映画『爆裂都市 BURST CITY』のネタバレあらすじ結末と感想 | MIHOシネマ

「爆裂都市 BURST CITY」のネタバレあらすじ結末と感想

爆裂都市 BURST CITYの概要:某国の未来都市。町の貧民層に暴力団、パンクロッカーに暴走族。原発施設の建設を巡る争いがきっかけで、彼ら全員が途方も無い暴動を巻き起こす。説明など必要ない、言葉を超えた映画の力がここにある。

爆裂都市 BURST CITYの作品情報

爆裂都市 BURST CITY

製作年:1982年
上映時間:116分
ジャンル:SF、アクション
監督:石井聰亙
キャスト:陣内孝則、大江慎也、伊勢田勇人、鶴川仁美 etc

爆裂都市 BURST CITYの登場人物(キャスト)

コマンド佐々木(陣内孝則)
バトル・ロッカーズのボーカル。激しい気性の男で、観客を魅了する。新進気鋭のマッド・スターリンというバンドと対決をする。
フライング風戸(大江慎也)
バトル・ロッカーズのメンバー。修理工だったが、生意気な口を聞いてクビになる。佐々木同様、演奏に入ると気性が荒くなる。
黒沼(泉谷しげる)
菊川ファミリーの一員。美少年が好きで、商売のために政治家にも美少年を紹介する。恋仲にあった美少年を殺され、その政治家を殺す。
菊川(上田馬之助)
暴力団の組長。原子力発電所を建てるため、町の貧民層の人間達を強制労働者として雇う。反抗してきた彼らによって殺されてしまう。
坂田(麿赤児)
強制労働者の集団を率いる男。暴力団である菊川ファミリーの圧力に反抗し、戦いを挑む。黒沼とも知り合いで、迫力のある男。

爆裂都市 BURST CITYのネタバレあらすじ

映画『爆裂都市 BURST CITY』のあらすじを結末まで解説しています。この先、ネタバレ含んでいるためご注意ください。

爆裂都市 BURST CITYのあらすじ【起】

そこは某国の未来都市。疾走する車の後部座席に乗る男は、この町もおとなしくなりましたともう一人の男に言う。

土曜の夜、「20000V」という名前のライブハウスで、ロックのライブが行われていた。人気ロックバンドのバトル・ロッカーズ。そして新進気鋭のマッド・スターリン。その日も、観客のボルテージは最高潮だった。ボーカルのコマンド佐々木の合図で、バトル・ロッカーズの演奏が始まる。演奏の終わり、佐々木は観客に飛び込む。

今度は、曲調はバトル・ロッカーズと違うが、観客を狂信的にするようなマッド・スターリンの演奏が始まる。

ゲイが性的な快楽に耽るための場所に、ある男がやってくる。彼は政治家で、その店の店員である黒沼はその政治家に美少年を紹介する。

この街の貧民層の暴走族達は、車やバイクで夜な夜な暴走行為をしていた。そこへ、流れ者のレーサーがやってくる。やがて彼らはチキンレースを始め、流れ者のレーサーの車は転倒してしまう。勝利した暴走族は、歓喜に酔いしれる。

爆裂都市 BURST CITYのあらすじ【承】

男の相手をしていた美少年は、行為が終わって黒沼のもとへとやってくる。憔悴しきった美少年を、黒沼は優しく抱きかかえる。そして、二人は部屋で抱き合う。

謎の集団と喧嘩しているキチガイ兄弟。そこへ、集団のボスである坂田という男がやってきてその喧嘩を止める。坂田はキチガイ兄弟に、俺たちは敵ではないと言う。ここはみんなの土地だから、争いはやめようとキチガイ兄弟に伝える。

バトル・ロッカーズのフライング風戸は、仕事場で上司に逆らって仕事をクビになる。他のメンバーであるパンク死士とミラクル賀仁悪も同様の行為を行い、クビにされてしまう。

菊川ファミリーがアジトに集まっている。そこで演説をする菊川。そこには、黒沼の姿もあった。

原子力発電所を町に建てようと黒沼に言う政治家の男。その男は、先日黒沼が美少年を紹介した政治家だった。彼は、そうすればこの町の屑達にも働き口ができるだろうと語る。

バトル・ロッカーズの演奏中、マッド・スターリンが乱入してくる。マッド・スターリンは力ずくでマイクを奪い、勝手に演奏を始める。舞台上では、壮絶な殴り合いが展開している。

爆裂都市 BURST CITYのあらすじ【転】

舞台上で放尿をするなどして暴れまわるマッド・スターリンのメンバー。そこへ、機動隊が現れて暴走を止めに入る。

その頃、いつものように暴走族達が暴走行為をしていると、そこにも機動隊がやってくる。機動隊を追い払った暴走族のもとに、キチガイ兄弟が姿を現す。そして、彼らは殴り合いの喧嘩を始める。暴走行為で勝負をする彼らだったが、キチガイ兄弟はその速さで暴走族達を置き去りにしてしまう。

暴走族を打ち負かしたキチガイ兄弟を、坂田が褒め称える。その後、黒沼が坂田を訪れ、二人は久しぶりの再会を懐かしむ。

バトル・ロッカーズのメンバーが、ふとしたことが原因で殴り合いの喧嘩をする。そこへ、風戸が現れ、「20000V」が二週間の営業停止になったとメンバー達に伝える。

バトル・ロッカーズのメンバーは、演奏できない鬱憤を暴走行為で晴らそうとする。その途中、警察が彼らの車を止める。生意気な態度をとる警察に、佐々木は殴りかかる。

謎の集団が、原子力発電所を建てようとしている。そこに現れたのは、菊川ファミリーだった。謎の集団は、暴力団の菊川ファミリーに雇われた強制労働者だったのだ。

爆裂都市 BURST CITYのあらすじ【結】

黒沼が美少年に、もう一回だけ頼みを聞いていてくれと懇願する。しかし、美少年は嫌だと断る。大事な客だからといって、しつこく頼む黒沼。美少年はそれを、きっぱりと断れないでいる。

強制労働者達は、菊川ファミリーに泊まり込みで働くように強制される。その頃黒沼は、再び政治家の男に美少年を接待させていた。

強制労働者達が反乱を起こす。菊川ファミリーは、その手強さに四苦八苦する。その頃、マッド・スターリンが車の上で爆音のライブを開始する。

黒沼が、政治家の男と美少年がいる部屋へと入る。すると、そこに、血まみれになった美少年の姿があった。怒り狂った黒沼は、その場にいた政治家の男を刺し殺す。

マッド・スターリンの演奏中、バトル・ロッカーズが乱入する。やがて、二組の対決は、ファンや警察を巻き込んだ争いへと発展していく。その頃、強制労働者達と菊川ファミリーの争いも激しくなっていく。

マッド・スターリンが爆死したり、警察がランチャーを撃つなどして争いは混沌としていく。そして、生き残った佐々木は警察を殴り、なめるなよと叫びながら腕を掲げる。戦いから去ったキチガイ兄弟は、二人で町を疾走していた。

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