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映画『BLACKFOX』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『BLACKFOX』の概要:忍者の末裔である石動家の後継ぎである律花。ある日、家に何者かが襲撃し研究者である父と石動家当主の祖父が殺されてしまう。律花は復讐を遂げるため、自分の名前と過去を捨て別人となって黒幕を追う。

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映画『BLACKFOX』の作品情報

BLACKFOX

製作年:2019年
上映時間:100分
ジャンル:SF、アクション、アニメ
監督:篠原啓輔
キャスト:七瀬彩夏、戸松遥、大地葉、土田大 etc

映画『BLACKFOX』の登場人物(キャスト)

石動律花 / リリィ(七瀬彩夏)
忍者の末裔である石動家27代目当主となる。石動家の娘である母と研究者の父アレンの娘で、26代目当主である祖父によって幼い頃から鍛錬されている。後に黒い狐面を装着することからブラックフォックスと異名を取るようになる。
ミア(戸松遥)
ローレンの娘で超能力を持っている。父の研究に協力していたが、石動家襲撃後は抵抗を示すようになる。父親が狂ってしまったことを知っていても受け入れられずにいる。愛情深く信念のしっかりした少女。白い髪が特徴で、空を飛ぶこともできる。
メリッサ(大地葉)
律花と同居している少女。恐らく人間ではないが、料理上手でおっちょこちょい。ふわふわした印象が強く非力だが、律花の抱えているものを察している様子を見せる。
アレン(土田大)
律花の父であり、アニマルドローンの研究者。オボロ、マダラ、カスミのマスター。石動家の地下に研究所を持つ。非常に温和な平和主義で、優しい心を持っている。
オボロ(藤原啓治)
犬型のドローン。自立型学習能力を持つAIを搭載しており、口が悪い。兄のようであり父のようでもある包容力のある性格。マスターであるアレンの考えを一番理解しており、律花を導いている。
マダラ(豊崎愛生)
ムササビ型のアニマルドローン。小型であることを最大限利用し、律花の傍に常にいる。カスミとはよく口喧嘩をしており、子供のような口調が特徴。
カスミ(鳥海浩輔)
鷹型のアニマルドローン。四角四面な性格でインテリな口調が特徴。空から律花を援護している。
ローレン(飛田展男)
グラズヘイム研究所の研究員。人間に秘められている超能力を増幅するための研究を行っている。プライドが高くアレンの才能に嫉妬し、アレンが研究所を去った後、狂ってしまう。ミアの父親でもある。
ブラッド(東地宏樹)
大企業グラズヘイム社の社長。アレンが研究しているアニマルドローンを兵器に搭載し、更に収益を上げようと考え、アレンを殺害し研究データを奪う。

映画『BLACKFOX』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『BLACKFOX』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『BLACKFOX』のあらすじ【起】

近未来、忍者一族の末裔である石動律花はアニマルドローンの研究者である父アレンに憧れを抱き、父のような研究者になりたいと思っていた。石動家当主の祖父は忍者となって律花に後を継いで欲しいと考えていたが、孫の可愛さに翻弄されてばかりいるのだった。

それから数年後、大学受験にて海外から帰宅すると、居間は酷く荒れ血塗れになっていた。何者かが屋敷へ襲撃した様子で、地下の研究室へ向かった律花は怪我をした父を発見。祖父もまた深い傷を負いつつアレンと孫を守ろうと奮闘したが、銃弾を何発も浴び亡くなってしまう。アレンもまた銃弾に斃れ、律花は父が開発したアニマルドローンたちによって家からの脱出を余儀なくされるのであった。

ドローンたちはアレンが密かに用意していた保管庫へ律花を連れて行く。そこには亡き母の忍者刀と狐面が保管されていた。律花は父と祖父を殺した者達に復讐するため、名前と過去を捨て影に生きる決意を固めるのであった。

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映画『BLACKFOX』のあらすじ【承】

半年後、探偵社にて働きつつ、祖父と父を殺した黒幕の調査を行っている律花。現在はリリィという名前で活動しており、3体のアニマルドローンは常にリリィと共にあった。犬型のドローンはオボロ、ムササビ型のドローンはマダラ、鷹型のドローンはカスミと律花が名付けた。彼らは自立型AIを搭載し、人の助けや友人となるよう父が設計している。住まいはメリッサという少女と同居しており、家事は主にメリッサが行っている。

アレンが以前勤めていたグラズヘイム研究所に所属し、かつての同僚であったローレンと、その親会社である大企業グラズヘイム社の社長ブラッドが黒幕だと掴んだリリィ。彼らが何を狙って父と祖父を殺害したのか情報を集めようとしたが、有力なものはなかなか得られなかった。
日中、研究所に近づき過ぎて警備員に捕まってしまったリリィ。そこへミアという白い髪の少女が現れ、助けてくれる。ひとしきりチェスで遊び親交を深めたが、ミアは研究所にもう近づくなと言って去って行った。

実はローレンの娘だったミア。彼女はローレンの研究へと半強制的に協力させられており、超能力を増幅させる研究を行っていた。それは酷く苦痛を伴うものであり、人としての尊厳を失くすものでもあった。ローレンはかつての同僚であるアレンの才能に嫉妬しており、自分の方が優れているはずだと狂ってしまったのである。

その頃、リリィは父の研究データを奪ったグラズヘイム研究所へ潜入を試みようとしていた。3体のドローンたちと共に内部へ侵入したリリィ。地下倉庫にてアニマルドローンの研究が兵器に使用されているのを発見する。そこへ、首輪を装着したミアが現れる。戦闘の際、リリィの覆面が外れてしまい石動律花であることがばれてしまう。ローレンは律花を殺せと命令したが、ミアは必死に止めようとする。そこで、律花はローレンの娘がミアであることを知ったが、復讐を遂げようとしてオボロに止められてしまうのだった。

映画『BLACKFOX』のあらすじ【転】

ローレンはミアの力を最大出力にし、地下倉庫を破壊。リリィは騒動の最中、ミアを助けたが、ローレンは逃がしてしまった。
オボロやカスミ、マダラのマスターはアレンである。律花は正式なマスターではなく、彼らの友人として行動を共にしている。マダラはマスターである父の考えをよく理解しており、娘の律花には人殺しになって欲しくないと言う。父との思い出を思い出し、涙を流したリリィは意識を失ったミアを殺すことができず、自宅へ連れ帰ることにした。メリッサは寛大な心でミアを受け入れ、リリィにも詳しいことを聞かなかった。

仕事を終え帰宅したリリィ。メリッサははりきって料理を作り、意識を取り戻したミアとリリィの仲を取り持とうとする。リリィは復讐を遂げることができずに懊悩していたが、ミアが父親に操られていたことは分かっている。ミアは自ら父親を止めようと考え、深夜にローレンと連絡を取った。すると、ローレンは石動家の襲撃を自白するべく、警察へ出頭すると約束してくれた。ほっとしたミアだったが、ローレンは自らの研究にて能力を引き出し、ドローン兵器を操ってリリィが住むアパートへと襲撃するのであった。

ドローン兵器はしつこくリリィを追う。ミアは元々、超能力を持っておりそこに着目した父が研究を進めてきた。それが、このような結果になるとは、ミア自身も考えつかず後悔に涙を流す。ドローン兵器を操っているのはローレンだと気付いたミア。リリィと共にドローン兵器を山奥にある石動家へ誘導した。

石動家は忍者屋敷であるため、各所に罠が仕掛けられている。リリィとミアはそれを利用し、ドローン兵器の機能を停止することに成功。ところがその直後、石動家はローレンの襲撃にて半壊してしまう。ミアは父を止めようと立ちはだかり、実の娘を研究対象としてしか見ていないローレンに反撃。リリィが意識を取り戻すと、父子は激しい戦いを展開していた。

映画『BLACKFOX』の結末・ラスト(ネタバレ)

2体のドローンたちは衝撃にて故障してしまい、助けに入れない。オボロはメリッサの警護をしていた。3体はミアを助けて欲しいと願う。リリィはそこで、アレンの研究室にて祖父と父の誕生日メッセージを発見する。祖父からは石動家の信念を、そしてアレンと共同開発したという律花専用の忍者装束を得たリリィ。装束には2本の忍者刀と黒い狐面が付属していた。リリィは装束を身に着け、ミアを助けに向かう。石動家27代目当主を正式に拝命した律花は、ローレンと対決し激しい戦闘を展開。そうして、ローレンの動きを封じることに成功した。

ところが、ローレンは娘を騙して首輪を装着し執念と怨念を植え付ける。父の強い念を受けたミアは完全に操られてしまい、全てにおいて破壊しようとする。メリッサを安全な場所に避難させたオボロが駆け付け、どうにか助かったリリィ。彼女はミアを友人と認識し、彼女を助けたいと叫んだ。3体のドローンは律花を援護し、律花は装束の機能を最大限に使ってミアの首輪を破壊して彼女を助けた。

この事件について、グラズヘイム研究所は精神疾患のある研究員が起こした事件だと発表。記者会見には社長のブラッドが登場し、事件の被害を全て会社が負担すると断言。街に貢献していることを強調した。
恐らく、全ての黒幕はブラッドである。事件以降、ミアを仲間に引き入れた律花。彼女は装束の黒い狐面からブラックフォックスと異名を取るようになっていた。メリッサをも仲間に加えた律花は、ブラッドの悪事を公にするため、その夜も街を駆け抜けるのであった。

映画『BLACKFOX』の感想・評価・レビュー

数々のゲームやアニメを手掛けるStudio 3HzとTAアニメ『ジョーカー・ゲーム』を手掛けた野村和也監督がタッグを組んだ長編アニメーション。連動企画として、実写版ドラマも公開されている。

近未来を舞台にし、海外でも人気が高い忍者一族の長女が主人公である。ゲームも手掛ける制作会社であるため、非常に動きが機敏で素晴らしい。アクションシーンは必見だ。それに加え、3人の少女の心理的な懊悩を繊細に描きストーリーに深みを加えている。作中で活躍するアニマルドローンの有用性も素晴らしく、一家に1台は欲しいと思わせる。ストーリーの流れから次もあると思われ、続編にも期待したい。(MIHOシネマ編集部)

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