人気漫画を実写化したドラマの映画版シリーズ4作目。横浜を舞台に、ジャンボジェット機墜落事故の被害者を救助する特殊救難隊の物語がメイン。監督は『逆境ナイン』の羽住英一郎、脚本は『龍馬伝』の福田靖。
映画『BRAVE HEARTS 海猿』 作品情報
- 製作年:2012年
- 上映時間:116分
- ジャンル:ヒューマンドラマ
- 監督:羽住英一郎
- キャスト:伊藤英明、加藤あい、佐藤隆太、仲里依紗、三浦翔平 etc…
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映画『BRAVE HEARTS 海猿』 評価
- 点数:60点/100点
- オススメ度:★★★☆☆
- ストーリー:★★★☆☆
- キャスト起用:★★★★☆
- 映像技術:★★★★☆
- 演出:★★★☆☆
- 設定:★★★☆☆
[miho21]
映画『BRAVE HEARTS 海猿』 あらすじ(ストーリー解説)
映画『BRAVE HEARTS 海猿』のあらすじを紹介します。
前作の天然ガスプラント爆発事故から2年。仙崎大輔(伊藤英明)は自ら志願して最も危険な「特殊救難隊」に配属され、後輩の吉岡(佐藤隆太)と激しい訓練をこなしていた。
大輔の妻・環菜(加藤あい)は二人目の子どもを身ごもり、吉岡にも彼女(仲里依紗)ができていた。訓練は激しいが、充実した日々を送っていた二人。
あるひ、吉岡の彼女が搭乗していたジャンボ機が海上に墜落。ジャンボ機が海に墜落するまでの20分間で、乗客乗員346名を全員救助できるのか?シリーズ史上、最も過酷な現場での救助活動が始まろうとしていた……。
映画『BRAVE HEARTS 海猿』 感想・評価・レビュー(ネタバレ)
映画『BRAVE HEARTS 海猿』について、感想・レビュー・解説・考察です。※ネタバレ含む
映画らしい映画
ドラマで出来ないことを映画でやる。そうでなければ、映画を作る意味が無い。アクションがある映画は特にそう。
このシリーズは演出に難はあるが、大規模なションが毎回用意されています。大変結構なことです。映画を作る意味があります。救助現場が過酷すぎて、年々難易度が増していくSASUKEみたいになってますが、それはご愛嬌ということで。本作の演出は過去作に比べればだいぶまともです。相変わらずスローモーションが鬱陶しいけど、フジテレビの映画にはスローモーションがつきものなのでしょうがないです。物語は相変わらずつまんないです。
伊藤英明・佐藤隆太という俳優
主演コンビは二人とも熱血キャラです。伊藤英明は熱血過ぎてマジックマッシュルームで病院送りになりました。そして、二人とも演技が過剰です。
この2点から、この二人はまともな人間には見えません。伊藤英明は『悪の教典』で狂った教師を怪演していましたし、佐藤隆太は『ROOKIES』で狂った野球監督を怪演していました。
狂った役を見事にこなせる二人だからこそ、過酷な現場で頑張る姿が様になります。普通の人間なら出来ないことをやってのけそうな顔と演技力。ベストキャスティングだと思います。
映画『BRAVE HEARTS 海猿』 まとめ
シリーズは少しずつ成長を遂げ、本作でようやく普及点の映画になりました。おめでとうございました。演出は相変わらず下手だし、脚本は無理がある。伊藤英明と佐藤隆太に頼りすぎな点は気に入りませんが、悪く無いと思います。ただ、俳優の演技で言えば、加藤あいがあまりにも存在感がなさすぎ・他の女優で良すぎなのが残念。
一応シリーズ最終作ということで、駄作なのに死ぬほど儲かるフジテレビらしい映画シリーズが終わって清々しているんですが、本作はある程度のクオリティだったので、もう1作見てみたい気はします。
羽住とかいう駄作製造機は最近ドラマで忙しいみたいなので、三池崇史監督でお願いしたいです。クライアントの無理な注文をこなすことについては、右に出るものはいない監督ですから。
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