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映画『ブローン・アウェイ 復讐の序曲』あらすじとネタバレ感想。無料視聴できる動画配信は?

映画『ブローン・アウェイ 復讐の序曲』の概要:1994年製作されたアメリカ映画(原題:Brown Away)。MGM創立70周年記念で制作された映画で復讐者とそれを止めようとする者たちのドラマを描いたアクション映画。

映画『ブローン・アウェイ 復讐の序曲』 作品情報

ブローン・アウェイ 復讐の序曲

  • 製作年:1994年
  • 上映時間:121分
  • ジャンル:アクション、サスペンス
  • 監督:スティーヴン・ホプキンス
  • キャスト:ジェフ・ブリッジス、トミー・リー・ジョーンズ、スージー・エイミス、ロイド・ブリッジス etc

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映画『ブローン・アウェイ 復讐の序曲』 評価

  • 点数:70点/100点
  • オススメ度:★★★☆☆
  • ストーリー:★★★☆☆
  • キャスト起用:★★★☆☆
  • 映像技術:★★★☆☆
  • 演出:★★★☆☆
  • 設定:★★★☆☆

[miho21]

映画『ブローン・アウェイ 復讐の序曲』 あらすじ(ストーリー解説)

映画『ブローン・アウェイ 復讐の序曲』のあらすじを紹介します。

ボストン警察の爆発処理隊員のダヴ(ジェフ・ブリッジズ)はオーケストラでヴァイオリンを演奏している恋人ケイトと結婚。
それを転機として教官と働くことにした。

しかし結婚パーティーが終わった夜、家で爆発が起こり仲間の一人が死亡。
このことで欠員がでた処理班に志願する。
そして続けて繁華街に爆発予告が入り、別の隊員が現場に向かうがやはり仲間2人が死んでしまった。

そんな時、ダヴの携帯が鳴る。
電話の相手は爆発物を仕掛けた犯人であり、ダヴの昔の戦友ギャリティ(トミー・リー・ジョーンズ)だった。
彼は爆発物を製造させたら右にでる者がいないというほどの天才で、20年前北アイルランド闘争の時に一緒に戦った仲間であった。
しかしテロで爆発物をしかけようとしたが失敗し、ギャリティの妹でダヴの恋人でもあった女性が死んでしまう。
しかもそのことでギャリティは20年という長い刑をくだされた。

そしてダヴに復讐をするため脱獄していたのだった。
多くの犠牲者を出す中、独自の捜査でギャリティのアジトを突き止めたダヴ。
そこで2人は対峙。
ギャリティはダヴの妻の演奏会がおこなわれるその日、ホールの爆発物を仕掛けたという。

ギャリティを無事に倒したダヴは急いで演奏会に向かった。
実際にはホールではなく車に仕掛けられていた爆発物だったが、未然に防ぐことができ妻は無事だった。

映画『ブローン・アウェイ 復讐の序曲』 感想・評価・レビュー(ネタバレ)

映画『ブローン・アウェイ 復讐の序曲』について、感想・レビュー・解説・考察です。※ネタバレ含む

MGM70周年記念作品にふさわしい豪華共演

ジェフ・ブリッジズとトミーリ・リー・ジョーンズの豪華な共演。
それぞれが主役でヒーローになっていたこの時代に、2人でダッグを組ませるという贅沢な映画である。
特にトミーの演技が文句なしの不気味具合。
復讐に燃える脱獄者で爆発物の天才とくればもちろん爽やかであるはずもなく、心に闇を秘めた恐ろしい雰囲気でなくてはいけない。
それをどれもバッチリクリアしてくれたことで、映画に重厚感が出てシリアスさが増している。
思ったよりハードな映画であると思った人も多いことだろう。

爆発するシーンのリアルさは天下一品

CG処理に頼らず、見事に大爆発をさせているメインのシーンは圧巻である。
爆弾の使い方や炎の見せ方などは他には中々ない完成度で、リアルすぎて怖いくらいでもある。
仲間が誰も死なないとそのリアルさも薄まってしまうが、適度に人が殺されてしまうので爆発物の怖さも際立っている。
ハラハラさせてくれるという意味では良くできている。

どこに爆発物が仕掛けられているかわからないドキドキ演出

爆発物が爆発するシーンがリアルだというのは説明をしたが、実際には爆発しないシーンも相当ドキドキする。
というのもカメラワークや演出が絶妙なのである。
家の中でダヴの妻と娘が冷蔵庫を開けたり、電気のスイッチやドアノブにまで何か仕掛けが施されているのではないかと思わせる手法。
これで無駄に緊張感が高まり見事に演出の策略にはめられてしまう。
だからこそ実際の爆発シーンが際立ち印象深く思えてくるのかもしれない。
いずれにしても計算尽くで人の心に緊張感を持たせるのが非常に上手なスタッフである。
完全にやられてしまったという感じである。

映画『ブローン・アウェイ 復讐の序曲』 まとめ

今では日本のCMでも大人気の人の良さそうな顔立ちが印象的なトミー・リー・ジョーンズ。
もちろんハリウッドの大御所スターでありその演技力は素晴らしい。
本作でもいつもの気の良い人という雰囲気を裏切り、全く別の闇の顔を見せているのである。
口ずさみながら爆発物を作るなど、かなり不気味な役柄を違和感なく演じきっているのはさすがである。

また、現在の映像に頼るCG処理に負けず劣らずのリアルな爆発シーンなどは見事であり、この場面だけでも見る価値がある。
全体的にはB級の匂いがする作品だが、実際に見てみると面白い。
テンポ感も良くサスペンスとしても良質である作品といっても良いだろう。
俳優たちの演技をみるだけでも楽しめるのでオススメである。

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