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映画『オータム・イン・ニューヨーク』のネタバレあらすじ結末と感想

この記事では、映画『オータム・イン・ニューヨーク』のあらすじをネタバレありの起承転結で解説しています。また、累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家が、映画『オータム・イン・ニューヨーク』を見た人におすすめの映画5選も紹介しています。

この記事でわかること
  • 『オータム・イン・ニューヨーク』の結末までのストーリー
  • 『オータム・イン・ニューヨーク』を見た感想・レビュー
  • 『オータム・イン・ニューヨーク』を見た人におすすめの映画5選

映画『オータム・イン・ニューヨーク』の作品情報

オータム・イン・ニューヨーク

製作年:2000年
上映時間:103分
ジャンル:ラブストーリー
監督:ジョアン・チェン
キャスト:リチャード・ギア、ウィノナ・ライダー、ジリアン・ヘネシー、アンソニー・ラパリア etc

映画『オータム・イン・ニューヨーク』の登場人物(キャスト)

ウィル・キーン(リチャード・ギア)
ニューヨークで高級レストランのオーナーをしている。48歳だが、女性にかなりモテる。女をとっかえひっかえしていたが、シャーロットに出会って変わる。
シャーロット・フィールディング(ウィノナ・ライダー)
22歳で、帽子のデザイナーをしている。自身の誕生パーティーをウィルのレストランで開き、そこで彼と出会う。珍しい病気で、余命は1年もない。
ドロレス・タルボット(エレイン・ストリッチ)
シャーロットの祖母。シャーロットの両親は亡くなっており、一人で孫娘を育てていた。娘が昔愛していたウィルとシャーロットが付き合い始め、何か運命の様なものを感じる。
リサ・タイラー(ヴェラ・ファーミガ)
美術館で働く女性。実はウィルの娘。自身の出産を前に、父親に接触しようとする。

映画『オータム・イン・ニューヨーク』のネタバレあらすじ(起承転結)

映画『オータム・イン・ニューヨーク』のストーリーをネタバレありの起承転結で解説しています。この先、結末までのネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『オータム・イン・ニューヨーク』のあらすじ【起】

ニューヨークの秋。
セントラルパークで恋人とデート中、ウィルは突然別れを告げる。女性は怒って去って行った。ウィルにとって、恋人とのそれ以上の関係、つまり結婚は考えられないのだ。彼はいつも女性をとっかえひっかえして生きて来た。

高級レストランのオーナーであるウィルは、ある夜、昔の知り合いと再会する。若い頃付き合っていた女性の母親であるドロレスだ。
今日は彼女の孫娘の誕生パーティーらしい。パーティーの席まであいさつに行ったウィルは、そこでシャーロットに出会う。

シャーロットが帽子のデザイナーであることを知ったウィルは、後日彼女に会う口実を作るため、パーティーに同行する女性の帽子を注文する。

当日、ウィルは同行する女性がいなくなったので、代わりにシャーロットに来てほしいと頼む。ウィルが用意した白いドレスに身を包んだシャーロットは、パーティーの席を楽しむ。
ウィルが隣を離れた時、ある女性がウィルについて聞いてきた。少し会話すると、その女性はもういなくなっていた。

その後ウィルと一夜を過ごす。

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映画『オータム・イン・ニューヨーク』のあらすじ【承】

2人は付き合い始めるが、ウィルは親子ほど歳が離れたシャーロットとの関係に不安を感じる。彼女は若い。そして、プレイボーイの自分には結婚どころか、1人を愛し続ける自信はないのだ。

シャーロットにも言わなければならないことがあった。彼女は難病で、余命は1年もない。手術もせず、死を受け入れると話す。

2人は楽しく付き合っていたが、シャーロットには不安があった。祖母から自分の母とウィルの関係を聞いたのだ。母はウィルを愛していたが、ウィルが別の女性を妊娠させ、ショックを受けたのだという。

ウィルは本当に自分だけを愛してくれるのか。
シャーロットの疑惑は、ハロウィンの夜決定的になる。
ウィルの友人宅でパーティーをしていたが、ウィルは友人の女性と屋上に消えた。子供たちと遊んでいたシャーロットはウィルを探す。ちょうど屋上から2人が降りて来たところだった。不自然な2人の様子に、シャーロットは彼が何をしたのかを悟る。

タクシーの中で口論となった2人は喧嘩したまま別れる。

映画『オータム・イン・ニューヨーク』のあらすじ【転】

ウィルは確かに屋上で女性とセックスをしたが、それはシャーロットのことで悩んでいたから、という理由もあった。
ウィルはウィルで、本気でシャーロットを愛しはじめていたのだ。

その頃、ウィルの元に一通の手紙が届く。リサ・タイラーという女性からだった。彼女は、ウィルの娘だった。リサは幼いころから、いつか父親が会いに来て「悪かった」と言ってくれると思っていたと言う。
もちろん、ウィルもそういう思いでいる。しかし父親であるという実感はなかなか湧かない。

リサは出産を控えているらしい。ウィルはリサと接する中で、家族とは何か、愛するとは何か、改めて考える。

余命1年もないと言ったシャーロット。ウィルは彼女と共に過ごすことを決意した。

シャーロットに謝り、自分の気持ちを伝えると、2人はまた一緒に過ごし始める。
シャーロットは手術する気はないと言っていたが、ウィルは諦めきれなかった。彼女に黙って、手術してくれる医者を探し続けていた。

シャーロットの方でも、ウィルを愛したことで生きたいという思いが強まっていた。

映画『オータム・イン・ニューヨーク』の結末・ラスト(ネタバレ)

医者を探して飛び回るウィルは、ついに手術してくれる医者を見つけた。だが、医者を探していることを隠していたウィルは、シャーロットに嘘をついていた。

ウィルが自分に告げた行先と違う場所に行っていたと知ったシャーロットは、嘘をついたことを批難する。
ウィルは嘘をつき通せず、医者を探していたことを打ち明ける。

クリスマス当日。ウィルは自宅を飾り付け、シャーロットへのプレゼントを用意していた。寝室で目を覚ましたシャーロットは微笑みながらその様子を眺め、ウィルへのプレゼントを手にする。

シャーロットが見ているのに気づいたウィルは慌てて隠し、急いで飾り付けを完成させるが、振り向いた時シャーロットは倒れていた。

病院に運ばれたシャーロット。ウィルは急いで手術をしてくれる名医に連絡し、彼の到着をまった。
その間、シャーロットはウィルと語り合う。
医者が到着し、手術が始まった。長い手術の結果、シャーロットは助からなかった。

1人家に戻ったウィルは、シャーロットが用意したプレゼントを見つける。中身はウィルの時計だった。いつかデートした時、時計を気にするウィルからシャーロットが奪ったものだった。
それを見てウィルは涙を流した。

映画『オータム・イン・ニューヨーク』の感想・評価・レビュー(ネタバレ)

こういうラブストーリー映画はハッピーエンドで終わることが多いため、シャーロットが亡くなったことに衝撃を受けた。せっかく生きることに前向きになったのに、亡くなってしまったのが悲しくて堪らない。一人残されたウィルはこれからどうやって生きていくのか心配になった。きっと本当の愛を知ったウィルは、今までのように女遊びをすることができなくなると思う。シャーロットのことをたまに思い返しながら、幸せになって欲しいなと思った。(女性 30代)


ウィノナ・ライダーがとにかく可愛らしい。秋のニューヨークが舞台であり、綺麗な街並みと2人の恋の空気感がキラキラしていて絶妙にマッチし、個人的には大好きな作品。大人のおじさん、リチャード・ギアが相手役として出演していて、渋くてセクシーで良い味を出している。ニューヨークとちょっと切ない恋愛という女性にとってたまらない組み合わせだ。女性にモテて自由に生きる男が、特別な女性と出会って本当の愛を知るが、病気で亡くなってしまうというパターンだが、やはり観ていて楽しい作品。(女性 30代)


色気たっぷりでダンディーなリチャード・ギアと可愛らしくてとってもキュートなウィノナ・ライダーの年の差ラブストーリー。
モテモテの色男ウィルを演じるリチャード・ギアがウィノナ・ライダー演じるシャーロットに出会い人生が変わるお話です。
温かくてほっこりする2人の時間に感情移入し過ぎて、ラストが本当に辛かったです。きっとそうだろうと分かっていても涙が止まりませんでした。(女性 30代)


リチャード・ギア演じるウィルとウィノナ・ライダー演じるシャーロットの恋は、最初から儚さが漂っていて胸が締めつけられました。年齢差のある恋というテーマも丁寧に描かれ、派手ではないけれど大人の哀愁が滲む作品。ニューヨークの秋の街並みが本当に美しく、季節の移ろいとともに二人の関係が変化していく様子が印象的です。ラスト、ウィルが彼女の死を受け入れる姿に涙が止まりませんでした。(40代 女性)


若い頃は退屈に感じた映画ですが、今観ると心に刺さりました。恋に不器用な大人たちの切なさがリアルで、特にシャーロットが自分の余命を知りながらも笑顔でいる姿が印象的。リチャード・ギアの渋さとウィノナ・ライダーの儚げな魅力が絶妙でした。美しい映像と静かな音楽が映画全体に“終わりの季節”を漂わせ、観終わったあとに深いため息が出るような作品です。(50代 男性)


ストーリー自体はシンプルですが、登場人物の心情描写がとても繊細。年齢差や病気という現実的なテーマを、派手なドラマ性ではなく静かなトーンで描いているのが好印象でした。ニューヨークの秋の街並みがまるで詩のようで、映像だけでもうっとり。最後のシャーロットの死の場面では、彼女の穏やかな表情に涙しました。恋の美しさと儚さを丁寧に描いた名作です。(30代 女性)


リチャード・ギアのプレイボーイ役が自然で、それが後半になるほど深みを増していくのが素晴らしい。恋愛に臆病だった男が、最期に本気の愛を知るという構成に心を打たれました。ウィノナ・ライダーの透明感が物語全体を柔らかく包み込んでいて、まるで秋の陽だまりのよう。華やかな恋愛映画というよりも、人生の“終わりと赦し”を描いた切ないドラマです。(30代 男性)


ニューヨークの街がまるで登場人物のように生きている。落ち葉舞う公園や静かな湖畔、暖かい光の差すカフェ……そのすべてが二人の関係を象徴していました。特に、シャーロットがベンチで風を感じるシーンは忘れられません。死を恐れず、愛することに意味を見いだす姿はとても強く美しい。恋愛映画というより“生きる映画”だと思いました。(20代 女性)


初めて観たときは「古いラブストーリー」と感じましたが、今では心の奥深くに残る映画の一つです。年齢を重ねた人間にしかわからない“寂しさの優しさ”が詰まっています。シャーロットの死を通して、ウィルが本当の愛を知る——その過程が痛いほどリアル。リチャード・ギアの哀愁漂う表情が、映画のラストシーンを完璧に締めくくっています。(40代 男性)


ウィノナ・ライダーの儚げな笑顔がすべてを物語っていました。病を抱えながらも愛することを選ぶ彼女の姿は、まさに“生きる勇気”そのもの。映像が絵画のように美しく、秋の色彩が切なさを増幅させます。リチャード・ギアとの年齢差恋愛も違和感なく、むしろ成熟した二人の静かな愛が心に響く。観終わった後、しばらく余韻が残りました。(20代 男性)

映画『オータム・イン・ニューヨーク』を見た人におすすめの映画5選

累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家が、映画『オータム・イン・ニューヨーク』を見た人におすすめの映画5選を紹介します。

めぐり逢えたら

この映画を一言で表すと?

“運命の出会い”を信じたくなる、心温まるラブストーリー。

どんな話?

妻を亡くしたサム(トム・ハンクス)と、彼のラジオでの話に心を奪われた女性アニー(メグ・ライアン)の遠く離れた恋を描く物語。互いに会ったことのない二人が、偶然と運命に導かれて少しずつ惹かれ合っていきます。温かくも切ない恋の奇跡が心を揺さぶります。

ここがおすすめ!

『オータム・イン・ニューヨーク』のように“儚くも美しい愛”を描いた作品。ノスタルジックな映像と心を包み込む音楽が見事に調和しています。メグ・ライアンとトム・ハンクスの名演が光り、純粋な愛の尊さを感じられる、何度観ても心が温まる名作です。

あなたが寝てる間に…

この映画を一言で表すと?

優しさから始まる恋が、人生を変える奇跡を生むロマンティックコメディ。

どんな話?

孤独な女性ルーシー(サンドラ・ブロック)が、偶然助けた男性を“婚約者”と勘違いされ、彼の家族に受け入れられてしまう。嘘から始まった関係が、思わぬ方向へ進んでいく心温まるラブストーリー。ユーモアと感動が絶妙に交差します。

ここがおすすめ!

『オータム・イン・ニューヨーク』が描いた“愛によって変わる人間”というテーマを、明るく優しいトーンで表現。サンドラ・ブロックのチャーミングな演技が光り、観終わったあとに心がじんわり温かくなる作品です。恋愛映画が苦手な人にもおすすめ。

ホリデイ

この映画を一言で表すと?

失恋した2人の女性が“新しい自分”を見つける、幸福感あふれるラブストーリー。

どんな話?

ロンドンとロサンゼルスに住む2人の女性が、家を交換して休暇を過ごすうちに、それぞれ新たな出会いと恋を見つける物語。人生の転機を迎える女性たちの心の変化を、優しく温かいタッチで描いています。

ここがおすすめ!

『オータム・イン・ニューヨーク』のように“愛が人生を変える瞬間”を描きながら、より明るくポジティブに展開する一作。キャメロン・ディアスとケイト・ウィンスレットの美しい演技、そして美しい冬の映像が幸福感を誘います。観るたびに心が癒される名作。

恋におちたシェイクスピア

この映画を一言で表すと?

“恋が芸術を生む”——愛と創作の奇跡を描いたロマンティック時代劇。

どんな話?

若きシェイクスピアが、新作劇のヒロインとなる貴族の娘ヴィオラと恋に落ちる。しかし身分の違いと時代の制約が二人を引き裂いていく。恋愛と創作の苦悩を絡めながら、『ロミオとジュリエット』誕生の裏側を描く美しい物語。

ここがおすすめ!

『オータム・イン・ニューヨーク』と同じく“叶わぬ愛の美しさ”をテーマにしており、切なさと芸術性が融合した傑作。衣装や音楽も見事で、まるで詩を観ているような感覚に浸れます。ロマンティック映画が好きな人にぴったり。

P.S.アイラヴユー

この映画を一言で表すと?

“愛する人を失っても、愛は終わらない”——涙なしでは見られない感動作。

どんな話?

若くして夫を亡くしたホリーのもとに、亡き夫からの手紙が届く。そこには、彼女が再び笑顔を取り戻すためのメッセージが綴られていた。喪失と再生、そして真実の愛を描くヒューマンドラマです。

ここがおすすめ!

『オータム・イン・ニューヨーク』の“愛の儚さ”と“生きる力”をより深く感じられる作品。ヒラリー・スワンクの繊細な演技と、美しいアイルランドの風景が心に残ります。涙とともに前を向く勇気をもらえる、心に響くラブストーリーです。

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この記事の編集者
影山みほ

当サイト『MIHOシネマ』の編集長。累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家です。多数のメディア掲載実績やテレビ番組とのタイアップ実績があります。平素より映画監督、俳優、映画配給会社、映画宣伝会社などとお取引をさせていただいており、映画情報の発信および映画作品・映画イベント等の紹介やPRをさせていただいております。当サイトの他に映画メディア『シネマヴィスタ』の編集長も兼任しています。

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