映画『アポロ18』の概要:人類の輝かしい歴史として有名な、アポロ11号の月面着陸。未だ月に憧れる人類は多く、様々な調査が行われているものの、その多くは謎に包まれている。そこには、恐ろしい『何か』が存在した!?
映画『アポロ18』の作品情報
上映時間:87分
ジャンル:SF
監督:ゴンサーロ・ロペス=ガイェゴ
キャスト:ウォーレン・クリスティー、ロイド・オーウェン、ライアン・ロビンズ etc
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映画『アポロ18』の登場人物(キャスト)
- ベン・アンダーソン(ウォーレン・クリスティー)
- アポロ18号計画に任命された一人で、着陸船操縦士。ネイサンと共に行動していたが、徐々に違和感に気付き始める。
- ネイト・ウォーカー / ネイサン(ロイド・オーウェン)
- アポロ18号計画に任命された一人で、船長。月で何者かに襲撃を受けてからというもの、その様子がおかしくなっていく。
- ジョン・グレイ(ライアン・ロビンズ)
- アポロ18号に乗り込んだ司令操縦士。一人月軌道上の司令船で、二人の帰還を待っていた。
映画『アポロ18』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『アポロ18』のあらすじ【起】
人類の歴史に残る重大な出来事、それがアポロ11号による人類の初めての月面着陸である。その後も人類は次々と月を目指し旅立っていったが、予算削減を理由に、アポロ17号を最後にアポロ18号から20号計画は中止になってしまったのだった。
しかし、それから時が流れた2011年。ネットにとある映像がひっそりと掲載された。それは、なんと84時間にも渡るNASAの秘蔵映像だったのだ。ある時、とある3人の人物にミッションが言い渡された。ネイサン・ウォーカー船長、ジョン・グレイ司令船操縦士、ベン・アンダーソン着陸船操縦士に、月へと向かいソ連を監視するためのレーダー、『PSD5』を設置しろというのだ。
そして、彼らはアポロ18号に乗り込むと、月に向かって地球を発ったのだった。無事に月に辿り着いた一行だったが、彼らはそこで信じがたい物を目にする。なんと、そこにソ連の宇宙船があったのだ。しかし、中は真っ暗で、不思議に思った一行が足を踏み入れると、なんとそこには大量の血痕が残されていたのだった。
映画『アポロ18』のあらすじ【承】
さらに調査を進めた彼らは、近くのクレーターの中に干からびたミイラとなった宇宙飛行士の死体を発見するのだった。それからも不可思議な出来事は続く。次の日、船外に出た彼らは昨日自分達が立てた国旗が無くなっていることに気がつく。ソ連の宇宙飛行士の生き残りによるものではないか、と推測するものの、秘密裏に月面着陸した飛行士は1人だという。
そんな不安が残る中でも、彼らはなんとかミッションを完遂した。そして、彼らが帰還準備をしている時だった。再びノイズが走ると、今度は完全に連絡が途絶えてしまうのだった。彼らは原因究明のために外に出るが、なんとそこで人間のものとは思えない足跡、そして、ズタズタに引き裂かれた国旗を見つけるのだった。
その時、宇宙服の中に何かが入った、とネイサンが叫びだす。そして、彼はそのまま倒れてしまうのだった。ベンはそんなネイサンを連れて急いで宇宙船へと戻る。意識を取り戻したネイサンは何も覚えていない様子であったが、その胸元にははっきりと傷が残っているのだった。
映画『アポロ18』のあらすじ【転】
その傷跡を見ると、なぜかその中から石のような物が発見される。それは、例のクレーターの中から発見された宇宙飛行士の身体から出てきた物と一緒だったのだ。そして、さらに不可解な出来事が起こる。なんと、彼らが再び外に出ると、折角設置したPSD5が、何者かによって破壊されていたのだった。
そして、一度は我に帰ったかのように思われたネイサンだったが、その傷口から感染症に罹ってしまう。刻一刻とネイサンの状態が悪化する中、ベンはネイサンの治療もできず困惑していた。地上に連絡を取ろうにも連絡手段は絶たれており、ベン達を生かしている生命装置もあと12時間でそのバッテリーは切れてしまう。
最早死を待つのみとなったベンは、最後の手段にネイサンを連れ、まだ酸素が残っているソ連への宇宙船へと移動を開始した。しかし、次第にネイサンは何かに取り憑かれたような言動を見せ始め、姿を消してしまう。慌てたベンはなんとか一人でソ連の宇宙船へと辿り着くのだった。
映画『アポロ18』の結末・ラスト(ネタバレ)
ベンは、なんとかソ連の宇宙船からヒューストンに連絡を入れることに成功する。しかし、そんなベンに対してヒューストンは冷酷な判断を下す。なんと、感染している可能性のあるベンを地球に戻すことはできないというのだ。
絶望するベン。しかし、そんなベンに対し月軌道上の司令船に待機していたジョンから連絡が入る。ジョンは、ヒューストンの命令に逆らいベンを助けるというのだった。そんな時、宇宙船の外にネイサンの姿が映る。ネイサンはトンカチで窓を破ろうとするものの、突如ヘルメットの中から大量の生物が動き出す。そして、ネイサンは大量の血を撒き散らしながら命を落とすのだった。
ベンは一人司令船へと向かい飛び立った。しかし、その最中ベンもまた未知の生物に感染していることが判明する。制御を失ったベンの着陸船は司令船に激突、ジョンもベンも命を落としてしまうのだった。その後、政府から公式に3人の死が発表される。しかし、その死因はいずれも訓練中の事故など捏造されたのだった。
映画『アポロ18』の感想・評価・レビュー
こういうB級作品大好きです。作った方には失礼かもしれませんが、雑なシナリオに流行りの撮影方法で、時代背景も大雑把。雰囲気の出し方も本当に荒い。とっても雑だけど、しっかりハラハラドキドキできちゃいました。
「アポロ計画」は予算削減のため、17号で打ち切られたが、実は秘密裏に「アポロ18号」の任務が遂行されていて、その極秘映像が40年経って発見されたというストーリー。
俳優陣の演技力の低さも面白いですが、いちいち大袈裟な作りにも注目です。(女性 30代)
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