映画『沈黙の監獄』の概要:2012年のアメリカ映画(原題:Maximum Cnviction)。スティーブン・セガールが主演の人気沈黙シリーズ。今回はプロレスラーとして活躍していたスティーブ・オースティンが共演している。
映画『沈黙の監獄』 作品情報
- 製作年:2012年
- 上映時間:98分
- ジャンル:アクション
- 監督:キオニ・ワックスマン
- キャスト:スティーヴン・セガール、スティーヴ・オースティン、マイケル・パレ、アリーヤ・オブライエン etc
映画『沈黙の監獄』 評価
- 点数:60点/100点
- オススメ度:★★☆☆☆
- ストーリー:★★☆☆☆
- キャスト起用:★★★☆☆
- 映像技術:★★★☆☆
- 演出:★★★☆☆
- 設定:★★★☆☆
[miho21]
映画『沈黙の監獄』 あらすじ(ストーリー解説)
映画『沈黙の監獄』のあらすじを紹介します。
民間軍事会社に勤務しているクロス(スティーブン・セガール)は元特殊部隊員。
現在の任務は相棒のマニング(スティーブ・オースティン)と機密事項でもある刑務所の閉鎖業務にあたることである。
あるとき閉鎖間際の刑務所に2人の女囚が収容されることになった。
しかし収容途中、連邦保安官を装ったブレイク一味に襲撃をうける。
目的は2人の女囚、彼女たちは国家規模の機密事項を知っているからであった。
この事件が起こったときクロスは偶然刑務所の外にいたが、マニングは中にいた。
2人は連携をとり、敵と戦い始めたクロス。
囚人たちも自由の身となってしまい、一気に困難な状況へ進んでいく。
そんな中、2人は何とか女囚を守りきろうと奔走する。
そしていよいよクロスとブレイクの一騎打ち。
死闘の末、無事に残虐非道なブレイクを倒すのであった。
映画『沈黙の監獄』 感想・評価・レビュー(ネタバレ)
映画『沈黙の監獄』について、感想・レビュー・解説・考察です。※ネタバレ含む
未だ謎が多い沈黙シリーズ
まず気にしてはいけないこと、それはセガール作品のタイトルに全部「沈黙」がついていること。
原題はまずついていないのに、何故そんなにも沈黙にこだわるのか。
きっと沈黙と書けばセガールという方程式が出来上がっているのであろう。
それにしてもどこも沈黙でないのでいつもこのシリーズを見るとそこだけ必ず引っかかってしまうのは自分だけなのだろうか。
面白いくらい強い
セガール映画といえば不死身で無敵のおじさんが暴走するイメージ。
今回もいつもと同じく強くて敵をやっつけていくのには変わらないが、さらにプロレスラーだったスティーブ・オーエンが相棒となると適役が可哀想になってくるくらい無敵感が増している。
こんな果てしなく強い彼が魅力的なのだろうが、あまりファンではないと思わず笑ってしまうかもしれない。
ストーリー展開は単純明快な勧善懲悪
セガール作品に主人公のピンチはありえない。
とにかく神業のように敵を倒し、もっと言うとかなり強い相手でもかすり傷なくラストを迎えることもあるほど。
わかりやすく安定している映画といっても良いかもしれない。
無駄にハラハラすることなく、水戸黄門が必ず勝つ要領で見事な勝利を治めるのでどんな人も安心して鑑賞することができるのも特徴の1つである。
セガール映画初心者でも堪能できる物語
見ていなくても予想がつきやすいセガール映画であるが、本作はアクションシーン意外にも物語に見せ場も多く見ごたえはある。
始めてがこの映画であったとしてもそれなりに前半は楽しむことができるので安心してもらいたい。
後半は普通のヒーローが展開していくピンチや苦難は全くなく、どんどんやっつけていくので初心者にはツッコミどころが多くびっくりされてしまうかもしれないことは言わないでおいた方が良かったのかもしれないが。
絶対に負けない圧倒的な強さを見せてくれる、スティーブン・セガールの沈黙シリーズ。今作は相棒と共に敵を倒すのですが相棒のマニングを演じるのが元プロレスラーのスティーブ・オースティンなので無敵感が半端ないです。
2人が並んでいるだけでその迫力に押されてしまいますよね。とはいえ、アクションシーンもしっかりあってバディとしても協力しあっているのでストーリー的にはとても見やすいと思います。
沈黙シリーズをあまり見た事がない方にもオススメです。(女性 30代)
映画『沈黙の監獄』 まとめ
昔から思いっきり強く、日本が大好きで関西弁を話すアメリカのスター、スエィーブンサール。
当たり前かもしれないが圧倒的に男性ファンが多く、女性で敢えてこの映画シリーズを見ているという話はあまり聞いたことがない。
完全に男性ウケを狙っているかのような無敵のヒーロー像であり、憧れるのかもしれない。
どの映画に出てもその人のこのシリーズなら見るというものは徐々に減ってきている現代。
変わらず新作がでるのを楽しみに待っていてくれるファンがいるということは凄いことである。
大掛かりな宣伝もなく公開を知らない人が多いのに、レンタル店では新作が出ているかセガールコーナーに言ってしまうという人も多いはず。
それは根強いファンがいる証拠でもあるのであろう。
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