この記事では、映画『クズ・ゾンビ』のストーリー（あらすじ）をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『クズ・ゾンビ』の作品情報
出典：https://video.unext.jp/title/SID0040852
| 製作年 | 2017年 |
|---|---|
| 上映時間 | 83分 |
| ジャンル | ホラー |
| 監督 | マーク・ニュートン |
| キャスト | ディモシー・ホーグ ウィンターグレイス・ウィリアムズ モーゼス・Ｊ・モーズリー メーガン・フュー |
| 製作国 | アメリカ |
映画『クズ・ゾンビ』の登場人物（キャスト）
- ロニー（ティモシー・ホーグ）
- 小型飛行機の操縦士。葛の除草薬の散布を任される。
- カイラ（ウィンターグレイス・ウイリアムズ）
- ロニーの元恋人。
- エド・ネルソン（エスカランテ・ランディ）
- ロニーの叔父。音楽祭でミートパイ屋を出店する。
- ナンシー・ネルソン（スーザン・マクフェイル）
- ロニーの叔母。エドの良き妻。
- トレント（クレイ・アッカー）
- カイラの現在の恋人。
- ダニエル・クライン博士（マイルズ・ドレイク）
- 「グローボ・バイオテク」に勤める博士。
- フクシマ博士（キヨミ・フカザワ）
- 「グローボ・バイオテク」に勤める博士。
- トリシュ（ケイトリン・メッシュ）
- 音楽祭を訪れていた同性愛者。
- ジェニファー（メーガン・フュー）
- 音楽祭を訪れていた同性愛者。トリシュのパートナー。
- ベン・ジョンソン（ジョニー・マクフェイル）
- エドのミートパイ屋のライバル店の主。
映画『クズ・ゾンビ』のネタバレあらすじ（ストーリー解説）
映画『クズ・ゾンビ』のあらすじ【起】
「葛（くず）」は1870年代に日本から持ち込まれ、繁茂力の高さから侵略的外来種として認定されていた。
アメリカのミシシッピ州にある、バイオ研究所『グローボ・バイオテク』
そこでは葛の繁茂力を抑える新薬「クアドキシン」が開発されていた。
若き操縦士・ロニーはテスト散布を任される。
しかし実は、クアドキシンには誰も知らない副作用があった。
葛の寄生力を高め、ヒトの体内で繁殖する突然変異種を生み出してしまう薬だったのだ。
テスト散布後、次の月曜日に本格的な散布依頼を受ける。
依頼主はフクシマ博士と、クライン博士だった。
この地域は週末に「モーズ・アリソン音楽祭」を控えていて、その後の散布ということになる。
その音楽祭ではロニーの叔父・エドと、その妻のナンシーがミートパイを出す予定だった。
ロニーの友人・マット、ロビー、アシャーは怪しげな薬物を売るクレイトンのもとを訪れる。
ただ、クレイトンは死んでいたのだ。
3人は驚くが、その直後にクレイトンが蘇生。
ゾンビとなって3人に襲い掛かり、アシャーが腕を噛まれてしまった。
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映画『クズ・ゾンビ』のあらすじ【承】
3人は逃げるが、クレイトンは人を襲いつつ、音楽祭の場所へ移動する。
変異種の葛を摂取した動物の肉で作られたミートパイ、それを食べた人がゾンビ化するらしい。
ただし動きは遅く、頭部が損傷すると停止してしまうようだった。
「モーズ・アリソン音楽祭」が開催された。
エドとナンシーのミートパイ屋は盛況だったのだが、彼らを恨めしく思う人もいる。
ライバル店の主、ジョンソンだ。
ジョンソンはエドの店より売れ行きを上げるために、彼らの商品の秘密を探ろうとしていた。
そんなタイミングで葛ゾンビが暴れ出す。
ゾンビに噛まれた人は感染し、更なるゾンビとなって新たに人を襲いだしたのだ。
別の場所でロニーは、元恋人のカイラと再会していた。
ロニーは今でもカイラを好いているし、カイラも彼の気持ちを知っている。
しかしカイラには、新しい恋人・トレントがいたのだ。
エドの後押しでロニーはカイラに近付くが、上手く話すことができないのだった。
一方では、クレイトンに噛まれたアシャーが救護室で手当てを受ける。
しかし彼は、まもなく死亡してしまった。
映画『クズ・ゾンビ』のあらすじ【転】
音楽祭では、着実にゾンビが数を増している。
騒動に気付いたロニーは避難しようと考えていていた。
音楽祭の挨拶にも出ていたラックウッド市長は、銃を持ってゾンビを撃退しようとする。
有能な秘書・エリーは感染してしまったので、市長は泣く泣く彼女を銃殺した。
その頃、ロニーは『グローボ・バイオテク』に解決の糸口があると考えていた。
しかしロニーは、カイラから『トレントを助けて』と頼まれる。
トレントはすでにゾンビに噛まれてしまっていた。
自分がどうなるかを察したトレントは、ロニーにカイラを託す。
そして自分はゾンビを引き寄せ、囮となって死亡するのだった。
ロニーとカイラ、そして同性愛カップルのジェニファーとトリシュ。
さらにエドとナンシー、最後にジョンソン。
音楽祭で生き残った面々は、移動を開始する。
しかしジョンソンは噛まれていて、『俺を置いていけ』と言う。
エドは彼と和解し、発症する前にジョンソンを殺すのだった。
一行は研究所に着くが、感染したフクシマ博士しかいない。
どうやら、研究所にも災難は降りかかったようだった。
映画『クズ・ゾンビ』の結末・ラスト（ネタバレ）
音楽祭が開催される前、研究所ではクライン博士が夜食のミートパイを食べていた。
やがて彼は嘔吐後に倒れ、フクシマ博士は吐しゃ物を調べてみることに。
すると、散布したクアドキシンがゾンビの引き金になっていると気づいたのだった。
まだ完全には発症していないフクシマ博士は全てをロニーに話し、クアドキシンの破棄を依頼する。
その時、エドが全員に逃げるように言った。
実は妻のナンシーが、すでに噛まれて感染していたのだ。
愛する妻を見捨てられないエドは自分が残り、ナンシーを殺すことを宣言。
さらに『自分がクアドキシンを破棄する』と言うのだった。
ロニーは外のゾンビを、散布機のプロペラで倒していく。
さらに一行はヘリコプターに乗り、街を脱出した。
一方、エドは可燃物質で施設を爆破する。
命と引き換えに、クアドキシンの破棄に成功したのだ。
ヘリコプターの中で、ロニーとカイラは復縁する。
そして負傷したジェニファーの治療のため、病院に向かうのだった。
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映画『クズ・ゾンビ』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『クズ・ゾンビ』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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