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映画『バトルシップ』あらすじとネタバレ感想

映画『バトルシップ』の概要:「バトルシップ」(原題:Battleship)は、2012年のアメリカ映画。ユニバーサル・ピクチャーズ100周年記念作品。監督は「キングダム/見えざる敵」、「ハンコック」のピーター・バーグ。主演は「ジョン・カーター」のテイラー・キッチュ。共演者に日本から「ヴィヨンの妻 ~桜桃とタンポポ~」の浅野忠信。ブルックリン・デッカー、リアーナ、アレクサンダー・スカルスガルド、リーアム・ニーソンなど。

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映画『バトルシップ』 作品情報

バトルシップ

  • 製作年:2012年
  • 上映時間:130分
  • ジャンル:SF、アクション
  • 監督:ピーター・バーグ
  • キャスト:テイラー・キッチュ、アレキサンダー・スカルスガルド、リアーナ、ブルックリン・デッカー etc

映画『バトルシップ』 評価

  • 点数:90点/100点
  • オススメ度:★★★★★
  • ストーリー:★★★★☆
  • キャスト起用:★★★★☆
  • 映像技術:★★★★★
  • 演出:★★★★☆
  • 設定:★★★★☆

映画『バトルシップ』 あらすじ(ストーリー解説)

映画『バトルシップ』のあらすじを紹介します。

アメリカで太陽系外の地球型惑星との交信を試みる国際プロジェクトが立ちあげられ、ハワイ・オアフ島の送信施設より送信が開始されて数年後の2012年。ハワイ沖で世界14カ国が参集する環太平洋合同演習が開催される中、沖合に正体不明の巨大な物体が出現する。それは地球からの呼びかけに応じて飛来したエイリアンの母船だった。しかし科学者たちの意図とは裏腹に、エイリアンは次々と未知の武器により激しい攻撃を仕掛けてくる。その戦いの最前線に立たされたのは、演習に参加していたアメリカ海軍のミサイル駆逐艦「USSジョン・ポール・ジョーンズ」の乗員である、新人将校アレックス・ホッパー(テイラー・キッチュ)と、彼がライバル心を燃やす日本の自衛艦「みょうこう」の指揮官ナガタ(浅野忠信)だった。異星人の攻撃がハワイ各所を攻撃する中、孤立無援となった「USSジョン・ポール・ジョーンズ」はアレックスの指揮の下、異星人に対して反撃を開始する。ナガタの発案から海上のブイを利用して敵の位置を探り、3機の大型機動兵器を次々と撃沈する。一方、異星人の目的はハワイの送信施設を利用し仲間に通信して呼び寄せる事と判明し、アレックスは婚約者のサマンサ(ブルックリン・デッカー)からアンテナを破壊するよう依頼を受けるが、「USSジョン・ポール・ジョーンズ」は異星人船の最後の1機からの攻撃によって破壊されてしまう。アレックスは役目を終えて記念艦となっていた70年前の戦艦「ミズーリ号」による最後の反撃に出ることを提案するが、今の船員では動かす事ができない。しかしかつての軍人たちがミズーリに集合しており、彼等との活躍とアレックスの奇策で最後の1機に集中砲火を浴びせ、反撃を受けて砲塔を一つ失うも、敵のエネルギーフィールド発生装置を破壊し、展開していたエネルギーフィールドを消滅させる事に成功する。そしてミズーリは最後の砲弾を送信施設に向けて発射し、通信施設を破壊する事に成功したが異星人船は完全に轟沈していなかった。やがて地球艦隊とエイリアンの戦いはクライマックスを迎える。

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映画『バトルシップ』 感想・評価・レビュー(ネタバレ)

映画『バトルシップ』について、感想・レビュー・解説・考察です。※ネタバレ含む

大画面で観たいド迫力の戦闘シーン

ユニバーサル100周年記念映画ということで、VFXなどのCGは非常に迫力あり、役者に回すギャラを惜しんでまで制作費に費用をつぎ込んだという感じの大作映画である。ストーリーは「インデペンデンス・デイ」のような、人間とエイリアンのバトルをCGでひたすら楽しむという内容であり、細かい科学的考証など全く無視したような豪快な造りがハリウッドらしくて潔い。さすがに物量作戦をモットーとするアメリカらしい作品であり、内容などそっちのけで展開される圧倒的な戦闘シーンはなかなかお目にかかれるものではなく、ここまでやってくれれば爽快感満点である。準主役級の浅野忠信もなかなかいい演技をしており、ハリウッドの若い役者連中には存在感でも負けていない。エイリアンの破壊兵器が地球の武器のようなスケールの小ささから逸脱できていないところに不満は感じるが、さすがに秒殺されては話にならないので、SFというレベルで人間が考えつく武器とすればこんなものだろう。映画館で観るのが一番迫力を感じられるのだろうが、家庭で楽しむ分には出来るだけ大画面で観たい映画である。

宇宙戦艦ヤマトか

宇宙戦艦ヤマトをベースにして、そこにインデペンデンス・デイとアルマゲドンとトランスフォーマーをミックスしたような内容である。ツッコミどころはあまりに多すぎるが、このような勧善懲悪のスペクタクル映画にそういった野暮な事はしてはならない。とうの昔に引退した戦艦ミズーリまでが最後に駆り出されて、人間の叡智を凌ぐテクノロジーに対抗するアナログな設定がユニークであるが、そのミズーリの戦闘シーンが古い戦艦というイメージもなく、水上でその巨体をドリフトさせたり、船員のジイさんたちが機関砲を撃ちまくったりと、スピード感に溢れたダイナミックなフレーミングも見事である。戦闘型のエイリアンなのでお約束通り防御には弱く、人間の知恵が最後には勝つというクライマックスもお約束通りで気持ちが良い。


正直終盤まではあまり面白くない。そしてあまりにも面白くない時間が長いせいで、後半の盛り上がりにもいまいち乗り切れず、残念だった。
要因としては主人公のキャラクターにあまり感情移入出来なかったせいだろうか。兄弟の絆が見られるかと思いきや兄はあっさり死んでしまうし、おそらく見所であろうアレックスとナガタの共闘もいまいちピント来なかった。
ミズーリを動かす為に退役乗組員たちが名乗り出てくるくだりや、義足の退役軍人の肉弾戦など、熱いシーンもたくさんあっただけに残念。(女性 30代)

映画『バトルシップ』 まとめ

何とも痛快で面白かった。有名な戦争映画やSF映画の寄せ集め感は否めないが、制作費2億ドル超をつぎ込んだ映像はやはり半端でない。何より有名な俳優が出演していないところも感情移入の余地がなく、音楽も必要以上に耳に入ってくることはなく、ひたすらアクションシーンを楽しめる作品である。ユニバーサルという、名作を幾度となく世の中へ送り出してきた会社が、100周年記念にどんな映画を公開するのかという視点に立てば、多分ひとつの作品だけで過去の名作を凌ぐようなものは考えが付かなかっただろう。シナリオや役者などを考えても焦点が定まらない結果が、現在できる最高の映像をと考えれば、物語に重点を置いた作品を撮るより、力業を見せつけるというところに及んだのではないだろうか。そう考えれば現在進行形の映像技術での正攻法として、ハリウッドとしてはエンターテインメント大作として面目が保てたのではないだろうか。内容の好き嫌いや話題性はここでは別物であるような気がする。20世紀フォックスが1963年公開の「クレオパトラ」制作時に、現在の金額に換算すると3億ドルもの拒否を投じて倒産し掛かったという話があるが、今のユニバーサルなら2億ドルで倒産はしないだろう。たまにはそれくらいの事をやってこそハリウッドではないだろうか。

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