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映画『アトミック ファラフェル』のネタバレあらすじ結末と感想。無料視聴できる動画配信は?

映画『アトミック ファラフェル』の概要:イランがイスラエルに向けて、核攻撃を仕掛けようとしていた。イスラエル軍はその情報を手に入れたため、先制攻撃を仕掛けることにした。しかし、原子力委員会の視察が予定されていたため、秘密裏に準備を進める必要があった。

映画『アトミック ファラフェル』の作品情報

アトミック ファラフェル

製作年:2015年
上映時間:100分
ジャンル:コメディ
監督:ドュロー・シャウル
キャスト:アミ・スモーラチェック、アレクサンダー・フェーリング、イダン・カルメリ、ウィル・ロバートソン etc

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映画『アトミック ファラフェル』の登場人物(キャスト)

ノファー・アズリアン(ミシェル・トレヴス)
15歳。ADHD。イラン生まれ。イスラエルで母と暮らしている。母の仕事の手伝いをしているせいで、授業中に居眠りしてしまう。
オリバー・ハーン(アレキサンダーフェーリング)
ドイツ人。原子力委員会のトップ捜査官。ウランアレルギーがある。香辛料も体に合わない。
メロン(イダン・カーメリ)
ノファーの恋人。パソコンに詳しく、ハッキングが得意。
ハイム・シャイ(シャイアヴィヴィ)
イスラエル軍・大佐。イランへの核攻撃を指揮する。頭がキレる人物。
ミミ・アズリアン(マリレヴィ)
ノファーの母親。キッチンカーを使い、軽食を販売している。夫は放射線事故で亡くなった。年金が支給されず、苦労している。
シャラレ(タラメルター)
イラン人。父は政府に関連する仕事を行っている。ネットを通じて、ノファーと仲良くなる。ラッパーになるのが夢。

映画『アトミック ファラフェル』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『アトミック ファラフェル』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『アトミック ファラフェル』のあらすじ【起】

イランは核弾頭を持っており、イスラエルが攻撃されれば死者10万にも上ることが予想された。イスラエル軍に所属するパルトシュ准将は、シャイ大佐・アッザム防衛大臣・アブニ大佐らと今回の件をどう対処するか話し合った。パルトシュはイランに核攻撃する案を進言した。アッザムは思案した結果、シャイに監督を任せ極秘で任務に当たらせることを決める。しかし、原子力委員会の4人が来ることになっていたため、バレないようにする必要があった。委員会の滞在期間は明日から4日で、イランが攻撃の準備に要する時間は8日ほどだった。そのため、イスラエルが先制攻撃を行うためには、72時間しかなかった。さらに、そこから攻撃の準備や移動時間を考えると、88分しかなかった。

未亡人のミミは娘のノファーとキッチンカーで働いていた。軍人相手に軽食を販売し、気に入った相手がいると連絡先を聞き出した。ノファーはそのことが気に入らなかった。ノファーは仕事の疲れで、授業中によく居眠りをしてしまっていた。教師に怒られ、同級生にからかわれて笑われた。

警察が原子力委員会による研究所訪問の準備を進めていた。その一方で、収入源を心配した住民による抗議活動が行われた。住民達は原子力委員会の4人(エバ・オルセン、ロンバルディ、バンダイク、ウルベライン)に食材をぶつけた。住民達の中にはミミやノファーの姿もあった。シャイは遠くから委員会の4人の姿を確認していたのだが、もう1人車から降りてくる人物がいた。ハーン・35歳・ドイツ人。住民達はカッコいいハーンの姿に呆気にとられていた。

シャイは「ミフマシュ織物」の店を「原子力研究所」に偽り、委員会の5人を案内した。しかし、すぐにハーンにバレてしまう。シャイは仕方なく本当の「原子力研究所」に、委員会の5人を連れて行った。ハーン達は中を確認し、原爆の材料がなかったことを会見で報告した。

映画『アトミック ファラフェル』のあらすじ【承】

ハーンはミミのキッチンカーで買った食事を食べたのだが、そのまま倒れてしまう。中に入っていた香辛料が原因だった。ハーンは抜くように頼んだのだが、ハーンに見惚れてミミが誤って入れてしまったのだ。ハーンは帰国を予定していたが、医師が許可してくれなかった。ノファーは真面目なハーンは母にぴったりの相手だと思い、無理矢理食事に誘ってミミと2人きりにさせた。

ハーンから仕事のことを聞かれたミミは、3年前に鉱山の食堂をクビになってからキッチンカーで働いていることを話した。夫は放射線事故で亡くなっていたが、年金の支給が滞っていた。ハーンもある秘密をミミに話した。それは、ウランアレルギーだということだった。ハーンはそれを利用して、「原子力研究所」のトップ捜査官として活躍していた。一方、シャイは隠していたミサイルを運ぼうとしていたのだが、ハーンが町に残っていることに気づき、中止を余儀なくされていた。

シャイはミミに会いに行き、ドイツへの航空券を渡して、ハーンと別れるよう指示した。ミミは腹を立てるが、シャイの有無を言わさぬ態度に拒否することはできなかった。せめてもと、ミミは自分のキッチンカーでハーンを空港まで送り届けることにした。途中、行きたい場所があったため道を逸れたのだが、それに気づいたシャイが追いかけてきた。シャイは銃で脅し、ハーンに空港に行くよう命令した。ハーンはシャイを抱き締め、落ち着かせた。そして、ハーンはドイツに帰るのを止めた。

ノファーはイラン人のシャラレとネットを通じて仲良くなった。一方、シャイはミミの店に商品を注文し、軍の施設内に届けさせた。そして、無許可で侵入した罪で、ミミを逮捕してキッチンカーを回収した。ハーンが配達を行っていたのだが、そこは砂漠であったため自力で戻って来ることは不可能だった。そこで、ハーンの捜索を行わず、見捨てることにした。その間に、ミサイルを運び出した。

映画『アトミック ファラフェル』のあらすじ【転】

攻撃まで3日。恋人のメロンがノファーの悪口を掲示板に書き込んでいた。ノファーはショックを受けるが、犯人はシャイに指示された部下のジュシュアの仕業だった。ノファーは仕返しをするため、軍の施設内から犬が盗ってきたディスクの写真を掲示板に上げた。それは軍の機密事項が入っているディスクで、ジョシュアが管理しているものだった。シャイは今回の作戦が失敗すれば拷問するとジョシュアを脅した。

シャイがディスクを取り返すため脅しをかけてきたため、ノファーとメロンは交換条件を伝えた。それは、母の釈放、取り消されたキッチンカーの免許、軍人未亡人だと認めること、遡及補償と首相の署名入り詫び状、ハーンの捜索、ハーンに滞在許可を出すこと、学校の進級だった。シャイはその条件を飲むことにした。ノファー達がディスクの場所を明かすと、ミミが家に帰ってきた。

メロンはシャイが持ち帰ったディスクをコピーしていた。そのデータに入っていたのは、コードだった。2日後の日付と座標が書かれているのは分かったが、「NTZ」が何か分からなかった。その時、瀕死の状態のハーンが帰ってきた。ハーンは電話を掛け、イスラエルがイランを攻撃しようとしていることを国連に報告した。ハーンは爆弾を見つけており、ウランアレルギーが出ていた。その後、ノファーはシャラレに、「NTZ」について質問した。すると、シャラレが暮らすナタンズの町のことだと教えられる。ノファーとメロンは顔を見合わせて驚いた。

映画『アトミック ファラフェル』の結末・ラスト(ネタバレ)

攻撃まで36時間。攻撃の手順を説明するため、シャイやアッザム防衛大臣達は再び集まった。ディスクのコードで非常警報を作動させれば、24時間で発射準備が完了することになっていた。停止することは不可能だった。ジョシュアがコードを作動させようとするが、他の誰かが既にディスクの中を確認していたため、作動させることができなかった。つまり、ディスクを開いたのと同じPCからしか、作戦を実行させることができないのだ。ジョシュア達はすぐにメロン達の仕業だと気づく。

ノファーはメロンと共に逃げると、シャラレに爆弾が打ち込まれようとしていることを伝えた。だが、詳しく話す前に、何も知らないシャラレの父がネットを切ってしまう。シャラレは腹を立て、父の隠し金庫の中を探った。すると、中にはUSBが入っていた。ファイルを開けると、コードが書かれていた。

メロンはシャイ達に居場所が見つかってしまったため、パソコンを壊して外に放り投げた。しかし、パソコンの場所を明かすよう脅されたため、正直に話した。ハーンは無理矢理飛行機に乗せられ、国外へと追い出された。その後、ハーンは原子力委員会の者達と、シャラレの父の案内でイランの学校を視察していた。すると、アレルギー反応が起こり、倒れてしまう。

シャラレの父により、ハーンは家で介抱されることになった。シャラレは父からネットを繋げる許可をもらい、急いでノファーに連絡を取った。ハーンはノファーの姿を見て驚きの声を上げた。

ハーンはテレビの電波をジャックし、イスラエルとイランが戦争を行おうとしていることを伝えた。そして、子供達のために思い留まるよう訴えた。シャラレやノファー達も、平和的解決を望んでいることを話した。アッザム防衛大臣達とイランの革命防衛隊は、ハーン達を逮捕するために家に踏み込み、ネット越しに顔を合わせた。アッザム防衛大臣達はついでとばかりに、今回の件について話し合った。その結果、1年間停戦することが決まった。

映画『アトミック ファラフェル』の感想・評価・レビュー

イスラエルとイランで核攻撃が起きそうという、話としては緊迫した内容なのだが、登場する人達がハチャメチャで深刻な雰囲気は微塵もない。イスラエル軍のシャイ大佐は普段きっと有能な人物なのだろうと推察できるが、ノファー一家に振り回されてダメな男に成り下がっている。

ミミとオリバー・ノファーとメロンが、恋人として関係を深めていく様子が描かれているのがおもしろかった。ミミの綺麗だけれども、気が強い性格に好感が持てた。(女性 20代)


とってもコメディな政治作品です。国と国の対立や、政治をテーマにした作品は沢山ありますが、ここまで能天気に面白おかしく作られた作品は初めて見ました。この作品に出てくる国の方が見たら、きっと怒るんだろうなというレベルです。
自国か核攻撃を受けるという情報が入り、応戦はバッチリの構えですがそのタイミングで、国の偉い方の視察があるため公にはできず、コソコソ核攻撃に応戦するストーリー。おバカで笑えるシーンも多く、おもしろかったです。真剣なストーリーを期待してはいけません。(女性 30代)

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