映画『僕と妻の1778の物語』のネタバレあらすじ結末と感想 | MIHOシネマ

「僕と妻の1778の物語」のネタバレあらすじ結末と感想

僕と妻の1778の物語の概要:SFが大好きなSF作家の朔太郎。妻の節子が癌に侵され、笑いが免疫力を高めると知った朔太郎はそれから毎日節子のために一日一話の小説を書き始める。実話を元にした、真実の愛を描いた感動作。

僕と妻の1778の物語の作品情報

僕と妻の1778の物語

製作年:2010年
上映時間:139分
ジャンル:ラブストーリー
監督:星護
キャスト:草なぎ剛、竹内結子、谷原章介、吉瀬美智子 etc

僕と妻の1778の物語の登場人物(キャスト)

牧村朔太郎(草彅剛)
SF作家。癌になった妻のため、毎日一話ずつ短編小説を書き続ける。SFが大好きで、いつも空想に頭を膨らませている。節子への愛は純粋で、とても深い。
牧村節子(竹内結子)
朔太郎の妻で、銀行員。癌になり、闘病生活を送る。余命一年と言われるが、四年以上も生き延びる。朔太郎の小説を読むことが何よりも楽しみで、毎日書き続ける朔太郎姿を優しく見守る。
滝沢蓮(谷原章介)
朔太郎と同期デビューした元SF作家。SFの人気下降に伴い、恋愛小説に切り替えて売れっ子になる。少し偉そうな態度をとることがあるが、朔太郎とは良い作家仲間。
滝沢美奈(吉瀬美智子)
滝沢の妻。滝沢との間に子供ができ、幸せに暮らしている。同じ作家の妻として、節子のことを気にかけている。
新美健太郎(陰山泰)
朔太郎が連載するSF専門誌の編集者。朔太郎の担当で、恋愛小説や節子の闘病記を書かないかと朔太郎に助言する。
松下照夫(大杉漣)
節子の担当医。二人の要望を受け止め、暖かく見守る。笑顔が免疫力を高めると、朔太郎と節子にアドバイスを送る。

僕と妻の1778の物語のネタバレあらすじ

映画『僕と妻の1778の物語』のあらすじを結末まで解説しています。この先、ネタバレ含んでいるためご注意ください。

僕と妻の1778の物語のあらすじ【起】

SF作家の朔太郎は、常に作品のアイデアを膨らませながら生活をしている。家には宇宙船やロボットの人形が飾られており、本棚はSF小説で溢れかえっている。

そんな朔太郎は、銀行に勤める節子と結婚している。彼らは高校一年生の夏休みにデートをしてからの付き合いで、もう16年になる。

SF専門誌の編集者である新美のもとへ原稿を届けに向かう朔太郎。新美は朔太郎に、恋愛小説を書いてみてはどうかと勧める。最近ではSF小説の人気は下降線で、朔太郎と同期デビューの滝沢も恋愛小説を書いてから売れっ子になったと話す。

そんなある日、突然節子が腹痛を訴えて手術を受けることになる。朔太郎は医者の松下に、節子の大腸に悪性の進行癌が見つかり、一年持つか分からないと松下に宣告される。朔太郎は節子に正直に癌のことを話せず、必ず治ると嘘をついてしまう。

節子の母親の晴子が見舞いに訪れる。節子は晴子に、癌治療の間は妊娠できないから、孫の顔を見せるのが遅れてしまって申し訳ないと謝る。

僕と妻の1778の物語のあらすじ【承】

退院した節子。朔太郎と節子は松下に、笑うことが免疫力を高めることがあるから楽しみなさいと言われる。

何かできることがないかと考えた朔太郎は、笑える短編小説を毎日一話、節子のために書くことを決める。それを聞いた節子は、どこか不安な表情を浮かべる。

滝沢とお茶をする朔太郎。滝沢は、子供も生まれて順風満帆だと朔太郎に話す。朔太郎は滝沢に、節子のことをすべて打ち明ける。

最初は節子にエッセイだと言われていた小説も、徐々に節子を笑顔にするような小説になっていく。朔太郎は毎日必死にアイデアを絞り出し、毎日書き続けて半年が過ぎようとしていた。

朔太郎が短編小説を書き始めて一年が経ち、365話目を書き終える。滝沢と妻の美奈、さらには新美まで朔太郎の家に駆けつけて、一周年のお祝いをする。節子は、未だに元気に生きていた。ツーショットのない朔太郎と節子のアルバムを見たり、新婚旅行の出発寸前に朔太郎が小説を書き始めた話をしたり、彼らは楽しく時間を過ごす。

僕と妻の1778の物語のあらすじ【転】

余命一年と言われた節子だが、いつの間にか二年の月日が経った。しかし、節子の病状は徐々に悪くなり、新たな抗がん剤治療が必要だと松下に言われる。保険対象外であるその治療には、お金がかかることを知った朔太郎。彼は新美に頼み、かつて相談された恋愛小説を書く決意をする。

節子は、朔太郎が治療費のために恋愛小説を書き始めたことを知る。嫌な思いをして稼いだお金で生きながらえたくないと節子は朔太郎に訴えるも、後悔したくないと主張する朔太郎とぶつかってしまう。朔太郎の下手な恋愛小説を二人で読んで笑い、二人は仲直りする。朔太郎は、もう恋愛小説は書かないと節子に言う。

四年の月日が過ぎる。マスコミに、朔太郎が節子のために毎日小説を書いていることがバレてしまう。新美は朔太郎に、節子の闘病記を書いてはどうかと話す。朔太郎は、節子の病気を売り物にしたくないと答える。

週刊誌を見た滝沢は朔太郎に、節子のために小説を書くことは自分を追い込んでしまうからもう止めろと伝える。しかし、朔太郎はもう止められないのだと答える。

僕と妻の1778の物語のあらすじ【結】

節子の病状が良くなったと言われ、二人は旅行に出かける。しかし、旅行が終わると再び節子の病状が悪化して入院を余儀なくされる。節子は朔太郎に嘘をつき、旅行に行くために強い薬を松下に頼んでいたのだ。

朔太郎が節子に迫る。節子は、朔太郎が毎日小説を書くと言い始めたときからもう治らないのだと察していたのだ。

節子が滝沢を病院に呼ぶ。節子は死を覚悟し、朔太郎のことを頼むと滝沢に伝える。滝沢は、朔太郎の世話をできるのは節子しかいないと答える。

病院の中で、不眠不休で節子のために小説を書き続ける朔太郎。原稿を持つことすらできなくなった節子のために、朔太郎は自分の小説を読み聞かせるようになる。

朔太郎が1777話目を書き上げた日、節子の意識がなくなってしまう。そして、家族や知人に見守られる中、節子は帰らぬ人となってしまう。

朔太郎の家に、節子の遺体が搬送される。新美や滝沢や滝沢の妻が朔太郎の家で遺品整理などをする中、朔太郎は1778話目の話を書き始める。原稿にインクをつけず、節子に見えるようにと空中で字を書いていく朔太郎。書き終えた原稿を外に持ち出し、手を離すと、原稿は空高く天の方へと飛んでいくのだった。

この記事をシェアする