てこもり犯なのか、それとも警察組織なのか。
警察内部の腐敗に触れながらも、八重樫・朝比奈・磯村この3人の、それぞれを思う気持ちに胸が熱くなります。
今後の警察内で優位に立つために、裏で手をまわしていた小野田官房長が、今回の作品で殺されてしまったのが残念です。やり方は違えど、同じところを目指していた杉下と小野田官房長との掛け合いがドラマのときから好きだったので、こんなラストを迎えるとは思いもしませんでした。(女性 30代)


日本で一番長く続いている刑事ドラマ「相棒」の劇場版第2弾。
飄々と、時には熱く事件を解く杉下右京は、もはや国民的キャラクターだ。
立てこもり事件から始まり、ミステリーがミステリーを呼ぶ。それを右京と神戸とで解決していくのだが、このシリーズの大きな魅力の1つは、警察内部であったり、大人の腐敗を遠慮なく描いているところである。そうした部分のリアリティーがこのシリーズの人気を維持している要素でもあるのだ。
クセだらけのキャラクターたちが躍動するこのシリーズがこれからも続いてくれることを望む。(男性 40代)


ドラマの『相棒』ってシリーズが長すぎて、今から観ようと意気込んでもなかなか難しいですよね。きっとこの作品も、ドラマシリーズを観ていたファンの方が観る作品ですね。私自身、ドラマシリーズはほとんど見たことがなく、いきなりこの作品を観ました。が、なかなか面白かったです。
知らずに観て、ここまで楽しめるのだからファンの方はもっと面白いと感じるでしょう。水谷豊演じる杉下右京。序盤からロープでビルを降り、写真を撮ったりして不思議な人ですねえ。(女性 30代)

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