この記事では、映画『バーバレラ』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『バーバレラ』の作品情報
出典:https://video.unext.jp/title/SID0019889
製作年 | 1967年 |
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上映時間 | 98分 |
ジャンル | SF |
監督 | ロジェ・ヴァディム |
キャスト | ジェーン・フォンダ ジョン・フィリップ・ロー ミロ・オーシャ デヴィッド・ヘミングス |
製作国 | フランス イタリア アメリカ |
映画『バーバレラ』の登場人物(キャスト)
- バーバレラ(ジェーン・フォンダ)
- 今からはるか未来の世界で、腕利きの宇宙飛行士として知られている若い女性。太陽系連邦の首相から依頼を受け、恐るべき兵器を開発した科学者の行方を追うことになる。
- パイガー(ジョン・フィリップ・ロー)
- 未知の惑星で墜落したバーバレラを助けた美青年。天使のように大きな2枚の翼を持っているが、両目は視力を失っている。
- ピン教授(マルセル・マルソー)
- バーバレラが迷い込んだ「死の迷路」で出会った男性。惑星の都・ソゴーを牛耳る皇帝により、死の迷路に追放されていた。
- 女皇帝(アニタ・パレンバーグ)
- 惑星の都・ソゴーを牛切る若き女皇帝。美しい見映えとは裏腹に、冷血な心の持ち主で、悪意を持たない人間を都から追放している。
- 侍従長(ミロ・オーシャ)
- 女皇帝に仕える中年の男。バーバレラに、ソゴーの都が湖の上に建つ湖上都市であること、湖がマトモスと呼ばれる液体生物であるという情報を伝える。
映画『バーバレラ』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『バーバレラ』のあらすじ【起】
今からはるか未来の世界で。腕利きの女性宇宙飛行士として知られるバーバレラは、地球を統率する大統領かつ太陽系連邦の首相に呼び出される。ポジトリン光線という恐るべき兵器を開発した科学者デュラン・デュランが行方不明になったため、その行方を探して欲しいという依頼だった。
デュランは太陽系連邦の外れにあるタウ・セティ系の惑星群で消息を絶っており、バーバレラは宇宙船アルファ号でタウ・セティへ向かう。しかしタウ・セティに接近したとたん強力な電磁波に巻き込まれ、アルファ号は惑星の氷原に墜落する。
バーバレラは氷原に住む男マーク・ハンドに宇宙船を修理してもらうが、バーバレラが宇宙船を発進させてすぐにまた故障してしまい、宇宙船は惑星のスラム街のような場所に墜落する。
宇宙船を出て気を失ったバーバレラを、天使のように大きな羽根を持った美青年が介抱する。美青年は名前をパイガーと名乗るが、その両目は視力を失っていた。
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映画『バーバレラ』のあらすじ【承】
有翼人のパイガーはこの惑星に降り立ったあと、惑星を牛耳る皇帝に捕まり、視力を奪われた上で「死の迷路」と呼ばれるこの場所に追放されたのだった。なんとか宇宙船を直したいバーバレラは、パイガーにピン教授という男を紹介してもらう。
ピン教授も皇帝に追放された1人で、皇帝は惑星の都ソゴーで人々に悪意を奨励し、悪人でない者は迷路へと追放していた。パイガーも視力を奪われ空を飛ぶ気力を失っていたが、バーバレラと愛し合った結果力を取り戻し、バーバレラを連れて死の迷路を脱出しようと試みる。
パイガーと共に空中からソゴーの都に近づいたバーバレラは、地球から持ち込んだ武器で監視艇を撃退し、都へと乗り込む。しかし都の人々にパイガーが捕まり、バーバレラも皇帝の侍従長だと名乗る中年の男に連行される。
侍従長は、ソゴーの都は湖の上に建つ都市で、マトモスと呼ばれるその湖は液体生命であり、人々の悪意を吸って生きていると語る。そしてバーバレラは、パイガーを捕まえなぶりものにしていた女皇帝の前に引き出されるが、バーバレラは女皇帝を脅してその場を逃げ出そうとする。
映画『バーバレラ』のあらすじ【転】
しかしバーバレラは侍従長に捕まり、鳥の大群がいる檻に閉じこめられる。鳥に襲われバーバレラが意識を失いかけたところで、檻の床がパカリと開き、バーバレラは地下にある部屋へとたどり着く。
その地下室は、皇帝の独裁に反抗する革命軍のアジトで、リーダーのディルダノという男の住居だった。ディルダノは迷路にいるピン教授とも繋がっていて、アルファ号に積んである地球の武器を使って反乱を起こそうとピン教授に連絡する。
更にディルダノは、皇帝が1人きりになる「ドリームルーム」の合鍵を盗み出していて、これがあれば皇帝の元に行けるとバーバレラに語る。デュランの行方を知っているのは皇帝だけだと聞き、バーバレラは単独でドリームルームに向かう。
しかしドリームルームに入る前に、バーバレラは侍従長に捕まり、拷問を受けそうになる。するとバーバレラが持っていたデュランを探すための脳波探知機が反応し、侍従長がデュランであることに気付く。
映画『バーバレラ』の結末・ラスト(ネタバレ)
デュランは本来まだ20代だったはずだが、マトモスの影響で肉体が老化していたのだった。侍従長=デュランはバーバレラをドリームルームに連れて行き、バーバレラが中に入ったところで外側からカギをかけてしまう。
同じ頃、ピン教授とディルダノを始めとした革命軍が反乱を起こすが、デュランは都に設置したポジトロン光線で反乱軍を壊滅させる。ポジトロン光線を持ったデュランに都を奪われると気付いた皇帝は、最後の手段として都の地下にいるマトモスの封印を解く。
活動を開始したマトモスの影響で都は炎に包まれ、デュランも炎に巻かれて最期を遂げる。皇帝とバーバレラもマトモスに飲み込まれてしまうが、「綺麗な心」を持っていたバーバレラをマトモスは受け付けず、皇帝と一緒に吐き出す。
そこに同じくマトモスが受け付けなかったパイガーがやって来て、空を飛んでバーバレラと皇帝を都から連れ出す。バーバレラが「あなたに酷いことをした皇帝をなぜ助けるの?」とパイガーに聞くと、パイガーは「天使だからさ」と笑顔で答えるのだった。
映画『バーバレラ』の感想・評価・レビュー
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映画『バーバレラ』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『バーバレラ』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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