映画『プレシディオの男たち』のネタバレあらすじ結末と感想 | MIHOシネマ

「プレシディオの男たち」のネタバレあらすじ結末と感想

プレシディオの男たちの概要:サンフランシスコにあるプレシディオ米軍基地で起きた殺人事件。憲兵隊長と元部下の警官が事件の背後に潜む組織がらみの不正解明に挑む。反目しつつも次第に信頼を深めていく二人の関係も見どころ。中佐の娘を演じるメグ・ライアンの美しさも際立っている。

プレシディオの男たちの作品情報

プレシディオの男たち

製作年:1988年
上映時間:97分
ジャンル:サスペンス、アクション
監督:ピーター・ハイアムズ
キャスト:ショーン・コネリー、マーク・ハーモン、メグ・ライアン、ジャック・ウォーデン etc

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プレシディオの男たちの登場人物(キャスト)

ジェイ・オースティン(マーク・ハーモン)
事件担当のサンフランシスコ市警刑事。MP時代は上司のコールドウェルと対立していた過去がある。
アラン・コールドウェル(ショーン・コネリー)
ベトナム戦争に従軍し、現在はプレシディオ基地のMP(憲兵)隊長を務める中佐。軍人としての規律と自律を重んじる性格。
ドナ・コールドウェル(メグ・ライアン)
アランの一人娘。母親の自死を父親のせいだと思っている。細身の美人。厳格な父の影響で本心を出すことができず、オースティンへの気持ちを素直に伝えられない。
ロス・マクルーア(ジャック・ウォーデン)
元曹長。ベトナム戦争時代はコールドウェルの部下で腹心の友。コールドウェル父娘とは家族ぐるみの付き合い。退役後は基地内の陸軍資料館に勤めている。
ポール・ローレンス(ダナ・グラッドストーン)
ベトナム戦争に従軍していた陸軍大佐。
アーサー・ピール(マーク・ブラム)
元CIAで複数の企業を経営する大物実業家。
ジョージ・スポーター(ジェイムス・フック・レイノルズ)
ローレンス大佐の元部下で現在は飲料水メーカー、ブラックマウンテン社のドライバー。

プレシディオの男たちのネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『プレシディオの男たち』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

プレシディオの男たちのあらすじ【起】

プレシディオ陸軍基地はアメリカ西海岸、サンフランシスコにある。基地内の将校クラブで、巡回中の女性MP隊員が射殺され、二人組の男がリンカーン車で逃走する。犯人は逃走の途中で巡査を射殺し、パトカーを炎上させる。

捜査にはサンフランシスコ市警と軍隊が協力して当たることになり、市警のオースティン刑事が現場に到着する。オースティンはかつてMP隊員として軍隊で働いていた。事件の被害者は元同僚パティ・ジーンだった。遺体の傍らには当時の上司でMP隊長のコールドウェル中佐も来ていた。中佐とオースティンとは軍隊時代から度々反目し合う仲であった。

軍隊側の捜査担当部署を巡って早速対立するオースティンとコールドウェル。コールドウェルは軍隊側の指揮官は自分であると主張、基地内では言葉の使い方に気をつけるよう忠告してその場を去る。

オースティンの見る限り現場は盗難にあった形跡はない。しかし、観葉植物に不自然に水が溜まっていることに気づく。

プレシディオの男たちのあらすじ【承】

翌日、オースティンがコールドウェルの自宅を訪ねると、玄関先に現れたのは若く美しいコールドウェルの一人娘ドナだった。二人は会話を交わし惹かれ合う。オースティンはドナを食事に誘う。

帰宅したコールドウェルは娘とオースティンの雰囲気に不快感を隠さない。オースティンは、コールドウェルに昨夜パティと巡査を殺した弾丸が一致し、使われたのはソ連製トカレフであることを伝える。ベトナム帰りの基地関係者による犯行と見たオースティンはコールドウェルに同行を頼み、基地内の射撃場に向かう。

射撃場で銃の持ち主はポール・ローレンス大佐であることが判明した。大佐に直接確かめたいオースティンだが、コールドウェルに止められる。

その夜オースティンとドナは食事に出かけ、そのままオースティンの家で一夜を共にする。暖炉の前でドナは幼いころの母親の自死について打ち明ける。

オースティンとコールドウェルは、ついにローレンス大佐のもとを訪れた。拳銃トカレフを渡すよう要求するものの、ローレンス大佐は既に手元にないとはねつける。二人は再び基地内の射撃場を訪れ、ローレンス大佐のトカレフの銃弾を摂取し、検査に回した。果たして大佐のトカレフはパティ殺しに使われたものであることが判明した。

プレシディオの男たちのあらすじ【転】

オースティンとコールドウェルは事件に使われたリンカーン車の持ち主で大物実業家のアーサー・ピールのもとを訪ねる。オースティンはアーサーを白とみてあっさり引き上げるが、コールドウェルは机上のコースターがベトナムの店のものであることに着目していた。

ローレンス大佐が中華街にいることを突き止めたオースティンは現場に向かった。だが、追跡劇の果て、通りに飛び出したローレンスは車にひき殺されてしまう。事件の鍵を握る重要人物の死で、捜査は振り出しに戻ってしまったかに見えた。しかし、コールドウェルはコースターの件からオースティンとピールの関係を掴んでおり、さらにピールが元CIAであるとの情報も得ていた。

オースティンとコールドウェルはアーサー・ピールが社長を務める飲料水メーカー「ブラック マウンテン」の工場へ向かった。そこでは将校クラブに水を配達するドライバーはジョージ・スポーターという男で、ローレンス大佐のかつての部下であることが判明した。

スポーターの家の前に来たオースティンは、停まっているのがローレンス殺しに使われた車が塗り替えられたものだと気づく。

その夜、オースティンとドナは将校クラブに食事に出かけるが、ドナは他の男との親密さを見せつけ、オースティンを怒らせた。コールドウェルも同じフロアに居合わせ、帰宅後ドナと口論になる。酔ったコールドウェルは娘との諍いを親友マクルーアに打ち明けるも、娘を信頼しろと諭される。

プレシディオの男たちの結末・ラスト(ネタバレ)

ドナはオースティンの家に向かい、将校クラブでの行為を詫びる。二人は互いの想いを確認した。

翌朝、オースティンとコールドウェルはスポーターのトラックを追跡し、米軍トラビス基地にたどり着いた。スポーターが運んだ飲料水ボトルは、フィリピンから運ばれた別のボトルとすり替えられていた。

オースティンとコールドウェルがブラックマウンテン社の工場を見張っていると、車が停まり、下りて来たのはコールドウェルの親友マクルーアだった。工場の中では、ピールとその一味が、スポーターの持ち帰った飲料水ボトルの中からフィリピン産の宝石を取り出していた。仲間を抜けたいマクルーアは、この悪事を終わらせようとピールを説得するも、殴られて気を失ってしまう。

そこへオースティンとコールドウェルが踏み込んできた。彼らと一味の間で激しい銃撃戦が始まる。コールドウェルの弾丸が底をついた時、マクルーアが自分の身を盾にして拳銃を投げて寄こした。彼は自分の裏切りを詫び、命を落とした。オースティンがピールを仕留め、一味は壊滅した。

コールドウェルは、かつての盟友を名誉ある軍人として埋葬しようと決める。

軍人墓地ではドナとオースティンの他、軍関係者が列席し、マクルーアの葬儀が厳かに執り行われていた。弔辞を読んだコールドウェルは葬儀後、ドナとオースティンを誘い、連れ立って歩いていく。三人のわだかまりは解けつつあった。

プレシディオの男たちの感想・評価・レビュー

話の中心である財界人や現役大佐、軍隊OBたちによる密輸事件の顛末がコールドウェル、ドナ父娘の挿話で停滞してしまうのは勿体無い。結末や宝石を運ぶトリックもかなり大ざっぱな感じは否めない。

サンフランシスコの地の利を生かしたカーアクションや中華街での追跡劇、ラストの銃撃戦など、この監督の持ち味である活劇シーンなどに見どころがある。

ベトナム戦争を共に戦った盟友同士の友情と皮肉な結末にもほろっとさせられる。(MIHOシネマ編集部)

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