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映画『バッド・ウェイヴ』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『バッド・ウェイヴ』の概要:ロサンゼルスのヴェニスで唯一探偵免許を持つ男、スティーブ・フォード。探偵になることを夢見ているジョンは、弟子入りして彼の元で働いていた。ある日、スティーブはひょんなことから麻薬を牛耳る男に目をつけられ、騒動に巻き込まれる。

映画『バッド・ウェイヴ』の作品情報

バッド・ウェイヴ

製作年:2017年
上映時間:94分
ジャンル:アクション、コメディ
監督:マーク・カレン
キャスト:ブルース・ウィリス、ジョン・グッドマン、ジェイソン・モモア、クリストファー・マクドナルド etc

映画『バッド・ウェイヴ』の登場人物(キャスト)

スティーブ・フォード(ブルース・ウィリス)
ロサンゼルスのヴェニスで、唯一探偵免許を持つ男。自称「地域社会の指導者」。破天荒な人物。
デイヴ・ジョーンズ(ジョン・グッドマン)
スティーブの親友。離婚の危機に晒されており、落ち込む日々を送っている。サーフショップを経営している。
カルロス(ジェイソン・モモア)
通称スパイダー。ヴェニスの街の麻薬市場を牛耳っている。ルペという名の恋人がいる。
ジョン(トーマス・ミドルディッチ)
探偵になることを夢見ており、スティーブに弟子入りする。ごく普通の青年。携帯にメモを録音している。

映画『バッド・ウェイヴ』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『バッド・ウェイヴ』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『バッド・ウェイヴ』のあらすじ【起】

スティーブ・フォードはロサンゼルスのヴェニスで、唯一探偵免許を持つ男だった。スティーブは自称「地域社会の指導者」で、子供達に人生を踏み外さないよう教え解いていた。探偵になりたいジョンはスティーブに弟子入りし、ノラという女性を監視する任務に就いた。

ノラを探しているのは彼女の兄達だった。ジョンはノラに事情を説明し、彼女をスティーブの家に連れていった。スティーブはノラと体の関係を持ってしまい、彼女の兄にそのことがバレて襲われてしまう。スティーブは裸のままスケボーを使って逃げ出した。そして、盗まれた車を取り戻す代わりに、友人のティーノに匿ってもらうことにした。

ティーノの車を盗んだのは、街の麻薬市場を牛耳るカルロス(通称スパイダー)だった。スティーブは何とか車を盗み出すことに成功するが、逃げるときに攻撃されてしまい車がボロボロになってしまう。ティーノは傷ついた愛車を見て悲しんだ。

スティーブは弟の妻のケイティと姪のテイラーを支えていた。弟が貯金を持ち逃げし、自分探しの旅に出てしまったからだった。スティーブは愛犬のバディを度々ケイティの家に預けていた。バディはテイラーの心の癒しとなっていた。

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映画『バッド・ウェイヴ』のあらすじ【承】

スティーブはユダヤ人のルーから、建物に落書きをしているアーティストを捕まえて欲しいと頼まれる。ルーは報酬として、スティーブの両親が所有していた家を売ることを約束した。スティーブは仕事を引き受け、ジョンにアーティストを探すよう指示した。

スティーブの親友のデイヴ・ジョーンズは離婚の危機に晒されており、落ち込んでいた。デイヴはやり直したかったが、妻は離婚届にサインすることを望んでいた。スティーブは小型マイクを通じてサインしないよう指示を出すが、デイヴはサインしてしまう。

ケイティの家に泥棒が入り、バディが誘拐されてしまう。スティーブは捜索を行った。バディはスパイダーの手に渡っていた。スティーブはマフィンを持って会いに行き、事情を説明して犬を返して欲しいと頼んだ。スパイダーはスティーブが壊した車と窓と車庫の賠償金として、4000ドルを24時間以内に用意するよう指示した。スティーブはヴェニスで一番冷酷な金貸しであるユリに金を借りることにした。

落書きのせいで不動産の売買が上手くいかず、ルーは苛立っていた。ルーは2日以内に犯人を探し不動産の売買が完了すれば、タダで両親の家を譲ることを約束した。アーティストの捜索を指示されていたジョンは、情報を求めて多くの画廊を巡った。そして、サルヴァトールが描いた落書きであることが判明する。

映画『バッド・ウェイヴ』のあらすじ【転】

スティーブは金を持ってスパイダーに会った。だが、スパイダーの恋人のルペが大量の麻薬と一緒にバディを連れ出してしまっていた。スティーブは怒り、暴れた。そして、ルペを見つけて麻薬を回収したら、3倍の金を渡すよう交渉した。スパイダーは了承し、ルペの妹のコンスエラが「ラ・ポトランカ」というバーに時々来ることを教えた。

スティーブはジョンを「ラ・ポトランカ」に潜入させた。ジョンは店員に話を聞き、ルペと一緒にモーテルにいることを教えられる。スティーブはモーテルに向かい、売春婦からルペがいる部屋を教えてもらう。

ジョンは落書きされている建物を見張りに行く途中、ノラと再会する。ノラはサルヴァトールの名前を知っており、素顔に興味を抱いた。ノラから一緒に見張りをさせて欲しいと頼まれ、ジョンは承諾した。車の中から見張っていたのだが、ノラにキスをされジョンは建物から目を離してしまう。

スティーブはモーテルに忍び込みバディを見つけた。だが、屈強なオカマに見つかり、化粧を施されて毛を剃られそうになる。スティーブは隙を突いてアイロンで殴り、バディを逃がした。だが、バディを回収することはできなかった。

映画『バッド・ウェイヴ』の結末・ラスト(ネタバレ)

スティーブはユリから返済を迫られる。さらに、建物を落書きされ犯人が見つからないことで、ルーから怒られてしまう。スティーブはジョンにアーティスト探しを続行させ、デイヴに会いに行った。デイヴは家を追い出され落ち込んでいた。スティーブはデイヴからお金を借り、家の鍵を貸した。

スティーブはユリにお金を返した。その時、ジョンから連絡が入り、サルヴァトールが見つかったと教えられる。スティーブはサルヴァトールに会いに行き、顔に落書きをして全てを話すよう脅した。スティーブがサルヴァトールの元を去ろうとしていると、スパイダーが現れる。スパイダーは24時間以内にルペを見つけるようスティーブを脅した。

スティーブはデイヴを連れて不動産会社を脅しに行った。その不動産会社はルーから建物を安く買うためにサルヴァトールに落書きをさせていた。不動産会社の男はスティーブ達の願いを聞き入れ、ルーに賠償金を払ってデイヴに家を与えることを承諾した。

スティーブとデイヴはルペを捕まえた。車の中を確認すると、バディはおらず麻薬も少量しかなかった。ルペはスティーブ達に脅され、プリンスという黒人に麻薬を売ったことを明かした。プリンスは資金洗浄や売春、麻薬など幅広い商売を手がけている人物だった。スティーブ達は麻薬を取り戻すため、バーにいるプリンスに会いに行った。拳銃と偽の爆弾で脅し、麻薬を回収した。

ジョンはノラと付き合っていることをスティーブに話した。ジョンはノラの母親に気に入られたため、兄達とも良好な関係を築いていた。ノラの兄達はスティーブに襲ったことを謝罪し、できることがあれば協力すると声をかけた。スティーブは手を貸してもらうことを決め、一緒にスパイダーの元に向かった。スパイダーの部下が裏切っており、ルペから麻薬とバディを回収していた。スパイダーは部下を始末し、スティーブに金を渡して麻薬を受け取った。スティーブはバディと無事に再会することができ、喜んだ。

ルーとの取引が成立し、スティーブは家を受け取った。皆が幸せになる中、ジョンはプリンス一味に捕まっていた。プリンスはジョンの携帯に録音されていたメモを聞き、スティーブの家の場所を知る。ジョンを放置したまま襲撃しに行った。

映画『バッド・ウェイヴ』の感想・評価・レビュー

深い物語があるわけではなく、終始主人公のスティーブがわちゃわちゃしていたような印象を受けた。登場人物が多いからなのか、全員濃すぎるキャラクターのせいなのか、イマイチ印象に残らなかった。折角ブルース・ウィリスが主人公を演じているのに、そんなにおもしいとは思えなかった。アクションシーンもたいしたことはなく、正直がっかりした。もっと派手な乱闘シーンや物凄い悪い奴が出てきた方がおもしろかったと思う。(MIHOシネマ編集部)

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