12000作品を紹介!あなたの映画図書館『MIHOシネマ』

映画『ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン』の概要:2011年製作のアメリカ映画。親友のブライズメイドの総まとめ人を頼まれた独身のヒロインが、親友の新しく出来た友人と競い合い結婚式の段取りをぶちこわしてしまうというドタバタ劇。切なくも笑えるハートウォーミングコメディ。

映画『ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン』の作品情報

ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン

製作年:2011年
上映時間:125分
ジャンル:ラブストーリー、コメディ
監督:ポール・フェイグ
キャスト:クリステン・ウィグ、マーヤ・ルドルフ、ローズ・バーン、ウェンディ・マクレンドン=コーヴィ etc

映画『ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン』の登場人物(キャスト)

アニー(クリスティン・ウィグ)
元カップケーキ屋を営んでいたアラフォーの独身女性。現在は母親のツテで宝石やのバイトをしているが、上手くいかない。SEXフレンドはいるが、中々恋愛に繋がらず悩んでいる。
リリアン(マーヤ・ルドルフ)
付き合っていた彼からプロポーズされ結婚が決まったばかり。アニーの親友だが、披露宴のことで浮かれ少々自分を見失っている。
ヘレン(ローズ・バーン)
女友達がいないことから、リリアンとアニーの友情に嫉妬しアニーとリリアンの友情をかけて意地の張り合いをする。意地悪だが本当は孤独なだけ。
ローズ巡査(クリス・オダウド)
夜中の取り締まりをきっかけにアニーと親しくなっていく。熱血で真面目な男。

映画『ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン』のあらすじ【起】

アニーは独身の女性。
彼氏はおらず、SEXフレンドの男が1人いるだけ。
ダメだと思っても彼と会ってしまう自分にも嫌気がさしていた。
仕事に関しても以前はカップケーキの店を営んでいたが潰れ、現在は母親のツテで何とか紹介してもらった街の小さな宝石店で仕事をしている日々。

そんな時、最近親友のリリアンが彼にプロポーズされ、結婚が決まった事を報告された。
寂しく思いながらも心から喜んでいるアニー。
ブライズメイドをまとめるブライズメイズオーナーを頼まれたアニーは、勿論二つ返事で承諾した。

最初のブライズメイズ達の顔合わせのパーティーが開催され、アニーはリリアンに今回の式のブライズメイズを紹介される。
リリアンの従姉妹で3人の子持ちのリタ。
新婚で夫一筋のベッカー。
新郎の妹で異常に男勝りのメーガン。
そして新郎の上司の妻で、セレブで美人のヘレンである。

とくにアニーはヘレンの存在が気になった。
顔だけでは無く立ち振る舞いも美しいヘレンは、まだ付き合いが浅いリリアンにアニーよりも親しげに接しているからだった。
それはアニーの想像では無く、実際にスピーチでも親友のアニーを差し置いてリリアンの事を全て知っているかのような口ぶりで話し、その姿はまるでアニーと競い合っているようだったのである。

映画『ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン』を無料視聴できる動画配信サービスと方法
映画『ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン』を無料視聴できる動画配信サービスと方法を分かりやすく紹介しています。

映画『ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン』のあらすじ【承】

ブライズメイズ達のドレス選びの日。
ブライズメイズオーナーであるアニーの仕切りで、全員でブラジル料理店で食事をした。
その店は外見こそ悪かったが、味は問題なかった。

リリアンが席を立った隙に、結婚前パーティーの案をフランス式にしたらどうかと提案したアニーはヘレンに古くさいと意見されてしまう。
リリアンはフランスに憧れがあり、それを知っての提案だと説明したのだが、周りの反応はいまいちでアニーも返す言葉が無い。

その後高級ドレス店にドレス選びに向かったが、人気店なのに予約をしなかったアニーは店のスタッフに断られてしまう。
そこでヘレンは自分の顔で全員を中に入れてもらうように頼むと、セレブでその店の常連だった彼女の頼みはすんなり受け入れられた。

ヘレンのおかげで中に入れた彼女達はそれぞれドレスを選んでくる。
アニーはリリアンのドレスを邪魔しないシンプルなデザインが好みだったが、リリアンのウェディングドレスはまたまたヘレンのツテでフランスのデザイナーに注文をしてもらい作ってもらっているから気にしないで良いと言われてしまう。

その時だった。
全員がブラジル料理に当たったのか、酷い嘔吐と下痢に見舞われてしまい原因は不明のままだったが、結果的にアニーが責任を問われる形となってしまった。

映画『ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン』のあらすじ【転】

さらにアニーの不幸は続く。
ブライズメイズ達の旅行をリリアンの両所有の湖畔の別荘を提案したアニーだったが、ヘレンの根回しでブライズメイド達はラスベガスに行く気満々である。

仕方なく一緒に行くことになったが、飛行機嫌いのアニーは不安で仕方ない。
しかも他の皆はファーストクラスにいるのに、アニーは1人エコノミーに座っている。
不安が募りリリアンの所にやってきたアニーは、ヘレンに薬と酒を飲まされ泥酔状態。
客室乗務員に悪態をつき、機内をめちゃくちゃにしたことで緊急着陸させられシカゴに強制で帰らされることになってしまう。

シカゴまでのバスの中で、アニーはリリアンに謝罪するが酷く怒っている彼女は許すはずも無い。
そしてブライズオーナーをヘレンに交代すると言い出した。
これにはショックだったが、言い返すことも出来ないアニーだった。

人知れず孤独感に苛まれるアニーは、最近知り合ったローズ巡査の元に向かう。
車のライトが壊れていることで取り締まった彼女が、巡査は自分が好きだったカップケーキ屋を営んでいた人物だとしり親近感を持っていたのだ。
そのため少しずつ会う度に会話するようになっていったのだった。

その夜、2人は一夜を共にし、彼の優しさを知る。
しかしもう1度カップケーキを作って自信を持って欲しいと願う彼の優しさに素直になれないアニーは喧嘩をし、家を出てしまった。

ある日ブライズオーナーは交代したが、ヘレンから招待状が届く。
それは独身最後の祝賀パーティーだった。
招待状の場所であるヘレンの家は豪邸で、呆気にとられているアニー。
屋敷の中に入るとさらに驚いた。
以前ブラジル料理店で提案したアニーのアイデアを、そのまま使っているのである。
全てフランス式でチョコフォンデユや、可愛らしいクッキーが飾られていた。

そこまでは悔しさを抑えていたが、その後プレゼントを渡す時間にヘレンがパリ旅行をプレゼントしたことで我慢の限界が来たアニーは、パーティーを台無しにしてリリアンと決別した。

映画『ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン』の結末・ラスト(ネタバレ)

親友も好きな人も仕事も失ったアニーは、ただ自宅で引きこもっている。
そんな時ヘレンから連絡が来た。
リリアンが式を控えて居なくなってしまったのだと言うのだ。
心配したアニーはローズ巡査に協力を依頼し、携帯電話の居場所を探してもらうと何と彼女は自宅にいた。

ローズに嫌みを言われながら、ヘレンと彼女の自宅に向かう。
その途中、ヘレンは泣きながらアニーに謝った。
自分には友人がいなくて、旦那も帰って来ないのだと言うのだった。
アニーは許すことは出来ないが、静かに話しを聞いている。

自宅に到着したアニーはリリアンに会いに行く。
そして謝罪した。
リリアンもまた親友のアニーに対して悪いことをしたと思っていた。
しかもヘレンに任せていたことで、費用がかさみリリアンの父親が怒っているというのだった。

結婚式当日。
アニーは式に出席し、ブライズメイド達と楽しく過ごした。
そしてヘレンにも、良かったら3人で今度飲もうと誘う。
ヘレンは素直に喜んだ。
式場から出るとローズ巡査が迎えに来ていた。
2人もまた互いの存在を大事に感じ、キスをしたのだった。

映画『ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン』の感想・評価・レビュー

アニーの、少しお馬鹿ではちゃめちゃな性格が何故か嫌いになれなく、周りからするとほっとけない、愛されるキャラが見所である。結婚を控えた親友のリリアンや、ブライズメイズ達の個性もかなり強く、ぶつかり合うばかりではあるが、それが面白くお腹を抱えるほど笑えた。特にヘレンとのやりとりが強烈で、でも最後には彼女たちらしく仲直りするシーンも好きだ。またローズ巡査との関係も修復し、再びケーキ屋を運営しだしたアニーの姿がたくましく、そして楽しそうであり、笑えると共にほっとした瞬間だった。(女性 20代)


仕事も恋愛も上手くいかず、人生に行き詰まったアニー。そんな彼女の親友が婚約し、花嫁介添人「ブライズメイド」のまとめ役をする事に。崖っぷちな自分とそれ以上に様々な問題を抱えた一癖も二癖もある花嫁介添人たちをまとめるために、奮闘するアニー。しかしハプニングが続出しありえない展開になります。
全米で興行収入1億ドルを突破する大ヒットとなった今作。花嫁介添人たちのドタバタコメディです。キャラクターの癖が強すぎて、こんなのありえないでしょと思ってしまいますが、本当に面白くて腹を抱えて笑ってしまいます。
女性同士で観たら更に楽しめる作品です。(女性 30代)


やりたいことをやれない人生への不安、同世代の友人と比べて焦ってしまう気持ち、それでもなかなか前に進めない恋愛など、独身女性のリアルな心の葛藤を上手に表現しながらも、ここまでゲラゲラと笑えるコメディに仕上がっているのは単純にすごい。本当に面白かったしよく笑った。
きっとこれからはアニーとリリアンにヘレンが加わって、三人で飲みに行く夜もあるのだろうなと思うと微笑ましい気持ちになる。飾り気はないが、まじめで男らしいローズ巡査との恋も素敵で応援したくなった。主人公と一緒に泣いて、笑って、ハッピーになれる映画。(女性 30代)

みんなの感想・レビュー