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映画『カフェ・ソウル』あらすじネタバレ結末と感想

映画『カフェ・ソウル』の概要:2009年の日本映画。フード・ルポライターの井坂順がソウルで偶然出会った伝統菓子店「牡丹堂」の危機のため、オーナーの弟と協力して起死回生を図る感動的な作品である。

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映画『カフェ・ソウル』 作品情報

カフェ・ソウル

  • 製作年:2009年
  • 上映時間:94分
  • ジャンル:ヒューマンドラマ
  • 監督:武正晴
  • キャスト:John-Hoon、斎藤工、京野ことみ、キム・ドンウク etc

映画『カフェ・ソウル』 評価

  • 点数:70点/100点
  • オススメ度:★★★☆☆
  • ストーリー:★★★☆☆
  • キャスト起用:★★★★☆
  • 映像技術:★★★☆☆
  • 演出:★★★☆☆
  • 設定:★★★★☆

映画『カフェ・ソウル』 あらすじネタバレ(ストーリー解説)

映画『カフェ・ソウル』のあらすじを紹介します。※ネタバレ含む

映画『カフェ・ソウル』 あらすじ【起・承】

日本から来たフード・ルポライターの井坂順(斎藤工)は、路地裏で一件の伝統菓子の店を見つけた。
名前は牡丹堂と言い、寡黙でいかにも職人気質のオーナーのサンウが一人で店を運営している。
井坂はサンウの実直で情熱のある人間性に惹かれ、また店の成り立ちにも興味も持ったためこの店を取材することに決めた。

しかし牡丹堂には悩みがあった。
実は地元のヤクザが開発のためにこの店の権利を買いたいと、半ば脅しで話を進めようとしていたのだ。
ある日ヤクザがいつも通り店にやってきて、言うことを聞かないサンウに暴力を振るう。
そのせいで怪我をした彼はしばらく店に立てない体に。
お菓子作りすら難しい窮地の事態に陥ってしまう。

そんな時、サンウの弟のサンヒョクが実家に帰ってきた。
彼はミュージシャンになるのを夢見て家を飛び出したままだった。
しかし突発性難聴になりその夢は叶わず、帰宅したのである。

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映画『カフェ・ソウル』 結末・ラスト(ネタバレ)

最初、サンヒョクと井坂はうまくいかず言い合いになることもしばしば。
だが井坂は明るく、前向きな性格だった。
店の問題や家族の問題で仲違いをしていたサンウとサンヒョクも、祖父の代から受け継いできたこの店を守りたいと同じ気持ちになる。
そしてサンヒョクはサンウから習い、菓子作りに没頭するのだった。

ある日、ヤクザの親分が店に来る。
ある勝負を持ちかけるためだった。
その勝負とは、サンウの二人目の弟サンジンとの料理バトル。
サンジンは洋菓子のパティシエとなり、有名になっていた。
そして何と親分に出資をしてもらい、「牡丹堂」という同じ名前の洋菓子店まで出店していたのだ。

腕が良いパティシエとして有名なサンジンが相手では勝てるはずがないと鼻から諦め君のサンヒョク。
そこで井坂が父親から聞いた言葉を教える。
「食は五感芸術だ」と。
その言葉にサンヒョクはヒントを得たような気がした。

勝負の日。
やはりサンジンの腕は凄かった。
圧倒的にサンヒョクに差をつけたサンジンは自分でも勝利を確信していた。

しかし最後の最後でサンヒョクが巻き返す。
それはおこげを出した時だった。
シンプルで飾り気の無いおこげ、しかしそれは3兄弟の祖父が大事にしてきた店の味だったのだ。
祖父のおこげを食べて育ってきたヤクザ達、親分も同じだった。
一口食べて昔の記憶を辿った彼ら。
食べたら昔を思い出すそのままの味。

勝負はサンヒョクの勝利だった。
店は存続できることとなって喜ぶ彼ら。
しかしサンジンは罰が悪そうにしていた。
そんな彼にサンヒョク達は言う。
さすがサンジンだと。

全てを取材し、同行した井坂はいよいよ日本へ帰国することになった。
この旅で彼らは国を超えて友情を築いた。
また帰ってくるよと言い、バスに乗り込むのだった。

映画『カフェ・ソウル』 感想・評価・レビュー(ネタバレ)

映画『カフェ・ソウル』について、感想・レビュー・解説・考察です。※ネタバレ含む

斉藤工主演

ここにきて急に人気が出ている人気俳優・斉藤工。
この映画が製作された時はたいして人気は無かった。
むしろサンヒョク役の韓国俳優、John-Hoonを見たくて鑑賞したのだ。
この時は随分身長の高い2枚目だと思うくらいだった。
しかし引き込まれる演技をしていたので、気になる存在であることは間違いない。

彼の演技はナチュラルなのがウリだ。
わざとらしくなく、それでいて地味でもない。
まさに天職といったところだろうか。

本作品でも実直で明るいルポライター役を好演している。
味わい深い彼の演技は大したものである。

物凄く地味な映画

韓国の伝統菓子店を舞台に物語は進んでいくのだが、なんとも言えない地味な作品である。
当時韓国ドラマで「宮」という作品に出演していたJohn-Hoonを何とかキャスティングしたいという制作者側の強い欲求が見て取れる。

もちろん内容も充実していて楽しめるのだが、まず撮影の場所移動があまりなく菓子店がほぼメインなこともあり、目が楽しめないということもあるかもしれない。
淡々と綴られた職人の家の話を静かに見ている気分だ。

特別盛り上がりも無いわけで面白くも無いが、かといって凄くつまらないかと言うとそうでも無い。
普通に見るには申し分の無い範囲である。

恋愛が絡まなくて好印象

本作品は二枚目ぞろいにも関わらず、あまり女性の臭いがしないのが良い。
恋愛が絡んでしまうとそれで時間が割かれてしまうところだが、純粋に菓子店を盛り上げようとしているところが万人受けするところであろう。


食べ物をテーマにした作品が好きな方にはきっと響くであろう今作。個人的には恋愛要素が無いのも推せるポイントです。
韓国を舞台に描かれるお菓子の世界は日本の伝統とは異なる部分が多く、サンウが黙々と作り出すお菓子を見ているだけで、こだわりや情熱をを感じることが出来、ものすごく楽しかったです。
そこに現れるヤクザたち。日本ではこういう姿のヤクザはヤクザ映画でしか登場しませんが、韓国映画にはこの手のヤクザがよく出てきます。とは言え、暴力的なことをする訳では無いので安心して見られるでしょう。
最後の戦いも見応えがあり、心が温まるストーリーになっていました。(女性 30代)

映画『カフェ・ソウル』 まとめ

韓国と日本の俳優の共演。
当時韓流スターが人気だった日本ではおそらくJohn-Hoonを売り出すのに制作したはずなのであろう。
しかし今となっては斎藤工が出演しているレアな映画というイメージが強くなっている。

笑顔が可愛らしく、いかにも純粋そうに笑う彼の演技はこの頃から注目すべき俳優であった。
本作品は男だらけでセットやスケールも身近で小さいが、だからこそ親しみやすさの生まれた作品と言っても良い。
この手の映画は後で観ると余計に良さが増すものである。
大人がじっくり見る映画のジャンルであるのだ。

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