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映画『愛なのに』のネタバレあらすじ結末と感想

この記事では、映画『愛なのに』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。

また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。

映画『愛なのに』の作品情報


出典:https://www.video.unext.jp/title/SID0071037/c_txt=b

製作年 2021年
上映時間 107分
ジャンル ラブストーリー
監督 城定秀夫
キャスト 瀬戸康史
さとうほなみ
河合優実
中島歩
製作国 日本

映画『愛なのに』の登場人物(キャスト)

多田浩司(瀬戸康史)
30歳独身。職業は古本屋の店主。かつてのバイト仲間の一花に片思いをし、ふられた後も想いを引きずっている。
矢野岬(河合優実)
多田の古本屋の常連客である女子高生。多田のことが好きで、多田の読んだ本は全て読みたいと思っている。
佐伯一花(さとうほなみ)
多田に告白されるも交際を断り、気まずくなったときから、多田とは連絡が途絶えている。現在は亮介との結婚を控え、式の準備に忙しむ日々を送っている。
亮介(中島歩)
一花の婚約者。仕事や職場の付き合いを理由に、結婚式の準備を一花に任せきりにしている。
隈本美樹(向里祐香)
ウェディングプランナーで、一花と亮介の式の担当。何事も淡々と割り切って効率的に進める。

映画『愛なのに』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『愛なのに』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『愛なのに』のあらすじ【起】

多田浩司は、小さな古本屋を1人で切り盛りする30歳の男性だ。
店内が大勢の客で賑わうということはほぼなく、静かな店内で、多田はいつもカウンターで読書をしながら店番をしていた。

ある日、女子高生が多田の目の前で堂々と本を万引きし、店の外へ走って出て行った。
多田は女子高生を追いかけるが、途中で息が上がってしまい、道にうずくまった。
女子高生は、追いかけて来ない多田を振り返り、自動販売機で水を買って多田に手渡した後、再び逃げようとする。

女子高生は多田と一緒に古本屋に戻り、二度と万引きはしないとの誓約書を書いた。
署名を見ると矢野岬とある。
多田が「もうこんなことしないよね?」と念を押すと、岬はそれに回答せずに「電話番号も書きますか?」と聞く。
多田は名前だけでいいと答えたが、岬は携帯の番号を書き「多田浩司さんが好きで、この店に通っていました。名前を覚えてほしくて」と、万引きした理由を話した後、多田に「結婚して下さい」と言う。
多田は「それは難しい」と答え、岬が万引きしようとした本を「あげるよ」と渡して帰らせた。

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映画『愛なのに』のあらすじ【承】

岬はその後も、多田の古本屋に通い「結婚して下さい」という内容の恋文を多田に手渡した。
岬は、多田が自分の申し出を断る理由が、岬は高校生で多田は30代という歳の差にあると知ると「高校卒業まで待ちます」と言い、引こうとしないので、多田は「好きな人がいる」と言って振り切ろうとした。

実際、多田には忘れられない人がいた。
かつて、バイト仲間の佐伯一花に告白してふられた多田は「俺はずっと好きだから」「いつでも気軽に連絡して」というラインを残し、その返事はもらえないままになっていた。

多田が岬から恋文をもらうことが日常的になったある日、親友から、一花が結婚することを知らされた。

一花は結婚式の準備に忙しかった。
婚約者の亮介は仕事を理由に、準備を一花に任せきりだからだ。

一花は気付いていなかったが、亮介はウェディングプランナーの隈本美樹と関係を持っていた。
美樹は「本気にならない」「結婚したら合わない」割り切った関係だといつも宣言していた。

岬は、同級生の正雄から告白され、断ったが、次の日、彼は花を持って岬を待っていた。
多田はそれを聞いて動揺する。

映画『愛なのに』のあらすじ【転】

岬を諦められない正雄は岬に、岬の好きな人である多田に会いたいと懇願する。
岬は、多田に迷惑をかけないことを条件に、正雄を多田の店に連れて行く。

正雄に、岬をどう思っているのかと聞かれた多田は「素敵な人だと思いますよ」と答えた。
正雄は多田を殴り「あきらめねえよ」と怒鳴る。

その後、岬は正雄と付き合うことにしたと多田に報告しに来た。
岬が「これで最後にするから、返事が欲しい」と言って多田に渡した恋文は、白紙だった。

一花は亮介のポケットから、偶然ラブホテルのライターを見つけ、亮介に相手は誰なのかと詰問する。
亮介は、前の職場で自分に片思いをしていた女の子だと嘘をつく。

一花は、仕返しに「同じことをする」と亮介に宣言、多田に連絡をし、ホテルに呼び出す。

多田は「みんな傷つくだけだからやめよう」と、一花の誘いを退けようとするが、一花は「他の人に頼む」と言うので、多田は「最悪だ」と言いながら関係を持った。

一花は経験が少なく、行為の技術を比較したことがなかったが、多田と行為をしたことで、亮介が「下手」だと気付いた。

映画『愛なのに』の結末・ラスト(ネタバレ)

一花は多田の自宅を訪れ行為をせがみ、多田はそれに応じた。
行為の後、一花は「婚約者以外の男性との行為に快感を覚えたと神父に懺悔したら、神父は『御心(みこころ)のままに従いなさい』と言ったから、自分の心のままに、多田と行為をしていいのだ」と話した。
多田は「御心」は「神の心」のことで、不義は許されてはいないと解説した。

亮介が美樹に別れを切り出したところ、美樹は「群を抜いて下手」と亮介の行為を評価し、亮介は愕然とした。

一花は、結婚してからも多田と関係を続けたいと言ったが、多田は断った。
その後、多田はやっと岬に返事を書いた。
 
正雄と別れたという岬は、多田と岬の未来に希望が持てる内容の返事に喜んだが、その後、岬の両親が多田の自宅へ押しかけてきた。

岬の両親は、岬の鞄を勝手に開けて手紙を読み、淫行だと騒ぎ多田を罵った。
多田は「愛を否定すんな」と怒った。

岬は相変わらず多田の店へ通っている。

一花の結婚式を欠席した多田のもとへ、出席した友人たちが引き出物を持って訪れた。
多田は、引き出物の夫婦茶碗の赤い方を岬に渡した。

映画『愛なのに』の感想・評価・レビュー

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映画『愛なのに』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ

以上、映画『愛なのに』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。

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