この記事では、映画『バクラウ 地図から消された村』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『バクラウ 地図から消された村』の作品情報
出典:https://video.unext.jp/title/SID0054549
製作年 | 2019年 |
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上映時間 | 131分 |
ジャンル | ホラー サスペンス |
監督 | マテウス・アウヴェス トマス・アウヴェス・ソウザ |
キャスト | バルバラ・コーレン トーマス・アキーノ シウヴェロ・ペレイラ ソニア・ブラガ |
製作国 | ブラジル フランス |
映画『バクラウ 地図から消された村』の登場人物(キャスト)
- テレサ(バルバラ・コーレン)
- バクラウ出身の女性。現在は別の町で暮らしているが、故郷を大切にしている。バクラウの住人から愛されている。誰とでもすぐに打ち解けられる性格。
- パコッチ(トーマス・アキーノ)
- バクラウに住む青年。がっちりした体格。強面。若者たちのリーダー的存在。警戒心が強い。
- エリヴァウド(ルーベンズ・サントス)
- バクラウに住む中年男性。給水車で水を運ぶ仕事をしている。お調子者。どこか抜けた性格。
- ルンガ(シウヴェロ・ペレイラ)
- バクラウの戦士。川の水の利権争いに参加している。敵対組織から賞金をかけられている。攻撃的な性格。
- カルメリータ(リア・ヂ・イタマラカ)
- バクラウの中心人物。長きに渡りバクラウに貢献してきた。バクラウの住人から慕われている。
- ドミンガス(ソニア・ブラガ)
- バクラウに住む老女。医師。冷静な性格。バクラウの住人から頼りにされている。
- トニー・ジュニア(サーデリー・リマ)
- バクラウがある地域の市長。バクラウの住人と敵対している。権力を得るためなら平気で人を貶める。
映画『バクラウ 地図から消された村』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『バクラウ 地図から消された村』のあらすじ【起】
ブラジルにある小さな村・バクラウ。近隣の地域では川の水の利権を巡る争いが起きており、バクラウは4ヶ月前から川の水をせき止められていた。現在は村の住人・エリヴァウドが川の上流から給水車で水を運んでいる。バクラウの戦士・ルンガは、状況を打開しようとダムを襲撃したが、失敗に終わった。利権争いは激しさを増し、今もなお多くの犠牲者を出している。
バクラウ出身の女性・テレサは、村の中心人物だったカルメリータの葬儀に参列するために故郷に戻ってきた。彼女は手土産として、ワクチンや薬を持ってきていた。物資が不足しているこの村にとって貴重なものだ。村人たちに挨拶を済ませたテレサは、カルメリータを弔問する。村の医師・ドミンガスは、友人であるカルメリータの死に取り乱しているようだった。その後、村人総出でカルメリータの葬儀が行われた。
翌日、川の上流で事故が起こり、バクラウ近辺の道路が封鎖された。それに伴い、近隣の村で開催予定だった祭りも中止されることになった。
テレサは村の青年・パコッチと出会い、親しくなる。パコッチは村の若者たちのリーダー的存在だ。
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映画『バクラウ 地図から消された村』のあらすじ【承】
村の学校では授業が行われていた。教師が生徒たちとタブレットに表示された地図を見ていると、バクラウが載っていないことに気がつく。
ある日、市長のトニー・ジュニアがバクラウにやって来た。彼は持ってきた物資をばら撒き、自分を支持するように村人たちへ訴える。選挙を間近に控えているのだ。物資といっても、賞味期限切れの食糧や古びた本ばかり。村人たちは、彼が川の水のせき止めに関係にしていると考えて敵対視していた。
その後、村の外れに住む老人・ダミアーノは、ドローンが飛んでいるのを見かける。村では携帯電話やタブレットが使えるものの、ドローンを使う人はいない。ダミアーノは不審に思うのだった。
その夜、大量の馬が村に押し寄せた。村の近辺にある農場から逃げてきたのだ。パコッチは農場の主人に電話するが繋がらない。そこで、村の青年・フラビオとマシエルが馬を連れて様子を見にいくことになった。
2人が出発した後、エリヴァウドの給水車が村へ戻ってきた。給水車のタンクは銃で撃たれて穴が空いており、水が漏れ出していた。嫌な予感がしたパコッチは、フラビオとマシエルを引き戻そうとするが、2人はそのまま目的地へ向かった。
映画『バクラウ 地図から消された村』のあらすじ【転】
農場へ向かったフラビオとマシエルは、道中で見知らぬバイカー2人組とすれ違う。その後、バイカーはバクラウにやって来た。彼らは怪しげな行動をとるが、村人たちは気がつかない。村人たちと談笑した後、彼らは走り去っていった。この頃から村では携帯電話の電波が入らなくなっていた。
一方、農場に到着したフラビオとマシエルは、農場の主人の遺体を発見する。慌てて村へ戻ろうとするが、先ほどのバイカーと再び遭遇する。バイカーは突然発砲し、2人を殺害した。実は、バイカーはバクラウを襲撃する武装集団の一員だったのだ。
バイカーがアジトに戻ると、8人の仲間が待っていた。リーダーはマイケル。バクラウ近辺の道路の封鎖や祭りの中止、ドローンによる偵察、電波障害は彼らの仕業だ。翌日には村の電気を止めて襲撃を予定している。しかし、寄せ集めの武装集団は統率がとれておらず、仲間割れを起こす。ついには銃撃戦になり、バイカー2人は銃殺された。
パコッチはフラビオとマシエルの帰りが遅いので様子を見にいき、彼らの遺体を発見する。さらに、ダミアーノからドローンの目撃情報を得る。危険を感じたパコッチは、襲撃に備えてルンガに協力を求める。
映画『バクラウ 地図から消された村』の結末・ラスト(ネタバレ)
ルンガの指揮の下、村人たちは襲撃に備えて準備をしていた。村の子どもたちが遊んでいると、そのなかの1人が村の外れに出ていってしまった。その子どもは武装集団に殺害された。
日付が変わる頃、村の電気が止まる。警戒する村人たち。先ほどいなくなった子どもの遺体が発見されると、1組の夫婦がパニックになる。夫婦は村の住人ではなく、たまたま村に滞在していただけだった。夫婦は村から逃げ出し、武装集団に殺害された。その夜、村内部への襲撃はなかった。
早朝、武装集団は一斉に村を襲撃する。しかし、村人の姿が見当たらない。すると、隠れていた村人が武装集団の隙をついて攻撃する。リーダーのマイケルを生捕りにし、他のメンバーを全員殺害した。村人たちは、麻薬のようなものを飲んで士気を高めているため恐怖心がないのだ。
そこへ村人から連絡を受けたトニーがやって来る。村人は彼を取り囲み、マイケルと引き合わせる。トニーはマイケルのことを知らないとはぐらかす。一方、マイケルはトニーに報酬を払えと大騒ぎする。村人は今回の襲撃の黒幕がトニーだと知り、彼の身ぐるみを剥がして村から追い出した。そして、マイケルを生き埋めにした。
映画『バクラウ 地図から消された村』の感想・評価・レビュー
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映画『バクラウ 地図から消された村』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『バクラウ 地図から消された村』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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