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映画『シーワールドZ』のネタバレあらすじ結末と感想

この記事では、映画『シーワールドZ』のあらすじをネタバレありの起承転結で解説しています。また、累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家が、映画『シーワールドZ』を見た人におすすめの映画5選も紹介しています。

この記事でわかること
  • 『シーワールドZ』の結末までのストーリー
  • 『シーワールドZ』を見た感想・レビュー
  • 『シーワールドZ』を見た人におすすめの映画5選

映画『シーワールドZ』の作品情報


出典:https://video.unext.jp/title/SID0063353

製作年 2021年
上映時間 85分
ジャンル ホラー
監督 グレン・R・ミラー
キャスト エバ・セハ
ヴィヴィカ・A・フォックス
D・C・ダグラス
エリカ・デューク
製作国 アメリカ

映画『シーワールドZ』の登場人物(キャスト)

ミランダ(エバ・セハ)
アメリカの西海岸にある、シャイニング・シー水族館の女性館長。
カレン(マデリーン・フォーク)
シャイニング・シー水族館で獣医を務めている。
クルー(ヴィヴィカ・A・フォックス)
シャイニング・シー水族館の女性警備員。
ブラックバーン(アンソニー・ジェンセン)
シャイニング・シー水族館のCEOを務める上院議員。
エバ(エリカ・デューク)
ブラックバーン議員の女性秘書。
ダニエル(D・C・)ダグラス
シャイニング・シー水族館に勤務する職員。

映画『シーワールドZ』のネタバレあらすじ(起承転結)

映画『シーワールドZ』のストーリーをネタバレありの起承転結で解説しています。この先、結末までのネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『シーワールドZ』のあらすじ【起】

アメリカの西海岸にあるシャイニング・シー水族館で、女性獣医のカレンが、水槽に入った大きなタコの治療をしていた。カレンが「エデン動物園」というラベルの付いたアンプルをタコに注射すると、タコは凶暴化して水族館の職員たちに襲いかかっていく。

その少し前、水族館館長のミランダの元に、エデン動物園の女性から連絡が入っていた。エデン動物園で開発したアンプルは、動物を凶暴化する恐れがあるので、配布した先で緊急に処分して欲しいという依頼だった。

ミランダは職員のダニエルにアンプルの処分を指示し、その後ダニエルは処分が済んだと報告していたものの、カレンが使ったようにアンプルの在庫がまだ館内に残っていたのだった。

大ダコの被害が出ていることに気付かないまま、ミランダは水族館の出資者でCEOを務めるブラックバーン議員とその秘書のベスを出迎える。ミランダは水族館のインフラ整備に資金が必要だと議員に訴えるが、議員は予算の関係で難しいと難色を示す。

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映画『シーワールドZ』のあらすじ【承】

議員に館内を案内するミランダの元に、カレンがやって来る。カレンは大ダコが暴れ出したこと、その原因がエデン動物園のアンプルにあるらしいこと、そしてウイルス感染により館内の他の動物も凶暴化する恐れがあることをミランダに告げる。

ミランダはすぐに水族館を閉館しようと考えるが、そこで近くにあった大きな水槽がひび割れ、通路が水浸しになる。水族館のセキュリティシステムが発動し、建物の入口が自動的に封鎖されていく。

セキュリティシステムで閉ざされた館内から逃げ出すには、システムを解除しなければならない。そう考えたミランダは議長と秘書のベスを連れて、水族館の制御室へ行こうと試みる。途中で逃げ出したワニや凶暴化したヒトデに襲われ、館内にあるシアタールームに逃げ込むと、ベスの体にヒトデが貼り付いていて、ミランダが必死にはたき落とす。

ミランダは女性警備員のクルーに連絡を取り、制御室へ向かってもらう。クルーは封鎖と共にシャットダウンしたシステムの立ち上げに成功するものの、入口のドアを開けるには電子制御で閉ざされたドアに通電をする必要があることを知り、ミランダにその旨を報告する。

映画『シーワールドZ』のあらすじ【転】

ミランダは館内にいたダニエルと遭遇し、アンプルを処分しきれていなかったことを追及する。そして一同は閉ざされたドアに通電するため、ブレーカーのある地下室へと向かう。

しかしその途中で、巨体のセイウチや水槽から飛び出したサメなどに襲われ、ミランダたちは再びシアタールームに飛び込む。するとそこで、ベスの容体が悪化していく。貼り付いたヒトデからベスに注入された毒素が、体中に回り始めていたのだった。

そこに凶暴化した大ダコが出現し、議員とベスに襲いかかる。ミランダはカレンやダニエルと共に懸命に逃げ出し、地下室へと急ぐ。しかし地下室は大量の水が流れ込んでいて、ブレーカーのある場所に行くには、天井のパイプに捕まって行かなければならなかった。

ミランダが意を決してパイプにぶら下がると、足元の水中から大ダコが姿を現す。クルーがミランダを助けようとして大ダコに向かって行くが、命を失う結果となる。

映画『シーワールドZ』の結末・ラスト(ネタバレ)

ミランダがブレイカーの手前までたどり着いたところで、大ダコが迫って来る。そこでミランダは天井の電気配線を引き千切り、水中へと浸す。ミランダがブレイカーをオンにすると、配線をつたって水中に高圧電流が流れ、凶暴な大ダコは感電死する。

入口を封鎖していたドアが通電により開き、ミランダたちはようやく建物の外へと脱出する。そこに警報を聞いて駆け付けた救急隊員が現れ、ミランダたちを保護する。ミランダが、アンプルを処分しなかったダニエルを改めて追及すると、ダニエルは思わぬ真実を口にする。

実は大ダコに襲われて死んだブラックバーン議員は、水族館を売却するつもりだった。売却額を低くして売りやすくするため、議員は何かトラブルが起きればいいと考え、アンプルを処分しないようダニエルに指示していたのだった。それを知ったミランダは、救急隊員にダニエルを拘束するよう訴える。

救急隊員が、自分たちにその権利はないと語ると、ミランダはダニエルの顔をぶん殴る。鼻血を出して倒れこんだダニエルを見て、救急隊員は「それならオッケーです」と言わんばかりに、ダニエルの腕を掴んで引っ張っていくのだった。

映画『シーワールドZ』の感想・評価・レビュー(ネタバレ)

B級感全開の映画でしたが、そこが逆にツボにハマりました。ゾンビ化するのが人間ではなく水族館の海洋生物という発想が新鮮で、特にゾンビ化したタコやワニが暴れ回るシーンは笑ってしまうほど荒唐無稽です。ストーリーはほぼ期待通りの展開で、キャラクターの行動もツッコミどころ満載ですが、そういう部分を楽しめる人には最高の一本だと思います。真面目に観ると厳しいですが、友達とツッコミながら観るにはぴったりです。(20代 男性)


『シーワールドZ』は正直なところ、内容には多くを期待していませんでしたが、その分ハチャメチャな展開を存分に楽しめました。特に、ゾンビクラゲが人間を襲うシーンは「そこ行くか!」と声が出てしまうほど。CGのクオリティには難ありでしたが、逆にそれが味になっていて、B級映画としての完成度は高いです。ホラーというよりはコメディに近く、終盤の展開には思わず笑ってしまいました。(30代 女性)


水族館を舞台にしたゾンビパニックという珍しい設定に惹かれて鑑賞しましたが、期待以上にカオスな内容でした。登場する海の生き物たちが次々とゾンビ化し、飼育員たちが悲鳴を上げながら逃げ回る様子は、リアルというよりはもはやギャグ。低予算映画らしいチープさも相まって、どこか愛おしさすら感じます。映画としての完成度は低いかもしれませんが、こういったジャンルを楽しめる人にはおすすめです。(40代 男性)


ストーリーの整合性やキャラクターの深みを求める方にはおすすめできませんが、B級ホラー好きとしてはたまらない内容でした。特にラストの水槽大爆発シーンは、「そんな終わり方ある?」と呆れながらも笑ってしまいました。出演者の演技も微妙でしたが、そのぎこちなさもまた魅力の一つです。あまりの馬鹿馬鹿しさに、逆にもう一度観たくなる不思議な中毒性があります。(50代 女性)


とにかく“珍作”という言葉がピッタリの映画でした。ゾンビ化する海洋生物という着想は面白いのですが、演出や脚本の粗さが目立ちます。特にキャラクターの会話の不自然さと、ゾンビ動物の挙動が笑ってしまうレベルで、緊張感はほとんどありません。ただ、ある意味で記憶に残る映画ではあるので、変わった映画を探している人には勧めたいです。(60代 男性)


『シーワールドZ』は、ホラーというよりもB級ギャグ映画に近い仕上がりでした。ゾンビ化したカニが人間を追い詰めるシーンには「いや、それはないだろ!」と何度も突っ込んでしまいました。映像もストーリーもチープですが、それを笑いながら楽しむ分には最高。映画館ではなく、家でポップコーン片手にゆるく観るのが正解だと思います。(20代 女性)


海の生物がゾンビ化するという突飛な設定が最初から最後まで貫かれていて、思った以上に楽しめました。予算が少ないのかCGがかなり雑でしたが、それを逆手に取って笑わせてくれる構成になっているのが良かったです。こうした映画はストーリーというより、アイデアと勢いで押し切るスタイルが大切なんだと改めて感じました。(30代 男性)


久々にこんなにツッコミどころ満載の映画を観ました。水族館がゾンビパニックの舞台になるというだけで設定勝ちです。特に、ペンギンがゾンビになって襲ってくるシーンは抱腹絶倒。怖さは一切感じませんでしたが、逆にそれが清々しかったです。B級映画好きなら一度は観る価値ありです。(40代 女性)


正直、演出や演技に関してはかなり厳しいクオリティでしたが、逆にそこがクセになります。特にゾンビ化した巨大タコとのバトルシーンは、緊張感よりも笑いが先に来ました。こういう突き抜けた映画は、真剣に観るというより、ネタとして楽しむのが正解ですね。子どもには少し怖いかもしれませんが、大人が笑いながら観るにはちょうど良いです。(50代 男性)


ゾンビ映画といえば人間が襲われるのが定番ですが、本作は海の生物たちがゾンビになるという、突飛すぎるアイデアが光ります。特にゾンビアザラシが暴れるシーンは、シュールさが爆発していて、ホラーというよりはコントのようでした。ストーリーは雑ですが、こういう“突き抜けた”作品があるのも映画の楽しさの一つだと思います。(60代 女性)

映画『シーワールドZ』を見た人におすすめの映画5選

累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家が、映画『シーワールドZ』を見た人におすすめの映画5選を紹介します。

ズーンビ(Zoombies)

この映画を一言で表すと?

「動物園が地獄と化す、パニックB級ホラーのカオス祭り!」

どんな話?

謎のウイルスが拡散し、動物園の動物たちが次々とゾンビ化。ライオンやゴリラ、ゾウまでもが人間を襲う中、職員たちは園内に閉じ込められ、生き残りをかけて戦うことに。予想外の展開が続き、最後まで目が離せません。

ここがおすすめ!

B級映画好きなら絶対に見逃せない1本。ゾンビ化した動物たちの奇想天外な暴走と、それに対する人間側のリアクションが笑えて、むしろ爽快。チープなCGや突飛なストーリー展開も含めて、突き抜けたエンタメ性を楽しめます。

メガ・シャークVSジャイアント・オクトパス

この映画を一言で表すと?

「巨大生物同士の世紀の対決、ありえなさ全開のB級海洋バトル!」

どんな話?

氷山に閉じ込められていたメガ・シャークと巨大タコが、現代によみがえり、海を舞台に壮絶な戦いを繰り広げる。人類はこの脅威にどう立ち向かうのか?荒唐無稽ながらも目が離せない海洋パニックアクションです。

ここがおすすめ!

“バカ映画”としての完成度が高く、真剣に観るより笑いながら楽しむのが正解。B級映画好きにとっては、こういう作品こそが醍醐味。特撮やCGのチープさも含めて、愛すべき傑作です。

シャークネード

この映画を一言で表すと?

「サメが空を飛ぶ!?突き抜けたバカ展開の連続!」

どんな話?

突如発生した巨大な竜巻が、大量のサメを巻き上げ、街を襲撃!サメたちは空から次々と人間に襲いかかり、街は大パニックに。主人公たちはサメ竜巻(シャークネード)にどう立ち向かうのか?常識が通じない予測不能の展開が魅力。

ここがおすすめ!

“B級映画”の代名詞とも言える本作は、とにかく突き抜けていて最高。あり得ない状況の連続に「そんなバカな!」と笑いながら観るのが正しい楽しみ方。シリーズ化されているので、一気見もおすすめ。

ラヴクラフト・カントリー

この映画を一言で表すと?

「モンスター×人種差別×ミステリー、異色のホラードラマ!」

どんな話?

1950年代のアメリカを舞台に、黒人青年が父親を捜す旅の中で、差別と怪異の両方に直面していく。実在の社会問題に加え、ラヴクラフト風の異形のモンスターや魔術的要素が次々に襲いかかる、重厚かつスリリングな物語です。

ここがおすすめ!

単なるホラーではなく、社会的なテーマも織り交ぜた異色作。映像美と緻密な構成、そして人間ドラマが融合し、深く引き込まれます。ゾンビや怪物が出るB級作品とは一線を画しつつ、異形ホラー好きにも刺さります。

パイラニア 3D

この映画を一言で表すと?

「血しぶきと絶叫が乱舞する、水中スプラッター・フェス!」

どんな話?

地震で地割れが起き、太古の人食い魚・パイラニアが解き放たれてしまう。春休みを楽しむ若者たちが集う湖で、突如始まる血まみれの惨劇。パーティー気分は一転、地獄と化していく―。

ここがおすすめ!

おバカ映画の要素とガチのスプラッター描写が融合した傑作。グロさ、スピード感、スリル、全部乗せの娯楽大作です。3D演出による臨場感も魅力で、特にホラーと笑いを同時に楽しみたい人にはうってつけです。

この記事の編集者
影山みほ

当サイト『MIHOシネマ』の編集長。累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家です。多数のメディア掲載実績やテレビ局の映画番組とのタイアップ実績があります。平素より映画監督、俳優、映画配給会社、映画宣伝会社などとお取引をさせていただいており、映画情報の発信および映画作品・映画イベント等の紹介やPRをさせていただいております。当サイトの他に映画メディア『シネマヴィスタ』の編集長も兼任しています。

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