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映画『バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3』の概要:伝説的な大ヒットSFコメディの第3作。変人博士ドクの発明したデロリアン型タイムマシンが雷に打たれ、過去に取り残されてしまったマーティ。ドクを救って未来に帰るため、今度は西部開拓時代にタイムスリップする!

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映画『バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3』の作品情報

バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3

製作年:1990年
上映時間:119分
ジャンル:SF、アクション、コメディ
監督:ロバート・ゼメキス
キャスト:マイケル・J・フォックス、クリストファー・ロイド、メアリー・スティーンバージェン、リー・トンプソン etc

映画『バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3』の登場人物(キャスト)

マーティ・マクフライ(マイケル・J・フォックス)
ミュージシャンを目指す青年。友人の変人博士ドクとともに、デロリアン号でタイムトラベルをする。勝気でお調子者。「腰抜け」と言われると黙っていられないが、それが災いを呼び込むこともしばしば。
エメット・ブラウン博士(通称ドク)(クリストファー・ロイド)
偶然思いついたタイムマシン発明のために、豪邸まで売ってしまった変わり者の博士。孫ほども年の離れたマーティと親友関係にある。恋愛には興味がなく、驚くほど酒に弱い。
クララ・クレイトン(メアリー・スティーンバージェン)
1885年のヒル・バレーに赴任してきた女教師。偶然ドクに命を助けられたことがきっかけで、一目ぼれをする。自立した女性で、タネンにも食ってかかるほど気が強い面もある。
ビュフォード・タネン(トーマス・F・ウィルソン)
シリーズの悪役ビフ・タネンの先祖。取り巻きたちとともに強盗や殺人を繰り返している極悪人。ずるいことはよく考えつくが頭は悪く、ハッタリによく引っかかる。
シェイマス・マクフライ(マイケル・J・フォックス)
マーティの先祖。気が弱くお人よし。ケンカっ早い兄がいたが死亡している。
ジェニファー(エリザベス・シュー)
マーティの恋人。前作で気絶したまま、1985年の自宅ポーチで眠っている。

映画『バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3』のあらすじ【起】

雷によってドクがタイムマシンのデロリアン号とともに1885年にタイムスリップしてしまい、1955年に取り残されてしまったマーティ。過去から届いたドクの手紙には、自分は1885年の世界で無事に過ごしていること、デロリアン号の部品が壊れてタイムスリップができなくなってしまったこと、自分が隠しておいたデロリアン号を1955年のドクとともに修理して未来へ帰るようにということが書かれていた。そして、「私は憧れの西部開拓時代で楽しくやっている。過去を変えるタイムトラベルは危険だから私を迎えに来ないように」とも書かれていた。マーティはデロリアン号を修理するため、1955年のドクの元へ向かう。

突然現れたマーティに1955年のドクはびっくり仰天。それもそのはず、つい今しがた、第1作でタイムスリップしてきたマーティを未来に送り返したところだったのだから。マーティはドクに手紙を見せて、墓地の隣にあるデロリアン号の隠し場所へ。無事デロリアン号を回収するも、マーティは墓地であるものを見つけてしまう。それはドクの墓だった…。しかも死亡した日付は手紙を出した数日後、ビュフォード・タネンという極悪人に殺されたというのだ。墓碑に書かれていた「最愛の人クララ」も気になるがそれどころではない。「自分を迎えに来るな」と言われていたが、なんとしてもドクを救いたい。そう考えたマーティは、1885年にタイムスリップすることを決意する。

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映画『バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3』のあらすじ【承】

マーティは修理したデロリアン号で1885年にタイムスリップする。しかし隠し場所に選んだ洞穴で、運悪くクマに遭遇。しかもデロリアン号はガソリン漏れ。ガソリンは後で補給しようと、マーティは急いでその場を後にする。歩き疲れて倒れたマーティを介抱してくれたのは、なんとマーティの先祖・シェイマスだった。一飯の恩を受け道を教えてもらう時に、シェイマスの兄がマーティと似ており、「腰抜け」と言われると怒る性格ゆえにつまらないことで殺されたという気になる話も耳にする。

町に着いて早々、マーティはビュフォード・タネンにケンカを売られてしまう。首をつられそうになっているマーティを救ったのは、ドクだった。タネンはドクにも蹄鉄の修理費のことで難癖をつける。どうやらこの1件が、ドクが殺される原因になったようだ。マーティはドクに墓の写真を見せて事情を説明する。自分が死ぬ日を知ったドクはショックを受ける。「クララ」というこの時代の女性と恋愛関係になるというのも、歴史を変えたくないドクにとってはもってのほか。余計なことが起こる前に2人で未来に帰ることになった。しかし1つ大きな問題があった。デロリアン号はガソリン漏れ。そしてそのガソリンは、この時代にはまだ発明されていなかったのだ。

タイムスリップに必要な速度は時速88マイル。その速度を出すために、2人は汽車の力を借りることを思いつく。しかし場所を下見中に、馬車が暴走しているのを見つける。とっさに馬車の女性を助け出したドクだったが、一目でお互い恋に落ちてしまう。彼女こそ、墓碑に書かれていた「最愛の人クララ」だったのだ。歴史を変えたことを後悔しながらも、ドクはクララからのダンスパーティーの誘いを受けてしまう。

映画『バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3』のあらすじ【転】

町の時計台完成を祝うダンスパーティーに参加したドクとマーティ。ドクがクララと踊っている間、マーティは新型の銃を試し撃ちさせてもらい、シューティングゲームで鍛えた腕前を披露する。その時タネンの一団がパーティーに乱入、ドクにまた因縁をつけてくる。クララを守るため立ち向かうドクだが、タネンは銃を隠し持っていた。それに気づいたマーティの介入により、怒りの矛先はドクからマーティへ。タネンはマーティにある言葉を投げかける。「逃げるのか?腰抜け!」。マーティは、頭に血が上って決闘を受けてしまう。

決闘は月曜日の朝。その少し前に出る汽車をハイジャックして未来に帰るのだから問題ない、マーティはそう言うが、ドクは不安を隠せない。墓の写真も、マーティの介入によってドクの名前は消えたが、墓石は消えていない。ここに載るのはマーティの名前かもしれないのだ。シェイマス夫妻もマーティを心配し、「兄のようにけんかっ早さで命を落としてはならない」と忠告する。

いよいよ出発前夜。ドクはクララとの別れを思い悩む。悩んだ末、自分がタイムマシンで未来から来たことをクララに告白するが、クララはそれを信じられない。ドクが自分を振るために嘘をついているのだと勘違いしたクララは、ドクに別れを突き付ける。傷心のドクは、バーで強い酒を飲んで酔いつぶれてしまう。

出発日の朝。目覚めたマーティはドクの姿がないことに気づく。汽車の時間まであまり時間がない。急いで町にドクを探しに行ったマーティは、酔いつぶれたドクを発見する。なんとかドクをたたき起そうとするマーティだったが、タネンに見つかってしまう。タネンは決闘の時間より早く町に着いていたのだ。「決闘はやめにしよう」というマーティを「腰抜け」呼ばわりするタネン。そこでマーティはいつも通りケンカに乗ってしまうかに思えた。しかし、そこでマーティはいつもと違う行動に出る。「決闘をする気はない」とはっきり断ったのだ。

映画『バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3』の結末・ラスト(ネタバレ)

その場から逃げようとする2人だったが、ドクがタネン達に捕まってしまう。やむなく決闘を受けるマーティ。銃でお互いを1発ずつ撃ちあう決まりだが、タネンはずるをして時間より早く銃をマーティに放つ。タネンの銃弾に倒れるマーティ。うなだれるドクだったが、その時マーティが起き上がる。マーティは決闘を受けるふりをして、おなかに大きな鉄板を仕込んでいたのだ。マーティの放り投げた鉄板に、タネンはノックダウン、墓石も真っ二つになる。未来は修正されたのだ。

急いで汽車に向かうドクとマーティ。計画通り汽車をハイジャックして、速度を上げ始める。デロリアン号は汽車の先頭に設置済みだ。順調に帰れるかに思えたが、ドクの耳にクララの声が響く。クララは、失恋して傷心のドクの様子をもれ聞いて、ドクを追ってきたのだ。すさまじい汽車のスピードに振り落とされそうになるクララ。ドクはデロリアン号から汽車に移動し、クララを救出しようとする。しかし時速は88マイルに達しようとしていた。ドクは未来に帰ることをあきらめ、クララを救って彼女とこの時代で生きることを選ぶ。時速88マイル。マーティ1人を乗せたデロリアン号は、1985年に帰って行った。

1985年に帰ってきたマーティは、恋人ジュリエットの無事を確かめる。ジュリエットとのドライブ中、「腰抜け」と呼ばれてカーレースに誘われるマーティだが、彼はもう以前のけんかっ早い青年ではなかった。すぐさまUターンしたマーティたちの背後で、別の車が飛び出してくる。交通事故を回避した2人の手元には、ジュリエットが未来から持ってきたマーティの解雇通知。その紙は白紙になっていた。

ドクに会えずさびしがるマーティだったが、そこに突然汽車が現れる。そこにはドクとクララが乗っていた。2人はまたタイムマシンを発明したのだ。「未来は白紙、君達次第だ」と言い残し、ドクはまた別の時代へと旅立っていった。

映画『バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3』の感想・評価・レビュー

シリーズ3作目にして、とうとう1885年の西部開拓時代にまでトリップ。馬や銃、蒸気機関車など当時の風俗が上手く取り入れられていた。相変わらずマーティは走り回って大忙しだが、もう1人の主役とも言うべきドクも大活躍だった。

これまでもクリストファー・ロイドのコメディ俳優っぷりは素晴らしかったが、今作ではさらに恋に落ちた目など感情の機微の表現に、演技力の高さを実感した。人生の教訓となるセリフが多いのも見所。最後に「腰抜け」という言葉に反応しなくなったマーティの成長もよかった。終わってしまうのが寂しくなる名作。(女性 40代)


1作目は過去に行き、2作目は未来に行きました。
3作目はどうするのかと思えば、まさかの西部開拓時代に誰もが度肝を抜かれたでしょう。

ただ、これこそがアメリカを象徴する時代であり、このシリーズで描くのは必然だったのかもしれません。

天才はどんな時代でも一目を置かれるドクの生活、そんな親友を助け出そうとするマーティの一生懸命さも物語を盛り上げてくれます。

1作目からあるマーティとドクの友情も、本作でその真の姿を魅せてくれるところにシリーズを追っている人間ならば、感動せずにいられないでしょう。

やはり、このシリーズはマーティとドクの友情に支えられており、二人が別れる時は物語の終わりと告げられるラストのシーンは何度思い出しても涙を流さずにいられないでしょう。(男性 30代)


シリーズ第三作目に当たる今作は1885年という「過去」へのタイムスリップです。よく見る西部劇のあの時代です。このシリーズは海外ドラマみたいに完全に続くわけではなく、各作品完結しているのですが、このpart3で伏線回収もしっかりされて終わります。
ちょっと笑ってしまう、淡い恋物語も見どころです。クリストファー・ロイドがかわいいです。シリーズの中ではあまり人気がないようですが、この3作品だからこそ時代を超えて愛されているのだと実感しました。
笑いあり、涙あり、ドキドキあり、こんなエンターテイメント性の高い良作は近年あまり見なくなってきて少々残念に思います。(女性 20代)


西部開拓時代へタイムスリップする今作ではマーティやこのシリーズの悪役であるビフ・タネンの先祖たちが出てくる。
マーティは先祖やこの時代での失敗から学び、成長していく姿が見られた。
マーティとドクの友情はすごく素敵だし、ドクの恋物語も面白い。
1作目ほどのインパクトも人気もない今作だが、最後のハッピーエンドなところはほっこりする暖かさを感じる良い作品だと思う。
コメディ要素のあるSF映画として代表的なバックトゥザ・フューチャーシリーズ最後の作品として寂しく思う。(女性 20代)


西部開拓時代にタイムスリップするというストーリーは、あまり日本人にとっては馴染まないかもしれない。しかし物語の質自体は前作であるパート2よりもしっかりと作り込まれていて、一つの作品と見ても前作よりスケールアップしている印象を受ける。シリーズ最後の作品として見ても、ラストシーンのインパクトは強く、有終の美を飾っている印象を受けた。このように一つの作品としても、シリーズとしても3作品がしっかりと役割を果たしていることが、名作たる所以なのだろう。(男性 20代)


パート2の直後に続きパート1の舞台1955年からスタート、今回は1885年の西部劇が舞台になります。パート3ではドクが恋に落ちます!前作から雰囲気がガラッと変わりますが、今回もとても面白かったです。クララに恋に落ちた時の恋する瞳やお酒を飲んでぶっ倒れるところなど今回はドクの見どころが沢山です。ラストは、もうドクに会えないのかなぁと思っていたら、機関車を改造したタイムマシンでドクが会いに来てくれて終わりなのは嬉しかったです。しかも妻と子供までちゃっかり作って(笑)。少し寂しいけど素敵な終わらせ方でした。パート3で終わりなのが残念に思うぐらい全て素晴らしい作品でした。1.2.3一気見してほしい作品です。(女性 30代)


本当に良くできたシリーズ。
舞台を思いっきり過去にして話のメインをドクに寄せることで、前2作から雰囲気を大きく変えて飽きさせない。流麗な伏線回収はもちろん前2作のセルフパロディも織り交ぜ、一緒にシリーズを体験した一体感すら与えてくれる。
シリーズの象徴ともいえるデロリアンの最後の姿が自然とストーリーの終焉を告げた後に、ドクと鮮やかな再会を果たすあたりからはまさしく「大団円」という言葉がふさわしいエンディングに。
爽やかな余韻を残す素晴らしい作品。(男性 40代)


個人的にはバック・トゥ・ザ・フューチャーシリーズでは本作、三作目が一番好きである。まず西部劇という舞台が一番愛すべきポイントだ。自分の大好きな世界にあのキャラクターたちがタイムトラベルしてしまうという設定で最高にテンションがあがる。

シリーズが続いても毎回飽きさせないストーリーと、クライマックスまでの展開は本当に素晴らしい。爽快なラストとさりげなく教訓的なメッセージで、忘れることの出来ない名作になっているのだ。(女性 20代)


舞台を西部劇に移し、感動のラストを迎えるBTF。そして、ドクが最後に下す決断も心に染みるものがある。過去に影響を及ぼすと未来が変わるという事で、「軽はずみな行動をするな」と口を酸っぱくしてマーティに警告してきたドクが、まさか恋に落ちてしまうさまが笑いを誘う。

命がけで追いかけてきたヒロインを見捨てられる人間などいない。土壇場で自らの行動を覆すドクに、「よくやった」とガッツポーズをとらずにはいられない。とどめに「未来は白紙」という名セリフである。この映画のエンドロールを眺めながら、我々はドクの言っていた未来とは、きっとずいぶん違う世界線を歩んでいるのだろうなとしみじみ考えさせられる。名作過ぎて、これからも何回も見返すだろう。(男性 30代)


SFタイムトラベル3部作の最終作。最後にふさわしい壮大なタイムスリップは、細かい伏線がちりばめられていて見ていて楽しかった。前作を見ていないと冒頭よくわからない部分もあるので、ぜひ3部作続けて鑑賞してほしい。恋愛とは縁のなさそうな、ドクとタイムスリップ先で現れた素敵な女性との恋の行方と、ラストの彼の選択が微笑ましさと若干の切なさを感じさせる。「未来は自分で作るもの」というドクの最後のセリフがとても胸に残った。(女性 20代)

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前作 バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2

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