映画『バッド・バディ!私とカレの暗殺デート』の概要:マーサは恋人に浮気をされ、心に深い傷を負う。彼女は男性運がなく、幸せな恋愛ができずにいた。そんなある日、小売店で出会った男性にデートに誘われる。2人は急速に惹かれ合っていくが、実はその男は凄腕の元殺し屋だった。
映画『バッド・バディ!私とカレの暗殺デート』の作品情報
上映時間:95分
ジャンル:アクション、ラブストーリー、コメディ
監督:パコ・カベサス
キャスト:サム・ロックウェル、アナ・ケンドリック、ティム・ロス、ジェームズ・ランソン etc
映画『バッド・バディ!私とカレの暗殺デート』の登場人物(キャスト)
- フランシス・ムンチ(サム・ロックウェル)
- コードネームは「ミスター・ライト」。CIAで訓練された後フリーになり、殺し屋として活躍していた。心を病み、殺し屋を引退する。注意欠陥障害(ADD)の症状が出ている。「殺しは間違い」という考えの下、ターゲットではなく依頼人を殺すようになる。
- マーサ(アナ・ケンドリック)
- ちょっと変わった女性。男運がない。フランシスに出会い恋に落ちるのと同時に、殺し屋としての素質も見出される。
- ホッパー(ティム・ロス)
- フランシスの元仲間。500万ドルの懸賞金がかかっている悪人。FBIアラバマ支局のレオナルド・ノックス捜査官の名を語り、フランシスを執拗に追いかける。
映画『バッド・バディ!私とカレの暗殺デート』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『バッド・バディ!私とカレの暗殺デート』のあらすじ【起】
ミスター・ライトは殺し屋だったが、ターゲットではなく依頼人を殺していた。ライト自身殺し屋に命を狙われており殺されそうになるが、反撃して相手を倒した。一方、マーサは彼氏に浮気され、自宅のクローゼットで酒に溺れた。友人のソフィはマーサを引っ張り出した。
マーサは友人達を連れクラブに出かけた。ソフィは自棄を起こしているマーサを心配し、優しく抱き締めた。次の日、ソフィは気分転換をさせるため、職場であるペットショップにマーサを招待した。だが、マーサはソフィが止めるのも聞かず、強暴な猫の檻を開けてしまう。ソフィは顔に怪我を負い、猫におしっこをかけられる。ソフィは怒り、マーサを帰らせた。
マーサは小売店でぶつかった男性(ライト)に、突然デートに誘われる。マーサは始め戸惑っていたが、ライトの誘いに乗ることにした。男運が悪いことや、ファッションのことなど色んな話をした。ライトは冗談のように命を狙われていることや、人殺しをしていることを話した。デートの途中でヒットマンに撃たれるが、華麗に弾を躱した。すると、マーサもよく分からないまま弾を躱していた。
映画『バッド・バディ!私とカレの暗殺デート』のあらすじ【承】
マーサとライトは急速に惹かれ合っていった。マーサは自宅にライトを連れて帰り、楽しいひと時を過ごした。次の日、マーサが目覚めると、既にライトの姿はなかった。しかし、「仕事に行かなきゃならない 今夜会おう」と書かれたメモが残っていた。マーサはそのメモを見て微笑んだ。
ライトはFBIが10年前から、CIAが15年前からマークしているのに捕まえられない男だった。FBIアラバマ支局のレオナルド・ノックス捜査官と市警のパトリック刑事は、ライトを尾行していた。ライトは周囲のことなど気にせず、マーサに恋したことに浮かれていた。一方、ソフィは正体不明のライトにのめり込むマーサを心配していた。
ライトはマーサとバーでデートをした。その時、殺し屋が自分のことを狙っていることに気づく。ライトは店の裏に殺し屋を連れて行き、デート中なので明日にして欲しいと頼んだ。だが、殺し屋がそんな言葉で帰るわけもなく、銃を取り出そうとした。ライトは殺し屋を痛めつけ店に入ろうとした。すると、殺し屋に呼び止められ、逃げたらマーサも一緒に殺すと脅される。ライトは殺し屋と戦い始末した。マーサの元に戻ると、人を殺してきたことを話した。だが、マーサは冗談だと思っていた。
映画『バッド・バディ!私とカレの暗殺デート』のあらすじ【転】
マーサはライトに名前を教えて欲しいと頼むが、ライトは名前を嫌っていると言って明かそうとはしなかった。マーサはそんなライトを受け入れた。話題を変え、初めて店で会ったとき、倒れてきた商品を空中で素早くキャッチした技について尋ねた。ライトはナイフを使って説明した。マーサは突然ライトがナイフを投げたため、怯えてしまう。だが、ライトはマーサならナイフを受け取れると信じていた。恐慌状態のマーサに向かい、ライトはナイフを投げた。すると、マーサはナイフをキャッチすることができた。2人は笑顔でナイフを投げ合った。
マーサとライトは外に出かけた。ライトはマーサを車に残し、橋の上で人と会った。マーサは何気なくライトの姿を見ていて、彼が男を撃つ瞬間を目撃してしまう。ライトが言っていたことは全て本当のことだった。マーサはライトの行いを受け止めきれず、家に帰った。
マーサの家にノックス達が訪ねてくる。ノックスはマーサと一緒にいた男がフランシス・ムンチという名で、かつては世界最高の殺し屋として活躍していたことを明かした。フランシスは10代の頃から仕事をこなし、CIAで訓練を受けていた。その後フリーとなり、人殺しを続けていた。2年前にフランシスは心を病み引退するが、今でも依頼が後を絶たなかった。フランシスは自分なりの正義のために、依頼人を殺していた。その正義とは「殺人は間違い」だった。
フランシスは危険な連中に手を出していた。その連中とは、ニュージャージーの麻薬シンジケートだった。シンジケートのピレロはフランシスに仕事を依頼し、殺されたのだ。マーサはフランシスが自分に危害を加える可能性について、ノックスに尋ねた。ノックスは殺し屋がとても孤独な存在であることを明かし、マーサといるときのフランシスは感情を表に出していたことを伝えた。フランシスはマーサの傍で幸せを感じていたのだ。
映画『バッド・バディ!私とカレの暗殺デート』の結末・ラスト(ネタバレ)
フランシスは家を見張っていたノックスを気絶させ、マーサに会いに行った。マーサは気持ちを抑えることができず、フランシスにキスをした。フランシスはノックスが身分を偽っていることを明かした。ノックスはホッパーという名で、フランシスの昔の仲間だった。ホッパーはノックスが殺し屋を引退するのが許せず、執拗に追いかけてきたのだ。
フランシスはマーサを連れて逃げようとするが、敵が行く手を阻んだ。フランシスはマーサに嫌われるのを恐れ、殺さないように敵を倒した。しかし、敵の1人であるスティーヴに撃たれ、手を怪我してしまう。注意欠陥障害(ADD)の症状が出てしまったのだ。フランシスはすぐにスティーヴンに銃を向けマーサと共に逃げ出そうとするが、敵の仲間が駆けつけてしまう。フランシスは敵を倒し、リーダー格のボン(ニュージャージーの麻薬シンジケートの一味)に銃を突きつけた。ボンは兄のリチャードをフランシスに始末させるため、かつて仕事を依頼したのはリチャードだと明かした。フランシスがボンの話を聞き流していたそのとき、背後から襲われてしまう。フランシスは倒れ込み、マーサはボン達に連れて行かれた。
ボンはマーサを屋敷に置いて逃げ出そうとするが、リチャードの命令で家から出ることが叶わなくなる。今後の行動について考えている間に、フランシスが現れる。フランシスはマーサとの約束を守り、リチャードを殺さなかった。ボンはフランシスを非難し、リチャードを殺せと怒鳴ってしまう。リチャードはボンの裏切りに腹を立て殺そうとするが、反撃され撃たれてしまう。
フランシスはマーサを連れて脱出するが、ホッパーに襲われてしまう。マーサは殺し屋のジョニーに捕まり、殺されそうになる。だが、戦ってジョニーを殴り殺した。マーサはフランシスを探しに行く途中でボンに見つかってしまい殺されそうになるが、反撃して射殺した。フランシスはホッパーを倒すが殺すことはしなかった。だが、ホッパーはフランシスに銃を向けた。その時、スティーヴがホッパーを射殺し、フランシスを救った。フランシスはホッパーに500万ドルの懸賞金がかかっていることをスティーヴに教えた。
2か月後、フランシスとマーサはベトナム北部・ライチャウにいた。スナイパーがフランシスのことを狙っていたが、マーサに撃たれてしまう。
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