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映画『ベスト・フレンズ・ウェディング』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『ベスト・フレンズ・ウェディング』の概要:元彼で今は大親友の男性から突然告げられた、結婚報告。彼への愛に気づいたジュリアンは、結婚式をぶち壊して彼を取り戻そうとするのだが……。ジュリア・ロバーツ主演のラブコメディ。

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映画『ベスト・フレンズ・ウェディング』の作品情報

ベスト・フレンズ・ウェディング

製作年:1997年
上映時間:104分
ジャンル:コメディ、ラブストーリー
監督:P・J・ホーガン
キャスト:ジュリア・ロバーツ、ダーモット・マローニー、キャメロン・ディアス、ルパート・エヴェレット etc

映画『ベスト・フレンズ・ウェディング』の登場人物(キャスト)

ジュリアン・ポーター(ジュリア・ロバーツ)
本も出版している料理評論家。恋愛にのめり込めない性格で、マイケルと昔1カ月だけ付きあったが別れ、大親友になった。マイケルへの愛に気づき、結婚を阻止しようと行動する。
マイケル・オニール(ダーモット・マルロニー)
ジュリアンの元彼で、今は大親友。キンバリーと結婚することになり、ジュリアンに付添いを頼む。スポーツ紙の記者で出張が絶えないが、この仕事に誇りを持っている。
キンバリー・ウォリス(キャメロン・ディアス)
マイケルの婚約者。大富豪の娘で、建築を学ぶ女子大生。音痴だがとてもフレンドリーでかわいらしく、気持ちをはっきり態度に出すタイプ。出張の絶えないマイケルのため大学を辞めることになっている。
ジョージ(ルパート・エヴェレット)
ジュリアンの本の編集者で、親友でもある。ゲイでパートナーあり。ジュリアンの「結婚阻止計画」を、うまくいかないと止めようとする。

映画『ベスト・フレンズ・ウェディング』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『ベスト・フレンズ・ウェディング』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『ベスト・フレンズ・ウェディング』のあらすじ【起】

料理評論家のジュリアンは、編集者で親友のジョージと著書の宣伝旅行から帰って来た。旅行中に、大親友のマイケルから留守番電話が入っていた。ジュリアンとマイケルは昔1カ月だけ付きあったが、ジュリアンが恋愛にのめり込むのを恐れて彼をふったのだ。それ以来、2人はなんでも話す大親友になった。2人は「28歳でお互い独身だったら結婚しよう」と約束しており、ジュリアンはもうすぐ28歳。ジュリアンは期待してマイケルに電話を折り返す。しかし彼の話とは、「今週末に結婚するから付き添ってほしい」というものだった。結婚を知ってマイケルへの愛に気づいたジュリアンは、ジョージが止めるのも聞かずにNYへ向かう。4日間で結婚を破断にし、マイケルを取り戻そうと考えたのだ。

NYに着いたジュリアンは、マイケルと婚約者のキンバリーに出迎えられる。キンバリーは20歳の大学生で富豪の娘だった。フレンドリーな彼女に押し切られ、ジュリアンは会って早々キンバリーのブライドメイドを引き受ける羽目になってしまう。

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映画『ベスト・フレンズ・ウェディング』のあらすじ【承】

ジュリアンはマイケルとキンバリーそれぞれに、それとなく相手の問題点を話して結婚をキャンセルさせようとするが、うまくいかない。ジュリアンは音痴だと言うキンバリーとマイケルをカラオケバーに連れていく。ジュリアンはマイケルと2人だけの思い出話で盛り上がる。ジュリアンがキンバリーにむりやり歌わせるが、音痴をものともせず歌い続ける彼女に、周りもジュリアン自身も好感を持つ。

ジュリアンは、キンバリーがマイケルの出張についていくため大学を辞めるつもりでいることを知る。マイケルが今のスポーツ紙の仕事を愛していることを知っていたジュリアンは、わざとキンバリーに、「大学を辞めないで済むように、お父さんの会社にマイケルを就職させてはどうか」ともちかける。しかしキンバリーがマイケルにその話をした途端、マイケルは結婚を破談にするとまで言いだした。キンバリーは泣いて謝り、結局2人は仲直りする。

ジュリアンはジョージに助け船を頼む。ジョージはNYにやってきて、自分の気持ちを素直に話すようアドバイスする。ジュリアンはマイケルに気持ちを話そうとするが、結婚指輪を預けられ話しそびれてしまう。ジョージを見つけたマイケルに、ジュリアンはゲイである彼の事を婚約者だと紹介してしまう。

映画『ベスト・フレンズ・ウェディング』のあらすじ【転】

ジョージはジュリアンの嘘につきあって、婚約者のふりをして結婚式のリハーサルに同行する。調子に乗ってラブラブな作り話を始めるジョージ。それを聞いて、マイケルは複雑な面持ちでいた。

マイケルはジュリアンを遊覧船に誘う。マイケルはジョージとジュリアンの関係を知ってやきもちを焼いたことを打ち明ける。2人の思い出の曲を口ずさみながら、2人はダンスを踊る。

キンバリーの父を迎えに来たジュリアンは、こっそり彼のパソコンでマイケルの上司宛にメールを作成する。「マイケルがスポーツ紙を辞められるよう手をまわしてほしい」というものだった。ジュリアンはこのメールをマイケルに見せるだけのつもりでメールを保存したが、手違いでこのメールは送信されてしまっていた。

マイケルは編集長から解雇のFAXを受け取る。そこにはキンバリーの父から頼まれたということも書いてあったため、マイケルはキンバリーとの式を取りやめる。彼の様子を見て、ジュリアンは自分のしたことを後悔していた。

映画『ベスト・フレンズ・ウェディング』の結末・ラスト(ネタバレ)

婚約破棄を発表するため、マイケルとキンバリーは予定通り招待客との朝食パーティーを行う。キンバリーはひどく落ち込んでいた。ジュリアンはキンバリーとマイケル両方から伝言役を頼まれ、結局結婚を取りやめないことになった。ジュリアンはたまらず、マイケルに愛を告白、キスをする。しかしその様子をキンバリーが目撃してしまう。キンバリーは逃げ出し、彼女をマイケルが、マイケルをジュリアンが追う。

マイケルはキンバリーを駅で見失ってしまった。1人茫然と座るマイケルに、ジュリアンはメールの犯人が自分だと告白する。マイケルは怒ったが、それだけ自分を愛してくれていたことに礼をいう。マイケルがキンバリーにプロポーズした時の話を聞いて、ジュリアンは2人が結婚するべきだと気付く。マイケルとジュリアンは手分けしてキンバリーを探すことにする。

キンバリーは野球場のトイレにいた。ジュリアンの姿を見てキンバリーはキレて、絶対に彼は譲らないと言い放つ。ジュリアンも自分の負けを認め、キンバリーを教会に連れていく。

結婚式は無事行われた。披露宴のスピーチで、ジュリアンは2人を祝福する。マイケルはジュリアンに感謝し別れを告げ、新婚旅行へ旅立った。披露宴会場に残ったジュリアンにジョージから電話がかかってくる。ジョージはジュリアンを心配して会場に駆けつけていたのだ。親友の2人はダンスを踊るのだった。

映画『ベスト・フレンズ・ウェディング』の感想・評価・レビュー

ジュリア・ロバーツが大女優の地位を確かにした頃の映画で、このランクになってもしっかりとコメディができる。そう、私はとんでもない演技の鬼なのよ。という声が聞こえてくる。実際、七転八倒する演技は見ごたえ十分で髪型は古いがなかなか魅力的に見えてくる。しかしながら、キャメロン・ディアスが恋のライバル役で抜擢されており、世代交代の足音も聞こえる、今ならば、この二大女優の世代を賭けた闘争を観る映画として価値があるかもしれない。(男性 30代)


一味違ったロマンティック・コメディ。ジュリア・ロバーツ演じるジュリアンが結構ヒドい事もやってのける、めちゃくちゃな暴走が面白い。でもジュリアの屈託のない笑顔がステキすぎて許せちゃいます。船上のダンスシーンは思いっきりロマンティックで外れなくなった指輪を外すシーンはセクシー。そしてこの映画の1番の見どころはゲイの友達のジョージがとても良いポジションで良い味を出しているところ。最後は少し切ないけど爽快、特にラストシーンはジョージが素晴らしすぎる‼若かりし日のキャメロン・ディアスも瑞々しくてとってもキュート。(女性 30代)


正直なかなか「やばい」人の話だと思う。恋愛対象になる可能性がある相手と友人でいようとすると良くないことが起きると思っているので、敢えてそこに飛び込むならもうちょっと覚悟を持って欲しいなぁと思ってしまう。それにも関わらず映画としてバイタリティ溢れる憎めない作品になっているのはジュリア・ロバーツの豪快な笑い声のなせる技。現実世界では男女の立ち位置が逆のパターンになりそうな気もしないでもないが、そうしてしまうと映画として笑えなくなるかもしれないしこれで良かったのだろう。(男性 40代)


思い返すとえげつない内容の映画ですが、俳優陣の演技力のおかげなのかあっさりしたラブコメディに仕上がっています。ただ、1度観たら十分かなという作品です。
一番インパクトがあって面白いのは最後のトイレのシーンです。ここだけ覚えてしまって他のシーンはあまり印象に残りません。
キャメロン・ディアスはスタイルが良くて素敵ですが、今でも映画に出演し続けているジュリア・ロバーツの笑顔はさすがです。(女性 30代)


ジュリア・ロバーツ演じるジュリアンが元恋人で親友マイケルの結婚を阻止しようと奮闘する恋愛ドタバタ劇です。キャメロン・ディアス演じる婚約者キム、そこにジュリアンの男友達ジョージが加わります。結婚を止めさせようとあの手この手を使うジュリアン。会社を解雇までされたのに、そこまで自分のことを思ってくれたジュリアンをマイケルは許します。様々な問題が起こりながらも、最後はマイケルとキムのハッピーエンドで幕を閉じます。

レストランで『I SAY A LITTLE PRAVER』を歌うシーンはこの作品の中で特に好きな場面で、繰り返し観たくなります。(女性 40代)

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