この記事では、映画『ALONE/アローン』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『ALONE/アローン』の作品情報
出典:https://eiga.com/movie/88960/video/
製作年 | 2016年 |
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上映時間 | 106分 |
ジャンル | アクションスリラー |
監督 | ファビオ・レジナーロ ファビオ・グアリョーネ |
キャスト | アーミー・ハマー アナベル・ウォーリス トム・カレン |
製作国 | アメリカ・スペイン・イタリア合作 |
映画『ALONE/アローン』の登場人物(キャスト)
- マイク・スティーブンス(アーミー・ハマー)
- アメリカ軍の狙撃手。慎重な性格。ある問題を抱えていることから、恋人ジェニーとの結婚に踏み出せないでいる。
- トミー・マディソン(トム・カレン)
- マイクの相棒で狙撃の補助を務める。明るく楽観的な性格。
- ジェニー(アナベル・ウォーリス)
- マイクの恋人。マイクをよく理解しており、戦場からの帰りを待っている。
- ベルベル人の男(クリント・ディアー)
- 北アフリカの砂漠地帯に住む現地人。英語を話せる。陽気な性格でふざけることも多い。
映画『ALONE/アローン』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『ALONE/アローン』のあらすじ【起】
アメリカ軍の狙撃手であるマイクと相棒のトミーは、北アフリカの砂漠地帯で、テロリストの狙撃任務に就いた。しかし任務は失敗に終わり、テロリストからの激しい攻撃にさらされてしまう。砂嵐が発生したことでテロリストの追跡からは逃れたが、二人は今どこにいるのか、現在地が分からなくなってしまった。
司令部に救援を要請すると、数㎞先の村まで移動するよう指示を受ける。目的地の村へ向け歩を進める二人の足元に、風で飛ばされた看板が転がってくる。それを見たマイクは、ここが地雷原だということに気付く。慎重になるマイクとは対照的に、トミーはどんどん前に進み、地雷を爆発させてしまう。
吹き飛ばされたトミーを助けようと足を慌てて動かしたマイクだが、彼もまた地雷を踏んでしまった。足を動かさないようにしながら、なんとかトミーを救おうとするマイク。しかし、トミーはパニック状態となり、無線を使うこともできない。見かねたマイクは地雷が爆発するのを覚悟で近付こうとするが、トミーはそれを静止させ、ピストルで自分の頭を撃ち抜いてしまうのだった。
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映画『ALONE/アローン』のあらすじ【承】
一人残されたマイクは、なんとか無線を自分の方に手繰り寄せ、司令部と通信することに成功する。しかし、砂嵐のせいで救援ヘリが出せず、「52時間後にアメリカ軍の部隊が付近を通過するまで、救助は不可能」と言われてしまう。
なんとか生き抜こうとするマイクだったが、砂嵐に無線機を飛ばされ、水も尽きたことで、自殺を考える。その時、マイクの近くを偶然通りかかった現地のベルベル人の男が話しかけてきた。英語が通じることが分かったマイクは、「無線を取ってくれ」「水が欲しい」と男に懇願する。しかし、男はマイクに真剣に取り合おうとせず、「なぜ一歩を踏み出さない?」などと一方的に発言し、立ち去ってしまうのだった。
喉の渇きに耐え切れず、自分の尿を飲もうとするマイクのもとに、先ほどの男の娘が水を持ってきた。マイクは感謝したうえで、「無線を取ってほしい」と頼むが、娘は応じようとしない。イライラしたマイクが思わず怒鳴ると、娘は去ってしまった。
映画『ALONE/アローン』のあらすじ【転】
やがて夜になると、四方から野犬の鳴き声が聞こえてくる。マイクはスマホを取り出し、故郷にいる彼女のジェニーが送ってくれたビデオメッセージを見て、不安な気持ちを紛らわせる。そこには「早く決着をつけて戻ってきて」と、彼女からの切実なメッセージが入っていた。
夜を乗り越えたマイクのもとに、ベルベル人の男が再び姿を現す。絶望的な状況でも生きているマイクに、男は「運がいい」と言い、無線を手渡して去っていった。
司令部と通信しようとするマイクに、「バッテリーを無駄にするな」と死んだはずのトニーが語り掛ける。心も体も限界を迎えていたマイクには、幻覚が見え始めていた。
マイクは意識朦朧としながらも野犬と闘い、再び夜を明かす。翌日になって司令部から無線が入ったが、その内容は「救助の時間が10時間遅れる」というものだった。絶望し、その場に倒れそうになるマイクを、ベルベル人の男が抱き留めた。よく見ると、男の足は義足だった。
男は娘と共に地雷を取り出して売り、穴には代わりにブリキの缶を入れていたと語る。「あるとき地雷が爆発し、自分の足と娘を失ってしまった」と。
映画『ALONE/アローン』の結末・ラスト(ネタバレ)
一人になるとまた幻覚が見え始め、過去の記憶が甦ってくる。マイクは小さい頃に父親から暴力を振るわれていた。そのトラウマに苦しみながら、自分自身も、父親から引き継いだ暴力的な性格でジェニーに迷惑をかけていたのだ。
戦闘部隊が近付いていると司令部から通信が入ったことで、現実に引き戻される。居場所を知らせるために急いで発煙筒を使おうとするが、手が届かない。
そこに、父親の幻影が砂漠の上に現れる。警戒し、銃を向けるマイク。しかし、自分を殴った後の父親が泣いていたことをふと思い出し、父親も自身の暴力的な性格に苦しんでいたと気付く。父親はゆっくりと歩み寄ってマイクを抱きしめ、「前に進め」と告げる。
マイクはついに足を踏み出すが、地雷は爆発しなかった。マイクが踏んでいたのは地雷ではなく、ベルベル人の男と娘が入れていたブリキの缶だった。発煙筒の合図で戦闘部隊に救助されたマイクは、無事帰国する。戦場で父親との「決着」をつけたマイクは、地雷を踏んだときのように地面にひざまずき、ジェニーにプロポーズをするのだった。
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映画『ALONE/アローン』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『ALONE/アローン』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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