映画『アポカリプスデイ・ワン』のネタバレあらすじ結末と感想

この記事では、映画『アポカリプスデイ・ワン』のストーリー（あらすじ）をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。

また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。

映画『アポカリプスデイ・ワン』の作品情報
映画『アポカリプスデイ・ワン』の登場人物（キャスト）
映画『アポカリプスデイ・ワン』のネタバレあらすじ（ストーリー解説）
映画『アポカリプスデイ・ワン』の感想・評価・レビュー
映画『アポカリプスデイ・ワン』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ

映画『アポカリプスデイ・ワン』の作品情報

出典：https://video.unext.jp/title/SID0080429

製作年	2014年
上映時間	98分
ジャンル	SF アクション
監督	ブレント・フーヴァー
キャスト	ザック・パッパスケイトリン・ファルージャロブ・スプリンガードン・ハートマン
製作国	アメリカ

映画『アポカリプスデイ・ワン』の登場人物（キャスト）

クリスチャン（ザック・パッパス）: 反逆一族の跡継ぎである若い男性。父は偉大なる解放者として有名だった。亡命者の解放を目指しており、コンチネンタル10の司令官から子供たちを守ろうと悪戦苦闘する。血縁のないエバを助け、愛情を注いだ。司令官からは、危険人物とみなされている。
ジェン（ケイトリン・ファルージャ）: 看護師の女性。クリスチャンと恋に落ち息子ジョンを出産する。
エバ（子供：エレナ・ラゾリシャク / 大人：メレディス・ジャクソン）: ホラスの空母の中で、檻に入れられていた女の子。クリスチャンやロバートに救助される。
タロン（ドン・ハートマン）: クリスチャンの祖父。家族思いだが、身内以外の人物に非情な側面を持つ。息子を亡くしてからは司令官に対する恨みが強くなり、攻撃的になっていく。
司令官（ロブ・スプリンガー）: コンチネンタル10の司令官。自らが平和を築いたと豪語しながら、子供たちを洗脳している。拷問などは部下にさせ、自らの手を下すことはない。クリスチャンの父を知っているが故、クリスチャンの存在を恐れている。
ロバート（クインテン・ジョンソン）: ホラスの船に乗っていた黒人の男性。過去の戦争で妻子を亡くした。クリスチャンと意気投合し、エバを救出する。
ホラス大将（ドン・A・キング）: 初老の男性。子供たちを檻の中に入れていた空母の船長。以前から司令官に隠れ、子供を少人数ずつ逃がしていた。ロバートの父親的な存在でいつも葉巻を吸っている。クリスチャンに出会い、より正しいことをしようと考えるようになる。
スティーブン（デビン・マギー）: コンチネンタル10の司令官に雇われた殺し屋の男性。元々はクリスチャンの仲間だった。
バロン（ジョシュア・C・アレン）: クリスチャンの弟で個性的な人物。兄とは正反対の性格で、緊張感がなく能天気。

映画『アポカリプスデイ・ワン』のネタバレあらすじ（ストーリー解説）

映画『アポカリプスデイ・ワン』のストーリー（あらすじ）を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『アポカリプスデイ・ワン』のあらすじ【起】

近未来。核兵器により17億人もの命が奪われた。そして新しい連合国家、コンチネンタル10が誕生する。

反逆者のクリスチャンはコンチネンタル10に捕えられ、司令官の部下から拷問を受ける。司令官はコンチネンタル10が戦争を終わらせ平和を創ったのだと主張するが、それは表面的なものだった。司令官はクリスチャンの父の十字架のネックレスを、息子に渡す。そして「一族との離別か死か」と選択を強いた。

その後クリスチャンは祖父タロンに助けられ、一族が暮らす島へ戻る。この島は孤立しており外部に頼れる者はいなかった。クリスチャンは、自分を看病をしてくれた看護師のジェンと恋仲になる。

タロンは失踪した子供たちの写真をクリスチャンに見せ、子供がある日突然いなくなると話す。そこでクリスチャンは、この事件の真相を暴くため島を出た。

それから18か月が過ぎた。クリスチャンは傭兵として空母に乗り込み、子供たちを見つける。だがそこへ司令官の使いが来て、子供をよこせと空母の大将ホラスを脅した。クリスチャンはホラスやその部下のロバートと手を組み、エバという少女を救出する。

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映画『アポカリプスデイ・ワン』のあらすじ【承】

クリスチャンとロバートとエバは、ホラスと別れ一族の住む島に戻った。クリスチャンの弟バロンはよそ者のロバートを警戒するが、タロンが3人を受け入れた。ジェンが赤ん坊を抱いて出迎える。彼女はクリスチャンとの子供ジョンを出産したばかりだった。

クリスチャンはジョンを抱き、珍しく笑顔になった。だがその晩ジェンが不治の病で、もう長くないと知る。

クリスチャンの父が亡くなり葬儀が行われた。タロンは息子の死を嘆き、ロバートはエバの今後を心配する。エバは、クリスチャンやロバートに懐いていた。クリスチャンは島で司令官の部下を見かけ、気持ちが動転し意識を失った。

夢の中でクリスチャンは司令官と対峙する。司令官は心理療法と言いながら監禁した子供たちを洗脳し、兵士に仕立て上げていた。だが司令官は自分の行いを肯定し、こうなったのは君たち反逆者のせいだと主張する。

ジェンや母が見守る中、クリスチャンは目を覚ました。彼はタロンに、司令官の部下が島に来ていたと話す。タロンは部下の目的がエバであると察し、エバを追い出せと言った。クリスチャンはこれに反論するが、具体的にどうすればよいかは分からない。

映画『アポカリプスデイ・ワン』のあらすじ【転】

警報が鳴り、皆が外へ出ると海の向こうに空母が20隻ほど浮かんでいた。司令官は電話でエバを引き渡せと要求する。タロンは敵と戦うつもりだが、空母に乗っているのは子供の兵士だった。クリスチャンは「子供を殺すのか」とタロンを責める。ロバートはSOS信号を送った。

クリスチャンは家族に逃げるよう促した。だが母は、ジェンの容態が悪化しあと数時間しか生きられないだろうと心配する。ジェンは「あなたの子はエバではなくジョンよ」と言った。だがクリスチャンは「ごめんよ」とジョンに謝り、エバを助けに行く決意をする。母は「エバを救って、振り返っちゃダメ」とクリスチャンを励ました。

クリスチャンがエバの元へ行くと、彼女は司令官から雇われた殺し屋スティーブンに捕らえられていた。タロンが家族を優先し、エバを差し出したのだ。そこへロバートや司令官の部下もやってくる。だがスティーブンは、クリスチャンを殺すことができなかった。司令官はスティーブンに失望し「亡命か死を選べ」と言う。そこでスティーブンは司令官をあざむき、彼の部下を撃った。

映画『アポカリプスデイ・ワン』の結末・ラスト（ネタバレ）

間一髪のところでホラスが現れ、ロバートやエバを救う。撃たれたスティーブンは死ぬ間際、クリスチャンに核シェルターがあると教えアクセスコードの入ったチップを渡した。

ホラスがエバを連れ、島を脱出することになった。別れを惜しみ抱き合うエバとクリスチャン。その後タロンを見かけたクリスチャンは「エバは俺の家族だ」と言ってブチ切れた。クリスチャンは家族を逃がし、島に残る決意をする。これで島に残っているのは、彼とジェンだけになった。

子供の兵士が複数名、島に上陸した。クリスチャンはジェンを海辺へ連れていく。ジェンは彼の腕の中で息を引き取った。涙を流すクリスチャンの前に、司令官が現れる。

司令官はクリスチャンに手錠を掛け「彼を撃て」と子供たちに命令する。だが子供の兵士は「彼は脅威じゃない」と言い、クリスチャンを撃たなかった。また艦隊の方も、もはやホラスの指揮下にあり撤退しはじめる。司令官は怒りのあまりクリスチャンを射殺した。

年頃になったエバはクリスチャンの遺した日誌を元に、人々に真実を伝える。彼女はようやく世界を変えることができたのだ。

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