映画『ブレーキ・ダウン』のネタバレあらすじ結末と感想 | MIHOシネマ

「ブレーキ・ダウン」のネタバレあらすじ結末と感想

ブレーキ・ダウンの概要:ハイウェイをドライブ中、忽然と消えた妻エイミーを捜して孤軍奮闘するジェフ。そこに現れたのは善良な市民の顔をした極悪人たちだった。ジェフはエイミーを救えるのか?熱演カート×怪演ウォルシュ、見どころたっぷりの娯楽作。

ブレーキ・ダウンの作品情報

ブレーキ・ダウン

製作年:1997年
上映時間:93分
ジャンル:サスペンス、アクション
監督:ジョナサン・モストウ
キャスト:カート・ラッセル、J・T・ウォルシュ、キャスリーン・クインラン、M・C・ゲイニー etc

ブレーキ・ダウンの登場人物(キャスト)

ジェフリー・“ジェフ”・テイラー(カート・ラッセル)
転職のため、妻のエイミーと共にハイウェイをドライブ中、妻が行方不明になる。
エイミー・テイラー(キャスリーン・クインラン)
転職する夫とドライブ中、ハイウェイで行方不明になる。
ウォーレン・“レッド”・バー(J・T・ウォルシュ)
大型トレーラーの運転手。妻と息子の三人暮らし。裏の顔は凶悪誘拐集団のボス。
アール(M・C・ゲイニー)
レッドの子分のひとり。ジェフの車に細工し、故障させる。
ビリー(ジャック・ノーズワージー)
レッドの子分の若者。嘘の説明でジェフを一味のもとへ誘導する。
アル(リッチ・ブリンクリー)
レッドの子分のひとり。誘拐したエイミーをレッドの農場へ運ぶ。ハイウェイではアールの車に同乗していた。

ブレーキ・ダウンのネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『ブレーキ・ダウン』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

ブレーキ・ダウンのあらすじ【起】

転職を控えたジェフ・テイラーは、妻のエイミーと共にボストンからサンディエゴに向け、荒野を走るハイウェイ15号線を移動していた。途中、二人の新車の前に割り込んできたトラックと危うく衝突しそうになったジェフは、次の店で休むことにする。

店から出たジェフが車に戻ると、割り込んだトラックの運転手、アールが挑発してきた。面倒を避けたいジェフは、ともかく謝罪して車に乗り込み、再び出発した。

しばらく行くと故障ランプが点灯し、車が停止してしまう。荒野の真ん中で助けを呼ぶにも携帯電話は圏外、無線もなく途方に暮れるジェフとエイミー。二人を嘲笑うかのように、アールのトラックが通り抜け、道の先からこちらを伺っている。ジェフはそれを忌々しく眺めるしかなかった。

運よく、後方から大型トレーラーがやって来た。親切そうな運転手は、二人をこの先の食堂まで乗せていこうと提案する。新車のそばを離れたくないジェフは、エイミーだけを先に行かせ、レッカー車を呼んでもらうことにする。

再び車を点検したジェフは電気配線が外れているだけだと気づき、自力で修理を終え、エイミーの待つ食堂へと向かう。

ところが、ジェフが食堂に来てみると、そこにエイミーの姿はなかった。店主や客の誰一人、エイミーのことも一緒にいた運転手の姿も見ていないという。困惑するジェフだが、ひとまず30キロ先の隣町まで行ってみることにする。

ブレーキ・ダウンのあらすじ【承】

走行中、ジェフは偶然、エイミーを乗せたトレーラーを発見し、停まらせる。レッドと名乗る運転手は確かにさっきの男だったが、エイミーなど知らないし、ジェフとも初対面だと言い張った。唖然としたジェフは、通りがかった保安官に助けを求めるも、取り合ってもらえず、この先の町で捜索願を出すよう諭される。

捜索願を出したジェフは再び食堂に戻り、店内を物色した。しかし、苛立った店主に銃を突き付けられ、店から退散する。

駐車場でビリーという若い男がジェフに声を掛けてきた。エイミーが大型トラックに乗りやって来て、男と共に川の方へ去ったという。

川へ急ぐジェフの前にまたもアールが現れ、銃を向けてきた。必死で逃げるジェフは車ごと川へ飛び込み、自力で岸に泳ぎ着くが、後ろからビリーに殴られ気を失ってしまう。

意識を取り戻したジェフはレッドとアール、そしてビリーと対面した。彼らこそ、エイミーを誘拐した一味だった。レッドは、エイミーの身代金として9万ドルを要求し、ジェフに町の銀行から引き出すよう命じた。

9万ドルとは、レッドに脅されたエイミーが咄嗟に語った出まかせの預金額だ。ジェフは、あるだけの金を引き出すとデスク上のペーパーナイフと帯封を掴んで銀行を出た。

ブレーキ・ダウンのあらすじ【転】

現金袋を抱えたジェフをアールが強引に車に乗せて走り出す。アールは、ジェフの新車に細工したことをほのめかし、ジェフの迂闊さをあげつらった。札束がすべて1ドル札であることを知ってアールが怒り出したとき、ジェフがペーパーナイフを突き付け、反撃に出た。ジェフはアールを縛り上げ、激しく痛めつける。

すれ違いざま、異変に気づいたパトカーが追ってきた。ジェフは車を降り、保安官に事情を訴える。その隙に拘束を解いたアールが、ブーツに隠していた銃で保安官を撃ち、さらにジェフを狙った。しかし、手負いの保安官がアールを射殺する。ジェフは警察無線で保安官の負傷を知らせ、アールから聞き出したハイウェイの給油所へ向かう。

給油所に来てレッドを見つけたジェフは、彼のトレーラーにしがみつき、翌朝レッドが妻子と暮らす農場にたどり着いた。ジェフが納屋に隠れていると、ビリーともう一人の仲間、アルがエイミーを運んで到着した。彼らはエイミーを地下室の冷蔵庫に閉じ込め、立ち去った。

レッドのトレーラーで拳銃を見つけたジェフは、彼の家に踏み込み、怯える妻子にレッドの悪事をぶちまけて地下室の鍵を要求する。隙を突いてビリーが逃げ去るが、レッドたちを連れ出すジェフ。

ブレーキ・ダウンの結末・ラスト(ネタバレ)

納屋に戻ったジェフは、冷蔵庫から窒息寸前のエイミーを救出するとレッドと妻子、アルたちを地下室に閉じ込める。ジェフはエイミーを連れて外へ出る。

庭を全力で駆け抜けたジェフとエイミーは、車のキーを探して事務所を物色する。そこへ、ビリーによって地下室から出されたレッドがトレーラーで突進してきた。粉々に砕け散る事務所。車に乗り込んだ二人は、公道に走り出た。

逃げるジェフの車にライフルを撃ち込んでくるビリー。さらに反対側にはアルの車、後方からはレッドのトレーラーが迫る。三方からの体当たりに必死に応戦するジェフ。ビリーとアルの車は相次いで横転、炎上し、脱落していく。

橋にさしかかったジェフの車を猛然と突き上げたレッドのトラクタは、欄干を乗り越え、車体が宙吊りになる。車から脱出したジェフは、乱闘の末、レッドを岩場に転落させる。橋の上から断末魔のレッドが動くのを見たエイミーが車のシフトレバーを引くと、トラクタが押し出され、レッドめがけて落下した。すべてが終り、ジェフとエイミーは固く抱き合い座り込んだ。

ブレーキ・ダウンの感想・評価・レビュー

荒野のハイウェイや大型トレーラー、閉鎖的な田舎町のコミュニティなど、いかにもアメリカらしい要素を細部に散りばめ、緊迫した不安を煽る要素に仕立て上げた監督の演出手腕は確かだ。同様の感覚を持ったアメリカ映画も時々あるが、本作ではJ・T・ウォルシュが得体の知れない不気味さを体現していてまさにハマり役。彼の再登場シーンは、本当にコワい。底知れない闇がある。後半は一転してアクション満載。B級テレビ洋画ファンのツボを押さえたような展開で一気に見せる。90分強の尺にたっぷり盛り込んだエンタメ作品になっている。(MIHOシネマ編集部)

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